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第3章  計画の推進に向けて

1  計画の概要

第1章  計画の基本的な考え方 

 

 

(1)計画策定の背景 

①  4人に1人が高齢者の社会に突入 

  我が国は、総人口が減少する一方、高齢者が増加する時代を迎えています。介護保 険制度がスタートした平成 1 2 年の高齢化率(6 5 歳以上人口が全人口に占める割合)

は 1 7 .3 %でしたが、いわゆる「団塊の世代」(昭和 2 2 年〜昭和 2 4 年に生まれた人)

が 6 5 歳に達した影響もあり、平成 2 5 年 1 0 月1日現在で 2 5 .1 %になり、4人に 1人が高齢者という社会に突入しました。 

  北区においても、平成 1 2 年の高齢化率は 1 9 .2 %でしたが、平成 2 5 年 1 2 月1 日現在で 2 5 .0 %に達し、さらに本計画の最終年に当たる平成 2 9 年には 2 7 .0 %ま で上昇すると推計されています。その後は減少傾向に転じ、平成 3 2 年には 2 6 .7 %、

団塊の世代が 7 5 歳を迎える平成 3 7 年には 2 5 .1 %になると見込まれているものの、

介護や医療等の支援を必要とする高齢者の増加を見据えた取組が求められます。 

 

②  家族構成・地域社会の変化 

  平成 2 2 年の東京都の高齢者単身世帯数は、6 5 万世帯となっており、今後は平成 2 7 年に 7 9 万世帯、平成 3 7 年に 9 0 万世帯まで増加するものと見込まれています。

そのうち、7 5 歳以上の単身世帯の割合は、平成 2 2 年は 5 1 .9 %でしたが、平成 2 7 年には 5 3 .0 %、平成 3 7 年には 6 3 .3 %に達するものと見込まれています。 

  北区においても高齢者単身世帯数は増加傾向にあり、平成 2 3 年では 2 7 ,6 3 1 世 帯でしたが、平成 2 6 年には 2 9 ,3 1 2 世帯に増加しています。 

  高齢者単身世帯の増加や近隣関係の希薄化等の地域社会の変化が進むなか、さまざ まな生活課題に直面している高齢者が安心して生活できるよう、地域全体で高齢者を 支える仕組みづくりが求められています。 

 

③  介護保険制度の動向 

今日、介護保険制度は創設から 1 0 年以上が経過し、介護保険サービスの利用者は 在宅サービスを中心に着実に増加しており、高齢者の生活を支える上で必要不可欠な 制度として定着しています。 

その一方で、要支援・要介護高齢者の増加やサービス利用に伴う介護給付費の増加に 対応するため、度重なる制度改正が行われてきました。平成 1 7 年6月の改正では、予 防重視型システムへの転換、地域密着型サービスの導入、地域包括支援センターの創設 など、地域包括ケアシステムの確立に向けて新たなサービス体系が導入されました。 

平成 2 3 年6月の改正では、地域包括ケアシステムのさらなる充実を目指し、「定 期巡回・随時対応型訪問介護看護」などのサービスが創設されました。 

 

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平成 2 6 年6月の改正では、予防給付の一部のサービスが地域支援事業に移行され るなど、多様な主体による柔軟な取組により、効果的かつ効率的にサービスを提供で きる体制の整備が図られました。また、低所得者の保険料の軽減割合を拡大する一方 で、持続可能な介護保険制度の構築に向け、一定以上の所得のあるサービス利用者の 自己負担割合が引き上げられました。 

 

④  地域包括ケアシステムの推進 

前述の通り、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが一体的に提供される

「地域包括ケアシステム」の構築の必要性が強く打ち出され、第5期計画より取組を 推進しています。 

団塊の世代が 7 5 歳を迎える平成 3 7 年には、介護や医療等の支援を必要とする高 齢者、高齢者単身世帯または高齢者のみ世帯で暮らす高齢者、認知症高齢者の増加が 見込まれ、介護サービスへの依存度の高まりや高齢者を介護する家族の負担も重くな っていくことが考えられます。 

第6期計画では引き続き、「地域包括ケアシステム」の考え方に基づき、サービス 提供体制や地域ネットワークの整備をさらに推進します。 

 

⑤  平成 37 年を見据えた計画の策定 

本計画は、団塊の世代が後期高齢者(7 5 歳以上)になる平成 3 7 年を見据えた「地 域包括ケアシステム」の確立に向けて、介護保険関連の法律や国及び東京都の示す指 針等を踏まえ策定します。 

 

(2)計画の目的 

  本計画は、「北区基本構想」の基本目標の1つである「健やかに安心してくらせる まち  北区」の実現に向けて、高齢者施策のうち、介護保険事業に係る保険給付を円 滑に実施することを目的として策定するものです。 

 

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(3)計画の位置づけ 

①  法的な位置づけ 

  本計画は、介護保険法第 1 1 7 条に規定された「市町村介護保険事業計画」として 策定するものです。 

 

②  区の関連計画との関係 

  本計画は、「(仮称)北区基本計画 2 0 1 5 」の考え方及び「北区地域保健福祉計画」

における地域保健福祉推進の理念を踏まえ、高齢者の介護保険事業に係る保険給付に ついて取りまとめたものです。また、本計画は、区の関連計画(「障害者計画」、「障 害福祉計画」、「北区ヘルシータウン 2 1(第二次)」、「北区住宅マスタープラン 2 0 1 0 」 など)及び北区社会福祉協議会の「第3次北区地域福祉活動計画」との整合を図って います。 

 

③  介護保険事業計画と高齢者保健福祉計画の関係 

  高齢者保健福祉計画は、高齢者の保健福祉全般に関わる計画であり、介護保険事業 計画を一部包含するものです。 

なお、高齢者保健福祉計画については、平成 2 3 年度に実施した全高齢者実態把握 調査の結果を反映させるため、平成 2 4 年度に策定し、平成 2 5 年度から平成 2 9 年 度までの計画となっています。そのため、今回は介護保険事業計画のみを策定します。 

                                   

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北区基本構想 

(仮称)北区基本計画 2015 

︵北区社会福祉協議会︶

 

第3次北区地域福祉活動計画

 

北区住宅マスタープラン 2010 

 

     

       

北区高齢者保健福祉計画

(老人福祉法第 2 0 条の8)

北区介護保険事業計画 

(介護保険法第 1 1 7 条)

北区地域保健福祉計画 

北区障害者計画

 

北区障害福祉計画

 

北区子ども・子育て支援  計画 2 0 1 5

 

北区ヘルシータウン 2 1  

(第二次) 

 

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(4)計画の期間 

  本計画は、3年を1期として策定されるものです。第6期計画は、平成 2 7 年度か ら平成 2 9 年度までの 3 年間を計画期間としますが、団塊の世代が後期高齢者(7 5 歳以上)となる平成 3 7 年を見据え、中長期的な視点に立って策定します。 

     

平成 24 年度 

〜    平成 26 年度 

平成 27 年度 

〜      平成 29 年度 

平成 30 年度 

〜      平成 32 年度 

平成 33 年度 

〜      平成 35 年度 

平成 36 年度 

〜      平成 38 年度 

     

   

         

     

   

   

(5)計画の策定体制 

①  介護保険運営協議会での検討 

  本計画の策定にあたって、従来から設置されている「北区介護保険運営協議会」及 び「第6期北区介護保険事業計画策定検討会」で検討を行いました。 

 

②  区民参加及び区民意見の反映 

  区民参加及び区民の意見を反映させるため、「北区介護保険運営協議会」に4名の 区民委員の参画を得て、検討してきました。 

  また、高齢者や介護サービス事業者を対象としたアンケート調査の実施や公聴会の 開催のほか、北区ニュース及び北区ホームページに本計画の「中間のまとめ」を掲載 し、パブリックコメントを行うなど、幅広く区民の要望・意見を反映します。 

 

 

第   期 

第  6  期 

第  期  第  期  第 9   期 

32 年度  37 年度 

☆  ☆ 

 

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