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1 観光の現況 

本市は、首都圏と関西圏の中間地点という好立地に加え、雄大な遠州灘をはじめ、四季折々、様々な表情 を見せる浜名湖や天竜川、豊かな森林を有する北遠の山々など自然環境に恵まれている。また、温泉、花、

食などの魅力のほか、名所旧跡や祭り、さらには伝統芸能、アミューズメント施設など多くの観光資源を有し ていることから、国内外からの誘客に取り組むなど、観光振興に努めている。

 また、組織改正に伴い、平成 27 年 7 月からシティプロモーション担当、平成 29 年 4 月からはふるさと納 税担当も統合し、観光施策とシティプロモーションを一体的に実施している。

観光入込客数の推移         (単位:千人)

年度 観光入込客数 宿泊客数 外国人宿泊客数

平成 25 年度 17,498 2,198 136

平成 26 年度 18,524 2,281 228

平成 27 年度 18,276 2,580 399

平成 27 年度の浜松市全体の観光交流客数は 18,276 千人で、前年度を約 248 千人 (1.3% )下回った。

2 施策の概要 

(1)浜名湖観光圏整備事業

平成 26 年度に観光圏整備法に基づいた観光圏として、国土交通大臣から認定を受けた。環浜名湖周辺 地域の市町(浜松市・湖西市)と観光関連団体、運輸事業者等で構成される「浜名湖観光圏整備推進協議会」

において、国からの支援を受けて観光地域ブランド確立に向けた事業を実施している。

○平成 28 年度主な実施事業

・「海の湖」ブランド推進事業

・広報伝・DMO 推進事業

・インバウンド推進事業

・ぐるっと浜名湖トレイル「ハマイチ」推進事業

・浜名湖舟運推進事業

・フラワーツーリズム推進事業

(2)外国人観光客誘致事業

観光立国の実現を目指し、国を挙げて外国人観光客の増大を図るための事業が積極的に展開されている。

本市においても、成長する海外の活力を本地域の経済へと取り込むため、海外からの誘客を図っている。

本市の魅力を最大限にアピールするため、製造業や農林水産業などと連携した事業を実施している。

メインターゲット:アジア地域(中国、韓国、台湾、ASEAN 地域 ) 重点事業:

・観光分野の都市間協定を締結している中国・瀋陽市、杭州市、台湾・台北市とのネットワークを 活用した誘客の推進

・花やサイクリング、企業視察など、テーマを絞ったツアーの誘致

・成長著しい ASEAN 地域からの誘客強化

(3)コンベンション推進事業

本市は、平成 6 年に国際会議開催施設と誘致及び円滑な開催に関する支援体制を有する「国際会議観 光都市」として認定され、( 公財 ) 浜松観光コンベンションビューローを中心に国際会議、学会など様々な コンベンションやイベントの誘致を図り、国内外の人々や文化の交流、経済の活性化を促進するとともに、

会議等で訪れる人々に対するホスピタリティの醸成やアフターコンベンションの充実に努めている。

○コンベンション開催助成金交付状況          (単位:件)

年度 助成会議件数(うち国際会議)

平成 26 年度 44(4)

平成 27 年度 31(5)

平成 28 年度 33(4)

(4)浜松市観光インフォメーションセンター・ツーリズムセンターの運営

JR浜松駅構内に市観光インフォメーションセンターを開設しており、本市を訪れる観光客に対する観光 案内をはじめ土産品や産業の紹介などを行っている。また、弁天島、奥浜名湖、天竜にツーリズムセンター を開設している。

○来訪者数         (単位:人)

浜松駅 弁天島 奥浜名湖 天竜 合計

平成 26 年度 133,942 5,113 1,280 3,734 144,069 平成 27 年度 133,088 4,672 1,499 3,555 142,814 平成 28 年度 141,252 4,051 2,380 3,560 151,243  

(5)シティプロモーション事業

本市の持つ歴史や文化等、地域資源の魅力を磨き上げ、国内外にアピールすることで、浜松へ観光に訪 れる交流人口の増加を目指している。このため、多様なメディアやツール、手法を戦略的に組み合わせて実 施することで都市の知名度やイメージを向上させるとともに、国内外の人から信用され選ばれる都市ブラン ドを確立し、都市の魅力度向上に資するプロモーション活動を展開している。

○シティプロモーション広告換算額

年度 掲載数(件) 広告換算額(万円)

平成 26 年度 3,204 426,885

平成 27 年度 2,523 544,168

平成 28 年度 2,510 960,831

(注)※掲載数は、テレビ、新聞、雑誌、WEB、ラジオの合計

○本市の認知度、魅力度(㈱ブランド総合研究所による地域ブランド調査結果)

年度 認知度 魅力度

順位 点数 順位 点数

平成 26 年度 25 47.9 105 16.1 平成 27 年度 25 47.4 56 19.7 平成 28 年度 27 45.6 78 17.1

(6)フィルムコミッション事業

映画やテレビドラマ、CM などのロケ候補地の紹介や案内、施設管理者との折衝など円滑なロケの進行を 支援している。市内でのロケ誘致やロケを支援することで、ロケ隊そのものの直接的経済効果に加え、放 映による話題性、知名度の向上、ロケ地巡りを目的とした観光客の増加、地域の活性化を図っている。

年度 ロケ支援件数

平成 26 年度 85

平成 27 年度 130

平成 28 年度 150

(7)カタログギフト事業

本市が全国に誇る特産品と観光振興に繋がる商品をまとめたカタログギフトの作成、販売を通し、本地 域のブランド化と観光誘客を推進し、一丸となって地域経済の活性化を図っている。

○販売金額 3,240 円(税込)、5,400 円(税込)の 2 種類

○販売期間 平成 29 年 4 月1 日~平成 30 年 1 月 31 日

○販売場所 浜松出世の館(中区旭町 37)等

(8)直虎プロジェクト推進事業

平成 29 年 NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送を契機に、浜松市の観光交流客を増やし、再び 訪れてもらうためのおもてなし体制を地域一丸、官民一体となって構築することで、浜松市の魅力を全国に 発信し、もって地域産業の活性化を図る。

○事業目標 大河ドラマ館来場客数  50 万人

観光交流客数      2,100 万人(平成 29 年度)

【主な取り組み】

① 官民一体となった推進体制の整備

「おんな城主 直虎」推進協議会(官民 97 機関が参画)を設立・運営。

官民が一体となって、歴史・文化を全国に発信して宣伝、誘客を図るとともに、市内の機運を醸成し、観光 振興による経済活性化を実現。

② おんな城主 直虎 大河ドラマ館の運営

施設概要:大河ドラマの世界観を体験。セット、小道具展示。浜松ロケの様子紹介など。

設置場所:浜松市みをつくし文化センター(浜松市北区細江町気賀 369)

設置期間:平成 29 年 1 月15 日~平成 30 年 1 月14 日(無休) 開館時間:9 時~ 17 時 料  金:大人 600 円 小中学生 300 円

※入館者数 16.9 万人(平成 29 年 3 月末現在)

③ 浜松出世の館 の運営

 施設概要:「出世の街 浜松」をコンセプトに、家康、直虎に関連した観光案内、展示、土産品販売、各 種イベントなどを実施。

設置場所:べんがら横丁北側跡地

設置期間:平成 29 年 1 月 8 日~平成 30 年 1 月 31 日(無休) 開館時間:10 時~ 19 時 料  金:無料

※入館者数 5 万人(平成 29 年 3 月末現在)

(単位:本)

④ ロゴマークの活用

 井伊直虎ゆかりの地浜松をPRするロゴマークを平成 28 年 4 月に決定し、使用承認を開始。平成 28 年度に 500 件 以上の申請があり、商品をはじめとして、イベントや講演会 などに使用されている。

⑤ マスコットキャラクターの活用

 井伊直虎ゆかりの地浜松をPRするマスコットキャラクタ ーを全国公募。全 1,607 点の応募作品の中から平成 28 年 7 月に「出世法師直虎ちゃん」に決定し使用承認を開始。

平成 28 年度に 700 件以上の申請があり、商品をはじめとし て、イベントや講演会などで活用されている。

⑥ 市民参画による浜松版おもてなしの提供

大河ドラマ館及び地域遺産センターにおいて、観光ガイド・市民ボランティアが参画した市民協働による運営。

観光ガイド登録者数 100 名(平成 29 年 3 月末現在)

市民ボランティア登録者数 37 名(平成 29 年 3 月末現在)

(9)観光案内情報発信事業

平成 15 年開始の観光案内情報システム「浜松だいすきネット(http://hamamatsu-daisuki.net)」 (( 公 財 ) 浜松観光コンベンションビューローが管理運営 ) により、国内外へ本市の観光情報を発信している。

      (単位:件)

年度 ページ閲覧数

平成 26 年度 2,926,582 平成 27 年度 4,424,329 平成 28 年度 4,521,535

(10)出世の街浜松家康公祭り開催支援

家康公プロモーション事業の一環として、出世の街浜松家康公祭りを実施した。

徳川家康公が浜松で過ごしていたという認知度を向上させるとともに、出世の街浜松を国内外へ PR し、

更なる観光振興を図るため、平成 28 年 5 月 28 日及び 29 日に第 3 回目を開催し、家康公や井伊直虎にちな んだ演劇、歴史講座、トークショーなどを実施した。

(11)浜松まつり開催支援

毎年 5 月 3 日から 5 日に開催する浜松まつりは、昼間は凧揚げ合戦、夜は御殿屋台引き回しを行う本市 最大のイベントである。

○平成 28 年度  凧揚げ合戦 174 か町、御殿屋台引き回し 87 か町が参加       (単位:人)

年度 来場者数

平成 26 年度 1,211,300 平成 27 年度 1,327,400 平成 28 年度 1,738,000

(12)観光施設維持管理事業

  観光施設及び便益施設の維持管理業務。

①犀ヶ崖資料館

  武田信玄と徳川家康・織田信長の連合軍が戦った三方ヶ原の合戦や遠州大念仏を紹介するため、資料館 を業務委託により管理している。

  ○所 在 地  浜松市中区鹿谷町 25 番 10 号   ○利用状況          (単位:人)

年度 入館者数

平成 26 年度

平成 27 年度 19,299 平成 28 年度 15,843

  (注)※平成 26 年度については、資料館建て替え工事のため休館。

②浜松まつり会館

 御殿屋台や大凧の展示、映像・音響による浜松まつりの再現など、伝統ある浜松まつりを広く紹介する ため、指定管理者制度を導入し、管理している。

  ○所 在 地 浜松市南区中田島町 1313 番地   ○利用状況          (単位:人)

年度 入館者数

平成 26 年度 19,447 平成 27 年度 20,827 平成 28 年度 31,848  

③観光バス公共駐車場

  本市の都市観光の拠点として、大型バス駐車場(7 台収容)を運営し、観光客の利便性の向上を図るため、

指定管理者制度を導入し、管理している。

  ○所 在 地 浜松市中区中央三丁目 7 番 1 号   ○施設概要 駐車台数 7 台(大型バス専用)

○利用状況          (単位:台)

年度 利用台数

平成 26 年度 1,912

平成 27 年度 2,981

平成 28 年度 2,486

④舞阪駐車場

  当地を訪れる観光客の利便性向上のため、渚園の駐車場は指定管理者、弁天島海浜公園・舞阪表浜の 駐車場は業務委託により管理している。

  ○所 在 地 渚園  :西区舞阪町弁天島 5005 番地の 1 海浜公園:西区舞阪町弁天島 3775 番地の 2 舞阪表浜:西区舞阪町舞阪 2668 番地の 1

  ○施設概要 駐車台数 653 台(渚園)、297 台(海浜公園)、350 台(表浜)

  ○利用状況         (単位:台) 

年度 利用台数

平成 26 年度 145,767 平成 27 年度 155,508

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