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府機関と密接に協力している。同局はまた、研究・学術機関、民 間セクター、青少年団体および世界のコミュニケーションリーダ ーとの接触も拡大させている。国連と非政府機関のパートナーシ ップ樹立50周年を記念して1997年9月に開かれた、毎年恒例の広 報局・NGO会議の際には、61カ国から1,800人以上の参加者が国連 本部に集まった。1997年11月の第2回「国連世界テレビ・フォー ラム(United Nations World Television Forum)」には、著名なテレ ビ出演者も数多く参加し、実りある専門的対話の機会が生まれた。

の革新的活動に用いられる「開発勘定」に資金が生まれる。この ため、国連の事務手続には批判的な再検討が加えられているとこ ろである。特に留意すべき点としては、手続の簡素化と合理化、

プログラム管理官への権限委譲による事務重複の削減、国連事務 の完全電子化、事務局機能の近代化、および、有用性を失った活 動の停止があげられる。

198. 1998−1999年度プログラム予算では、1,000人近くのポストが 廃止されている。3つの局が1つの統合されたほか、1つの局は独 立機関として生まれ変わった。これに加えて、私が設立した人的 資源タスクフォースは、国連が直面する重大な人的資源課題の本 格的な再検討を行った。タスクフォースの勧告は、国連がその人 的資源ニーズをより効果的に評価する能力を向上させ、職員採用 プロセスを大幅に迅速化し、キャリア計画策定を改善するととも に、職員の技能を需要の変化に対応させる継続的な職員研修プロ グラムを確立することになろう。結果指向で高性能の組織を作る ためには、人的資源への投資を増大させる必要がある。事務局全 体のあらゆるレベルの職員を対象として、焦点を絞った学習・育 成プログラムが行われている。結果指向の職場環境を作り出そう とする私たちの努力において、「業績評価システム(Performance Appraisal System)」などのイニシアチブの変更は不可欠である。

199. ニューヨークのあらゆる国連常駐代表部は、インターネットを 通じて国連に接続されているため、国連ウェブ・サイトと光ディ スク・システムの全資料にアクセスできるようになっている。ビ デオ会議は、オンラインのバーチャル会合によって補完されてい るため、移動の必要性が少なくなり、会合の手配に柔軟性を与え ている。全面的に電子化された文書管理システムとその他のソフ トウェアは、事務環境のペーパーレス化を促進している。国連の

電子化に向けたこの動きは、今後も拡大される予定である。

200. 管理改革の定着・推進を図る上で、管理局は多くの課題に取り 組まなければならない。最初で最大の課題は、全職員の改革イニ シアチブに対する全面的な支持と参加を取り付けることである。

移行期間における管理局の重要課題は、職員の能力、生産性およ び意欲の維持のために、十分な時間と資源の投資を保証すること になる。したがって、十分な職員育成機会と魅力的な勤務条件を 確保しなければならない。私の管理改善イニシアチブに対する加 盟国からの継続的支援は、これに関する事務局の努力を大いに促 進することになろう。なぜなら、プログラム実施における柔軟性、

管理イニシアチブおよび対応的調整に対する加盟国の支援は、管 理改革の実施と義務づけられた任務の遂行を加速するからであ る。

201. この1年間における国連の財政状況とその見通しは、ひいき目 に見ても現状維持に留まった。通常予算に多額の赤字が見込まれ ることから、1998年の国連の現金準備額は、これまでと同様に減 少を続け、1997年末の6億6,900万ドルから、5億7,700万ドル程度 にまで落ち込むものと見られる。分担金の未払額に大きな変化は 見られなかったが、それまで早期に支払いを行っていた国が支払 いを遅らせるケースが増えていることから、支払パターンはさら に悪化している。このため、利用できる現金が減少し、負債額が 現金残高を超過している。平和維持活動が縮小していることから、

今後については、通常予算の現金不足を平和維持勘定で賄い続け られるとは限らない。このように、国連の脆弱な財政状況は、さ らに弱められている。

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