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自信を持ちましょう

ドキュメント内 「認知症ケアパートナー養成市民講座」 (ページ 117-135)

♡アルツハイマー病・認知症の人との相互作 用への自信を持ちましょう

♡正しいことを行っているという感覚をもち、

成功したという感じをつかみましょう

♡パートナー、家族、専門職が不確かであると、

アルツハイマー病・認知症の人はこれを感じ取 り、落ち着かなくなります

アルツハイマー病をもつ人の

ベストケアパートナーのための

19

コツ

笑い・心地よい感覚は伝染します

心地よい感覚は伝染して伝わります

世代を超えて、笑いは伝染します

子供

(

異世代

)

といると笑顔が増える

楽しい雰囲気はグループにも伝わります

Ⅵ.ライフストーリーの活用

1.ライフストーリーの意義

2.ライフストーリー活用の目的

3.ライフストーリーを聴くコツ

1.ライフストーリーの意義

(1)長期記憶を刺激し、会話を促進すること は、脳を活性化させます。

(2)その人らしく生活できるよう支援するために

は、過去の職業、家族、友人についての情

報が役に立ちます。

(3)認知症の人の今を,生き生きしたものにし

ます。

2.ライフストーリー活用の目的

コミュニケーションの改善

余暇活動を意味のあるものにする

不快感情や対応困難な行動を予防する

認知症と介護者の関係を楽しいものにする

3.ライフストーリーを聴くコツ

(1) 認知症の人や家族から学ぶ姿勢

認知症の方や家族が語る言葉の中に、

その人を理解する鍵があります。

(2) アクティブ・リスニング

話すことを励ます;うなづく、適切な視線

沈黙を恐れない (認知症の方は、思い出

すための時間が必要です。)

二人一組で演習します。

次のテーマから話題を選んで、

1

5

分づつ交 互に話します。聞き手は、なるべくアクティブ・

リスニングだけで話を聴くようにしてください。

テーマ

思い出の食事 私の好きだった先生 故郷

私の初恋 初めての仕事 学生時代 家族の行事

夏休みの思い出

語られたエピソードに よって相手の方をより 理解することができまし たか?

高齢者はたくさんの思 い出を頭の中の箱にし まっています。

箱のふたを開ければ、

想像以上に知識は豊

かなのです。

4.ライフストーリーの活用方法

(1) 挨拶によって支援者を認識してもらう

毎日会っている人でも、認知症の方にとっては初対面の

「知らない人」です。

あなたが誰であるか解らない認知症の方に対し、

「○○さん、△△です。お父さんの正太郎さんのことを話してく ださいましたね。」

と声をかければ、あなたが知り合いだということを認識してく

れます。

(2) 思い出を楽しむ機会を増やす

幸せとは、湧き立つ思いを置いて ある場所を心の中に持つことです。

昔の話をすることは、湧き立つ思い を置いてある場所の扉をあけること です。

「○○へ旅行したときに綺麗な紅葉 を見ましたね。大勢の人で、込み 合っていましたね」と話しかければ、

そのときの幸せな気持ちが何度も

蘇ります。

(3) 認知症の方を他の人に紹介する

認知症の人を他の人に紹介することは、その人の 自尊心を引き立てることです。認知症の人が、平等 に対応されたと感じる機会でもあります。ライフス トーリーを知っていると、認知症の人を紹介する際 に役立ちます。

「 ○○さんです。映画について、とてもよくご存知の方 です」

「 ○○さんは、美容師をしておられたのですよ。有名な

女優さんもお客さんでした。」

(4) 適切な余暇活動を企画する

ライフストーリーを知っていると、認知症の方が好きなこと、

得意だったことを生かした余暇活動を企画することができ ます。

昔デパートの和服売り場で働いていた

H

さんは、グループ ホームに入所後不安を感じ、落ち着きがありませんでした。

家族の話から、和服の着付けが出来ることがわかり、職員 は

H

さんに夏祭りのボランティアに浴衣を着せる役割を頼 みました。

H

さんは、この役割が気に入り、グループホーム

での生活を楽しむことができる様になりました。

(5) 対応困難な行動を予防する

ライフストーリーを知っていると、その人の過去に起きた 不幸な体験を思い出させるような出来事を避けることが できます。

また、行動障害の発生を予防することができます。例え

ば、関節炎のある人が着替えをすることを拒むような場

合に、好きな話題(おてんばだった少女時代の話や楽し

かった旅行)で会話しながら行なえば、大声を出したりす

る行動を予防することができます。

(6) 生活のいろいろな場面で活用

ライフストーリーは、生活のい ろいろな場面で語ることがで きます。

改まった場所でなくても、入浴 や散歩の介助をしながらでも、

話を聴くことができます。

食事の支度をしながら、

昔どのような道具で炊事をし

たか、どのような料理が好き

であったか聞くと、より明確な

答えが返ってきます。

まとめ

ライフストーリーを知ることは、

コミュニケーションを豊かにし、

認知症の人と介護者の関係を楽しいものにし ます。

認知症の人のライフストーリーを知り、ケア

に活用しましょう。

Ⅶ.ベストケアパートナーの演習

ベストフレンドアプローチから学ぶ ベストケアパートナーのための アルツハイマー病ケアの ” コツ ”

ヴァージニアベル著

:

ベストフレンドアプローチ、

ドキュメント内 「認知症ケアパートナー養成市民講座」 (ページ 117-135)

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