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2.今後の展開

2. 美容業従事者対象調査の結果(自由記述)

【外見支援に関する意見】

カテゴリー 主な記述例

接客・支援の 難しさ

「がんと言われただけでも、大変なのに、治療の為に髪が抜けてしまうのは、本当 にショックだと思います。実際には、突然と来店されなくなり、月日の経過と共に 伸びてきた髪のカットに来店されますが、他のお客様と同席を嫌がったりなど、心 理的な部分でも気をつかってあげないと、知られたくない…という気持ちを強く感 じます。」

「入院前にカットにいらっしゃるお客様が何名かおいでになりました。その時に、

自分がガンである事を話して下さるのですが、聞くこちら側もショックですし、ガ ンの進行具合もわかりません。その際に、外見の変化の話や、支援についてまで、

なかなかお話をする事がむずかしいように思えます。体も心も元気になられ髪も伸 びてくると、美容院に再び足をはこんでくださいますが、その間、1年間は、美容 院にいらっしゃらないお客様がほとんどです。その間の期間も何か私達美容師にで きる事があればよいのですが…脱毛されたほとんどのお客様は、病院側の紹介か、

ご自分でウィッグを買っておいでる方がほとんどです。」

「当店は、田舎でかつらやウィッグを使用する人も限られています。帽子等でごま かす人が多い。だんだん外出する回数も減って内向的です。」

「当店のお客様で乳癌治療のあと、うつ気味になられ美容室はもちろん、食事の買 物にも外出できなくなり、家にこもっていらっしゃる方がおります。2人に1人が 癌になるこの頃ですから、ステージ4と告げられても少しでも長く生きたいと明る く受け止められるよう近所の美容室に来店できるよう、美容師側もお客様の不安 や、心配に寄りそえるよう研修会はぜひ必要と思います。」

(どうしていい のかわからな い)

「今までがんのお客様から特に相談も無かったのでどう助言して良いか、分かりま せん。」

「支援というより、まず第一に何をどうするかという体験すらもわからない自分で す。」

(対応困難) 「黒ずむ肌やむくみ等はどうする事も出来ません」

自分の実践経 験(顧客とのコ ミュニケーショ ン)

「うちの店に来るガンを体験されたお客様は、抜けている最中ではなくて、生えて きて伸びてどうしようもない状態です。そこで元気になられたことを喜び、髪が生 えてきたことを一緒に喜びます。」

「体調がすぐれない間は髪がパサパサで落ち着かない髪質ですが、お元気になられ ると髪につやとはりが出てきます。これもそうお伝えします。するとお客様も自分 に自信がもてて明るい感じで帰って行かれます。」

「病気の事はお医者様の分野です。美容師の出来る事はお話を聞いて、共感したり 安心を与えたり、再生した髪や肌を共に喜ぶ事だと思います。がんという病でおき る自分自身の変化をどう受け止めてもらえるのかいつも考えてお仕事させていただ いています。」

「普通に接する事だと思います(あまり気をつかわず)」

「ガンに対する医学的知識がなく、経験した人の心理は理解できませんが、それで も美しくなろーと思い来店されるお客様を少しでも元気に笑顔になってもらいた

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く、こちらも明るく接する様につとめております。(大丈夫!大丈夫!気軽に行きま しょ~!と無責任に声かけしてます)」

「最近ガン患者と云っても皆さんお元気です。医学の進歩、薬のおかげでしょう か。昔はいいにくかったガンですが今は私ガンなんだと平気で話され、私共も気が 楽に応対出来ます。」

「その事を打ち明けられる関係作りが大切である。」

(具体的な外見 支援の内容)

「前むきに治療できるよう外見変化対策をしてあげれれば(アドバイス)とてもす くわれると思います。(ウィッグを用意する事ですごく表情が明るくなる)」

「当店では、常連さんのお客様が多く、病気のことなど治療のことなど相談された り、いっしょに考えたりしています。外見、まゆ毛がなくなると人は顔の表情が違 ってきます。なので、まゆは自然なまゆずみで描いたりすることが一番かと思いま す。そして、自然なウィッグで自分自身の髪のように、似合うようにカットしてあ げたり、ウィッグの洗い方がわからない人は、洗ってあげたりしています。」

「私の店では、毛染は国産オーガニック琉球ヘナをおススメしていますし、シャン プーも界面活性剤の少ない物を使用し、販売もしています。」

「昨年「レスま」というまつ毛が無くても、肌が弱い方でも短時間で装着できる新 しいまつげ(人工ヒフを使った自然かつ安全)を導入しました。他県では大学病院 などに出張したりしている様です。石川県では当方が初めてなので、どうゆうふう にして抗がん剤などで脱毛し困っている方にお伝えできるか日々考えています。ま つ毛の脱毛でお困りの方がいらっしゃったら、是非御連絡ください。」

(病院への出張 サービスの経 験)

「病院の美容師ではなく、いつもの方にしてほしいと、以前、カットしに病院の個 室のおふろに行ったことがあるが、鏡(大きい)があればいいなと思った。」

「ヘアカラーを専門にして仕事しておる者です。胆管ガン(亡くなる2ヶ月前)の 方の入院先の病室(4人部屋)で白髪染めをして喜ばれた事を思い出しました。病 室で体調みながら、患者さんのタイミングでできたらいいでしょうね。(患者さん が医者に相談してOKもらえたという事で店に依頼が来た流れでした。)」

(ネイルケアの 実践)

「ネイルといってもケアがあったり、マニュキュアがあったりジェルがあったりと幅広いのでど んなことが一番がん経験者の方に適しているのかいろいろと考えてみたいな思いま す。ネイル自体にはメンタルにすごくかかわってくると思うので積極的に取り入れたら気 持ちが変わりそうなきがします。」

「ネイルケア、マニキュアをボランティアで何度か参加させて頂きました。当初は、私で何か力に なれらばと思い参加しましたが、やはり、ガンという病気への知識が治療中の状 態、患者様の心の状態などは、勉強する必要があると感じています。ネイルケアです が、爪のまわりの皮膚をニッパーでカットします。消毒はしていますが通常のお客様と同 じようにして大丈夫なのか・・・不安になる事があります。ボランティア参加前に勉強 会か簡単でもガイドイラインみたいなものがあるとより安心して参加出来るのではない かと思います。」

外見支援に関 する提案

「行きつけの美容室などのヘアーサロンがある方はそこで相談しやすいでしょう が、行きつけがない方もおいでると思います。そんな方が行きやすいような店作り をしている店舗紹介ステッカーやチラシがあると良いかも。」

「医療機関を通してウィッグを購入すると価格が高いというお話しを聞いた事があ ります。美容室には(全てではないですが)低価格で手入れもしやすいウィッグも

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ある事を情報提供し、対象者様又はご家族の方に選択して頂けるようになればいい と思います。」

「ウィッグ等は病院にメーカーの方がみえて、販売するケースがほとんどです。患 者さんはそれを持って美容室でカットしたりしますがファッション性に欠けるもの が多くその方のイメージはやはり通っている美容室で相談し、買えるようにアドバ イスしてもいいのでは?」

「カツラも良いのですが、スカーフで帽子を作ったり、アドバイスをしたらと思っ ています。カツラのネットで毛が切れて伸びるまで時間がかかるので。」

美容と医療の 連携

「例えば…だが、ある程度美容と医療のすり合わせが出来て、データが揃ったら

{・美容師が医師に望むこと ・医師が美容師に望むこと ・美容師が出来るこ

と ・医師が出来ること ・お客様が我々に望むことetc}などこれらをわかり易く

「冊子」にして配布又は時価販売しても良いかもね。」

「病院内に美容の施術を行うスペースがあればいいと思う。」

「頭髪の変化だけでなく体型の変化も大きいので美容や美容師単独でなく担当医師 との連携が大切な気がします。」

「医療機関と連携がとれるといい」

「ガンに限らず、外的傷害、精神的問題で、外見の変化や、他者との差違に悩んで いる人は多い。本来は、病院以外で髪や肌の専門家が分業して、各々の得意分野を 発揮すべきと思う。早い期間に実現される事を願います。」

「病院側から美容業会に少しでも求めるものがあるのであれば しかるべく方々に 言ってもらう…? からなのではないのでしょうか?」

外見支援への 協力の意向

「心より応援しております。私たち美容師も時代と自分達が出来る事と向き合い少 しでもお力になれるよう尽力していきたいと思います。」

「例え小さな支援でも出来れば協力したいです。」

「通常の業務の中でのお客様の事情の問題ですので、私たちで出来ることがあれば 喜んで参加し、協力したいと思っています。」

「妹が、がん看護専門看護師で色々と話を聞いていて興味がありました。是非協力 させていただきたいです。」

「このような機会がないとがん患者様のことを考える機会がなかったと思います。

貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。がん経験者のための外見 ケア研修会、美容師の私たちが出来る事がありましたら、是非お手伝いさせて頂き たいです。」

「まだまだ分からない事だらけなので、いろいろと教えてもらいたいです。今後の 仕事に役立てたいです。がん患者の方も気軽に来店しやすいサロンづくりをしてい きたいです。」

「これから先も、大事なお客様が、がんになった際に美容師として出来る事があれ ば、協力したいと思います。長いお客様とは、家族に近いつきあいだと思っており ます。」

「癌治療前も後も信頼できるおしゃれができ、心が和むお手伝いができればと思い ます。」

「美容関係者が外見ケアについてもっと興味を持ってくれるような技げかけを協会 などからしてもらえたらいいなぁと思います。」

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