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結論

ドキュメント内 Microsoft Word - 本論ー塚原 (ページ 62-66)

第 4 章 将来の予測観客数の結果より、地球温暖化が進むと屋外試合の観客数は現状と比 べて、観客数は減少する結果となった。

5.1 各球団の特徴

第 2 章~第 4 章の結果より、各球団の特徴をまとめた。

(1)阪神タイガース

阪神タイガースは、重相関係数が 0.55 とかなりの相関関係であった。なかでも曜日によ って一番観客数の増減に影響があった。気温と降水量に関しては全体の約 30%を占めた。

将来、夏休み期間外の日曜日に、気象条件が 10℃~15℃、1mm~5mm で巨人と試合を開催 した場合、一番観客数が多くなる結果となった。

将来の予測観客数は 2091~2100 年が一番減少する結果となった。これは RCM20 で予測さ れた 2091~2100 年の平均気温が高かったことが影響されたと考えられる。

年間平均観客数では、4.2 2005~2009 年度観客数と将来の予測観客数との比較から、2005

~2009 年の現状が一番多く、2091~2100 年の間で一番減少する結果となった。

各年間観客数では表 4.2.2 から、2091 年の約 2,610 千人が予測観客数の最小で、現状で ある 2005 年の約 2,750 千人が最大で比較すると、年間約 140 千人の差がでる結果となった。

球団/観客数 最大観客数 (年度) 最小観客数 (年度)

阪神タイガース 2,750 (2005) 2,610 (2091)

東京ヤクルトスワローズ 1,298 (2007) 1,141 (2036)

広島東洋カープ 1,790 (2009) 1,147 (2081)

横浜ベイスターズ 1,072 (2007) 902 (2041)

東北楽天ゴールデンイーグルス 1,185 (2009) 970 (2041) 千葉ロッテマリーンズ 1,608 (2008) 1,354 (2043)

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(2)東京ヤクルトスワローズ

東京ヤクルトスワローズは、重相関係数が 0.85 と強い相関関係で、6 球団のなかで一番 高い相関関係であった。なかでも対戦球団によって一番観客数の増減に影響があった。気 温と降水量に関しては全体の約 17%を占めた。

将来、夏休み期間中の土曜日に、気象条件が 0℃~10℃、0mm で阪神と試合を開催した場 合、一番観客数が多くなる結果となった。

将来の予測観客数は 2041~2050 年が一番減少する結果となった。これは RCM20 で予測さ れた 2041~2050 年の降水量が多く降ったことが影響されたと考えられる。

年間平均観客数では、4.2 2005~2009 年度観客数と将来の予測観客数との比較から、2005

~2009 年の現状が一番多く、2041~2050 年の間で一番減少する結果となった。

各年間観客数では表 4.2.2 から、2036 年の約 1,141 千人が予測観客数の最小で、現状で ある 2007 年の約 1,298 千人が最大で比較すると、年間約 156 千人の差がでる結果となった。

(3)広島東洋カープ

広島東洋カープは、重相関係数が 0.52 とかなりの相関関係であった。なかでも対戦球団 によって一番観客数の増減に影響があった。気温と降水量に関しては全体の約 29%を占め た。

将来、夏休み期間中の土曜日に、気象条件が 20℃~25℃、0mm で阪神と試合を開催した 場合、一番観客数が多くなる結果となった。

将来の予測観客数は 2041~2050 年が一番減少する結果となった。これは RCM20 で予測さ れた、2041~2050 年の降水量が多く降ったことが影響されたと考えられる。

年間平均観客数では、4.2 2005~2009 年度観客数と将来の予測観客数との比較から、2005

~2009 年の現状が一番多く、2041~2050 年の間で一番減少する結果となった。

各年間観客数では表 4.2.2 から、2081 年の約 1,147 千人が予測観客数の最小で、現状で ある 2009 年の約 1,790 千人が最大で比較すると、年間約 643 千人の差がでる結果となった。

(4)横浜ベイスターズ

横浜ベイスターズは重相関係数が 0.80 と強い相関関係であった。なかでも対戦球団によ って一番観客数の増減に影響があった。気温と降水量に関しては全体の約 35%を占めた。

これは 6 球団のなかで一番気温と降水量の影響を受ける結果となった。

将来、夏休み期間中の土曜日に、気象条件が 0℃~10℃、0mm で阪神と試合を開催した場 合、一番観客数が多くなる結果となった。

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将来の予測観客数は 2041~2050 年が一番減少する結果となった。これは RCM20 で予測さ れた 2041~2050 年の降水量が多く降ったことが影響されたと考えられる。

年間平均観客数では、4.2 2005~2009 年度観客数と将来の予測観客数との比較から、2005

~2009 年の現状が一番多く、2041~2050 年の間で一番減少する結果となった。

各年間観客数では表 4.2.2 から、2041 年の約 902 千人が予測観客数の最小で、現状であ る 2007 年の約 1,072 千人が最大で比較すると、年間約 170 千人の差がでる結果となった。

(5)東北楽天ゴールデンイーグルス

東北楽天ゴールデンイーグルスは重相関係数が 0.67 とかなりの相関関係であった。なか でも対戦球団によって一番観客数の増減に影響があった。気温と降水量に関しては全体の 約 24%を占めた。

将来、夏休み期間中の日曜日に、気象条件が 25℃~30℃、0mm で阪神と試合を開催した 場合、一番観客数が多くなる結果となった。

将来の予測観客数は 2041~2050 年が一番減少する結果となった。これは RCM20 で予測さ れた 2041~2050 年の降水量が多く降ったことが影響されたと考えられる。

年間平均観客数では、4.2 2005~2009 年度観客数と将来の予測観客数との比較から、2005

~2009 年の現状が一番多く、2041~2050 年の間で一番減少する結果となった。

各年間観客数では表 4.2.2 から、2041 年の約 970 千人が予測観客数の最小で、現状であ る 2009 年の約 1,185 千人が最大で比較すると、年間約 215 千人の差がでる結果となった。

(6)千葉ロッテマリーンズ

千葉ロッテマリーンズは重相関係数が 0.67 とかなりの相関関係であった。なかでも対戦 球団によって一番観客数の増減に影響があった。気温と降水量に関しては全体の約 24%を 占めた。

将来、夏休み期間中の土曜日に、気象条件が 20℃~25℃、0mm で巨人と試合を開催した 場合、一番観客数が多くなる結果となった。

将来の予測観客数は 2041~2050 年が一番減少する結果となった。これは RCM20 で予測さ れた 2041~2050 年の降水量が多く降ったことが影響されたと考えられる。

年間平均観客数では、4.2 2005~2009 年度観客数と将来の予測観客数との比較から、2005

~2009 年の現状が一番多く、2041~2050 年の間で一番減少する結果となった。

各年間観客数では表 4.2.2 から、2043 年の約 1,354 千人が予測観客数の最小で、現状で ある 2008 年の約 1,608 千人が最大で比較すると、年間約 254 千人の差がでる結果となった。

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しかし将来の観客数を導く際には課題もあった。次に 5.2 今後の課題で説明する。

5.2 今後の課題

RCM20 で予測された平均気温の精度は高いが、降水量の予測に関して、精度が低い点が課 題である。RCM20 で予測された平均気温と降水量から代入して計算をしているので、より具 体的な予測観客数を導くためには、気象庁 RCM 温暖化予測データの精度を高めることが今 後の課題である。

もう一つは、将来の対戦相手、日付、開催場所に関しては決まっていないので、2009 年 度の日程、対戦相手、開催場所を条件として将来の予測観客数を計算したことである。つ まり、暖かい時期に試合数が多い対戦球団もあれば、少ない対戦球団もある。対戦球団が 各月、各曜日、平等にすることが課題である。

観客数の増減はその年の優勝争いや人気選手の有無にも影響がされるが、温暖化の影響 で減少することが明らかになった。観客数の減少は野球人気の低迷、球団の運営にも悪影 響である。また屋外球場から屋内球場にすることで、温暖化の影響を受けないようにする ことも可能だが、経費などの課題もある。

一番大切なことは、少しでも地球温暖化の進行を食い止めることが最も大切である。温 暖化を防ぐことで、外で元気よく野球、スポーツを出来る環境、将来になっていくことを 望みたい。

謝辞

卒業論文を作成するにあたり、本研究室の中口毅博教授には、本研究を進めていくにあ たり、ご丁寧なご指導をして頂きました。誠にありがとうございました。

副査の松村隆教授には本研究を作成するにあたって、違った視点から助言などをして頂 きました。

本研究室秘書を務めている大平さんには、美味しい料理も頂き、生活面で大変お世話に なりました。修士の阿部さん、関本さんにはエクセル、データ処理、本論を作成するにあ たって様々な面でサポートして頂きました。来年度本研究室配属の 3 年生の三谷くん、武 藤くんには本論のチェックをして頂きました。

本研究室の 4 年生の関根くん、陳くん、中里くん、橋くん、宮澤くん、吉間くん、田島

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