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○ 現 状 と 課 題 ○

(1)現状

◇ 本県で糖尿病を主な傷病として継続的に医療を受けている患者数は、平成 26 年の患 者調査によると、県内で約 3 万 2 千人(全国:約 316 万 6 千人)と推計され、患者数は 平成 20 年以降、増加しています。

表1 総患者数 (単位:千人)

区 分 平成 14 年 平成 17 年 平成 20 年 平成 23 年 平成 26 年 総

秋 田 県 25 32 29 31 32 全 国 2,284 2,469 2,371 2,700 3,166 男

秋 田 県 12 17 14 17 18 全 国 1,208 1,323 1,312 1,487 1,768 女

秋 田 県 13 15 14 14 15 全 国 1,076 1,147 1,061 1,215 1,401 出典:厚生労働省「患者調査」

◇ 特定健診受診率は年々向上しているものの、46.5%と全国平均の 50.1%を下回ってい ます。特定保健指導実施率は、平成 27 年度は 19.1%と前年度から低下しましたが、全 国平均を上回っています。

表2 特定健診受診率

区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 秋 田 県 40.9% 41.3% 41.6% 44.0% 46.5%

全 国 44.7% 44.7% 47.6% 48.6% 50.1%

出典:厚生労働省「レセプト情報・特定健康診査等データベース」

表3 特定保健指導の実施率

区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 秋 田 県 12.6% 19.5% 23.1% 23.9% 19.1%

全 国 15.0% 16.4% 17.7% 17.8% 17.5%

出典:厚生労働省「レセプト情報・特定健康診査等データベース」

◇ 糖尿病の平均在院日数は、平成 23 年から減少しており、全ての調査年で全国平均を下 回っています。

表4 病院の退院患者平均在院日数(施設所在地)

区 分 平成 20 年 平成 23 年 平成 26 年 秋 田 県 20.6 日 27.3 日 20.9 日 全 国 38.1 日 35.1 日 35.1 日

◇ 平成 27 年度の人口 10 万当たりの新規人工透析患者数(レセプト件数)は、29.0 件と 全国平均の 35.7 件を下回っています。新規透析導入患者の原疾患に占める割合は 46.5

%(140 人)全国では 43.7%(16,072 人)となっており、全国平均より糖尿病の占める割 合は高くなっています。

表5 人口 10 万人当たり新規人工透析導入患者数(レセプト件数)

区 分 平成 27 年度 秋 田 県 29.0 件 全 国 35.7 件

出典:「レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)」(平成 27年度)

*全国値は 47都道府県の単純平均値

表6 透析導入患者の原疾患に占める糖尿病腎症の構成割合 区 分 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 秋 田 県 39.1% 46.3% 46.5%

全 国 43.8% 43.5% 43.7%

出典:日本透析医学会調べ

◇ 本県の糖尿病の平成 27 年の年齢調整死亡率は、男性は減少したものの全国平均より高 く、女性は増加して全国平均よりも高くなりました。都道府県順位では、男性が全国で 22 番目、女性が全国6番目に高くなっています。

表7 年齢調整死亡率(人口 10 万対)

区 分 平成7年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年 男

秋 田 県 11.3 8.0 4.7 7.0 5.8 全 国 10.1 7.8 7.3 6.7 5.5 女

秋 田 県 6.8 3.2 4.6 2.8 2.9 全 国 6.6 4.4 3.9 3.3 2.5 出典:厚生労働省「人口動態統計特殊報告・都道府県別年齢調整死亡率」

◇ 本県の糖尿病内科(代謝内科)の医師数は 38 人で、4医療圏で医師が不在となっていま す。また、人口 10 万人当たり医師数の推移を見ると、平成 20 年の 1.6 人から平成 26 年 の 3.7 人と大きく増加しており、全国的にも増加傾向にあります。

表8 各医療圏における糖尿病内科(代謝内科)

医師数 (単位:人)

二次医療圏 大館・

鹿角

北秋田 能代・

山本

秋田 周辺

由利本荘

・にかほ

大仙・

仙北

横手

湯沢・

雄勝

県計 全国

医師数 (10 万人当)

4 (3.4)

- (-)

- (-)

31 (7.5)

2 (1.8)

1 (0.7)

- (-)

- (-)

38 (3.7)

4,446 (3.5) 出 典 : 厚 生 労 働 省 「 医 師 ・ 歯 科 医 師 ・ 薬 剤 師 調 査 」 ( 平 成 2 6年 ) ※ 主 と し て 従 事 す る 診療 科

表9 人口 10 万人当たり糖尿病内科(代謝内科)医師数の推移 (単位:人)

区 分 平成 20 年 平成 22 年 平成 24 年 平成 26 年 秋 田 県 1.6 2.9 3.1 3.7

全 国 2.3 2.7 3.1 3.5

出典:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」

◇ 糖尿病専門医、日本糖尿病療養指導士のほか、平成 22 年から開始された秋田県糖尿病療 養指導士など、糖尿病に必要な知識を有する医療従事者の養成が行われており、その数は 増加しています。

表9 糖尿病を専門とする医療従事者数 (単位:人)

医師

看護師 准看護師

管理栄養士 栄養士

薬剤師

臨床検 査技師

療法士

合計

平成 29 40 73 20 29 5 4 171

平成 24 30 55 14 23 4 126

出典:日本糖尿病学会糖尿病専門医(医師)、日本糖尿病療養指導士認定機構(医師以外)

表 10 秋田県糖尿病療養指導士数 (単位:人)

医師 歯科 医師

看護師 准看護師

管理栄養士 栄養士

薬剤師

臨床検 査技師

療法士

その他 の職種

合計

平成 29 33 22 241 105 118 35 31 40 625 平成 23 23 9 78 41 54 15 4 224 出典:秋田県糖尿病対策推進協議会調査

(2)課題