管理項目(XML)の入力・編集方法を説明します。
電納ヘルパーでは、効率的に管理ファイルを作成するための機能を装備しています。マスタフ ァイルを使った自動入力、テンプレートを使ったファイル登録時の自動入力、ファイル一覧上で データのコピー/貼り付け、通常入力などです。ファイルの数、ファイルごとに同じ管理項目デ ータが存在する場合など、用途に合わせて使い分けて下さい。推奨している各機能の使い方は以 下の通りです。
DTD マスタの初期値による管理ファイルの自動入力DTD マスタで設定できる管理項目の初期値は、物件が変わっても同じデータとなる項目に ついて予め登録しておくために利用します。受注者情報などに利用すると便利です。
テンプレートによるファイル登録時の管理データ自動入力テンプレートは、報告書、図面、写真、地質、測量データごとに設定できます。大量のフ ァイルを登録する場合、管理項目のデータが同じ内容のファイルをまとめて登録する場合に データを自動入力できます。図面や、写真管理ファイルの作成などに利用すると便利です。
ファイル一覧上でデータをコピー/貼り付けするファイル一覧は通常ファイルの並び順の編集、データの確認に利用しますが、データを入力 することもできます。また1つのファイルの管理項目データをコピーして別のファイルに複 写できます。テンプレートを使わずに登録した場合や、特定の項目だけを複写したい場合に 便利な機能です。
通常のデータ入力通常のデータ入力は、成果品ファイルの数が少ない場合や、データチェック機能により不 適切なデータがあった場合の修正用として利用します。各管理項目のデータ表現や、データ 長については通常入力の画面だけに表示されます。
入力必須項目の識別(管理項目・必要度◎のデータ)各管理ファイルの入力画面やファイル一覧上で、項目名が赤色で表示されているものは入力 必須項目や電子納品用のファイル名を作成するために必要な項目です。データが欠落してい る場合には成果品として問題となります。データ入力時の目安としてお使い下さい。
■ 1 ■ 業務管理ファイルの入力
(1)TECRISデータの利用
業務管理ファイルのデータは、半数程度が TECRIS のデータを使用しています。登録した
TECRISデータがあれば、再利用することができます。
1. ツリービュー上で「業務管理ファイル」をダブルクリックするか、「業務管理ファイル」を選択 後、マウスの[右クリック]-[XML 入力]を選択し、業務管理ファイル入力画面を表示します。
図 12-67 業務管理ファイルの入力1
2. [ツール]-[TECRIS読込]メニューを選択するか、業務管理ファイル入力画面右上の<TECRIS 読込>ボタン から、TECRISのデータファイル選択ダイアログを開き、TECRISデータを選択 して<開く>ボタンをクリックします。
図 12-68 業務管理ファイルの入力2
読込可能な TECRIS データの ファイル形式とバージョン
3. 指定したTECRISデータの内容が表示されます。内容確認後、<OK>ボタンを押すと業務管理フ ァイルへのデータ読込みが完了します。
図 12-69 業務管理ファイルの入力3
4. TECRISデータがない場合、またはTECRISデータ読込で入力されなかった項目について、業務
管理ファイル入力画面にて「データ」欄に手打ち入力します。
(2)複数データ入力可能項目について
管理項目中、複数のデータ入力が認められている項目(例:住所情報、測点情報、業務キーワ ード等)は、別途入力画面を開いて編集します。
1. 業務管理ファイル入力画面にて、複数データ入力が許可されている項目の「データ」欄をダブル クリックします。
図 12-71 複数入力可能項目の入力1
2. 入力画面が表示されますので、データの入力を行います。複数入力を行う場合は、<追加>ボタ ンをクリックし、適宜入力データ欄を追加します。入力が完了したら、<OK>ボタンをクリック し、業務管理ファイル入力画面に戻ります。
図 12-72 複数入力可能項目の入力2
データ欄をダブルクリック
■ 2 ■ 報告書管理ファイルの入力
(1)報告書管理ファイル(REPORT.XML)の直接入力
1. 報告書管理ファイルのデータを入力する場合は、ツリービュー上で「報告書管理ファイル」をダ ブルクリックするか、「報告書管理ファイル」を選択後、マウスの[右クリック]-[XML 入力]
を選択します。
2. 入力画面が開いたら、入力する項目名の右側のデータ欄をクリックしてからデータを入力して下 さい。
表示されているデータ表現、データ長は、土木設計業務等の電子納品要領(案)に規定されている 内容です。記入例は、入力データの参考にして下さい。
報告書管理ファイルは業務管理ファイル「INDEX_D.XML」と異なり、データ量は登録されて いるファイルの数に依存します。ファイルを登録していない状態で入力を行うと、入力欄が表 示されません。報告書管理ファイルを入力する場合は、成果ファイルの登録を済ませてから入 力して下さい。
報告書管理ファイルでは、個々のファイルについて数項目のデータが発生します。入力画面に は、登録した報告書ファイルと同数のデータ入力枠が表示されますが、見易さのために1セッ トおきに黄色と白色で色分けされています。
図 12-73 報告書管理ファイル入力画面
(2)報告書管理ファイル(REPORT.XML)のファイル一覧からの入力
ファイル一覧では、ファイルの並び順の編集や、入力した管理項目データの複写が行えます。
ファイルの登録数によってデータ量が増加する報告書管理ファイル(REPORT.XML)への入力 は、ファイル一覧から行うと便利です。
1. ツリービュー上の「REPORT」フォルダを選択し、[表示]-[ファイル一覧]メニューを選択す るか、マウスの[右クリック]-「ファイル一覧」を選択します。
2. 「REPORT」フォルダに登録しているファイルとファイルに対する情報が、横一覧画面で表示さ れます。項目名のグリッドをダブルクリックすると、直接データを入力できます。
図 12-74 報告書ファイル一覧からの入力
元ファイル名から、「報告書名」「報告書ファイル日本語名」が自動入力されます。「報告書 ファイル名」は、電納ヘルパーへのファイル登録順で連番を振り、自動作成されます。また、
「報告書ファイル作成ソフトウェア名」は、ファイル登録時に拡張子より判別し、[アプリケ ーションマスタ]に登録されているアプリケーション名が自動入力されます。
(3)コピー/貼り付けによる入力
管理項目に入力するデータがほとんど同じ内容の場合、1つのファイルの入力データを別のフ ァイルに複写することで、効率よく管理ファイルを作成することができます。
1. ファイル一覧画面から、複写元のファイルを行で選択してマウスの[右クリック]-[属性データ をコピー]を選択します。
図 12-75 属性データのコピー1
2. 属性データのコピー画面が表示されますので、コピーしたいデータ項目を選択し、<OK>ボタン をクリックします。
図 12-76 属性データのコピー2
3. ファイル一覧画面から、複写先のファイルを行で選択してマウスの[右クリック]-[属性デー タを貼り付け]を選択します。
メニュー選択後、指定したデータがコピー先ファイルに複写されます。
図 12-77 属性データのコピー3
(4)ファイルの並び替え
ファイルを追加(登録)すると、ツリー上には登録順にファイルが表示されます。同じ属性を持 つファイルごとに並べたり、ファイルを名称順に並べ替えたい時などは、ファイル一覧画面にて 任意にツリー上のファイルの順番を並べ替えることができます。
1. 並び順を変更したいファイルを行で選択して アイコン (アイテムを上に移動)、または ア イコン(アイテムを下に移動)をクリックことで上下に並び順を変更することができます。
図 12-78 報告書ファイル並べ替え
ファイルの並び順を変更すると、「報告書ファイル名」の連番も自動で振り直されます。また、
ツリー表示の順番も併せて変更されます。
【注意事項】
◆ファイルの並び順を変更しても、オリジナルファイルとの関連付け情報が失われることはあ りません。
下へ移動させる
(5)ソート
ファイル一覧画面のファイル表示状態を、ファイルの名称順に並べたり、更新日時順に並べ替 えたいときなどは、管理項目でソートすることができます。
1. ファイル一覧画面でソートしたい項目名をクリックします。
2. ソートの確認画面で<はい>をクリックします。
3. 項目で昇順に並び替わります。再度同じ項目をクリックすると、降順に並び替わります。
図 12-79 ファイル一覧画面のソート機能
【注意事項】
◆ソート機能は、ファイルを見やすくするための機能です。実際のファイルの並び順を変える ものではありません。
◆ソートした並びで実際のファイルの並び順を変更したい場合は、ソートをかけている状態(管 理項目名の右横に△もしくは▽マークが出ている状態)で アイコンをクリックして下さい。
“元ファイル名”の項目 をクリックします。
“元ファイル名”でソートされました。
ソートされている状態では、項目名の右横に
△(昇順マーク)、▽(降順マーク)が表示されます。