電納ヘルパー初期設定と、成果品ファイルの登録・変更方法を説明します。
電納ヘルパーには、「どこに媒体イメージを作成するか」、「管理ファイルの初期値」等の項 目を最初に設定しておく機能があります。
成果品ファイルを登録する方法は2種類あり、1つはエクスプローラなどからファイルをドラ ッグ&ドロップで登録する方法、もう1つはファイル選択ダイアログから指定する方法です。フ ァイルを登録する為には、ツリービューに納品媒体の階層構造が表示されている必要があります。
[ファイル]-[新規作成]メニューや、[開く]メニューによりツリービューに階層構造が表 示されている状態でファイル登録を行って下さい。
■ 1 ■ 電納ヘルパーの初期設定
[ファイル]-[設定]メニューでマスタ関連の設定を行います。
図 12-4 初期設定1
1. 環境設定マスタ
環境設定マスタでは、電子納品イメージをどこに作成するか、納品媒体はCD-RかDVD-Rか、
媒体の容量、などを設定します。
[ファイル]-[設定]-[環境設定]メニューを選択すると、環境設定マスタ画面が表示されま す。
図 12-5 初期設定2
「イメージ作成場所」… 納品媒体イメージを作成する場所を指定します。
「文字コード」… イメージ作成時に出力する管理データ(XMLファイル)で使用する文字コード を指定します。
「メディアサイズ」… 納品媒体のサイズをリストから選択します。
リストにない場合は新規に追加します。
「入力オプション」… XML入力時にリアルタイムでチェックを行うか設定します。
「イメージ作成オプション」… イメージ作成時のオプションを設定します。
「その他のオプション」…成果ファイルのプレビュー設定や起動画面を設定します。
「PHOTO用読込みオプション」…追加媒体取り込み時の、優先順位を設定します。
2. DTDマスタ
DTDマスタでは、電子納品作業に使用するDTDのバージョンや初期値を設定します。
[ファイル]-[設定]-[DTDマスタ]メニューを選択すると、DTDマスタ設定画面が表示さ れます。ここで管理ファイルに自動で入力する固定情報を設定します。「管理ファイル選択」
で設定を行う管理ファイルを選択します。
図 12-6 初期設定3
表示された画面の「初期値」欄に予め固定で管理ファイルに入力するデータを入力します。
「初期値」の記入例
受注者名 :○×コンサルタント株式会社 受注者コード:12345678
【注意事項】
◆DTDマスタは[ファイル]-[新規作成]メニューを選択する前に設定して下さい。新規作成 後に初期値を設定しても入力データは反映されません。
3. 新規作成
この後説明します「アプリケーションマスタ」と「テンプレート」の設定は、「新規作成」
で電子納品フォルダを作成したツリー画面を表示しないと選択できません。
[ファイル]-[新規作成]メニューを選択するか、 アイコンをクリックします。要 領(案)・基準(案)の選択画面が表示されますので、今回の電子納品業務で使用する要領(案)・基 準(案)を選択します。
図 12-7 初期設定4
<OK>ボタンを押すと、電子納品フォルダのツリー画面が表示されます。
図 12-8 初期設定5
なお、作成した電子納品媒体作成作業の状態を[ファイル]-[名前を付けて保存]メニュ ーを選択し、中間ファイル(拡張子tos)として保存する事が出来ます。作業を中断・終了する 場合に有効であるとともに、随時[上書き保存]をしておく事で、ソフトウェア上でのトラブ ルや操作ミスによる作業データの紛失を防止出来ます。
4. アプリケーションマスタ
アプリケーションマスタでは、フォルダごとに登録できるファイルの種類(拡張子)とアプ リケーションのバージョンを設定します。
[ファイル]-[設定]-[アプリケーションマスタ]メニュー(新規作成後に表示されます)
を選択し、アプリケーションマスタ画面を表示させます。規定値としてフォルダごとに主な拡 張子が登録されています。
図 12-9 初期設定6
以前のバージョンでは、アプリケーションマスタに登録されていないファイルの登録はでき ませんでしたが、最新バージョンではアプリケーションマスタに未登録のファイルを追加する 場合に、ファイルを追加するかどうかのメッセージが表示されて、ファイルの登録を行うこと が可能となりました。
操作ミス等で本来の場所 以外に追加してしまった 場合には、「いいえ」を 選択して下さい。ファイ ルは登録されません。
アプリケーションマスタに未登録のファ イルを追加しようとすると、本メッセージ が表示されます。「はい」を選択しますと 選択されたファイルの拡張子がアプリケ ーションマスタに登録され、処理が継続さ れます。
― アプリケーションマスタ使用例 ―
初期値では、報告書のオリジナルファイルとしてREPORT-ORGフォルダには「JTD」、
「XLS」、「DOC」、「XML」が登録されていますが、一太郎ファイル(Ver.5)「JTT」は 登録されていません。
フォルダに拡張子を登録する手順は以下の通りです。
1) アプリケーションマスタ画面左のツリービュー上の報告書オリジナルファイル格納フォルダ
「ORG」を選択します。
2) 画面右側の拡張子一覧から、ORGに追加したい拡張子を選択します。(登録したい拡張子
“JTT”が拡張子一覧にない場合は、一番下段の「新規作成」を選択し、「アプリケーション設 定」入力欄へ拡張子・アプリケーション名を入力して<登録>ボタンをクリックします)
3) 「<<」ボタンで画面左側の「ORG」ツリーに登録します。
(「>>」ボタンでフォルダから拡張子を削除することもできます)
5. テンプレートデータの入力
テンプレートは、予め管理項目にデータを登録しておくことで、ファイル登録と同時に管理 ファイル内のデータを穴埋めする機能です。
[ファイル]-[設定]-[テンプレート]メニューを選択し、テンプレート設定画面のツリー ビューから、対象となる管理ファイルが格納されているフォルダを選択します。<参照>ボタ ンを押してテンプレート保存先を指定し、<追加>ボタンでテンプレート名を付けテンプレー トリストに追加します。
図 12-11 初期設定8
「テンプレートデータ」に入力します。ここで入力できるデータは、成果品ファイルに関す るデータだけです。「基礎情報」はテンプレートからは指定できません。
図 12-12 初期設定9
■ 2 ■ 報告書(数量計算書、設計計算書)ファイルの登録
(1)ドラッグ&ドロップによる登録
1. 報告書PDFファイルをエクスプローラから選択します。
2. ツリービュー上の「REPORT」フォルダにドラッグ&ドロップで登録します。
図 12-13 報告書登録1
3. 同様に、報告書オリジナルファイルをエクスプローラから選択し、ツリービュー上の
「REPORT-ORG」フォルダへドラッグ&ドロップで登録します。
ドラッグ&ドロップするファイルの数に制限はありません。また、エクスプローラ上のファイ ルの並び順で登録されますが、並び順は後で編集も可能です。
【注意事項】
◆電納ヘルパーでは、フォルダごとに登録できる成果品ファイルを拡張子で制御しています。
成果品ファイルが登録できない場合は、[ファイル]-[設定]-[アプリケーションマスタ]
メニューで設定する必要があります。
ファイル登録時のポイント
ファイル登録時に管理項目のデータを自動入力する(テンプレート機能を使用する)場合は、ファ イルを登録する前にテンプレート設定の処理を行う必要があります。
REPORT フォルダへ
ドラッグ&ドロップ
ドロップしたファイル が表示されます
(2)ファイル選択ダイアログによる登録
1. 「REPORT」フォルダをツリービュー上で選択します。
2. [編集]-[ファイル登録]メニューを選択します。あるいは「REPORT」フォルダ選択後、マウ スの[右クリック]-[ファイル登録]を選択します。
図 12-14 報告書登録2
3. メニュー選択後、登録するファイルを指定するためのダイアログが表示されます。ファイルが格 納されているフォルダを指定して、必要なファイルを選択して下さい。
4. <開く>ボタンをクリックすると、ファイルが「REPORT」フォルダに登録されます。
図 12-15 報告書登録3
同様に、ツリービュー上の「REPORT-ORG」フォルダへ報告書オリジナルファイルを登録 します。
【注意事項】
◆ フォルダに登録できる拡張子(アプリケーションマスタで設定されている拡張子)以外のフ ァイルは選択できません。
◆ 複数のファイルを選択することができますが、複数選択はWindowsの制限により数個程度 で制限されています。同時に多くのファイルを登録する場合は、前ページの『ドラッグ&ド ロップによる登録』にて行って下さい。
(3)ファイルの関連付け
報告書PDFファイルとPDF変換の元となるオリジナルファイルとの関連性を明確にするため に、関連付けを行います。
1. 報告書ファイルを選択し、マウスの[右クリック]-[関連付け]を選択します。
2. メニュー選択後関連付け処理を行う画面が表示されます。
図 12-16 報告書関連付け1
3. 画面右側のオリジナルファイル一覧リストからオリジナルファイル名を選択します。
4. 画面左側の報告書ファイル一覧リストから関連付けを行う報告書ファイルを選択します。
5. 「<<追加」ボタンを押します。
6. 関連付けが行われたオリジナルファイルが、画面中央のリストに入ります。
既に他の報告書ファイルに関連付けられているオリジナルファイルには、ファイル名の前に 赤いチェックマークが付いています。
関連付けの解除は、処理画面中央の関連付けされた報告書オリジナルファイルリストから解 除したいオリジナルファイルを選択し、「削除>>」ボタンを押して下さい。
別の報告書ファイルの関連付けを続けて行う時は、画面左の報告書ファイルリストで別の報 告書ファイルを選択します。
7. 全てのオリジナルファイルの関連付けが終了したら、画面右下の<OK>ボタンをクリックして内 容を確定します。