第 章 ドライバーの装備品

ドキュメント内 JAFモータースポーツ|国内競技規則 付則 (Page 105-113)

第 条 ヘルメット   . )基準

   FIA国際カレンダーに登録されているサーキット競技、ヒルクラ イムもしくはラリーのスペシャルステージで競技するすべてのドライ バーは、FIAテクニカルリスト№25に記載されたいずれかの基準に 合致したクラッシュヘルメットを着用しなければならない。

   以下の本項 に従い、前方への頭部の動きの抑制するシステム(F HR)の使用には、FIA8858(テクニカルリスト№41)またはFI A8859(テクニカルリスト№49)のいずれかの基準に合致し承認され たクラッシュヘルメットのみを着用しなければならない。

   次のドライバーは、FIA基準8860-高度ヘルメット試験規格(テ クニカルリスト№33)に合致したヘルメットを着用しなければならな い。

    ─F 世界選手権

    ─FIA世界ラリー選手権。ただし、プライオリティ に記載さ れている場合。

    ─FIA世界ツーリングカー選手権     ─FIA世界耐久選手権

    ─FIA世界ラリークロス選手権。ただし、パーマネントドライ バーまたはFIA世界ラリークロス選手権チーム部門に参戦す るチームからエントリーされたドライバーとして記載されてい る場合。

    重要:本付則巻末の2017年 月 日施行される変更点を参照。

    ─FIA GTワールドカップ

    ─F 、GP 、GP およびF のインターナショナルシリー ズ

   FIAF 世界選手権に参加するすべてのドライバーはFIA8860 ヘルメット用の2011F バイザー補強パネルを使用しなければならな い。

   FIA世界ラリー選手権、世界ラリークロス選手権、およびFI 国際モータースポーツ競技規則付則L項

A F 、F あるいはF 技術規則を引用した衝突構造要件を技 術規定に含むインターナショナルシリーズのすべてのドライバーにつ いては、FIA基準8860に合致したヘルメットを着用することを強く 推奨する。

国際モータースポーツ競技規則付則L項

参考 国際モータースポーツ競技規則付則J項のテクニカルリスト№25 に記載されている基準は次の通り(2015年12月 日現在)

  ・FIA 8860-2010

  ・FIA 8860-2004(2021年 月 日以降無効)

  ・FIA 8859-2015

  ・Snell2005 or2010 + FIA 8858-2002   ・Snell2005 or2010 + FIA 8858-2010   ・SnellSA2015 (2024年 月 日以降無効)

  ・SnellSAH2010(     〃     )   ・SnellSA2010 (     〃     )   ・SnellSA2005(2019年 月 日以降無効)

  ・SFI31.1 (2019年 月 日以降無効)

  ・SFI31.1A(     〃     )   ・SFI31.2A(     〃     )

   以下はオートクロスのディビジョンスーパーバギー、バギー1600 およびジュニアバギーにのみ有効

  注:SnellM 2005およびM2010ヘルメットは2016年12月31日をもって もはや有効ではなくなる。

  ・SnellM 2010(2017年 月 日以降無効)

   いかなるtear-offsバイザーもトラック上やピットレーン上に投げ 捨ててはならない。

   テクニカルリスト№33、№41および№49に記載されたフルフェイス ヘルメットに装着されたフルバイザーにはFIAステッカーが貼付さ れている。その施行日は:

  ・2016年 月 日以降に製造されたバイザーにはFIAステッカーが 貼付されていなければならない。

  ・2015年12月31日以前に製造されたバイザーにはFIAステッカーの 貼付は義務付けられておらず、ステッカーなしに使用されている場 合もある。

   クローズドコクピット車両に搭乗するフルフェイスヘルメットを着 用するドライバーおよびコ・ドライバーは、負傷したドライバーの気 道に適切にアクセスできることを保証するために、次のテストに合格 できなければならない⑴。

   -ドライバーは、ヘルメットおよびFIA承認の頭部の動きを抑制 する装置を正しく着用し、安全ベルトを締めた状態で車両のシー トに着座する。

   -救助員 名の助けを借りて、競技会医師団長(もしくは、もし居 ればFIAメディカルデレゲート)が、ドライバーの頭部を中立 位置に保ったままヘルメットを脱がせることが可能でなければな らない。

   もしこれが不可能な場合、ドライバーはオープンフェイスヘルメッ トを着用することが求められる。

   ドライバーは、競技のスタート前に上記テストを実施するためにF IAメディカルデリゲートまたは医師団長にコンタクトしなければな らない。

   ⑴ヒストリック車両については、これに適合することが推奨される。

  . )改造

   製造者およびFIAのリストに記載され当該モデルに認証を与えた 基準機構が認めた方法に従う場合を除き、製造された仕様からのいか なる改造も認められない。その他いかなる改造が施されたヘルメット も、本項 の要求を満たしていると認められない。

国際モータースポーツ競技規則付則L項

  . )最大重量およびコミュニケーションシステム

  - ヘルメットの重量は競技会期間中いかなる時も検査を受ける可能 性があり、その重量は、すべての付属品および取り付け具を含み、

フルフェイス・タイプのヘルメットは1800g、またオープンフェイ ス・タイプのヘルメットは1600gを超えてはならない。

  - ヘルメットに取りつけられる無線スピーカーは、ラリークロスお よびオートクロス競技会を除き、すべてのサーキット競技およびヒ ルクライム競技で禁止される(イヤープラグ・タイプの変換器は許 される)。医療的見地からのみ、そのドライバーが所属するASN のメディカル委員会を通じて、特別措置の申請が行なわれてよい。

マイクロフォンの取り付けは、上記 . )に従う場合のみ行われ てよい。

  . )装飾

   塗料はヘルメットの帽体の素材と反応を起こし、その保護能力に影 響を及ぼすため、製造者が設けたヘルメットの装飾や塗装に関する制 限事項や指導要項に従い、エア・ドライ・アクリル、ポリウレタン・

エナメル等、製造者に指定された塗料のみを用いなければならず、製 造者の承認を得ている塗装業者が塗装するのが望ましい。これは一般 的に塗装に適さない射出成形で製作された帽体にとっては非常に重要 な事項である。

   塗料が内側に染み込んだ場合、ヘルメットライナーの性能に影響を 及ぼすため、帽体に有効なマスキングを施すこと。

   熱による乾燥を必要とする塗料は使用されるべきではなく、いかな 国際モータースポーツ競技規則付則L項

ーは、FIA基準8856-2000に従って公認されたオーバーオール、長袖・

長ズボンのアンダーウェア、バラクラバ帽、ソックス、シューズおよび グローブ(コ・ドライバーについては任意)(FIAテクニカルリスト

№27)を着用しなければならない。

  きつ過ぎる着衣は保護能力を引き下げてしまうので、着用者は、これ らの着衣がきつ過ぎないことを確実にすること。

  オーバーオールに直接なされる刺繍は、より効果的な遮熱のため、最 も外側の生地にのみ許される。バッジの基部となる生地およびバッジを オーバーオールに縫付ける糸は耐火性でなければならない。ドライバー の着衣への印刷は製品の製造者のみが行い、耐炎性(難燃性)でかつ ISO15025規格に合致していなければならない。本項 . に定義された 伝熱性能を悪化させてはならない。(詳細な要件および使用に当たって の指示事項については、FIA基準8856-2000の付則Ⅰを参照のこと)。

  単座席のレーシングカーでスタンディングスタートを伴う競技に参加 するドライバーは、トラブルが発生した場合にレーススターターの注意 を引けるよう、車両の主色と対比して、とても見やすい色のグローブを 着用しなければならない。

  ドライバーが着用するあらゆる冷却システムを循環する物質も、大気 圧と等しい圧力の水または空気以外の物質であってはならない。水シス テムは、それが機能するために衣類に浸透するようなものであってはな らない。

  酷暑の中で開催される競技においては、冷却システムを使用すること が推奨される(例えば、冷却を目的にデザインされ、FIA基準8856-2000に従って公認されたアンダーウェアに接続する等)。

  例外的にFIAに公認されていないドライバー用冷却ベストを着用し てもよいが、着用が義務づけられる公認アンダーウェアの上に着用する こと。冷却ベストは、ISO15025の認証を受け、そのラベルが付いた下 地により構成されていなければならず、いかなるチューブもISO17493 の認証を受け、そのラベルが付いていなければならない。また、そのチ ューブはドライバーの皮膚に触れてはならず、車載機器へのいかなる接 続も、FIA基準8856-2000の5.8.6項に合致していなければならない。

国際モータースポーツ競技規則付則L項

第 条 前方への頭部の動きの抑制(FHR)

  . )当該装置がFIA基準8858に従って公認されない限り、国際競 技において、頭部や頸部の保護を意図してヘルメットに装置するいか なる装置の着用も禁止される。公認されたFHRシステムはFIAテ クニカルリストNo.29に掲載される。HANS襟部の最小角度は水平 から °とする。

   ドライバーとthe HANS® yoke間に使用されるいかなるパッドも、

ドライバーが全てを装備しハーネスを締め車両に着座した時に15mm 厚を超えるものであってはならない。パッドはISO15025規格に合致 した耐炎性(難燃性)素材で覆われていなければならず、the HANS®

yokeの両端から mmを超える幅があってはならない。

   すべての国際格式競技会において、ドライバーおよびコ・ドライバ ーはFIA承認のFHRシステムを着用しなければならない。ただし、

下記の例外あるいは規則が適用される。

   FIA承認のFHRシステムの着用は、

   a)ピリオドG以降のフォーミュラ 車両においては、FIA安全 国際モータースポーツ競技規則付則L項

参考 FIA基準8856-2000 5.8.6項

 緊急時にドライバーが車両から脱出しようとする際には、クール・ア ンダーウェアと冷却システムとの接続が自動的に外れるようなもので あること。

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