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第二次中期経営計画最終年度へ向けての 戦略と施策

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第二次中計の最終年度にあたる平成 27 年度は、 「顧客基盤拡大と 収益力の向上」の年と位置づけております。そのための戦略・施策 として、幅広い顧客ニーズのある円定期預金や T ポイントプログラ ムを有効活用し、当行認知度の一層の向上と新生ブランド強化、 ク ロスセル機会の拡大を目指してまいります。また、商品・サービス の拡充については、住宅ローン市場における競争激化や住宅ロー ンの借り換え需要の減退に対応するため、住宅開発・販売会社との 提携を拡大し、お客さまへの販売チャネルを拡大しつつ、商品の利 便性とユニーク性に磨きをかけ、多様なニーズにお応えしてまい ります。外貨関連事業は、商品・サービスの拡充と最適な外貨取引 プラットフォームを構築し、お客さまの「増やす・使う・送る」をワンス トップでサービス提供し、外貨に強い新生ブランドの確立を目指し

てまいります。

当行では、銀行本体およびグループ会社間の連携や業務効率 化を推進するとともに、 カード事業の一層の強化やカードローン残 高の積み上げなど、 グループ一体となって取り組んでまいります。

さらには、海外事業としてアジアマーケットにおける金融ニーズの 捕捉についても引き続き検討を進めてまいります。

個人部門 事業概況

マネジメント体制連結財務ハイライト社長メッセージ特集資料編

平成 26 年度の事業環境と取り組みの成果

第二次中期経営計画 (以下、 「第二次中計」) において、 法人部門では、

事業参画を通じた企業・産業・地域の成長支援と、 専門能力の強化・実 践を基本戦略とし、 医療・ヘルスケア、 再生可能エネルギー、 創業支援・

企業再生支援などの重点分野における差別化を推進するとともに、

当行の専門性のある分野などの一層の強化を図っております。

平成 26 年度は、第二次中計の 2 年目として医療・ヘルスケア、再 生可能エネルギー、創業支援・企業再生支援などの重点分野を中心 に、 より具体的な業務展開を図りました。これにより、顧客基盤の拡 大、収益力の強化および差別化の推進に向けた取り組みが、着実に 成果を上げました。また、いわゆる「アベノミクス効果」や日銀によ

る「量・質ともに次元の違う」金融緩和策などを背景に、前年度に引 き続き旧来の大口固定化債権の処理が進展することで、資産ポー トフォリオの質が、 より一層改善されました。

重点分野に対する取り組み

ヘルスケアファイナンスにおいては、投資家・オペレーター(介護・医 療施設運営業者) などとの連携強化を図りながら業務拡大に努めて おり、平成 26 年 4 月には、 ケネディクス株式会社など 5 社とヘルスケ ア REIT ( Real Estate Investment Trust ) の運用を目的とした資産 運用会社を設立しました。また、平成 27 年 5 月には投資法人を設立 し、 同 REIT の上場を目指した取り組みを進めております。

再生可能エネルギー分野においては、国内におけるプロジェク 瀬戸 紳一郎

専務執行役員 法人部門長

法 人 部 門

法人部門は、事業法人・公共法人・金融法人のお客さまに対する貸出を主としたコーポ レートファイナンスや金融商品・ソリューションを提供する業務、不動産やプロジェクト 案件などを対象としたストラクチャードファイナンス業務、およびクレジットトレーディ ングやプライベートエクイティなどを行うプリンシパルインベストメンツ業務ならびに 昭和リース株式会社によるリース業務、新生信託銀行株式会社による信託業務などで 構成されています。

法人部門事業概況 マネジメント体制連結財務ハイライト社長メッセージ特集資料編

クトファイナンスのアレンジなど多様な取り組みをしました。これら の結果、過年度の取り組みも合わせて、累計で約 20 件、 コミットメン ト総額約 1,200 億円の組成をしました。

事業法人営業

事業法人営業においては、綿密な顧客セグメンテーションや取引構 想の明確化によるメリハリの利いた組織的営業推進体制、 リスク管 理体制の高度化による迅速な審査体制を構築することで、顧客基 盤の拡充と強化、良質な資産の一層の積み上げを図りました。

不動産ファイナンス

不動産ファイナンスにおいては、新規優良案件の発掘を継続する 一方で、積極的にポートフォリオの適正化に取り組んだ結果、平成 25 年度に引き続き、旧来の大口固定化債権の削減が進展しまし た。新規与信実行については、個別案件のリスク・リターンのみなら ず、不動産市況全体を踏まえた運営に努め、貸出資産の積み上げ を図りました。

プリンシパルトランザクションズ

当行子会社である「新生プリンシパルインベストメンツグループ」

のプラットフォームを活用し、中小企業金融円滑化法の終了や高 齢化の進展などの事業環境を見据えたコンサルティング機能の強 化、事業法人のお客さまの長期固定化債権に対するソリューション の提供、 IPO 投資先に対する成長支援強化による投資価値の増大 などに注力しました。平成 26 年度は、 プライベートエクイティ業務 における大型 IPO 案件やクレジットトレーディング資産のエグジット などにより大きく収益に寄与しました。

海外事業

法人のお客さまの海外展開支援については、株式会社フォーバ ル(平成 26 年 3 月)、ベトナムの大手民間商業銀行である Military Commercial Joint-Stock Bank (平成 26 年 3 月)、 マレーシアの大 手商業銀行である RHB Bank Berhad (平成 27 年 1 月) との業務 提携などにより、アジア地域における進出支援体制の構築を進め ました。また、アジア・オセアニア地域などを中心としたプロジェク トファイナンスや、欧州での PFI ( Private Finance Initiative ) ・ PPP

( Public-Private Partnership ) などにも積極的に取り組みました。

部門を「次世代ビジネス推進部門」に再編、競争力あるビジネスや 商品の開発を推進するとともに、お客さまの担当をエリア営業部門 に移し、 クロスセルを一層推進する体制を構築しました。

平成 26 年度の業績

法人部門の業務粗利益は、平成 25 年度の 695 億円から平成 26 年 度は 759 億円へ増収となりました。これは、主として、 プライベート エクイティ業務における大型 IPO 案件からの収益や国内クレジット トレーディング業務の堅調な実績、国内外のプロジェクトファイナ ンス案件などにおける新規与信実行時の手数料収入増加などが寄 与したものです。経費については、重点分野への増員、業務基盤の 拡充などの結果、平成 25 年度の 248 億円から平成 26 年度は 270 億 円に増加しました。与信関連費用については、不良債権処理の進捗 による潜在的なリスク削減により、前年度に引き続き大口の引当案 件が生じなかったものの、与信先の信用力改善等による戻り益が 前年度に比べて減少したため、平成 25 年度の 85 億円の戻り益から 平成 26 年度は 39 億円の戻り益となりました。以上の結果、与信関 連費用加算後実質業務純益は平成 25 年度の 532 億円から平成 26 年度は 529 億円へと堅調な業績を維持しました。

第二次中期経営計画最終年度へ向けての 戦略と施策

第二次中計の最終年度である平成 27 年度は引き続き、 グループ各 社の有する機能、顧客基盤、地域金融機関とのネットワークを活用 し、重点分野や専門性のある分野をさらに強化することにより、持

続的な成長に向けた事業基盤の確立を目指してまいります。

そのための戦略・施策として、平成 27 年 4 月には、法人営業本部 と金融法人本部を統合する体制整備を行いました。事業法人営業 と金融法人営業の一体運営により、提案力を強化するとともに効 率的な業務運営を行い、地域金融機関を主とした金融法人のお客 さまとの連携による業務展開を積極的に推進してまいります。

平成 27 年 5 月には、 法人営業本部とプリンシパルトランザクション ズ本部を廃止するとともに、 法人営業統轄部と VBI 推進部を統合し、

法人企画部へ変更することで、部門内の全部室店を一体的に企画・

推進する体制整備を行いました。部門内の各ビジネスの連携強化と お客さまへのソリューション提案力の向上によりクロスセルを推進 し、 顧客基盤の拡大と専門性の高度化をより一層図ってまいります。

法人部門 事業概況

マネジメント体制連結財務ハイライト社長メッセージ特集資料編

金 融 市 場 部 門

平成 26 年度の事業環境と取り組みの成果

第二次中期経営計画(以下、 「第二次中計」)において、金融市場 部門では、 ソーシングを含むマーケットソリューション能力や商品・

サービス提供の充実強化、地域金融機関とのネットワークの強化に よる持続的な成長基盤の構築を目指しております。

市場営業

ソリューション型営業体制の強化による新規開拓の推進と既存の お客さまとの取引の深耕を図りましたが、 とりわけ法人のお客さま の外国為替や金利の相場変動に対するヘッジニーズを踏まえたデ リバティブ取引が堅調に推移し、顧客基盤の拡大に進展がみられま した。

お客さまそれぞれの実需に対応したソリューションを提供する ことで、市場関連収益は着実に増加しております。市場金利の低下 やクレジットスプレッドのタイト化など自己勘定投資やトレーディン グには厳しい市場環境が継続しておりますが、安定的な収益基盤 の構築に向けて、法人・個人のお客さまへの営業推進体制ならび に商品・サービス供給体制の見直しと拡充を図り、お客さまの多様 なニーズにきめ細かくお応えし、時機をとらえたソリューションの 提供に努めました。

アセットマネージメント

投資信託の販売については、個人のお客さま向けの商品として世

界のさまざまな債券に投資することで長期的な資産の成長を目

指す債券ファンド (「新生・賢人の采配」) が好評を博したほか、 NISA

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