ハ . 想定される保有期間及び保有期間が想定を超える蓋然性等を 踏まえ、取引の特性に応じて適切に価格を評価するための方法 トレーディング勘定においては、保有期間 10 日の VaR を使用して います。なお、トレーディング勘定における商品は、いずれも市 場流動性が十分高いものでありますが、価格評価に関しては、そ の特性に応じ、適切に行っています。
ニ . 内部モデルの概要並びにバック・テスティング及びストレス・
テスト
当行及び新生証券では、一般市場リスク計測のための内部モデ ルとして、ヒストリカルシミュレーション法による、 VaR を用い ています(信頼水準 99% 、保有期間 10 日、観測期間 250 日)。
VaR 及びストレス VaR については、下表をご参照ください。
資料 編 自 己 資本 比率 規制
︵ バー ゼル 規制
︶ 第
3 の柱
︵市 場 規律
︶に 基づ く開 示
連 結 財 務 ハ イ ラ イ ト
社 長 メ ッ セ ー ジ
特 集
事 業 概 況
マ ネ ジ メ ン ト 体 制
定性的な開示事項(続き)
ロ . 連結グループが内部管理上使用した銀行勘定における金利 リスク算定手法の概要
銀行勘定の金利リスクについては、 「資産負債総合管理ポリ シー」下位規程の「バンキング金利感応度計測手続」に基づき、
以下のように、算定されています。
①計測手法
各年限へ一定の金利ショックを与えた GPS (グリッド・ポイン ト・センシティビティ)の和を金利リスク量として算定します。
GPS とは、期間(グリッド)ごとの金利変動に対する資産・負債・
オフバランス取引の現在価値の変化額のことです。
②対象資産・負債
預貸金、国債、その他キャッシュ・フローが金利の影響を受ける 資産・負債を対象としています。
③金利ショック幅
アウトライアー基準上は 2% の金利ショックを適用しています が、内部管理上は 1% の金利ショックを適用しています。
④算定頻度
銀行単体については日次で、連結子会社については月次で算定 しています。
金利リスク量は、満期の認識や期限前償還によって大きく影響 を受けるため、以下のモデルを導入し、適切な金利リスクの把 握に努めています。
a. 住宅ローン
リテールの住宅ローンについて、期限前償還実績を統計的に分 析し、ローン実行からの借入経過期間等を用いた比例ハザー ド・モデルにより将来キャッシュ・フローを推計し、金利リスク を計測しています。
b. コア預金
リテールの円普通預金及び円 2 週間満期預金のうち、引き出さ れることなく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金とし、
実績残高推移データを統計的に分析し、顧客層別に満期を推定 することにより、預金者行動をモデル化しています。
なお、これらモデルは、定期的にモデル・パラメータのレ ビューを行っています。
アウトライヤー基準算定にあたっては、上下 2% の金利ショック を採用しており、内部管理と整合的な手法で計測されています。
また、平成 27 年 3 月末時点はアウトライヤー基準(上下 2% の金 利ショックによる銀行勘定の経済価値の低下額がコア資本の 20% を超えるか否か)を大きく下回っており、金利リスクが十 分コントロールが可能な水準であることを示しています。
11. オペレーショナル・リスクに関する事項
イ . リスク管理の方針及び手続の概要
( 1 )オペレーショナル・リスクの定義
当行は、オペレーショナル・リスクを、事務リスク、コンプ ライアンスリスク、労務関連リスク、システムリスク、広域 災害リスク、有形物リスク等の複数のリスク分野に区分し、
当該区分を銀行及びグループ連結子会社に適用しています。
( 2 )オペレーショナル・リスクの管理体制
当行では、オペレーショナル・リスクを、現場の業務部門に よる業務の特性に応じた管理、事務リスクやコンプライアン スリスクなど上記の個別オペレーショナル・リスク分野の専 門管理部署(以下、専門管理部署という)及びオペレーショナ ル・リスクを統轄的に管理する部署(以下、統轄管理部署)を 通じた業務横断的な管理、監査部門による当該管理体制の適 切性及び有効性の検証により重層的に管理し、 取締役会等が、
オペレーショナル・リスクの管理に関する基本規程の整備や オペレーショナル・リスク管理に関する組織の変更など重要 事項に関する意思決定を行う態勢としています。
専門管理部署及び統轄管理部署は、収益責任を負う営業部 門から独立しており、統一的な管理基準・手続策定や、事件 事故の把握・評価、原因分析、再発防止策の策定支援など、
オペレーショナル・リスク全般及び各リスク分野の特性に応 じた管理を推進しています。また、これらの部署は、定期的 に会合を持ち、情報を共有化するとともに、オペレーショナ ル・リスクの管理に関する課題や施策を協議しています。
オペレーショナル・リスクは、内部で発生した実事件事故 と発生頻度は低いものの影響度が大きい潜在的な事件事故 シナリオの双方から認識、評価されています。内部の実事件 事故につき、事件事故の収集と評価に関する統一基準を制定 し、重大な事件事故を定期的に捕捉・評価しています。潜在 的な事件事故シナリオにつき、その網羅性と妥当性の確保の ための手順を定め、最低年 1 回、各業務のシナリオを特定の 上その発生頻度と影響度を評価しています。
こうして認識・評価されたリスクは、専門管理部署及び統 轄管理部署を通じて経営層に報告されるとともに、内部管理 上のリスク資本の計量化に利用されています。
日本円 米ドル その他 合計
アウトライヤー比率
単体
(単位:億円)
▲
651▲
15▲
14▲
681 7.8%▲
1,060▲
14▲
14▲
1,090 12.9%連結
(参考)平成 27 年 3 月末の銀行勘定における金利リスクにつき、
上下 2% の金利ショックに対する経済的価値の変化額
資料 編
自 己資 本 比率 規制
︵ バー ゼル 規 制
︶ 第 3 の柱
︵市 場規 律︶ に基 づく 開 示
マ ネ ジ メ ン ト 体 制 事 業 概 況 特 集 社 長 メ ッ セ ー ジ 連 結 財 務 ハ イ ラ イ ト
定性的な開示事項(続き)
( 3 ) 「オペレーショナル・リスク管理指針」の概要
「オペレーショナル・リスク管理指針」は、オペレーショナル・
リスクの管理に関する組織体制並びに具体的な管理手法・手 順に関する規程の総体であり、以下で構成されています。
・ 「オペレーショナル・リスク管理ポリシー」
・個別の管理規程
・個別連結子会社の管理規程
「オペレーショナル・リスク管理ポリシー」は、オペレーショ ナル・リスク管理の最上位規程であり、グループ全体のオペ レーショナル・リスクの総合的な管理に不可欠な、対象リス ク分野の定義、リスク管理の内部統制と基本指針、リスクの 把握、評価、モニタリング、報告及び管理・削減の基本枠組 みを規定しています。
個別の管理規程は、各オペレーショナル・リスク分野及び 新規事業・商品に関する管理基準・手続を規定しています。
個別連結子会社の管理規程は、オペレーショナル・リスク 管理全般に関する包括規程と個別オペレーショナル・リスク 分野の管理に関する規程があります。各連結子会社は、各 社取締役会などの承認のもとで、リスク特性や内部管理の 実状に応じ各規程を制定・改廃しています。また、銀行のリ スク管理規程との整合性を確保するため、その制定・改廃に は銀行との事前協議、事後報告を必要としています。
ロ . オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する 手法の名称
粗利益配分手法を使用しています。
粗利益配分法
所要自己資本額 単体
(単位:百万円)
所要自己資本額 連結
28,661 14,647
(参考)平成 26 年度末のオペレーショナル・リスクに対する所要
自己資本の額
資料 編 自 己 資本 比率 規制
︵ バー ゼル 規制
︶ 第
3 の柱
︵市 場 規律
︶に 基づ く開 示
連 結 財 務 ハ イ ラ イ ト
社 長 メ ッ セ ー ジ
特 集
事 業 概 況
マ ネ ジ メ ン ト 体 制
定性的な開示事項(続き)
ドキュメント内
untitled
(ページ 182-185)