VMware GSX Server の インストール
ここでは、Linux や Windows のホストシステムに VMware GSX Server をイ ンストールする手順を説明します。
• ホストシステムの選択 (P.45)
• サーバ上の VMware 仮想マシンコンソールについて (P.46)
• VMware GSX Server を Windows ホストにインストール (P.48)
• VMware GSX Server を Linux ホストにインストール (P.60)
• GSX Server で使用できるように Web ブラウザを設定 (P.74)
• VMware 仮想マシンコンソールのインストール (P.77)
• VMware Scripting API のインストール (P.82)
• VMware GSX Server の削除 (P.86)
ホストシステムの選択
VMware GSX Server は、ホストコンピュータが Windows でも Linux でもご
シリアル番号は、ライセンス登録されているホスト OS 上でのみ VMware GSX Server が利用できるように設定されています。 Windows ホスト向けのシ リアル番号を使って Linux ホスト上で本ソフトウェアを実行したり、その逆 を行うことはできません。
異種ホスト OS で VMware GSX Server を使用したい場合 、 例えば Windows ホスト向けにライセンスを登録しているが Linux ホストでもソフトウェアを 利用したいというような場合は、 弊社 Web サイトで別途ライセンスを購入 してください。このサイトから 15 日間の無料評価版ライセンスをダウン ロードすることも可能です。 詳しくは、www.vmware.com/downloadを参照し てください。
対応 Windows ホストへのインストールは、「VMware GSX Server を Windows ホストにインストール (P.48)」を参照してください。Linux ホスト へのインストールは「VMware GSX Server を Linux ホストにインストール (P.60)」を参照してください。
GSX Server をインストールできる対応ホスト OS の一覧は、「ホストのシス テム要件 (P.25)」を参照してください。
旧バージョンからのアップグレード
旧バージョンから VMware GSX Server をアップグレードする場合は、はじめ に「VMware GSX Server のアップグレード (P.93) 」をお読みください。
サーバ上の VMware 仮想マシンコンソールについて
VMware GSX Server では、GSX Server ホスト上の仮想マシンをホストから直 接管理する際も、クライアントワークステーションや別のホストからリモー ト管理する際にも、VMware Virtual Machine Console(仮想マシンコンソー ル) を使用します。
1 台の仮想マシンに同時に複数のコンソールが接続できるため、その仮想マ シンに複数の承認ユーザーが並行アクセスすることが可能です。同様に、複 数のユーザーが同一の仮想マシンに VMware Scripting API と VMware Management Interface (管理インターフェイス)とを使って接続すること も可能です。仮想マシンは、どのコンソールからもフルスクリーンモードで 実行することができます。
GSX Server ソフトウェアをインストールすると、VMware Virtual Machine Console(仮想マシンコンソール)が自動的にインストールされます。この コンソールは、 仮想マシンにアクセスさせたいクライアントワークステー ションにはすべてインストールしておいてください。コンソールをインス トールすることにより、仮想マシンのリモート管理が可能になります。
クライアントに仮想マシンコンソールをインストールする手順は、
「VMware 仮想マシンコンソールのインストール (P.77)」をご覧ください。リ
モートクライアントを稼動させたままインストールを行う場合、VMware 管 理インターフェイスからコンソールをダウンロードすることも可能です。詳 しくは、「VMware 仮想マシンコンソールのダウンロード (P.122)」をご覧く ださい。
仮想マシンコンソールに関する詳細は、「VMware GSX Server 仮想マシンガ イド」の「仮想マシンの実行」を参照してください。
VMware GSX Server を Windows ホスト にインストール
次のセクションでは、Windows ホスト OS 上への GSX Server のインストー ル方法について解説していきます。
• 標準インストール (P.49)
• デフォルトディレクトリ (P.51)
• Windows ホストへの GSX Server ソフトウェアのインストール (P.52) VMware GSX Server の利用を開始するのに難しい作業は必要ありません。主 な手順は以下の通りです。
1. 本項の手順に従って、サーバ上に VMware GSX Server ソフトウェア ( サーバ、VMware 管理インターフェイス、VmCOM API、 VmPerl API 及 び VMware 仮想マシンコンソール ) をインストールします。
2. VMware 仮想マシンコンソールと VMware Scripting API を Windows ま たは Linux クライアント上にインストールします。
3. VMware 仮想マシンコンソールを起動して、シリアル番号を入力しま す。 この作業は、GSX Server のインストール後、最初にコンソールを起 動した時のみ必要です。
4. New Virtual Machine Wizard または VMware 管理インターフェイスを 使って仮想マシンを作成します。詳しくは 、「VMware GSX Server 仮想 マシンガイド」の「仮想マシンの新規作成」を参照してください。
5. 新しい仮想マシンをパワーオンして、ゲスト OS をインストールしま す。これにはゲスト OS のインストールメディア (CD-ROM またはフ ロッピーディスク)が必要です。詳しくは、「VMware GSX Server 仮想 マシンガイド」の「 ゲスト OS をインストール」を参照してください。
6. パフォーマンスの拡張を図るために、仮想マシン内に VMware Tools パッケージをインストールします。詳しくは、「VMware GSX Server 仮 想マシンガイド」の「VMware Tools のインストール」参照してくださ い。
7. 仮想マシンにソフトウェアをインストールします。
8. これで仮想マシンの使用を開始できます。サーバホストと仮想マシン は、VMware 仮想マシンコンソールと VMware 管理インターフェイス、
VMware Scripting API を使って管理します。
標準インストール
Windows ホスト上では、マスターインストーラから GSX Server をインス トールします。マスターインストーラは、GSX Server の全コンポーネント
(サーバソフトウェア、 VMware 管理インターフェイス、VMware Scripting API)をインストールするのに便利です。また、インストールするコンポー ネントを選択することも可能です。VMware 仮想マシンコンソールは必ずイ ンストールされます。すべてのコンポーネントは、マスターディレクトリ配 下の独自のディレクトリにインストールされます。
GSX Server の標準インストールは、2 台のコンピュータ(仮想マシンを実行 するサーバとクライアントワークステーション)を使用します。クライアン トは TCP/IP ネットワークリンクを使ってサーバ上の仮想マシンと通信しま す。
より複雑なインストールでは、1 台のクライアントを使って複数の VMware 仮想マシンコンソールを実行し、各コンソールに個別サーバ上の複数の仮想 マシンを管理させることも可能です。
インストールを開始する前に、次の準備ができているか確認してください。
• GSX Server を実行するためのシステム要件を満たしたサーバ及びホスト OS ー 詳しくは 「ホストのシステム要件 (P.25)」をご覧ください。
• GSX Server リモート管理ソフトウェアを実行するためのシステム要件を 満たしたリモート管理クライアントとオペレーティングシステム ー 詳 しくは 「リモートクライアントの要件 (P.32)」をご覧ください。
• GSX Server のインストール ソフトウェア ー GSX Server メディアキット を購入された場合は、ボックス内の CD にインストールソフトウェアが 含まれます。ダウンロード版を購入された場合は、ダウンロードした ファイルにインストールソフトウェアが含まれます。
• GSX Server のシリアル番号 ー シリアル番号は、弊社または GSX Server 購 入先代理店からの受注確認電子メールに記載されています。
• ゲスト OS のインストール用 CD またはフロッピーディスク
• VMware 管理インターフェイスを利用する予定であれば、IIS (Internet Information Services) がインストールされ、正しく構成されていること を確認してください。
サーバ上で
GSX Server ホストでフル インストールを行うと、以下のものがインストー ルされます。
• サーバ向けの GSX Server パッケージ(仮想マシンを作成、構成するツー ル、および仮想マシンを表示、コントロールする VMware 仮想マシン コンソールを含みます)。
• VMware 管理インターフェイス パッケージ ( ブラウザから仮想マシンと ホストを管理するための Web サーバ。詳しくは 「 仮想マシンと VMware GSX Server ホストの管理 (P.117)」をご覧ください)。
• VmCOM API パッケージ(リモートから仮想マシンを管理する COM を使 用したスクリプトツール。 詳しくはwww.vmware.com/support/developerを ご覧ください)。
• VmPerl API パッケージ(リモートから仮想マシンを管理する Perl を使用 したスクリプトツール。 詳しくはwww.vmware.com/support/developerをご 覧ください)。
カスタムインストールパスを選択して、必要なパッケージのみをインストー ルすることも可能です。
通常、サーバソフトウェアをインストールする際は、サーバ上で直接作業を 行います。ただし、仮想マシンの管理と実行は、サーバからでも、クライア ントからでも行うことが可能です。
クライアントワークステーション上で
Web ブラウザ以外にも、クライアントに以下のパッケージをインストール できます。
• VMware 仮想マシンコンソール
• VmPerl及び VmCOM Scripting API (VmCOM API はWindowsのクライアン トにのみインストール可能です )。
これらのパッケージは VMware 管理インターフェイスと VMware GSX Server マスターインストーラ (Windows ホストのみ ) から入手できます。Linux ク ライアントに VMware 仮想マシンコンソールをインストールする場合は、
「Linux ホストに VMware 仮想マシンコンソールをインストール (P.80)」をご 覧ください。
VMware 仮想マシンコンソールは、クライアント上でも、サーバ自体でも実 行できます。VMware 仮想マシンコンソールには、Windows 用クライアント
パッケージ (Windows NT 4.0、Windows 2000、 Windows XP 及び Windows Server 2003) と Linux 用パッケージがあります。
通常、クライアント上ではコンソールとブラウザを実行します。ブラウザを 利用すれば、VMware 管理インターフェイスにアクセス可能です。管理イン ターフェイスとコンソールを使えば、以下のことが実行できます。
• 仮想マシンの活動を監視
• 仮想マシンの起動、停止、リセット、サスペンド、レジューム
• 仮想マシンの作成と削除
• ホストと仮想マシンの設定を操作
基本的に、コンソールは仮想マシンをローカル及びリモートから管理するた めのものです。一方、管理インターフェイスは、ホストサーバとホスト上の 全ての仮想マシンをリモートから管理するためのものです。
VmPerl と VmCOM API は、Linux 及び Windows ホストに接続できます。た だし、 VmCOM API は、Windows ホストまたはクライアント上でしか動作し ません。これらの API を使用して、仮想マシンやホストサーバを自動管理す るスクリプトを作成できます。
デフォルトディレクトリ
GSX Server コンポーネントは、デフォルトで以下のディレクトリにインス トールされます。
• サーバコンポーネント及び VMware 仮想マシンコンソール C:¥Program Files¥VMware¥VMware GSX Server
• VMware 管理インターフェイス コンポーネント
C:¥Program Files¥VMware¥VMware Management Interface
• VmCOM API コンポーネント
C:¥Program Files¥VMware¥VMware VmCOM Scripting API
• VmPerl API コンポーネント
C:¥Program Files¥VMware¥VMware VmPerl Scripting API 必要に応じてディレクトリを変更できますが、変更した場合にはパス名を記 録しておいてください。このマニュアルの以下の手順ではデフォルトのパス を使用して説明を行います。