3 章
Version 1 で作成した仮想マシンを Version 3 で使用
既存の VMware GSX Server 1 仮想マシンを VMware GSX Server 3 で使用する と、自動的に仮想ハードウェアがアップグレードされます。アップグレード を行うと新しい機能にアクセスできるようになりますが、元のように旧バー ジョンで利用できる状態には戻せません。
まず既存の構成ファイル (.vmxまたは.cfg) と仮想ディスク (.vmdk また は.dsk) を使用します。
仮想マシンを GSX Server 3 を使って初めて起動すると、仮想ハードウェアを アップグレードするか仮想マシンをパワーオフするかの選択を促すダイアロ グボックスが表示されます。仮想ハードウェアのアップグレードを行う前に 仮想マシンのバックアップコピーを作成しておきたい場合は、 一旦仮想マシ ンをパワーオフしてからバックアップを作成してください。それ以外の場合 は、VMware GSX Server に仮想ハードウェアをアップグレードさせます。詳 しくは、下記の「ゲスト OS の仮想ハードウェアをアップグレード」をご覧 ください。
注意 : 仮想ディスクではなく、物理ディスクから実行される仮想マシンを アップグレードする場合、仮想ハードウェアのアップグレード中に、
「Unable to upgrade <drivename>. One of the supplied parameters is invalid.」
というエラーメッセージが表示されることがあります。[OK] をクリックし て、アップグレードを続行しても構いません。
「VMware GSX Server 仮想マシンガイド」の「VMware Tools のインストール」
で該当するゲスト OS の項を参照して、その指示に従って VMware Tools を 新しいバージョンにアップグレードしてください。 新しいバージョンをイン ストールする前に旧バージョンの VMware Tools を削除しないでください。
ゲスト OS の仮想ハードウェアをアップグレード
仮想ハードウェアをアップグレードしたら、ゲスト OS に新しい仮想ハード ウェアを正しく認識させるために、追加の作業が必要になる場合がありま す。VMware GSX Server 1 で作成した Windows 95、Windows 98 または Windows Me の仮想マシンを使用する場合、該当するゲスト OS の箇所に記 載されている指示に従って作業を行ってください。
他のゲスト OS では、特別な作業は必要ありません。プラグ & プレイが新し い仮想ハードウェアを認識し、何の問題もなく必要なドライバをインストー ルするはずです。
いずれの場合も、仮想マシンの設定エディタでゲスト OS が正しく指定され ていることを確認しておいてください。詳しくは、「ゲスト OS の種類の確 認 (P.116)」をご覧ください。
Windows Me ゲスト
下記の手順は、ゲスト OS が新しい仮想ハードウェアを認識するプロセスで 必要な作業の一例です。実際の手順は、仮想マシンの構成によって異なるこ とがあります。
1. 仮想マシンをパワーオンします。
2. GSX Server に仮想ハードウェアのアップグレードを実行させます。
3. [OK] をクリックして「古い SVGA ドライバが検出されました」という メッセージを消去します。
4. プラグ&プレイのメッセージがいくつか表示されます。これらは無視 して構いません 。
5. Windows ME にログインします。さらに プラグ&プレイのメッセージ が表示されます。 その内の1つは VMware SVGA ドライバに関するもの です。
[ はい ] をクリックしてコンピュータを再起動します。
6. Windows ME にログインしてください。 SVGA ドライバは正常に動作し ていません。
7. Windows の [ スタート ] メニューから [ 設定 ] - [ コントロールパネル ] - [ システム ] - [ デバイスマネージャ ] - [ アダプタの表示 ] を選択します。
表示される 2 つの SVGA ドライバを手作業で削除します。
8. Windows ゲストを再起動します。
Windows が VMware SVGA II アダプタを検出し、インストールします。
コンピュータの再起動を促すメッセージが表示されます。
[ はい ] をクリックしてください。
9. これで、SVGA ドライバは正常に動作しているはずです。
10. 新しいバージョンの VMware Tools をインストールします。詳しくは、
「VMware GSX Server 仮想マシンガイド」の「VMware Tools のインス トール」を参照ください。
Windows 98 ゲスト
下記の手順は、ゲスト OS が新しい仮想ハードウェアを認識するプロセスで 必要な作業の一例です。実際の手順は、仮想マシンの構成によって異なるこ とがあります。
1. 仮想マシンをパワーオンします。
2. GSX Server に仮想ディスクの拡張子を.vmdkに変更させます。
3. GSX Server に仮想ハードウェアのアップグレードを実行させます。
4. [OK] をクリックして「古い SVGA ドライバが検出されました」という メッセージを消去します。
5. Windows 98 にログインします。 プラグ&プレイのメッセージがいくつ か表示されます。Windows 98 インストール用 CD の挿入を求められる ことがあります。
6. Windows がファイルPcimp.pciを求めてきますので、格納場所とし てC:¥Windows¥Systemを指定します。
7. Windows が Intel 82371EB PCI to ISA bridge (ISA mode) を検出します。
ドライバはC:¥Windows¥System で探すか、自動検索させてくださ い。
8. Windows が Intel 82371ES Power Management Controller を検出します。
ドライバはC:¥Windows¥System で探すか、自動検索させてくださ い。
9. Windows が PS/2 互換のマウスポートを検出します。ドライバは C:¥Windows¥System にあります。
10. Windows が COM を検出します。ドライバはC:¥Windows¥System にあります。
11. Windows がプリンタポートを検出します。Lpt.vxdファイルを検索し てください。
12. Windows が Intel 82443Bx Pentium(r) II Processor to PCI bridge (with GART support) を検出します。ドライバはC:¥Windows¥System に あります。
13. Windows が Standard Dual PCI IDE Controller を検出します。ドライバは C:¥Windows¥System にあります。
14. Windows が Intel 82371AB/EB PCI to USB Universal Host Controller を検 出します。ドライバはC:¥Windows¥System にあります。
15. Windows が AMD PCNET Family Ethernet Adapter (PCI-ISA) を検出しま す。ドライバはC:¥Windows¥System にあります。
16. Windows がserialui.dllドライバの格納場所を求めてきますので、
C:¥Windows¥Systemと指定してください。
17. Windows ゲストを再起動します。
18. これで、SVGA ドライバは正常に動作しているはずです。
19. 新しいバージョンの VMware Tools をインストールします。詳しくは、
「VMware GSX Server 仮想マシンガイド」の「VMware Tools のインス トール」を参照ください。
Windows 95 ゲスト
下記の手順は、ゲスト OS が新しい仮想ハードウェアを認識するプロセスで 必要な作業の一例です。実際の手順は、仮想マシンの構成によって異なるこ とがあります。
1. 仮想マシンをパワーオンします。
2. GSX Server に仮想ハードウェアのアップグレードを実行させます。
3. [OK] をクリックして「古い SVGA ドライバが検出されました」という メッセージを消します。
4. Windows 95 にログインします。
プラグ&プレイのメッセージがいくつか表示されます。Standard host CPU bridge、PCI bridge 及び PCI Universal bus に対しては、[ キャンセ ル ] をクリックしてください。
5. SVGA ドライバは正常に動作していません。
6. Windows の [ スタート ] メニューから、 [ 設定 ] - [ コントロールパネル ] - [ システム ] - [ デバイスマネージャ ] - [ アダプタの表示 ] を選択しま す。 SVGA ドライバを手作業で削除します。
7. Windows ゲストを再起動します。
8. 再び、プラグ&プレイのメッセージがいくつか表示されます。
Standard host CPU bridge、PCI bridge 及び PCI Universal bus に対しては [ キャンセル ] をクリックしてください。
9. Windows が VMware SVGA II アダプタを検出し、インストールします。
10. Windows 95 を再起動します。
11. 今回も、プラグ&プレイのメッセージがいくつか表示されますので、
Standard host CPU bridge、PCI bridge 及び PCI Universal bus に対しては [ キャンセル ] をクリックしてください。
12. これで、SVGA ドライバは正常に動作しているはずです。
13. 新しいバージョンの VMware Tools をインストールします。詳しくは、
「VMware GSX Server 仮想マシンガイド」の「VMware Tools のインス トール」を参照ください。
ゲスト OS の種類の確認
一部のオペレーティングシステム(Windows Server 2003 や Windows 2000 等)には、複数のバージョンが存在します。仮想マシンにインストールされ ているオペレーティングシステムの特定バージョンが、ゲスト OS として指 定されているか確認しておいてください。これには、仮想マシンの設定エ ディタ([VM] - [Settings] - [Options])の設定をチェックしてください。