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! 磯Q鍵

ドキュメント内 カクシクレp21-22.jpg (ページ 85-94)

第4節遺物77

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78第3章A地点の調査

1類全体の形状が棒状をなすもの。

1A類両端が尖るもの。

’B類錐部は ̄端のみに作られ、他端は鈍頭をなすもの(全面に調整加工を施されるものを原 則とする)。

2類剥片の一端に長い錐部を作り出し、明瞭なつまみ状の頭部を持つもの。

2A類つまみ状の頭部も全面に調整が施されているもの。

2B類頭部は素材の剥片の形状を留めるもの。

3類明瞭なつまみ状の頭部を持つもので、錐部が著しく短いもの。

3A類頭部に調整加工が施されるもの。

3B類頭部は素材の剥片の形状をそのまま残すもの。

4類錐部が次第に広がっていき頭部との区分が不明瞭なもの。

4A類両面もしくは片面の全体が調整加工を施されているもの。

4B類錐部の両側縁に調整加工の施されるもので、素材の剥片の形状を留めるもの。

5類棒状あるいは長い三角形状の剥片の先端に微弱な調整加工を加え、そのまま錐として用いた もの。

以上の分類によると、1A類3点、lB類1点、2B類1点、3B類1点、4A類4点、5類2点、

不明1点である。

両極剥離痕のある石器(第52図42~45、図版15)

向かい合った二辺ないし四辺の辺縁部に剥離痕やつぶれが認められる石器。大部分がピエス・エス キーユと考えられるが、機能的に異なるものが含まれると推定される。次の3つに分類する。

類類類123

縦長で縦にl対の剥離痕が見られるもの。

1類以外でl対の剥離痕が見られるもの。

2対以上の複合的な剥離痕が見られるもの。

A地点で出土したものは、1類2点、2類2点、3類1点である。石材は下呂石3点、チャート1 点、黒曜石1点である。

ヘラ形石器(第52図46~49、図版15)

剥片の両側を折り取り、折り取り部分に挟まれた一端に刃部を持つ石器をへう形石器とする。次の 2つに分類する。

1類剥片を剥離した際の鋭利な刃部を利用しているもの。

2類刃部に細かい数回の剥離を加えているもの。

第4節遺物79 4点出土しており、いずれも、チャート製で2類である。出土はⅢ層2点、V層2点である。

削器(第52図50~54、図版15)

剥片の縁辺に連続的な調整によって刃部を作り出した石器を削器とした。刃部の作出方法により次 のように分類する。

1類片面加工により刃部を作出したもの。

2類片面加工により作出された刃部と、両面加工により作出された刃部を合わせ持つもの。

3類両面加工により刃部を作出したもの。

下呂石2点、チャート4点、黒曜石2点の計8点出土している。形態は1類5点、3類3点である。

掻器(第52図55.56、図版15)

急角度に調整された刃部を持つ石器を掻器とした。刃部の位置と数により次のように分類する。

1類素材の全周が刃部となるいわゆるラウンドスクレイパー。

2類素材の一辺縁を除く三辺縁が刃部となるもの。

3類縦長剥片が用いられ、その側縁と末端が刃部となるもの。

4類素材の長軸先端部に刃部を作り出したもの。

2点出土しており、いずれも第V層からのものでともにチャートで製である。1類1点、2類1点 である。

二次加工のある剥片(第53図57~61、図版15)

剥片の側縁に大小の剥離痕を連続して施したものを二次加工のある剥片とした。13点出土している。

下呂石6点、チャート5点、黒曜石2点である。

使用痕のある剥片(第53図62~68、図版15)

剥片の側縁に微細な剥離痕が密接して、あるいは不規則に観察されるものを使用痕のある剥片とし た。33点出土している。下呂石11点、チャート10点、黒曜石12点である。

石核(第54図、図版15)

9点出土している。石材は、下呂石4点(69.70)、黒曜石4点(71)、チャート1点である。

69は厚みのある剥片を素材とし、打面転移を行いながら剥片剥離作業を行っている。70は長大な剥 片を素材としている。71は、厚手の板状剥片を素材とし、残核がレンズ状を呈する。

80第3章A地点の調査

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第52図A地点包含層出土の石器(2)

第4節遺物81

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第53図A地点包含層出土の石器(3)

82第3章A地点の調査

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第54図A地点包含層出土の石器(4)

剥片

包含層から出土した剥片類は、309点である。

層位別に点数を数えると、I層は、下呂石3点、チャート3点の6点出土している。Ⅱ層は、下呂 石16点、チャート19点、黒曜石3点の38点出土している。Ⅲ層からは、下呂石101点、チャート80点、

黒曜石58点の計239点出土している。V層からは、下呂石4点、チャート17点の計21点であるが、他の 層位では出土していない赤色のチャートが8点出士している点が注目される。

石材別では、下呂石が125点、チャートが122点、黒曜石が62点である。

打製石斧(第55~57図、図版16)

132点出土している。次のように分類する。

類類類123

頭部がほぼ平行な、いわゆる短冊形。

胴部がくびれる、いわゆる分銅形。

形状が基部に向かって収束する、いわゆる溌形。

第4節遣 83 折損部位による分類

a刃部を欠く b基部を欠く c基部の一部を欠く

.胴部のみ(両端を欠く)

e破片

形態別では、1類50点、2類1点、3類69点、不明12点である。

磨製石斧(第58図113~118、図版16)

9点出土している。次のように分類する。

1類側面が未発達で横断面が方形にならない偏平なもの。

2類定角式磨製石斧。大きさで4つに細分する。

2A類長さが10cm以上のもの。

2B類長さが4cm以上10cm未満で、幅が2cm以上のもの。

2C類長さが4cm以上、幅が2cm未満のもの。

2,類長さが4cm未満のもの。

3類乳棒状磨製石斧

折損部位による分類 a刃部を欠く b基部を欠く c基部の一部を欠く d胴部のみ(両端を欠く)

e破片

形態別では、2A類4点、2B類1点、不明4点である。

砥石(第58図119、図版16)

図示した1点は、砂岩製で両面に浅い溝がある。

粗製削器(第58図120、図版16)

名称は適切ではないかもしれない。偏平な石でもとも,

弧状の部分に加工痕がある。中央には両面に窪みがあり、

る。

偏平な石でもともと円盤状を呈するものと予想される。縁の円 両面に窪みがあり、握りやすくなっている。石材は凝灰岩であ

84第3章A地点の調査

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第55図A地点包含層出土の石器(5)

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第56図A地点包含層出土の石器(6)

86第3章A地点の調査

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