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ネットワーク接続時のセキュリティ

ドキュメント内 ハードウェアガイド (ページ 150-156)

第 4 章 セキュリティ

2 ネットワーク接続時のセキュリティ

インターネットや電子メールなどの普及に伴い、コンピュータウイルスへの感染やパソコン内 の情報が漏えいする危険性が高まっています。

ここでは、ネットワークに接続しているパソコンを守るためのセキュリティ機能について紹介 します。

コンピュータウイルス対策 重 要

コンピュータウイルスに感染したことにより本パソコンの修理が必要になった場合、保証 期間内であっても有償修理になることがあります。ウイルスの感染を防ぐために、Norton AntiVirus」(→ P.150)を使用したり、「Windows Update」(→ P.152)を実行したり対策 を取ってください。

コンピュータウイルスは、インターネットや電子メールなどを通じてパソコンに感染し、デー タを破壊したりパソコンを起動できなくしたりします。また、ウイルスに感染したパソコンを 使用することにより、メールソフトに登録されているアドレスや保持しているデータに記録さ れているアドレス宛てに勝手にウイルスが配信され、ウイルスを広めてしまうこともありま す。

本パソコンには、ウイルスを発見するためのソフトウェアとして「Norton AntiVirus」が添付さ れています。「Norton AntiVirus」は、ウイルス定義ファイルを使用して、ウイルスの侵入と感 染をチェックすることができます。

■ Norton AntiVirus

「Norton AntiVirus」は「ソフトウェア」-「ソフトウェア一覧」(→P.164)をご覧になり、必 要に応じてインストールしてください。また、「Norton AntiVirus」を使用する場合は、ウイル ス定義ファイルの更新をお勧めします。

更新方法については、「ウイルス定義ファイルを更新する(LiveUpdate)」(→P.151)をご覧く ださい。

使用方法や設定については、ヘルプをご覧ください。

□ 注意事項

「Norton AntiVirus」を起動していると、ソフトウェアが正常にインストールされなかったり、

ご使用のソフトウェアによっては不具合が発生したりすることがあります。この場合は次 のいずれかの方法で「Norton AntiVirus」を一時的に使用不可にしてください。ただしイン ストールが終了した後は、使用可に戻すのを忘れないでください。

・「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Norton AntiVirus」→「Norton AntiVirus」 の順にクリックします。

「Norton AntiVirus」でコンピュータウイルス検査を実行しているときは、ハードディスクに あるプログラムを実行したり、検査中のフロッピーディスクを取り出したりしないでくだ さい。

「Norton AntiVirus」は、コンピュータウイルスの情報を記載したデータファイルと、検査プ

ログラム(スキャンエンジン)を使用しています。定期的に更新してください。

スキャンエンジンを更新する場合は、最新版の「Norton AntiVirus」をご購入ください。

電子メールに添付されたファイルや入手したフロッピーディスクなどは、コンピュータウイ ルスに感染していないかをチェックしてからお使いください。また、パソコンのハードディ スクは定期的にウイルスチェックを実行してください。

□ ウイルス定義ファイルを更新する(LiveUpdate)

POINT

LiveUpdate」はシステム管理者の指示に従って行ってください。

LiveUpdate」を実行するには、インターネットに接続できる環境が必要になります。ネッ トワーク管理者に確認し、あらかじめ必要な設定をしてから実行してください。

Norton AntiVirus」の自動LiveUpdateを「オン」に設定しておくと、インターネットを接 続したときに最新のウイルス定義ファイルに自動更新することができます。

手動で更新する

1.「スタート」→「すべてのプログラム」→「Norton AntiVirus」→「Norton AntiVirus」の 順にクリックし、画面左上の「LiveUpdate」ボタンをクリックします。

2.「次へ」ボタンをクリックします。

更新ファイルがあるかどうか検索されます。

更新ファイルがない場合は、「完了」をクリックしてウィンドウを閉じます。

3.「次へ」ボタンをクリックします。

更新ファイルのダウンロードとインストールが始まります。

4.「完了」をクリックします。

POINT

更新を有効にするために再起動が必要な場合は、Windowsを再起動してください。

自動で更新する

自動でウイルス定義ファイルを更新するには、「Norton AntiVirus」の自動LiveUpdateを「オ ン」に設定する必要があります。

1.「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Norton AntiVirus」→「Norton AntiVirus」 をクリックします。

「Norton AntiVirus」が起動します。

2.「Norton AntiVirus」ウィンドウで「オプション」→「Norton AntiVirus」の順にクリック します。

「Norton AntiVirusオプション」ウィンドウが表示されます。

□ コンピュータウイルスの被害届け

コンピュータウイルスを発見した場合は、被害届けを提出してください。

コンピュータウイルスの届け出制度は、「コンピュータウイルス対策基準」(平成12 年12月 28日付通商産業省告示第952号)の規定に基づいています。コンピュータウイルスを発見し た場合、コンピュータウイルス被害の拡大と再発を防ぐために必要な情報を、独立行政法人情 報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターに届け出ることとされています(http://

www.ipa.go.jp/security/)。

Windows やソフトウェアのアップデート

お使いのWindows やソフトウェアに脆弱性(セキュリティホール)と呼ばれる弱点が発見さ

れることがあります。これらの脆弱性が悪用されると、コンピュータウイルスなどの悪意ある プログラムが作られる可能性があります。脆弱性をそのまま放置しておくと、お使いのパソコ ンに悪意あるプログラムが侵入する危険性があります。

その対策として、システムやソフトウェアを提供している各社が修正プログラムを無料で配布 しています。新しい修正プログラムが発表されたときには、内容を確認の上、お使いのパソコ ンに適用してください。

Windowsでは、「Windows Update」で Windowsやソフトウェアなどを最新の状態に更新できま す。最新の状態にすることにより、ウイルスが侵入したり、不正アクセスされたりするセキュ リティホールをなくすための対策もされます。

Office製品についても、マイクロソフト社のホームページから、「Officeのアップデート」を実 行することにより、最新の状態に更新できます。

■ Windows Update POINT

Windows Update」を実行するためには、インターネットに接続できる環境が必要になり ます。ネットワーク管理者に確認し、あらかじめ必要な設定をしてから、実行してください。

インターネットに接続しただけで感染するウイルスなどもあります。ご購入時の設定は

Windowsファイアウォール」が有効になっています。「Windowsファイアウォール」は、

有効にして使用することをお勧めします。

Windows Update」はシステム管理者の指示に従って行ってください。システム管理者は、

次の点にご注意ください。

・「優先度の高い更新プログラム」については、適用されることをお勧めします。

・ ハードウェア用の更新プログラムは適用しないでください。ただし、お客さまが追加さ れたデバイスについてはお客様の判断で適用してください。

・自動更新機能を使うと、「Windows Update」を自動的に行うように設定をすることがで きます。設定方法については、Windows のヘルプをご覧ください。ご購入時の設定で は、インターネットに接続しているときに、「優先度の高い更新プログラム」を自動更 新するように設定されています。必要に応じて設定を変更してください。

Windows Update」は、マイクロソフト社が提供するサポート機能です。Windows Update で提供されるプログラムについては、弊社がその内容や動作、および実施後のパソコンの 動作を保証するものではありませんのでご了承ください。

1

「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Windows Update」の順にク リックします。

「Windows Update」の画面が表示されます。

POINT

WindowsOffice製品などのマイクロソフト社が提供するソフトウェアの更新プログラム 1度に入手できる「Microsoft Update」を利用することもできます。「Microsoft Update を利用するには、マイクロソフト社のホームページから専用のソフトウェアをインストー ルする必要があります。詳しくは、「Windows Update」のホームページにあるリンクをク リックし、「Microsoft Update」のホームページをご覧ください。

2

「カスタム」をクリックします。

パソコンの状態を診断し、更新情報を取得します。

更新情報のリストが表示されます。

3

内容を確認し、更新したくない項目がある場合はその項目のチェックを外しま す。

通常は、「優先度の高い更新プログラム」についてはすべての項目を更新することをお 勧めします。

4

「更新プログラムの確認とインストール」をクリックします。

POINT

インターネットへ情報を送信するにあたっての注意が表示されたら、「はい」をクリックし ます。

5

「更新プログラムのインストール」をクリックします。

この後は、表示される画面に従って操作してください。

セキュリティセンター

「セキュリティセンター」を使うと、Windowsのセキュリティの状態を監視したり、関連する 機能や設定画面を呼び出したりすることができます。

■ セキュリティセンターの機能

□ セキュリティの状態を監視して危険を知らせる

セキュリティセンターは、セキュリティ対策上で重要な次の3つのポイントをいつもチェック しています。

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