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ポインティングデバイスについて

ドキュメント内 ハードウェアガイド (ページ 33-44)

第 2 章 ハードウェア

3 ポインティングデバイスについて

フラットポイントとスティックポイントについて 重 要

カスタムメイドの選択により、スティックポイントが搭載されています。

フラットポイントとスティックポイントは、指先の操作でマウスポインタ(画面上の矢印)を 動かすことのできる便利なポインティングデバイスです。

フラットポイントの操作面やスティックポイントは、マウスでいえばボール部分の機能を持っ ています。

フラットポイントの操作面は指先で上下左右になぞることにより、画面上のマウスポインタを 移動させることができます。

スティックポイントは指先をスティックポイントの上に置いたまま、前後左右に押すことに より、画面上のマウスポインタを移動させることができます。

また、軽くたたく(タップする)ことにより、クリックやダブルクリック、ポイント、ドラッ グなどの操作を行うこともできます。

フラットポイントの操作面の上下に一つずつある左右のボタンは、それぞれマウスの左右のボ タンに相当し、その機能はソフトウェアにより異なります。

中央のスクロールボタンは、前後方向に押すことにより、簡単に画面を上下にスクロールでき ます。

操作面 左ボタン

スティックポイント

POINT

フラットポイントは、その動作原理上、お使いになる方の指先の乾燥度などにより、ポイ ンティング動作に若干の個人差が発生する場合があります。

フラットポイントは表面の結露、湿気などにより、誤動作することがあります。また濡れ た手や汗をかいた手でお使いになった場合、あるいはフラットポイントの表面が汚れてい る場合はマウスポインタが正常に動作しないことがあります。電源を切ってから、中性洗 剤を含ませた柔らかい布で汚れを拭き取ってください。

スティックポイントのキャップは古くなると、表面がすべりやすくなります。キャップが 古くなった場合は、添付のスティックポイント用キャップと交換してください。

スティックポイント用キャップは、富士通サプライ品です。お問い合わせ先については、

『取扱説明書』をご覧ください。

お使いになるソフトウェアによっては、スクロールボタン、または指紋センサーのスクロー ル機能による画面のスクロールができない場合があります。

フラットポイントまたはスティックポイントとマウスの同時使用については、「マウスのプ ロパティ」ウィンドウで設定できます。詳しくは、「USBマウス接続時にフラットポイン トまたはスティックポイントを有効にするには」(→P.42)をご覧ください。

また、BIOSセットアップの「キーボード/マウス設定」(→P.194)でも設定できます。

スティックポイントのみをお使いになる場合には、フラットポイントを無効にすることが できます。また、フラットポイントのみをお使いになる場合には、スティックポイントを 無効にすることができます。フラットポイントまたはスティックポイントの、無効または 有効の設定は、「マウスのプロパティ」ウィンドウの「デバイス設定」タブで変更できます。

「マウスのプロパティ」ウィンドウの「デバイス設定」タブを表示するには、「コントロー ルパネル」ウィンドウの「プリンタとその他のハードウェア」-「マウス」アイコンをク リックしてください。

■ フラットポイントとスティックポイントの使い方

□ クリック

左ボタンをカチッと1回押してすぐ離すか、操作面やスティックポイントを1回タップ(軽 くたたく)することです。

また、右ボタンを1回カチッと押すことを「右クリック」といいます。

フラットポイントの場合

スティックポイントの場合

または または

□ ダブルクリック

左ボタンをカチカチッと2回素早く押してすぐ離すか、操作面やスティックポイントを2回 連続してタップすることです。

フラットポイントの場合

スティックポイントの場合

□ ポイント

マウスポインタをメニューなどに合わせることです。マウスポインタを合わせたメニューの 下に階層がある場合(メニューの右端に が表示されています)、そのメニューが表示され ます。

□ ドラッグ

マウスポインタを任意の位置に移動し、左ボタンを押しながらフラットポイントの操作面ま たはスティックポイントを操作します。フラットポイントの操作面またはスティックポイン トのみでもドラッグできます。

フラットポイントの操作面と左ボタンでのドラッグ

左ボタンを押しながら希望の位置まで操作面をなぞり、指を離します。

または または

または

スティックポイントと左ボタンでのドラッグ

左ボタンを押しながら希望の位置までスティックポイントを前後左右に押し、指を離しま す。

フラットポイントでのドラッグ

操作面をすばやく 2回タップします。2 回目のタップのときに指を操作面上から離さない で、希望の位置まで操作面をなぞり、指を離します。

スティックポイントでのドラッグ

スティックポイントをタップし、そのままスティックポイントを押し込んだままで希望の 位置まで前後左右に押し、指を離します。

□スクロール

ウィンドウ内のスクロールする領域をクリックしてからスクロールボタンを前後方向に押 すと、ウィンドウ内の表示がスクロールします。

カスタムメイドで指紋センサーを選択している場合は、スクロールボタンは搭載されていま せん。指紋センサーのスクロール機能で、画面のスクロールをすることができます。ウィン ドウ内のスクロールする領域をクリックしてから、指紋センサー上で指先を前後方向にスラ イドすると、ウィンドウ内の表示がスクロールします。

または

戻る:向こうに押す 進む:手前に押す

POINT

上記のボタンの操作は、右利き用に設定した場合の操作です。左右のボタンの役割は、「マ ウスのプロパティ」ウィンドウで変更できます。

また、「マウスのプロパティ」ウィンドウでは、マウスポインタやダブルクリック、スク ロールの速度なども変更できます。

「マウスのプロパティ」ウィンドウを表示するには、「コントロールパネル」ウィンドウの

「プリンタとその他のハードウェア」-「マウス」アイコンをクリックしてください。

フラットポイントの操作面やスティックポイントをタップする場合は、指先で軽く、素早 く行ってください。また、力を入れて行う必要はありません。

マウスポインタは、フラットポイントの操作面やスティックポイントを指でなぞった方向 に移動します。

フラットポイントをお使いの場合、指が操作面の端まで移動した場合は、一度操作面から 離し、適当な場所に指を降ろしてからもう一度なぞってください。

指紋センサーのスクロール機能をお使いになるには、指紋センサードライバが必要です。

ドライバのインストール方法については、『SMARTACCESS ファーストステップガイド

(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。

指紋センサーのスクロール機能の速度は、「指紋センサー」ウィンドウで変更できます。「指 紋センサー」ウィンドウを表示するには、「コントロールパネル」ウィンドウの関連項目に ある「コントロールパネルのその他のオプション」-「指紋センサー」アイコンをクリッ クしてください。

マウスについて 重 要

カスタムメイドの選択によりUSBマウス、USBマウス(光学式)を添付しています。

特に断りがない場合は、USBマウスとUSBマウス(光学式)をまとめて「USBマウス」

と呼んでいます。

POINT

お使いになるソフトウェアによっては、スクロールボタンによる画面のスクロールができ ない場合があります。

■ USB マウス/ USB マウス(光学式)

スクロールボタン 左ボタン

POINT

マウスは、定期的にクリーニングしてください(→P.96)。

マウスの使い方

■ マウスの動かし方

マウスの左右のボタンに指がかかるように手をのせ、机の上などの平らな場所で滑らせるよう に動かします。マウスの動きに合わせて、マウスポインタが同じように動きます。画面を見な がら、マウスを動かしてみてください。

■ ボタンの操作

クリック

ダブルクリック

ポイント

マウスの左ボタンをカチッと1回 押して、すぐ離すことです。

また、右ボタンを1回カチッと押 すことを「右クリック」といいま す。

マウスの左ボタンをカチカチッ と2回素早く押して、すぐ離すこ とです。

マウスポインタをメニューなど に合わせることです。マウスポイ ンタを合わせたメニューの下に 階層がある場合(メニューの右端 に が表示されています)、そのメ ニューが表示されます。

ドキュメント内 ハードウェアガイド (ページ 33-44)