第3章 特定健康診査・特定保健指導実施計画
3 目標の設定
(1)全国目標値の把握
基本指針において,平成 35 年度(実施計画終了年度)時点における目標値を掲げてい ます。
【図表50】 全国目標
※ 「メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率」は,第1期では特定保健指導対象者の減少率としていたが,
第2期以降は,いわゆる内科系8学会の基準によるメタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率としていた。
(2)大子町の達成目標
基本指針において,平成 35 年度(実施計画終了年度)時点における目標値を下記の通 り設定します。
【目標1】 【アウトプット】特定健診受診率を60%以上にする。
【目標2】 【アウトプット】特定保健指導実施率を60%以上にする。
【目標3】 【アウトカム】特定保健指導対象者の減少率を25%以上にする。
項目 〈第 1 期〉
24 年度目標
〈第 2 期〉
29 年度までの 保険者全体の目標
26 年度実施
(保険者全体)
〈第 3 期〉
35 年度までの 保険者全体の目標 実施
に 関 する 目標
①特定健診 70%以上 70%以上 48.6% 70%以上
②特定保健指導実施率 45%以上 45%以上 17.8% 45%以上 成果
に関 する 目標
③メ タ ボ リ ックシンドロ ームの該当者 及 び 予備 群 の 減 少 率
(※)
メタボリックシ ンドロームの該 当者及び予備群 の減少率
― 25%以上減少
(20 年度比)
3.2%減少
(20 年度比) ―
特定保健指導対 象者の減少率
10%以上減少
(20 年度比で 27 年 度に 25%減少)
― 16.1%減少
(20 年度比)
25%以上減少
(20 年度比)
○ 保険者全体の第3期計画期間(平成 30~35 年度)の実施率の目標については,直近の実績では,第2期の目標値とかい離がある が,引き続き,実施率の向上に向けて取組を進めていく必要があるので,第2期の目標値である特定健診 70%以上,特定保健指導 45%以上を維持することとする。
○ メタボリックシンドロームの該当者と予備群(以下,メタボ該当者等)の減少率については,第2期は平成 20 年度比で減少率 25%
以上の目標を設定している。第2期以降の分析の結果,メタボ該当者等には約 50%の服薬者が含まれており,非服薬者を対象とする 特定保健指導の効果をメタボ該当者等の減少率で測ることは十分とはいえないと考えられる。このため,特定健診・保健指導の成果 に関する目標は,第1期と同様に,特定保健指導対象者数の減少を目標とする。
(※1)特定保健指導対象者数は,平成 24 年度において,平成 20 年度比で 12%減少し,第1期目標を達成している。
(※2)保険者が数値目標として定める必要はないが,目標としての活用を推奨する。
40 取組内容
取組内容
(3)目標値達成に向けて
①特定健康診査体制及び未受診者対策
特定健康診査等を実施するに当たり,被保険者が自らの生活習慣や健康課題に気づき,
行動変容につながるように支援する機会を増やすため,下記の取組内容を実施します。
30 年度 31 年度 32 年度 33 年度 34 年度 35 年度
健診体制
集団健診(25 会場設営・土日含む),個別医療健診の実施 個人通知の実施
健診の周知・広報の徹底(広報誌,FM 放送,ポスター掲示)
地区組織・各事業を通しての受診勧奨 健診無料化
JA 組合員健診との連携 人間ドック助成事業の実施
かかりつけ医からの医療情報等提供事業の実施
未受診者対策
未受診者健診の実施
未受診者への個人通知の実施
未受診者健診の広報の徹底(広報誌,FM 放送)
地区組織・各事業を通しての受診勧奨
②保健指導体制の推移及び未受診者対策
保健指導体制の取組として,個別通知,集団・個別指導の併用,結果説明会時の初回面 接,電話案内などを実施しました。また,結果説明会時に健診結果を返すことや,結果説 明会に不参加だった対象者には個別の訪問も実施しました。日曜に健康相談会として初回 面接を行う機会を設け,平日参加が難しい対象者が参加出来るようにしています。
30 年度 31 年度 32 年度 33 年度 34 年度 35 年度
保健指導体制
個別通知
集団・個別指導の併用
結果説明会時に初回面接を実施
食生活の見直しや運動支援を行い,自宅で実行しやすい内容にしている 保健指導の周知・広報の徹底(広報誌,FM 放送)
健診会場で初回面接実施(平成 31 年度より実施予定)
未利用者対策
健康相談会として日曜に初回面接実施 個別訪問の実施
電話案内
年度
年度
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(4)要保健指導対象者の優先順位
生活習慣病の有病者・予備群を減少させるためには,効果的・効率的な保健指導の実施 が不可欠です。そのため,特定保健指導対象者に優先順位をつけて,最も必要なかつ有効 な対象を選定して保健指導を行います。要保健指導対象者の優先順位を,次のとおりとし ます。
支援レベルの優先順位
優先順位 保健指導対象 理由 支援の考え方
1
40歳~64歳の積極的支援・動機 づけ支援該当者で,受診勧奨項目無 しの者(軽症高血圧者含む)
特定保健指導の実施 率を向上させ,疾病の 発生予防,重症化予防 を図り,医療費適正化 に寄与する。
高血圧,高血糖該当 者を優先し,積極的支 援・動機づけ支援を実 施する。
2
上記で,積極的支援・動機づけ支援
から外れた者 疾病の発生予防,重
症化予防を図り医療費 適正化に寄与する。
高血圧,高血糖該当 者の指導を優先する。
集 団 健 康 教 育 に よ り,受診勧奨,生活習 慣の改善を指導する。
40歳~64歳の積極的支援・動機 づけ支援該当者で,受診勧奨項目有 の者(軽症高血圧者除く)
3 40歳~64歳で,健診未受診者
特定健診の受診率を 向上させ,健康管理意 識の高揚と生活習慣の 早期発見,早期介入に より,医療費適正化に 寄与する。
未受診者に再度検診 を設定し,受診勧奨を する。
健診後,保健指導が 必要な者は,個別の保 健指導,集団健康教育 で支援する。
4
64歳以下で,腹囲及び BMI は該 当しないが,結果が要指導,要医療 で質問票上で生活習慣改善の必要 が高い者
疾病の発生予防,重 症化予防を図り,医療 費適正化に寄与する。
高血圧,高血糖該当 者を優先し,個別の保 健指導,集団健康教育 で支援する。
5 64歳以下で,現在生活習慣病治療 中で,結果が重症となっている者
重症化を防止する視 点で介入し,医療費適 正化を図る。
高血圧,高血糖該当者 を優先し,医療との連 携と個別の保健指導で 支援する。
6 65歳~69歳で,動機づけ支援該 当者
疾病の発生予防,重 症化予防を図り,医療 費適正化に寄与する。
高血圧該当者の指導 を優先する。
地域支援事業で支援 する。
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