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第3章 特定健康診査・特定保健指導実施計画

4 特定健康診査及び特定保健指導実施計画

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(1)特定健康診査の実施

①特定健康診査の基本的な考え方

本町の年齢別疾病別レセプト件数を見ると50代,60代から受診件数が多くなります。

よって若い世代からの生活習慣病の予防策を進め,町民の健康増進及び医療費の伸びを抑 制します。

特定健康診査は,高血圧,糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防する事を目的と して,メタボリックシンドロームに着目し,この該当者及び予備群を減少させるための特 定保健指導を必要とする者を的確に抽出します。

②実施場所

町保健センターを中心に,地域の集会所(コミュニティセンター),学校体育館などの施 設を利用します。

③実施項目

1:基本的な健診項目

・質問項目 ・身体測定 ・理学的検査 ・血圧測定 ・血液化学検査 ・肝機能検査 ・血糖値検査 ・尿検査

2:詳細健診の項目(医師が必要と認める場合に実施)

・貧血検査 ・心電図検査 ・眼底検査

・「血清クレアチニン検査」を追加(平成 30 年度~)

3:追加健診項目 ・尿酸

※詳細な健診項目の非該当者に対しては,保険者独自の追加健診項目として貧血検査,

心電図検査,眼底検査を実施するものとします。

④健診実施期間及び委託契約の方法

契約の形態は個別契約とし,委託先の選定にあたっては,厚生労働省の告示に定められ た特定健康診査の外部委託に関する基準を満たし,より効果的に実施できる機関かどうか 十分協議の上,選定します。

また,必要に応じて集合契約(水郡医師会等)または個別契約により医療機関へ委託を 行うものとします。

⑤周知・案内方法 健診の実施

個人ごとの受診券を送付し,特定健康診査の実施を通知します。

なお,町広報誌やホームページ等に掲載し周知を図るものとします。

また,各種チラシ及びポスターなどで健診の必要性について意識啓蒙を図ります。

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(2)特定保健指導の実施

①特定保健指導の基本的な考え方

特定保健指導は,内臓脂肪型に着目し,その要因となっている生活習慣を改善する為の 保健指導を行うことにより,対象者が自らの生活習慣における課題を認識して行動変容と 自己管理を行うとともに,健康な生活を維持することができるようになることを通じて,

高血圧・糖尿病等の生活習慣病を予防します。

②特定保健指導の階層化

〇腹囲とBMIで内臓脂肪のリスクを判定する。

・腹囲 男性 ≧85㎝ 女性 ≧90㎝ →(1)

・腹囲 男性 >85㎝ 女性 >90㎝ かつ BMI≧25 →(2)

〇ステップ1,2から保健指導対象者をグループ分け

(1)の場合①~④のリスクのうち追加リスクが2以上の対象者は積極的支援レベル 1の対象者は動機づけ支援レベル 0の対象者は情報提供レベルとする。

(2)の場合①~④のリスクのうち追加リスクが3以上の対象者は積極的支援レベル 1又は2の対象者は動機づけ支援レベル 0の対象者は情報提供レベルとする

〇服薬中の者については,医療保険者による特定保健指導の対象としない。

〇前期高齢者(65歳以上75歳未満)については,積極的支援の対象となっ た者であっても,動機づけ支援とする。

ステップ1

ステップ2

ステップ3

ステップ4

*1 情報提供支援とは・・・対象者が自らの身体状況を認識し,生活習慣を見直すきっかけとなるよ う,健診結果の提供にあわせて個人の生活習慣やその改善に関する基本 的な情報を提供すること。

*2 動機づけ支援とは・・・対象者が自らの健康状態を自覚し,生活習慣の改善のための自主的な取 組を継続的に行うことができるように,医師・保健師・管理栄養士等の 面接・指導のもとに行動計画を策定し,生活習慣の改善のための取組に 係る支援を行う。また,計画の策定を指導した者が計画の実績評価(計 画策定の日から3か月以上経過後に行う評価をいう)を行う。

*3 積極的支援とは ・・・ 対象者が自らの健康状態を自覚し,生活習慣の改善のための自主的な取 組を継続的に行うことができるように,医師・保健士・管理栄養士等の 面接・指導のもとに行動計画を策定し,生活習慣の改善のための対象者 に適切な働きかけを継続して行う。また,計画の策定を指導した者が計 画の実績評価(計画策定かの日から3か月以上経過後に行う評価をいう)

を行う。

a)空腹時血糖 100 ㎎/≧dl 以上又は

①血 糖: b)HbA1c の場合 5.6%以上又は

c)薬剤治療を受けている場合(質問票より)

a)中性脂肪 150 ㎎/≧dl 以上又は

②脂 質: b)HDL-C 40 ㎎/≧dl 未満又は

c)薬剤治療を受けている場合(質問票より)

a)収縮期 130 ㎜ Hg 以上又は

③血 圧: b)拡張期 85 ㎜ Hg 以上又は

c)薬剤治療を受けている場合(質問票より)

④質問票: 喫煙歴あり(①から③のリスクが 1 以上の場合にのみカウント)

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③第三期からの見直し(特定保健指導)

④第三期(平成 30 年度以降)の特定保健指導の流れ

第 3 期から,積極的 支援対象者に対する 支援方法として,新 たに「動機づけ支援 相当」と「モデル実 施」とが位置付く。

注 1)積極的支援におけ る実績評価は,継続的 支援の最終回と一体 的に実施してもよい。

注 2)腹囲及び体重が当 該年の健診結果に比 べて改善してない場 合,追加支援 180 ポ イント以上に達すれ ば,積極的支援を実施 したこととする。

②-1:3 か月以上の継続的支援

「動機づけ支援」に加えて,対象者が自らの生活習慣を振り返 り,行動目標を設定し,保健師等の支援の下,目標達成へ向け た実践(行動)に取り組む。(180 ポイント必須)

〈取組例〉

【習慣づけ】体重・腹囲等測定の習慣づけと記録

【食生活】食事記録,栄養教室への参加

【運動】運動記録,ストレッチ体操やウォーキング等の実施

②-2:モデル実施

ポイント制の在り方や,生活習慣の改善効果を得られる目安等 を検討するために,柔軟な運用による特定保健指導を実施。(ポ イントに関係なく実施できる)(注 2)

②-3:動機づけ支援相当

〈条件〉

①初回面接と実績評価を行っている

②実績評価の時点で当該年の健診結果に比べて腹囲 2.0 ㎝以上かつ体重 2.0 ㎏(又は当該年の健診時の体重の値に,0.024 を乗じた体重(㎏)

以上かつ同体重と同じ値の腹囲(㎝))以上減少している

③喫煙者に対して禁煙指導を実施している 実施した支援内容を報告する

〈対象者の条件〉

①前年度に積極的支援に該当し,3ヶ月以上の継続的支援を含む積極的支援を 終了

②当該年度の健診結果が前年度の健診結果に比べて,腹囲1㎝以上・体重1㎏

以上減少(BMI<30),腹囲 2 ㎝以上・体重 2 ㎏以上減少(BMI≦30)

①特定保健指導の実績評価時期:現行6か月後→3か月後でも可とする

②初回面接と実績評価の同一機関要件の廃止

③健診当日に結果が揃わなくても,初回面接の分割実施を可能とする

※1 腹囲・体重,血圧,質問票の結果等から,対象者に当日から保健指導に着手。後日,全ての健診結果を踏まえ,

電話等で行動計画を完成する方法を可とする。

※2 健診当日の着手により,受診者の利便性も向上。産業医・産業保健師との連携も進む

④2年連続して積極的支援に該当した場合,1年目に比べて2年目の状態が改善してい れば,2年目の特定保健指導は,動機付け支援相当で可

※ BMI30 未満:腹囲1㎝以上かつ体重1㌔以上 BMI30 以上:腹囲2㎝以上かつ体重2㌔以上

⑤積極的支援の対象者への柔軟な運用でのモデル実施の導入。

保健指導の投入量ではなく,3か月後に改善しているかどうかで評価・報告

※ 腹囲2㎝以上かつ体重2㌔以上(体重に 0.024 を乗じた体重以上,かつ同値の腹囲以上)

⑥通信技術活用した初回面接(遠隔面接)の事前届出を廃止(2017 年度~)

※テレビ電話・タブレット等での初回面接は現在も可能。導入実績あり。更に導入を促進。

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(3)年間スケジュール

特定健康診査等の実施スケジュールは下表のとおりです。毎年度の予定については,年 度当初に当該年度分の実施詳細を決定し,周知を図ります。

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