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大子町では,保健師や管理栄養士等の専門職が健康増進課(保健センター)に配置され ており,平成20年度から実施の特定健診・特定保健指導事業において中心的な役割を果 たしています。町民課(国民健康保険の主管課)とは関連する事業が多いため,今後も大 子町国民健康保険保健事業総合計画の実践と事業評価を通じて連携を強化するとともに,

福祉課(介護保険の主管課)とも共通認識を持って,課題解決に取り組みます。

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用語の解説

≪あ行≫

ALT(GPT)(エイエルティ(ジーピーティ))

ALT(GPT)は,肝臓以外の組織にほとんど存在しない酵素です。この数値が高い場合,

肝臓障害の可能性があります。原因疾患としてウイルス性肝炎,アルコール性肝障害,脂肪肝 などが考えられ,悪化すると肝硬変になる可能性が高くなります。基準値は,30u/L 以下で す。

HDL-C(エイチディエルコレステロール)

コレステロールは,血中の脂質のことをいい,細胞やホルモンなどの合成に必要なきわめて 重要な働きを持つ物質です。HDL-C は,善玉コレステロールともいわれ,血液中の余分なコ レステロールを回収して肝臓に戻す働きをしています。この量が少ないと血管にコレステロー ルがたまり動脈硬化を促進させます。基準値は,40mg/dl 以上です。

LDL-C(エルディエルコレステロール)

悪玉コレステロールともいわれます。肝臓から全身へコレステロールを運ぶ役割をしていま すが,この量が多いと血管内壁に蓄積して動脈硬化を進行させ,最終的には血管を塞いで血液 に流れを遮断し,心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こします。基準値は,120mg/dl 以下 です。

≪か行≫

クレアチニン

血清クレアチニンのことで,腎臓の働きを表す値です。腎臓は血液をふるいにかけて,体に 必要なものを残し,必要のないものを尿として出す働きを持っています。クレアチニンは,ア ミノ酸の一種で,たんぱく質の「燃えかす」といわれています。本来は腎臓でろ過されて尿と して排泄されますが,腎臓の働きが低下すると,血液中に溜まったままになり高い値を示しま す。腎臓は自覚症状が無いまま病気が進行することがあるため,この値を知ることで,腎臓の 異常の早期発見につなげることができます。基準値は,1.0mg/dl 以下です。

KDB システム(国保データベースシステム)

国保連合会が「特定健診・特定保健指導」,「医療(後期高齢者医療含む)」,「介護保険」

等に係る情報を利活用し,統計情報等を保険者向けに情報提供することで,保険者の効率的か つ効果的な保健事業の実施をサポートすることを目的として構築されたシステムです。

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血圧

血管中を血液が流れる時にかかる圧力のことを血圧といいます。心臓が収縮し,全身に血液 を送り出す時に血管にかかる圧力を収縮期血圧(最高血圧)といい,心臓が拡張し,心臓に血 液が流れ込んでくる時に血管にかかる圧力を拡張期血圧(最低血圧)といいます。血圧が高い 状態が続くと,動脈硬化を促進させ,心疾患や脳血管疾患に罹る可能性が高くなります。基準 値は,収縮期血圧129mmHg 以下,拡張期血圧84mmHg 以下です。

健康寿命

健康寿命とは,健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。KDB システ ムの健康寿命は,介護認定を受けていない者を健康と考えています。

≪さ行≫

受診勧奨者

健診の結果,医療機関の受診をお勧めする方です。重症化を防ぐため,治療と生活習慣の改 善をしていく必要があります。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

先発医薬品と同一の有効成分を同一量含み,同一経路から投与する製剤で,効能・効果,用 法・用量が原則的に同一であり,先発医薬品と同等の臨床効果・作用が得られる医薬品をいい ます。研究開発に要する費用が低く抑えられることから,先発医薬品に比べて薬価が安くなっ ています。ジェネリック医薬品を普及させることは,患者負担の軽減や医療保険財政の改改善 に資するものです。

生活習慣病

食生活や喫煙,飲酒,運動不足など生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられてい る疾患の総称です。生活習慣病には,日本人の三大死因である悪性新生物(がん),心臓病(心 疾患),脳卒中(脳血管疾患)をはじめ,糖尿病,高血圧,高脂血症(脂質異常症),腎臓病,

慢性閉塞性肺疾患,痛風,肥満,歯周病,骨粗しょう症などがあります。

先発医薬品

新規に開発された医薬品のことをいいます。先発薬,先発薬品ともいい,先発医薬品とは,

特に後発医薬品に対して用いる言葉です。

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≪た行≫

中性脂肪

体内にある脂肪の一種で,多くなりすぎると動脈硬化の危険因子となります。食事の影響を うけやすく,食事の有無や内容により,数値が増減します。間食,炭水化物,果物,アルコー ルの摂りすぎなどが増加の要因となります。

≪な行≫

尿酸

細胞内の核酸に含まれるプリン体という物質が分解されてできる最終産物です。値が高い状 態が続くと,痛風や腎疾患を引き起こす原因となります。また,高血圧・脂質異常症の人は,

心疾患や脳血管疾患に罹る可能性が高くなります。

≪は行≫

ハイリスクアプローチ

疾患を発症しやすい高いリスクを持った個人に絞り込んだ予防方法をいいます。

BMI(ビーエムアイ)

体格指数ともいわれ,肥満度を知るうえで最も基本的な目安になります。BMI は国際的に使 われている目安で,「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI」で算出されます。

【数値の見方】

BMI値 18.5 未満 18.5 以上 25 未満 25 以上

判定 やせ 標準 肥満

標準化死亡比

死亡率の比較を行うときに,年齢構成による見かけ上の死亡率の差をなくすために用いられ る年齢調整法の一つです。人口が少ない場合や死亡数が少ない場合に用いられます。高齢化率 などの人口構成を除外して,国を1とした場合に,県及び町が国の何倍かを表しています。1 より大きい場合は死亡率が高く,小さい場合は死亡率が低いことを意味しています。

腹囲

内臓脂肪がどれくらい蓄積されているかを簡易に測定する方法です。おへその高さで測りま す。基準値を超えると内臓脂肪型肥満の疑いがあると判定され,生活習慣病の要因となります。

基準値 男性 女性

85cm 未満 90cm 未満

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平均寿命

0 歳児が平均して,あと何年生きられるかという指標です。若い人の死亡が多いと,平均寿 命は引き下げられます。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンに,体にうまく取り込まれずにあふれたブドウ糖が 磁石のようにくっついたものです。血糖値は測定した時点の血糖の値を表しますが,HbA1c は過去 1~2 か月の血糖の全体的な状態を反映します。

保健指導対象者

健診の結果,専門スタッフ(保健師・管理栄養士等)の保健指導をお勧めする方です。保健 指導レベルは,食事や運動などの生活習慣の改善により検査値の改善が期待できます。

ポピュレーションアプローチ

対象を一部に限定しないで集団全体に対する予防方法をいいます。

≪ま行≫

メタボリックシンドローム

内臓脂肪症候群ともいわれ,内臓脂肪の蓄積に加えて,高血糖・高血圧・脂質異常のうち2 つ以上の症状があてはまる状態のことをいいます。メタボリックシンドロームになると動脈硬 化を促進させ,心疾患や脳血管疾患の発症リスクが高くなります。

<メタボリックシンドロームの判断基準>

内臓脂肪の蓄積 リスク項目

腹囲(へそ周り)

男性 85cm 以上 女性 90cm 以上

①高血糖 HbA1c5.6%以上,

又は,空腹時血糖100mg/dl 以上

②高血圧 収縮期血圧130mmHg 以上,

又は,拡張期血圧85mmHg 以上

③脂質異常 中性脂肪150mg/dl 以上,

又は,HDL-C40mg/dl 未満

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