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災害予防計画

ドキュメント内 Microsoft Word - 表紙.doc (ページ 35-45)

第1節 計画的な土地利用と市街地整備の推進

人々が安心して生活し、社会・経済活動を行っていく前提として、都市の安全性の確保が基 本となります。しかし、都市化に伴い河川流域の開発、低地地域における土地利用の高度化等 が進み、都市災害の危険性が増大している地域も見受けられます。

市は、これら視点から次の取組を行います。

第1項 土地利用

市は、土地利用の規制・誘導、市街地の面的整備を都市計画との連携により、その実効性を 高めていきます。また、河川流域の開発、低地地域における土地利用の高度化等により、都市 災害の危険性が増大している地域では、河川の整備を促進するとともに、流域の適正な土地利 用の誘導を図り、総合的な治水対策を推進するため、以下の項目の実施に努めます。

(1) 大規模拠点型防災倉庫や防災機能を備えた公園を整備することにより大規模災害に備え ます。

(2) 行政・社会機能を維持するために、特に新たに設定する行政関連施設、避難場所、福祉 施設、病院等は被災リスクが少ない場所に建設します。

第2項 市街地整備

市は、既成市街地における、市街地再開発事業、土地区画整理事業、住環境整備事業、地区 計画の適用等により、良好な市街地の形成を促進します。

また、河川整備等と連携して緑地の保全を図り、保水機能の向上を図ります。

第3項 防災拠点整備

市は、街区内に、公園やコミュニティ防災拠点の整備を図ります。さらに、災害による不測 の事態に備え、多目的に利用できるヘリポートを設置します。また、防火地域、準防火地域の 指定には、延焼遮断帯、避難路、避難地、緊急輸送道路、防災拠点などと連携し、その拡大を 図ります。防災拠点となる都市公園については、飲料水、消火用水確保施設の整備、耐震性貯 水槽、備蓄倉庫、緊急放送用設備等の整備を進めます。

第2節 治山造林

近年、私有林において林業経営の不振、不在地主や所有者の林業離れなど、森林の手入れ不 足により荒廃した森林が増えており、山地災害の防止や水源かん養など森林の持つ公益的機能 の低下が懸念されています。

このため、水源地域においては、私有林の公的管理を進めるとともに、広葉樹との混交林や 複層林など多彩な森林づくりを進め、山地災害に強い森林をつくることが必要です。

また、市民に、水源林の重要性や森林が災害防除につながることなどの理解を得ることも必 要です。

これらの視点から、市は、県及び森林組合等の関係機関と連携し、次の事業を行います。

1 健全な森林整備を図るため、森林の状況に応じた造林、適切な保育間伐を推進するととも に複層林や混交林など災害に強い多彩な森林づくりを進めます。

2 水源地域の森林において、水源かん養機能など森林の持つ公益的機能の向上を図るため、

水源の森林づくりを進めます

第3節 治水対策

人口増加にともない土地利用形態が大きく変化し、本来流域の持っている保水・遊水機能の 減少にともない都市型水害が増加しています。

また、全国的には、集中豪雨が増加していると言われており、公共用水域に排除することが 困難な低地帯では、内水による浸水により、地下街、ビルの地下施設等の地下空間などに大き な被害が生じています。

市は、これらの視点から次の取組を行います。

第1項 河川改修の推進

市は、河川の整備を推進するとともに、流域の適正な土地利用への誘導も含めた総合的な治 水対策を推進します。

また、防災調整池の設置、透水性舗装の施工、雨水貯留・浸透施設の設置、盛土の抑制など を地域の特性を踏まえつつ必要に応じて実施することにより、流域の保水・遊水機能が確保さ れるように図ります。

第2項 安全の確保

1 市は、土地区画整理事業等に伴い必要となる雨水流出抑制対策の方法として事業地内にお いて遊水機能を持たせた施設の設置や、斜面崩壊及び地滑り防止を考えた土地利用計画を指 導していきます。

2 開発に伴う下流河川の治水対策について、市は、地域の自然、社会条件、下流河川及び周 辺の状況等を勘案し下流河川等の管理者との調整を行った上で、安全で、合理的かつ効果的 な規模及び方法とさせ、都市計画法に基づく開発の許可において、安全性に配慮した指導を 進め、市街地再開発事業等において、透水性舗装や調整池の設置による流出抑制を事業者に 指導します。

また、市は、土地区画整理事業においても、透水性舗装の促進による流出抑制や盛土の抑 制など、地域の特性や必要に応じた対策を実施するよう事業者を指導します。

3 市は、県から浸水想定区域の指定があったとき、又は浸水により相当な被害が生ずるおそ れがあるときは、市地域防災計画において、当該浸水想定区域ごとに洪水予報等の伝達方法、

避難場所その他円滑かつ迅速な避難の確保を図るために必要な事項を定めます。

また、浸水想定区域内に地下街等の不特定かつ多数の者が利用する地下施設等がある場合 には、洪水等による浸水の危険性についての周知、啓発に努めます。

【資料編】

2-1-(4)-3 土砂災害警戒区域等及び浸水想定区域内社会福祉施設等一覧

第4節 下水道整備

市は、生活環境の改善及び公共用水域の水質保全を目的とした汚水排除施設の整備と浸水の 防除を目的とした雨水排除施設の整備を実施しています。現状では、雨水整備は、汚水整備に 比べて、多少遅れており浸水防止対策の整備を促進していく必要があります。

市は、これらの観点から次の取組を行います。

第1項 排水施設の整備

市は、排水施設の拡充や河川改修事業との連携を図りながら、さらに安全度を向上させてい きます。また、既に都市の集積等により浸水被害が生じている地域はもとより、今後、集積度 が高まり雨水の流出量が増加する地域に対しても浸水被害の解消に向けて、排水施設の整備を 推進していきます。

第2項 浸水防止対策の整備

市は、開発事業者に対し、緊急の浸水防止対策として遊水池の設置を指導するほか、汚水排 除施設の整備とバランスのとれた雨水排除施設の設置を指導していきます。

第5節 洪水調節

上流地域の災害防止を図るため、県は、相模貯水池大規模建設改良事業により、相模貯水池 のしゅんせつ、護岸の整備、相模貯水池への土砂流入防止施設の設置、流入支川の保全等を行 います。また、城山ダムは、ダム共同施設等の施設の管理及び施設を改良するとともに、洪水 調整を行います。宮ヶ瀬ダムについては、国が、洪水調節を行い下流の災害や水害の軽減を図 ります。

市は、これらの洪水調節機関と密な連絡体制を築き、更なる連絡体制の強化を図ります。

【資料編】

3-2-(1)-1 宮ケ瀬ダム放流警報設備等による災害情報等の伝達に関する協定書

(国土交通省関東地方整備局相模川水系広域ダム管理事務所)

第6節 水害予防施設の維持補修 第1項 水害予防施設の維持管理

市は、パトロールなどで明らかになった工作物の小破損等について速やかに維持補修を行い、

施設の機能を保ちます。また、既存の所管施設の風水害に対する安全性を確保するため、点検 要領等により計画的・重点的に風水害対策を実施するものとします。基準に適合しない占用工 作物等は、管理者に必要な措置を勧告します。林道、治山の各施設については、機能の保持又 は向上のための維持補修を行います。

第2項 水害予防施設の改修・補強

市は、農地・農業施設及び周辺地域に被害を与えるおそれのある箇所の改修、補強工事を計 画的に推進し、地域の安全性を確保します。また、堤防高が不足している箇所の築堤、堤防の 質的改良を実施するほか、必要な箇所において、樋門、樋管の改修及び増強を行います。脆弱 化した水路等の農業用施設については、改修工事を計画的に推進し、さらに、流域の宅地化等 により、農業用水路の能力を越える雨水の流入が生じる地域においては、排水整備工事を実施 します。河川内の農業用工作物の構造が不十分な施設については、整備補強工事を実施します。

第7節 水防活動等の強化 第1項 浸水想定区域内の施設等

浸水想定区域内の要配慮者利用施設、大規模工場等の所有者又は管理者は、施設利用者の円 滑な避難の確保及び洪水時の浸水を防止するために必要な訓練や、その他の措置に関する計画 の策定に努めます。さらに、訓練や避難確保を行う自衛水防組織の設置に努めます。

市は、上記施設の所有者又は管理者による自主的な取組の支援に努めるとともに、洪水予報 等の情報を直接伝達します。

第2項 水防協力団体への支援

水防団等の水防活動に協力する水防協力団体について、市は、必要な情報提供や指導、助言 の促進に努めます。

第3項 浸水想定区域の公表等

県は、洪水に係る浸水想定区域について、想定し得る最大規模の降雨を前提とした区域に拡 充します。

市は、ハザードマップ(洪水、内水)等により、市民に公表します。

ドキュメント内 Microsoft Word - 表紙.doc (ページ 35-45)

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