GS I n (プリンターID の送信)
4. 付 録
4.3 送信ステータスの識別
ESC c 4 n
【名 称】 印字停止に有効な紙なし検出器の選択
【コード】 <1B>H<63>H<34>H<n>
【定義域】 0≦n≦255
【機 能】 ・どの紙なし検出器の状態で、印字停止するかを選択する。
・n の各ビットは下記の意味を持つ。
ビット 機能 値
0 1
0 ペーパーニアーエンド 無効 有効
1 ペーパーニアーエンド 無効 有効
2 未定義 ―― ――
3 未定義 ―― ――
4 未定義 ―― ――
5 未定義 ―― ――
6 未定義 ―― ――
7 未定義 ―― ――
【注意事項】 ・本プリンターでは、選択可能な紙なし検出はペーパーニアーエンド検出器1種類のみである。
【初期値】 n=0
2.2.8 パネルスイッチコマンド
ESC c 5 n
【名 称】 パネルスイッチの有効・無効
【コード】 <1B>H<63>H<35>H<n>
【定義域】 0≦n≦255
【機 能】 FEED スイッチの有効または無効を切り替える。
・n は最下位ビット(n0)のみ有効。
・最下位ビット(n0)による制御について下表に示す。
n0 機 能
0 FEED スイッチ有効 1 FEED スイッチ無効
【注意事項】 ・このコマンドで FEED スイッチを無効にした場合は、FEED スイッチ操作による紙送りの実行はできない。
・マクロ実行時のスイッチ待ちの時はこのコマンドの設定に関係なく常に有効だが、紙送りは行わない。
【初期値】 n=0
【プログラム例】
LPRINT CHR$(&H1B);"c5";CHR$(0); ・・・・・ FEED スイッチを有効にする場合 LPRINT CHR$(&H1B);"c5";CHR$(1); ・・・・・ FEED スイッチを無効にする場合
2.2.9 マクロコマンド
GS :
【名 称】 マクロ定義の開始・終了
【コード】 <1D>H<3A>H
【機 能】 ・マクロ定義の開始または終了を指定する。
・マクロ定義中に処理した場合は定義の終了を意味する。
【注意事項】 ・マクロ定義できる内容は 2048 バイトである。 2048 バイトを超える部分は定義しない。
・マクロ定義中に<GS ^> を処理した場合マクロ定義を中止し定義内容をクリアする。
・<ESC @>を実行しても定義内容はクリアしない。したがって、マクロ定義の内容に<ESC @>を含むことが 可能である。
・マクロ定義中も、通常の印字動作は行われる。
【初期値】 定義しない。
【参 照】 GS ^
【プログラム例】 【印字結果】
LPRINT CHR$(&H1D);":"; +‑‑‑‑‑‑+
LPRINT "+‑‑‑‑‑‑+"; CHR$(&HA); │ │ LPRINT "│ │"; CHR$(&HA); +‑‑‑‑‑‑+
LPRINT "+‑‑‑‑‑‑+"; CHR$(&HA); +‑‑‑‑‑‑+
LPRINT CHR$(&H1D);":"; │ │ LPRINT CHR$(&H1D);"^"; +‑‑‑‑‑‑+
LPRINT CHR$(2); CHR$(10); +‑‑‑‑‑‑+
│ │
+‑‑‑‑‑‑+
マクロ定義中の通常印字動作
マクロ実行中の印字動作
GS ^ n1 n2 n3
【名 称】 マクロの実行
【コード】 <1D>H<5E>H<n1><n2><n3>
【定義域】 0≦n1≦255 0≦n2≦255 0≦n3≦1
【機 能】 ・マクロ定義している内容を実行する。
・n1 マクロ実行回数を示す、n2 マクロ実行時の待ち時間を示す。
・1 回の実行ごとに n2×100ms の時間待つ。
・n3 マクロの実行モードを示す。
・n3=0 、n2 で指定した時間間隔をおきながら連続して n1 回実行する。
・n3=1 FEED スイッチによる実行。
・n2 で指定した時間待った後、エラーランプを点滅し FEED スイッチが押されるのを待つ。押されたらマクロ を 1 回実行する。この動作を n1 回繰り返す。
【注意事項】 ・マクロ定義中にこのコマンドを受け付けた場合はマクロ定義の中止を意味し、このとき、定義内容をクリ
アする。
・マクロが未定義の場合は何も実行しない。
・n3=1 の場合のマクロ実行中は、FEED スイッチによる紙送りはできない。
【参 照】 GS :
【プログラム例】
GS :に対するプログラム例と印字結果を参照すること。
GS H n
【名 称】 可視コードの印字位置の選択
【コード】 <1D>H<48>H<n>
【定義域】 0≦n≦3、48≦n≦51
【機 能】 ・バーコードを印字する時の可視コードの印字位置を選択する。
・n の値により選択できる印字位置を下表に示す。
n 印字位置
0,48 印字しない 1,49 バーコードの上 2,50 バーコードの下
3,51 バーコードの上と下の両方
可視コードとは、人が読めるようにバーコードを文字にしたものである。
【初期値】 n=0
【参 照】 GS f、GS k
【プログラム例】 【印字結果】
LPRINT CHR$(&H1B); 3 ; CHR$(5);
LPRINT CHR$(&H1D); h ; CHR$(50);
LPRINT CHR$(&H1D); H ; CHR$(0);
GOSUB BC
LPRINT CHR$(&H1D); H ; CHR$(1);
GOSUB BC
LPRINT CHR$(&H1D); H ; CHR$(2);
GOSUB BC
LPRINT CHR$(&H1D); H ; CHR$(3);
GOSUB BC END BC:
LPRINT CHR$(&H1D); k ; LPRINT CHR$(4);
LPRINT 12 ; CHR$(0);
LPRINT CHR$(&HA);
RETURN
* 1 2 *
* 1 2 *
* 1 2 *
* 1 2 *
可視コードなし
上に印字
下に印字
上下に印字
GS f n
【名 称】 可視コードの字体の選択
【コード】 <1D>H<66>H<n>
【定義域】 0≦n≦2、48≦n≦50
【機 能】 ・バーコードを印字するときの可視コードの字体を選択する。
・n の値によって選択できる字体を下表に示す。
n 字 体
0、48 フォント A(12×24) 1、49 フォント B( 9×24) 2、50 フォント C( 8×16)
【注意事項】 ・可視コードは<GS H>によって指定された位置に印字する。
【初期値】 n=0
【参 照】 GS H
【プログラム例】 【印字結果】
LPRINT CHR$(&H1D);"h"; CHR$(50);
LPRINT CHR$(&H1D);"H"; CHR$(2);
LPRINT CHR$(&H1D);"f"; CHR$(0);
GOSUB BC
LPRINT CHR$(&H1D);"f"; CHR$(1);
GOSUB BC END BC:
LPRINT CHR$(&H1D);"k";
LPRINT CHR$(4);
LPRINT 12 ; CHR$(0);
LPRINT CHR$(&HA);
RETURN
* 1 2 *
* 1 2 * フォント A
フォント B
GS h n
【名 称】 バーコードの高さの設定
【コード】 <1D>H<68>H<n>
【定義域】 1≦n≦255
【機 能】 ・バーコードの高さを設定する。
・n は縦方向のドット数を示す。
【初期値】 n=162
【参 照】 GS k、GS w
【プログラム例】
GS w に対するプログラム例と印字結果を参照すること。
【注意事項】 ①の場合:
・このコマンドは NULL コードにより終了する。
・UPC-A、UPC-Eの場合、バーコードデータを12バイト入力するとその時点でバーコードを印字し、次 のデータから通常データとして処理する。
・JAN13 の場合、バーコードデータを 13 バイト入力するとその時点でバーコードを印字し、次のデータ から通常データとして処理する。
・JAN8 の場合、バーコードデータを 8 バイト入力するとその時点でバーコードを印字し、次のデータから 通常データとして処理する。
・ITF バーコードのデータ数は必ず偶数とする。万一データが奇数の場合は最後のデータを無視する。
②の場合:
・n はデータ数を示し、次のデータから n バイトをバーコードデータとして処理する。
・n が定義域外の場合、コマンド処理を中止し次データから通常データとして処理する。
スタンダードモードの場合
・d が定義域外の場合は、紙送りのみ実行し、次データから通常データとして処理する。
・バーコードの横幅が 1 行の印字領域を超えた場合、バーコードの印字はせずに紙送りのみ実行す る。
・<ESC 2>、<ESC 3>等で設定している改行量に関係なくバーコードの高さ(可視コード印字指定時 は可視コードを含む)分の紙送りを実行する。
・プリントバッファー内にデータが存在しない場合のみ有効。プリントバッファー内にデータが存在する場 合は m 以降のデータを通常データとして処理する。
・バーコード印字後は行の先頭を次の印字位置とする。
・倒立印字を除く印字モード(強調印字、二重印字、アンダーライン、文字サイズ)は影響しない。
ページモードの場合
・バーコードの展開のみ実行し印字はしない。バーコードの展開終了後はバーコード最終データの次ド ットを次のデータ展開開始位置とする。
・d が定義域外の場合はコマンド処理を中止し次データから通常データとして処理する。
・このときデータ展開開始位置は移動しない。
〔各バーコードの説明〕
UPC-A 数字のみで構成されるバーコードで、12 桁固定長である。ホストから入力した 11 桁の数字と、プ
リンター内部で自動計算するチェックデジットが 12 桁目となる。もし、12 桁目の数字がホストより 送られてくればバーコード全てをそのまま印字する。
UPC-E 数字のみで構成されるバーコードで、8桁固定長である。1桁目のナンバーシステムキャラクターは
“0”固定である。ホストから入力した 12 桁の数値をチェックデジット付 8 桁に圧縮して印字を行う。
12 桁目のチェックデジットはプリンター内部で自動計算され、ホストより送られてくればバーコード の全てをそのまま 8 桁に圧縮して印字する。
JAN-13(EAN) 数字のみで構成するバーコードで、13 桁固定長である。ホストから入力された 12 桁の数字と、プ リンター内部で自動計算されるチェックデジットが 13 桁目である。もし、13 桁目の数字がホストよ り送られてくればバーコード全てをそのまま印字する。
JAN-8(EAN) 数字のみで構成されるバーコードで、8 桁固定長である。ホストから入力した 7 桁の数字と、プリン ター内部で自動計算するチェックデジットが 8 桁目である。もし、8 桁目の数字がホストより送ら れてくればバーコード全てをそのまま印字する。
CODE39 大文字のアルファベットと数字で構成するバーコードで桁数は可変長である。スタート・ストップコ
ー ド の “ * ” は プ リ ン タ ー が 自 動 的 に 付 け る 。 使 用 で き る キ ャ ラ ク タ ー は ス ペ ー ス と
“$%*+-./0123456789”および大文字のアルファベットである。
ITF 数字のみで構成するバーコードで、偶数桁可変長である。もし、奇数桁のコードを転送すれば
最後のデータを無視して印字される。
CODABAR(NW-7) 英数字で 構成す る バ ー コ ー ド で 桁数は 可変長で あ る 。 使用可能な キ ャ ラ ク タ ー は
“0123456789$+-./:”である。スタート・ストップコードが必要で“ABCD”の何れかを用いる。
CODE93 英数字および制御文字で構成するバーコードで桁数は可変長である。可視コードの前後には
“□”文字が付く。制御文字(<00>H~<1F>H および<7F>H)の可視コードは、“■”とアルファベッ ト 1 文字を組み合わせて印字する。
制御文字 制御文字
ASCII 16 進 可視コード
ASCII 16 進 可視コード
NULL 00 ■U DLE 10 ■P
SOH 01 ■A DC1 11 ■Q
STX 02 ■B DC2 12 ■R
ETX 03 ■C DC3 13 ■S
EOT 04 ■D DC4 14 ■T
ENQ 05 ■E NAK 15 ■U
ACK 06 ■F SYN 16 ■V
BEL 07 ■G ETB 17 ■W
BS 08 ■H CAN 18 ■X
HT 09 ■I EM 19 ■Y
LF 0A ■J SUB 1A ■Z
VT 0B ■K ESC 1B ■A
FF 0C ■L FS 1C ■B
CR 0D ■M GS 1D ■C
SO 0E ■N RS 1E ■D
SI 0F ■O US 1F ■E
DEL 7F ■T
CODE128 103 種類のバーコードキャラクターと 3 種類のコードセットの組み合わせにより、アスキーコード 128 文字を印字可能なバーコードで、桁数は可変長である。
・コードセット A <00>H~<5F>H のアスキー文字を表現可能
・コードセット B <20>H~<7F>H のアスキー文字を表現可能
・コードセット C 1 キャラクターで 00~99 までの数字 2 桁を表現可能上記文字の他に、特殊キャ ラクターがある。
・シフトキャラクター(SHIFT)
コードセット A においては、SHIFT の直後の 1 文字をコードセット B の文字として扱う。
コードセット B においては直後の 1 文字をコードセット A の文字として扱う。
コードセット C では扱えない。
・コードセット選択キャラクター(CODE A、CODE B、CODE C)以降のコードセットを A、B、C に切り 替える。
・ファンクションキャラクター(FNC1、FNC2、FNC3、FNC4)の用途はアプリケーションによる。なお、コー