海守事務局
海守会員による支援活動
海守事務局では、東日本大震災への支援 活動を続けてきましたが、海守会員による 支援活動も震災直後からスタートし、現在 も続いているので、いくつか紹介します。
!近畿うみもり会では、日頃からの活動で
お付き合いのある被災者からの要請を受け、震災直後からこれまで福島県南相馬市、宮 城県気仙沼市、岩手県陸前高田市、大船渡 市の避難所などを訪問し、支援物資の運搬、
炊き出し、心のケア、マッサージなどの活 動を行ってきました。これからも阪神淡路 大震災を経験したノウハウを生かして仮設 住宅入居者に対しての支援を続けていく予 定です。
!海守会員が代表を務める NPO 法人ユニ
バーサルダイビングネットワークでは、岩 手県と宮城県において、これまでダイバー による行方不明者の水中捜索を実施してき ました。これからも行方不明者の捜索に限 らず、ダイバーの特性を生かした支援活動 を検討中です。!海守会員もメンバーとして活動している
全国の漁師ネットワーク、漁業メッセンジ ャー集団「ザ・漁師′S」では、被災地の 漁業復興をめざして中古船、中古漁具など の現地提供活動をいちはやく展開してきま した。漁船や漁具を失った地元漁師からの「早く漁に出たい。そのためにどんな船で もいいから欲しい」との願いを受け、全国
の漁師仲間に声かけを行い、不使用となっ ている漁船や漁具などを譲り受け、被災地 に送り届ける活動を続けています。
また「買って食べて応援しよう!in 築 地。被災地支援・風評被害撲滅フェアー」
など被災地の復興をめざしたさまざまな活 動を展開しております。
これからも続ける支援活動
!横浜市金沢区に在住の M さん。
避難生活を送っている皆さんに一時の安 らぎを感じていただき、少しでも活力をと りもどしてもらおうと、旧来からの人脈を 活かして伊豆方面で水揚げされた魚を使っ た干物とお茶を振る舞うことを計画し、キ ッチンカーで各被災地を巡り、焼き立ての 干物とお茶を振る舞いました。
!岩手県一関市千厩町在住の S さん。
自宅が被災しましたがオートバイで気仙 沼市唐桑町舞根地区等の避難所に知人など から協力していただいた支援物資を届ける とともに、炊き出しなども行っております。
この他に多くの海守会員の皆様が、現地 に赴き支援活動を行っています。また、現 地に赴くことができない海守会員の皆様か らはたくさんの支援物資をいただきました。
震災から8か月になりますが、一日でも 早い復興を願うとともに、これからも支援 のための活動を続けてまいります。
東日本大震災への取り組み
海守事務局
TEL 03―3552―7001 FAX 03―3552―8012
URL http : //www.umimori.jp/
E―mail : info@umimori.jp
No. 船種 船名等 総トン数
(人員) 発生日時および発生場所 海難
種別 気象・海象 死 亡 行方不明
① 漁船 貨物船
平新丸
(日本)
AQUA MARINE
(ベトナム)
5トン
(乗員2人)
4095トン
(乗員22人)
7月6日 06:15頃
神奈川県横浜市沖 衝突
天気 晴れ 波浪 0.5m 視程 10km
1人
漁船「平新丸」は底引き漁船で、操業のため6日早朝に乗員2人で出港。現場付近海域で操業中に、輸送業 務のため、6日早朝に京浜港横浜区を乗員22人で出港し、フィリピン向け航行中の貨物船「AQUA MARINE」
と衝突した。衝突の衝撃により「平新丸」は転覆し、乗員2人は海中に投げ出された。2人は巡視艇・特殊救 難隊により発見・救助されたが、船長が死亡した。
②
漁船 勝栄丸
(日本)
1トン
(乗員1人)
7月15日 07:20頃
愛知県西尾市沖 転覆
天気 晴れ 波浪 0m 視程 10km
1人
漁船「勝栄丸」は、水流噴射式貝けた網漁業を行うため、15日早朝に乗員1人で出港。現場付近海域で操業 中のところ、水流噴射式貝けた網を曳きながら船体を右転させていた際、さらに機関出力を増大させた結果、
船体が負荷に耐え切れず右に傾斜し転覆。乗員も海中に投げ出された。乗員は海底で発見され、病院に搬送さ れたが、死亡が確認された。
③
漁船 恵比寿丸
(日本)
3トン
(乗員2人)
8月 21 日 07:00 頃
山口県下関市沖 転覆
天気 雨 波浪 1m 視程 10km
1人
漁船「恵比寿丸」は延縄漁船で、操業のため、21日早朝に乗員2人で出港。出港30分後に風が強くなってき たため、目的地を当初予定していた漁場から別の漁場へ変更し続航したが、その後、風向きが急激に変わった ため、船首方向を変えたところ、前後左右から波が押し寄せ、左舷船尾が押さえ込まれる状態となったところ、
波をかぶり転覆し、乗員2人は海中に投げ出された。1人は自力で船底に這い上がり救助を待っていたところ、
捜索中の巡視船に救助されたが、1人は行方不明となり、捜索中の漁船により遺体で発見された。
海難種類
用途
衝突 乗揚 転覆 火災 爆発 浸水 機関故障 推進器障害 舵障害 行方不明 運航阻害 安全阻害 その他 合計 死者・行方不明者
一般船舶
貨物船 33 7 0 3 0 0 14 0 0 0 0 3 2 62 0
タンカー 8 3 0 0 0 0 4 1 0 0 0 0 1 17 0
旅客船 6 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 8 0
プレジャーボート 59 39 13 2 0 17 102 34 1 1 89 14 11 382 3
その他 16 3 4 0 0 1 6 5 1 0 2 1 0 39 2
漁 船 60 14 20 14 0 7 13 12 0 1 18 0 13 172 10
遊漁船 9 1 0 1 0 0 5 1 0 0 0 0 0 17 0
計 191 68 37 20 0 25 144 54 2 2 109 18 27 697 15
主な海難
(平成23年7〜9月発生の主要海難) 海上保安庁提供船舶海難の発生状況(速報値)
(平成23年7月〜9月) (単位:隻・人)情報誌「海と安全」特集の推移 2001.11秋・511号(52P) 漁船海難=1人乗り漁船の安全問題 2002.2冬・512号(52P) タンカー海難
5春・513号(56P) 海のボランティア 8夏・514号(48P) 海のゴミ
11秋冬・515号(56P) 小型船舶の安全強化 2003.2春・516号(60P) AIS の導入
5夏・517号(56P) 頻発する外国船海難 8秋・518号(60P) どうする!放置船・艇 11冬・519号(52P) 洋上救助救急の最前線
2004.2春・520号(48P) サブスタンダード船を排除できるか!
5夏・521号(52P) 海の利用者たちの環境への取り組み 8秋・522号(64P) バラスト水への取り組み
11冬・523号(56P) 津波がくる!その時あなたは 2005.2春・524号(56P) 東京湾における船舶の航行安全
5夏・525号(56P) 台風による船舶海難を防げ!
8秋・526号(64P) 地球温暖化・大気汚染と海 11冬・527号(56P) 海の難所
2006.2春・528号(68P) 海に関する日本の国際支援
5夏・529号(68P) 小型船舶の海難とライフジャケット 8秋・530号(64P) 海を学ぶ子供たち
11冬・531号(64P) ヒューマンエラーによる海難を防げ 2007.2春・532号(80P) あれから10年ナ号海難の教訓は
5夏・533号(60P) 伊勢湾における船舶の航行安全 8秋・534号(68P) 内航海運の船員問題を考える 11冬・535号(60P) フェリー・旅客船の安全対策を追う 2008.2春・536号(56P) 漁船の操業と航行の安全
5夏・537号(64P) 海上の安全と環境保全をめざして/50 8秋・538号(68P) 主な海難を振り返って/50周年 11冬・539号(56P) 次世代内航船スーパーエコシップ 2009.2春・540号(56P) 目指そう船員の確保・育成
5夏・541号(56P) 漁船の近代化と操業の安全 8秋・542号(56P) プレジャーボートなどの安全対策 11冬・543号(52P) 船員の健康管理と疾病予防対策 2010.2春・544号(56P) 船舶の安全航行を支える支援体制
5夏・545号(56P) AISと船舶の安全運航
8秋・546号(64P) 漁船の海中転落とライフジャケット 11冬・547号(70P) 21世紀を見すえた外航船員の確保育成 2011.2春・548号(64P) 船陸間情報通信の現状と将来
5夏・549号(80P) 海洋ゴミと船舶航行
8秋・550号(80P) 省エネに取り組む国内就航船の現状と展望 11冬・551号(60P) 継続して多彩に取り組む海難防止対策
月 日 会 議 名 主 な 議 題 8.4
8.25
8.30
8.31 9.15 9.15 9.28
9.29 10.3 10.26 10.27
釧路港内航LNGタンカー航行安 全および海上防災対策調査第1回 委員会
南西石油桟橋に係る船舶安全対策 調査委員会
苫小牧港東港区LNGタンカーSTS 液移送計画に係る航行安全対策調 査第3回委員会
第1回海難多発海域における安全対 策の構築に関する調査研究委員会 第1回竹富南航路船舶航行安全検 討調査委員会
第1回石巻港船舶航行安全対策調 査委員会
釧路港内航LNGタンカー航行安 全および海上防災対策調査委員会 作業部会
船舶航行安全対策第2回委員会 海運・水産関係団体連絡協議会第 1回打合会
船舶航行安全対策委員会第2回部 会
アジア海上保安機関長官級会合
(ハノイ)
①事業計画案 ②LNG基地計画の概要
③釧路港の港湾計画の概要 ④釧路港の現況
⑤周辺海域の航行環境 ⑥内航LNG船の入出港の基礎的検討
⑦LNG船の操船・動揺シミュレーション実施方案
①事業計画案 ②南西石油桟橋の現況
③南西石油桟橋における現状の安全対策など
④入出港操船の安全性 ⑤船舶航行安全対策の策定
①航行安全対策案
②報告書案
①調査計画 ②調査対象海域における商船の航行状況や漁船の操業状 況 ③船舶同士の衝突リスクを評価する方法
①竹富南航路船舶航行安全検討調査計画書案の検討
②連絡調整会議の報告 ③試験施工時の安全対策
①事業計画案 ②港湾計画改訂 ③石巻港の現況 ④船舶の入出港の 基礎的検討 ⑤入港船舶の操船シミュレーション実施方案
①事業計画案 ②LNG受入設備・荷役概要 ③災害規模の想定と解 析 ④海上防災体制 ⑤安全管理体制・防災設備
①海上交通流シミュレーション実施結果 ②ビジュアル操船シミュ レーション実施方案 ③前回部会の概要 ④船舶航行安全対策策定
①事業計画 ②情報図掲載内容 ③情報図レイアウト
①海上交通流シミュレーション実施結果 ②ビジュアル操船シミュ レーション実施方案 ③船舶航行安全対策策定にかかる意見交換
①議長の選出 ②専門家会合からの報告 ③議題の確認 ④人材育成 に関する各国からの報告 ⑤海賊問題に関する現状と問題点 ⑥津波 などの大規模自然災害への対応 ⑦共同声明の採択