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(表1)プレジャーボート海難種類(5年間) 

(表2) 

(表3)ミニボート海難隻数と海難に伴う死者数 

波が高くなってきたので反転しようとした ところ、波が打ち込み転覆した事例など、

気象・海象不注意に関するものが多くなっ ています。

また、海上が平穏であっても乗船者や重 量物の移動などによって、船体バランスを 崩したことによる転覆なども多く見受けら れます。

このため、ミニボートの特性を理解した うえで、一人ひとりが適切な運航に心がけ ることが重要と考えられます。

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2海面利用の競合について

遊泳中や曳航遊具使用中などにプレジ ャーボート等に衝突されて死傷した人は、

過去5年間で136人となっています。

このうち遊泳者が60人と最も多く(1人 死亡)、衝突した相手は水上オートバイが 約7割となっており、遊泳区域付近での航 行など運航者としてのマナーが問題となっ ています。

一方、海面利用の自主ルールを策定して いる地域や、自主ルールを徹底させるため 海上安全指導員などがパトロールを行って いる地域、また、遊泳者とプレジャーボー トを区分するために遊泳区域の外側に二重 にフェンスを張って緩衝区域を設定した地 域など、各種の取組みも行われており、今

後も、このような地域の関係機関などによ る連携した安全対策の推進が必要と考えら れます。

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3花火大会観覧に関係した海難

花火大会観覧に関係した海難は過去5年 間で約100隻発生しており、昨年夏は17隻、

8人が重軽傷を負いました。発生時の状況 としては、観覧後帰港中の乗揚げや衝突が 最も多く、夜間航行が不慣れなことや、地 元以外から来たことによる水路調査不十分 などが主な原因となっており、乗揚げ・衝 突の衝撃などから負傷者が発生する確率が 高くなっています。

このため、水路調査等は十分に行い、

MICS(沿岸域情報提供システム)などの 航行安全情報を活用しながら、安全な運航 に心がけることが重要と考えられます。

おわりに

海上保安庁では、今後とも安全講習会、

現場での安全指導等による安全思想の啓蒙 活動を推進するとともに、関係機関とも連 携を図りつつ取り組んでいくこととしてお りますので、マリンレジャー愛好家の方々 および関係者の皆様方のご理解とご協力を お願いいたします。

花火大会観覧後、帰港中にカキ筏に乗揚

海水浴場付近をパトロール中の海上安全指導員

死  亡 気象・海象 行方不明

海難 発生日時および発生場所 種別 総トン数

船名等 (人員)

船種 No.

なし 天気 雨

波浪 0m 視程 10km 舵故障

1月29日05:22分頃 東京湾浦賀水道航路内 24,625トン

(乗員32人)

STOLT EFFICIENCY

(英国)

タンカー

 東京湾浦賀水道航路中央2号灯浮標付近を横浜港根岸区向け航行中のところ、舵故障が発生し一時同航路南 航航路に侵入したものの、他船への影響はなかった。乗船していたパイロットから連絡を受けた東京湾海上交 通センターは巡視艇2隻により付近警戒に当たらせるとともに、パイロットが手配したタグボート2隻により 航路外に曳航し、投錨した。

行方不明 2人 天気 晴れ

波浪 0.5m 視程  良好 衝突

2月19日04:07分頃 千葉県野島埼沖 7,700トン

(乗員約300人)

7.3トン

(乗員2人)

あたご

(日本)

清徳丸

(日本)

護衛艦

漁船

 横須賀向け航行中の護衛艦あたごと航行中の清徳丸が衝突し、清徳丸の乗組員2名が行方不明となったもの。 

死亡 3名 行方不明

1名 天気 晴れ

波浪 0.5m 視程 良好 衝突

3月5日14:56分頃 明石海峡航路内 1,466トン

(乗員9人)

499トン

(乗員5名)

2,948トン

(乗員12名)

GOLD LEADER

(ベリーズ)

第五栄政丸

(日本)

OCEAN PHENIX

(日本)

貨物船

貨物船

タンカー

 明石海峡航路を西航中の貨物船第五栄政丸と同じく西航中のタンカー OCEAN PHENIXが衝突し、その反動 でタンカー OCEAN PHENIXが同じく西航中の貨物船GOLD LEADERと衝突した。その後貨物船GOLD  LEADERが沈没し、同船乗組員9名のうち、5名は救助されたものの3名が死亡、1名が行方不明になったも の。

海難種類

用途

67  15  35  貨物船

26  13  タンカー

12  旅客船

79  18  10  11  15  13  プレジャーボート

57  21  その他

144  11  12  10  10  12  65  漁 船

10  遊漁船

10  395  11  35  19  47  24  20  13  55  156 

主な海難

(平成20年1〜3月発生の主要海難) 海上保安庁提供

船舶海難の発生状況(速報値)

(平成20年1〜3月) (単位:隻・人)

海守便り 

早めの回避と救命衣着用を

2月19日の早朝、千葉県野島崎沖で海上 自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロは え縄漁船「清徳丸」が衝突。漁船の乗組員 親子2人は、未だに行方不明のままです。

海守では、この事故を受けて会員の皆さ んに、平成18年度の海難事故のうち一番多 いのは衝突で、全体の約34%を占めている こと。海難原因としては居眠りと見張り不 十分が全体の約25%、海難原因の73%が人 為的な要因であることなどをお知らせしま した。

加えて、ルールを守り無理のない安全運 航と、早めの回避を心がけるよう呼びかけ ました。海上衝突予防法により自船が進路 を保持する立場であっても、相手船が回避 しないことも考えられるからです。

また、海中転落した人が無事生還するた めには海面に浮いて救助を待つことが鉄則 です。生死を分けるライフジャケット着用 についても徹底するようお願いしました。

会員からは、数多くのコメントが寄せられ ましたので、いくつか紹介します。

○船の大小、漁業、プレージャーの別を問 わず航行マナーは守るべき。

○保持船であっても、そういう場面になら ないように速度を調整したり、進路をか えたりしている。

○仕事でサルベージ船に乗船しているが、

漁船がいた場合は、速力を落として手動 操作にて回避するという動きをしている。

それが当たり前だと思っている。

○このような事故を二度と繰り返さないた めにも我々小型船は、他船の進路を横切 らないぐらいの余裕を持って操船したい。

○何故事故が無いか。譲り合う・待つとい う行為をとっているからである。

○船舶が輻輳する海域では、ルールに従う のは当然のこと。その前に自分から譲る、

避けるという気持ちと、明確な操船によ る意思表示が必要。

○ヨットに乗っているが、帆船の優先権を 主張することはない。万が一、衝突すれ ば自艇のクルーの命が危うい。相手船任 せにはできない。

○乗船する時の基本は、「ライフジャケッ ト着用」ということを忘れていないか。

○どんな優れたシステムを採用しても、人 為的ミスは防ぎきるものではない。

など安全について高い意識のコメントばか りです。

残念ながら、その後も明石海峡付近では 貨物船の三重衝突、島根県沖では投錨中の 巡視船に居眠りの漁船が衝突するなど海難 事故が繰り返されています。安全な海を取 り戻せるよう心から願っています。

繰り返される事故

(海守事務局)

海守事務局

TEL 03―3500―5707 FAX 03―3500―5708

URL http : //www.umimori.jp/pc/

E―mail : info@umimori.jp

苫小牧港を利用する船舶は注意を!

胆振東部日高海域漁業操業安全基金協会

北海道の胆振東部・日高海域では刺網漁 業をはじめ、各種漁業が順次、盛漁期を迎 えるにあたり、地球岬からえりも岬海域に かけて付近を航行し、苫小牧港に出入りす る多くの船舶などに対し海難事故や漁具被 害を防ぐため、安全操業への協力をお願い しています。例年、春先は濃霧の発生によ り衝突事故の恐れとともに漁具被害が多発 していることより、主な漁業の操業状況と 漁法についてお知らせします。

さけ定置網漁業

この漁業は、定められた海面上に1,000

〜2,000m 程の網を常時設置し、春は西か ら東へ、秋は東から西へ回遊するさけを捕 獲します。これらの網は、通常、比較的海 岸1〜2海里にありますが、特に門別町沖 合では、約4海里と非常に沖出しされてお り、特に切断事故が心配されます。

また、苫小牧港西側付近にも2海里沖出 しされている定置網がありますので、注意 して下さい。操業期間は、春網、春秋網、

秋網と称して、4月上旬から12月上旬まで、

操業期間中、常時設置されております。漁 具は回遊するさけを誘導する手網(垣網)

は陸とほぼ直角の方向に敷設され、さけを 捕獲する身網は、手網の沖合に陸と平行に 敷設され、その幅 は 約300〜400m 程 あ り ます。敷設定置網の周辺には、大型漁具標 識(旗)、灯火、レーダー反射器等が設置 されております。

刺網、はこ、かご漁業

これらの操業は、比較的集中した海域で、

周年、行なわれています。漁具は、期間中、

常時敷設されており、通常、海底に漁具を 留めて置き、海面上には目印となる漁具標 識を設置して行ないます。漁具の標識は魚 種により協定で定められているものもあり ますが、一般的には、海岸線と直角の方向 に敷設する場合は、陸側に赤旗・沖側に黒 旗(又は白旗)が用いられております。事 故の多くは漁具標識の切断や潮きり用の浮 玉を繋ぐロープの切断、流失です。両端の 標識が無くなると、網等の位置が分からな くなり大きな被害となります。これらの海 域を航行する場合は海面上に設置されてい る漁具標識を迂回して下さい。

当協会では当該海域における各種操業状 況を周知させるため、操業状況図と漁場図 を主体とする冊子『苫小牧港を中心とする 海域の各種漁業操業状況』(日本語版・英 語版)を作成し、配布していますが、「苫 小牧港管理組合」ホームページ、利用者の みなさんへ/航行時の注意等で閲覧するこ とができます。

問 合 せ は、!(FAX)0144−34−2057 まで

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