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活用手法の判定

ドキュメント内 1章 (ページ 73-82)

(1)1次判定

1 次判定は、経過年数、改善履歴の状況及び需要・高度利用の必要性と可能性による評 価を行い、維持管理、建替え、用途廃止の対象とする住棟を判定します。

また、維持管理、建替え、用途廃止の判定ができなかった住棟(継続判定)について、

2次判定を行います。1次判定における評価の考え方は次のとおりです。

■判定基準(経過年数による判定)

・平成 32 年度までに耐用年数を経過する住棟は、耐力度調査による判定を行います。

・その他の住棟は「継続判定」とします。

■判定基準(改善履歴の状況による判定)

・住戸改善や外部改善を実施済みの住棟又は、団地で改善事業継続中の住棟は、需要・高度利 用の必要性及び可能性により判定を行います。

・その他の住棟は、 「継続判定」とします。

■判定基準(需要・高度利用の必要性及び可能性による判定)

・基本的に入居率 60%以上の団地は需要が高い、60%未満の団地は需要が少ないとします。

・ (用途地域又は集落内)かつ 1,000 ㎡以上の団地を高度利用の必要性及び可能性ありとし ます。

これらを踏まえ、

・ 「需要が高い」かつ「高度利用の必要性及び可能性あり」の住棟は「建替」とします。

・ 「需要が低い」又は「高度利用の必要性及び可能性なし」の住棟は「用途廃止」とします。

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判定基準 1次判定フロー

① 経 過 年 数 に よ る 判定

・平成 32 年度までに 耐用年数を経過する 住棟は、耐力度調査 による判定を行いま す。

・その他の住棟は「継 続判定」とします。

H32 までに耐用年数を経過 H32 までに耐用年数を経過しない

木造 簡平・簡二 木造・簡二 耐火

公営 平和台 30 沖見町4 91 塩見町 12 大町 16 元町 32 住宅 沖見町5 44 アーバン 8 はまなす 48 野本町 24 沖見町6 77 エステート 8 アザレア 21 旭町 16 礼受町 12 アーバン錦町 8 あかしあ 116 末広町 48 塩見町 16 見晴町 12 平和台 92

春日町 大和田町 藤山町 幌糠町

108 19 8 8

錦町 塩見町 五十嵐町 千鳥町

44 12 90 47 改良

住宅

春日町 18 大町

あかしあ

176 88

旭町 32

計 431 戸 954 戸

② 改 善 履 歴 に よ る 判定

・住戸改善や外部改善 を実施済みの住棟又 は、団地で改善事業 継続中の住棟は、需 要・高度利用の必要 性及び可能性により 判定を行います。

・その他の住棟は、「継 続判定」とします。

未改善 改善済又は継続中

沖見町4 76 春日町 98 沖見町 4 15 藤山町 8 沖見町5 44 大和田町 19 沖見町6 24 幌糠町 8 沖見町6 53 平和台 30 春日町 28

礼受町 12

塩見町 16

348 戸 83 戸

③需要・高度利用の 必 要 性 及 び 可 能 性による判定

・「需要が高い」かつ「高 度利用の必要性及び 可能性あり」の住棟 は「建替」。

・「需要が高い」又は「高 度利用の必要性及び 可能性あり」の住棟 は「継続判定」。

・「需要が低い」かつ「高 度利用の必要性及び 可能性なし」の住棟 は「用途廃止」。

「需要が高い」かつ「高度利用 の必要性及び可能性あり」

「需要が低い」又は「高度利用 の必要性及び可能性なし」

平和台 30 沖見町 4 76

沖見町 5 44

沖見町 6 53

礼受町 12

塩見町 16

春日町 98

大和田 19

計 30 戸 計 318 戸

改善履歴に

よる判定へ 継続判定

建替え 用途廃止

需要・高度利用の

必要性の判定へ 継続判定

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(2)2 次判定

2 次判定は、1次判定の結果、未判定の住棟を対象に、躯体の安全性、避難の安全性、

居住性の順に評価を行い、住棟別の事業内容を検討します。

a.判定基準

①躯体の安全性の判定

1)昭和 56 年の建築基準法施行令(新耐震基準)に基づき設計・施工された住棟につ いては耐震性を有するものとします。

2)新耐震基準に基づかない住棟で、既に診断を行い耐震性が確認されたもの等につい ては耐震性を有するものとします。

3)上記1)及び2)以外のものについては、設計図書の収集と現状調査により、地形、

経年変化、構造形式、ピロティの有無、平面形状、立面形状等から耐震性について判 断するものとします。

②避難の安全性の判定

・設計図書により二方向避難、防火区画の確保の状況、必要性を判定します。

③居住性の判定

1)浴室・給湯設備:未整備は問題ありとします。

2)高齢化対応 :バリアフリー化未対応の場合、問題ありとします。

④長寿命化型改善の必要性の判定

・屋根・外壁等の改善事業未実施、かつ、劣化が認められる場合、長寿命化型改善の必 要性を検討します。

・管理担当者等の意見を踏まえ、耐久性の向上、躯体への影響の低減、維持管理の容易

性等の向上が必要と判断される住棟は、長寿命化型改善の対象とします。

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判定基準 2次判定フロー

①躯体の安全性の判定

1)新耐震基準に基づき設計・施工 された住棟は耐震性を有する。

2)既に診断を行い耐震性が確認さ れたもの等については耐震性を 有する。

3)それ以外のものは、設計図書の 収集と現状調査により、耐震性に ついて判断する。

継続判定 平成 32 年ま

でに耐用年数 を経過しない

954 改善済又は改 善予定

83

計 1,037 戸

②避難の安全性の判定

・設計図書により二方向避難、防火 区画の確保の状況、必要性を判定。

③居住性の判定

1)浴室 :浴室未整備は問題 あり。

2)高齢化対応:住戸内に段差有り の場合、問題あり。

③居住性の判定 改善予定 その他 改善済 沖見 4

春日

7 8

沖見 4 沖見 6 春日町 藤山町 幌糠町

8 24 20 8 8

千鳥町 アザレア 見晴町 ポプラ 五十嵐町 アーバン エステート アーバン錦町

16 21 12 48 90 8 8 8 計 15 戸 計 743 戸 計 68 戸 計 211 戸

1)浴室 × ○ ○ ○

2)高齢化対応 × × ○ ○

④長寿命化型改善の必要性の 判定

・屋根・外壁等の改善事業未実施、

かつ、劣化が認められる場合、長 寿命化型改善の必要性を検討。

・管理担当者等の意見を踏まえ、耐 久性の向上、躯体への影響の低減、

維持管理の容易性等の向上が必要 と判断される住棟は、長寿命化型 改善の対象。

個別改善

(居住性向上型+福祉 対応型+長寿命化型)

個別改善

(福祉対応型+

長寿命化型)

個別改善

(福祉対応型)

維持管理

沖見 4 春日

7 8

錦町 元町 S59 平和台

44 16 96

大町 あかしあ はまなす

192 204 48

沖見4 沖見6 春日

8 24 20 野本町

塩見町

24 24

メイプル 31 藤山町 8

旭町 48 幌糠町 8

元町 S58 16 千鳥町 アザレア 見晴町 ポプラ 五十嵐町 アーバン エステート アーバン錦町

16 21 12 48 90 8 8 8 計 15 計 204 計 539 計 279

①躯体の安全性の判定

②避難の安全性の判定

個別改善による 対応の可能性の

判定

個別改善 維持管理

④長寿命化型改善 必要性の判定

④長寿命化型改善 必要性の判定 全住棟問題なし

全住棟問題なし

問題あり

可能性あり

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(3)3次判定

a.1~2次判定結果

1~2次判定の結果、建替え 30 戸、用途廃止 318 戸、個別改善 758 戸、維持管理 279 戸となりました。

表 5-6 1~2次判定結果

整備手法 種別 団地名 建設年度 構造 管理戸数

建替え 公住 平和台 S62~H1 木平 30

小計 30

用途廃止 公住 沖見町(4 丁目) S43、44 簡平 76

沖見町(5 丁目) S40、41 簡平 44

沖見町(6 丁目) S46~49 簡平、簡二 53

礼受町 S42 簡平 12

塩見町 S42 簡平 16

春日町 S44 簡平 80

大和田町 S49~56 簡平 19

改良 春日町 S44 簡二 18

小計 318

個別 改善

居住性向上型 公住 沖見町(4 丁目) S47 簡平 7

+福祉対応型 春日町 S45 簡平 8

+長寿命化型 小計 15

福祉対応型

+長寿命化型

公住 錦町 S60 高耐 10 44

元町 S58、59 中耐 4 16

平和台 S53~57 中耐 4 96

野本町 S52 中耐 4 24

塩見町 S51 簡二 12

塩見町 S53 中耐 3 12

小計 204

福祉対応型 公住 大町 S57 中耐 4 16

沖見町(あかしあ) S61~H1 中耐 3、4 116

沖見町(はまなす) S57 耐火 7 48

千鳥町(メイプル) H2 高耐 6 31

旭町 S50 中耐 4 16

元町 S58、59 中耐 4 16

改良 大町 S54~56 中耐 3、4 176

沖見町(あかしあ) S59、60 中耐 4 88

旭町 S46 中耐 4 32

小計 539

維持管理 公住 沖見町(4 丁目) S47 簡平 8

沖見町(6 丁目) S48 簡平 24

春日町 S42、45 簡平 20

藤山町 S45 簡平 8

幌糠町 S46 簡平 8

沖見町(アザレア) H4 中耐 4 21

見晴町 H4、5 木平 12

末広町(ポプラ) H5、6 中耐 4 48

五十嵐町(リラ) H7、9 高耐 7、10 90

千鳥町(メイプル) H3 中耐 4 16

アーバン(借上) H16 木二 8

エステート(借上) H16 木二 8

アーバン錦町(借上) H19 木二 8

小計 279

合 計 1,385

74 b.低層団地における現況及び計画等

表 5-7 沖見町団地

種類 団地名 構造 建設

年度 管理棟戸数 入居棟戸数 高齢世 帯数

耐用年

数経過 整備状況及び計画 公営

住宅

沖見町 4 丁目

簡平 S43 17 棟 52 戸 14 棟 29 戸 22 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 簡平 S44 2 棟 8 戸 1 棟 3 戸 3 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 簡平 S47 4 棟 15 戸 4 棟 10 戸 6 戸 ○ H25 住戸改善済み(2 棟 8 戸)

H27 住戸改善完了予定

(管理期間 15 年)

沖見町 5 丁目

簡平 S40 4 棟 16 戸 4 棟 7 戸 5 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 簡平 S41 7 棟 28 戸 5 棟 8 戸 6 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 沖見町

6 丁目

簡平 S46 4 棟 16 戸 3 棟 3 戸 3 戸 ○ H28 用途廃止予定 簡平 S48 6 棟 24 戸 6 棟 23 戸 18 戸 ○ H21、23 住戸改善済み

(管理期間 15 年)

簡二 S48 4 棟 24 戸 3 棟 4 戸 3 戸 × 継続維持管理、次期用途廃止 簡平 S49 2 棟 4 戸 2 棟 0 戸 0 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 簡二 S49 2 棟 9 戸 2 棟 2 戸 0 戸 × 継続維持管理、次期用途廃止

計 52 棟 196 戸 44 棟 89 戸 66 戸

表 5-8 春日町団地

種類 団地名 構造 建設

年度 管理棟戸数 入居棟戸数 高齢世 帯数

耐用年

数経過 整備状況等

公営 住宅

春日町 簡平 S42 6 棟 24 戸 5 棟 14 戸 11 戸 ○ H22,24 住戸改善済み(3 棟 12 戸)(管理期間 15 年)

簡平 S44 12 棟 48 戸 12 棟 23 戸 17 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 簡平 S45 9 棟 36 戸 9 棟 17 戸 13 戸 ○ H26 住戸改善済み(2 棟 8

戸)(管理期間 15 年)

改良 簡二 S44 3 棟 18 戸 2 棟 2 戸 2 戸 ○ H28~30 用途廃止予定 計 30 棟 126 戸 28 棟 56 戸 43 戸

表 5-9 礼受、塩見、大和田町団地

種類 団地名 構造 建設

年度 管理棟戸数 入居棟戸数 高齢世 帯数

耐用年

数経過 整備状況等

公営 住宅

礼受町 簡平 S42 3 棟 12 戸 3 棟 4 戸 3 戸 ○ H29 用途廃止予定 塩見町 簡平 S42 4 棟 16 戸 4 棟 8 戸 6 戸 ○ H28~31 用途廃止予定

簡二 S51 3 棟 12 戸 2 棟 4 戸 2 戸 × 継続維持管理、次期用途廃止 大和田 簡平 S49 1 棟 4 戸 1 棟 2 戸 2 戸 ○ H32 用途廃止予定

簡平 S50 2 棟 7 戸 2 棟 3 戸 3 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止 簡平 S56 2 棟 8 戸 2 棟 7 戸 5 戸 ○ 継続維持管理、次期用途廃止

計 15 棟 59 戸 14 棟 28 戸 21 戸

ドキュメント内 1章 (ページ 73-82)

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