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活動実績

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週間スケジュール(カンファレンス・回診): 

月-金  8:30-9:00 CCU/病棟回診 

月    8:00-8:30  心リハカンファレンス        火    8:00-8:30  イメージングカンファレンス  水    8:00-8:20  心電図カンファレンス  木    7:50-8:30  心エコーカンファレンス  金    8:00-8:30  抄読会 

土    8:30-9:00  心カテカンファレンス   

最近のニュース: 

2015 年 5 月に心臓専用の半導体検出器(D-SPECT)を導入しました。これは心臓の血流を診る検査機器で、当 院での導入は九州初となります。当院では設備及び体制の充実やその実績によって地域における認知が広まり、

患者数が年々増えているのが現状です。 

 

2016 年診療実績: 

入院患者数  1,168 

平均在院日数  11.2 

外来患者数(新患)  1,855  外来患者数(再来)  19,678  心臓カテーテル検査例数  544 

冠動脈インターベンション例数  201(内緊急症例数  68) 

補助循環症例数  17/4(IABP/PCPS) 

カテーテルアブレーション例数  44  ペースメーカ植込み術例数  44  経胸壁心エコー例数  4,601  経食道心エコー例数  89  冠動脈 CT 例数  448  負荷心筋シンチグラフィ例数  421  心臓 MRI 例数  190  終夜睡眠ポリグラフィ例数  182  CPAP/ASV 療法導入例数  258/7 

 

  3    今後の課題と展望 

充実した地域医療連携をめざした取り組みとして 2012 年から始めた『二日市循環器臨床カンファレンス』は すでに 8 回をかぞえて定着した催しとなり、かかりつけ医の先生方にご活用いただいていると自負しています。

今後もより一層有益なものとして育てていきたいと考えていますので、招待演者のご希望なども含めて会の運営 へのご意見をいただければ幸甚です。 

今年度からはあらたに『循環器内科オープンカンファレンス』をスタートしました。こちらはかかりつけの先 生方からご紹介いただいた貴重な症例についての検討・報告会として位置付けており、できるだけ頻回に、文字 通りオープンかつフランクな雰囲気でのディスカッションをおこなっていくことで、かかりつけ医の先生方への フィードバックとなることを目的としています。始めてからの半年間ですでに 3 回開催したところですが、地域 の先生方に育てていただく会ですので、よろしくご指導を賜りますようなにとぞお願いいたします。 

多職種にわたる心疾患のチーム医療に地域全体で取り組むことを目的とした『筑紫心リハネットワーク』の活 動にも全面的に協力してまいりましたが、今年度はさらに当院独自の取り組みとして心不全専門外来の開設など を通して、急性期から回復期・維持期に至るまでのシームレスなケアを提供するための取り組みを強化します。

このような取り組みの成果についても、地域の医療従事者の皆様にフィードバックしてゆきたいと考えていま す。 

そのほかにも外部講師を招請しての講演会など、さまざまなイベントを随時開催しています。これらのイベン トはすべてオープンとして地域の医療・福祉にたずさわる多職種の皆様の積極的なご参加を歓迎します。 

 

CCU を整備してスタッフ常駐体制をととのえることにより、救急搬送されてきた心疾患患者が病院に到着して から初期診断を確定して治療処置が行われるまでの手順は、日中夜間を問わずきわめて迅速におこなっていま す。このことが重症救急症例のアウトカム改善に結びついていると考えています。たとえば院外心停止症例に対 して初療時に補助循環(PCPS)を実施した症例の生存退院率は 30%を超えています。本邦全体での平均はおよ そ 20%程度といわれていますので、これは良好な成績であるといえます。今後は救急隊やかかりつけ医との連 携をさらに緊密にして、心疾患イベント発症から救急隊出動/搬送をへて病院搬入までの時間短縮の取り組みが 重要であると認識しています。 

心エコー図、心臓 CT、心臓 MRI、心筋シンチグラフィなどの非侵襲的画像診断の発達は近年とくに目覚まし く、心臓血管疾患のスクリーニング、診断確定、病態の評価、治療効果判定など、日常診療のあらゆるステージ できわめて有効なツールとなっています。私たち自身がこれらの診断技術を駆使して患者さんの診療に最大限活 用することは言うまでもありませんが、これら私たちが保有している画像診断装置を地域全体で有効活用してい ただくことが、かかりつけ医の方々や何より地域の心臓血管病の患者さんたち自身の利益に資することになると 考えられます。このことは地域医療支援病院としての私たちの使命にかなうものであるといえます。そこで私た ちは画像診断諸検査を必要な患者さんにタイムリーに提供できるようにかかりつけ医の先生方との連携システ ムづくりを進めているところです。 

心臓血管疾患のリスクとなる睡眠呼吸障害に対する積極的な取り組み(終夜睡眠ポリグラフィによる確定診 断、夜間 CPAP 療法の導入/管理)も当科開設以来の特長のひとつです。 

 

患者さんのご紹介、救急搬送、画像診断に関するお問い合わせ・お申込み、心電図判読のご依頼、そのほか何 でも迅速に対応させていただきますので、以下の番号にご一報ください。 

 

済生会二日市病院  循環器内科  ホットライン(24 時間  365 日無休)092(923)1034 

 

 

呼吸器内科  副院長  兼   部長  末安  禎子 

  1    スタッフの構成 

末安  禎子  西山  守  松本  恵太  財前  圭晃  吉田  つかさ 

  2    活動実績 

平成 28 年度に当科に入院された患者さんののべ総数は、889 名で前年度と同数でした。疾患別内訳は(図1)、誤 嚥性肺炎を含めた肺炎が例年通り最も多く、395 名で 44%を占めていました。次に多かったのは肺癌の化学療法や気 管支内視鏡下肺生検目的の入院で、165 名で 19%でした。次いで喘息・COPD、間質性肺炎、気胸が約 5%で、ほぼ 例年通りの割合でした。 

  入院患者数と気管支内視鏡検査件数の推移(図 2)では、入院患者数は年間概ね 900 名、気管支内視鏡検査件数は 130 件以上を維持しておりました。過去3年間の紹介患者数の推移(図3)では、時間内の入院の紹介患者数は順調 に増加していますが、外来の紹介患者数は残念ながら減少していました。また時間外は入院、外来ともに減少してい ました。 

  当院の過去 4 年間の入院患者の上位疾患の推移をみると(図4)、肺炎と肺腫瘍、喘息・COPD が上位を占めており ます。2013 年の日本人の死亡原因の1位は悪性新生物、肺炎は3位、COPD は9位に浮上しており、悪性腫瘍のなか でも肺癌は男女合わせて1位となっています。これらの疾患を早期発見、早期治療し健康寿命を伸ばすこと、および 適切に治療し患者さんの QOL の向上に寄与することが呼吸器内科医の責務と思われます。 

                                 

  図 1 

 

肺炎 395 44%

肺癌 165 喘息・COPD 19%

44 5%

間質性肺炎 54 6%

気胸・縦隔気腫 23 3%

胸膜疾患 11 1%

その他の疾患 175 20%

平成28年度入院患者疾患別割合

肺炎 肺癌

喘息・COPD 間質性肺炎 気胸・縦隔気腫 その他の呼吸不全 胸膜疾患

上気道感染症 その他の肺疾患 その他の疾患

(Ⅲ−1)   診  療  部 

 

                         

   

                     

 

  図 2 

 

    紹介患者数   

入院  外来  総計 

時間内  時間外  合計  時間内  時間外  合計 

年度 

平成 28 年  165  24  189  450  9  459  648  平成 27 年  143  37  180  482  21  503  683  平成 26 年  138  26  164  460  26  486  650 

  図 3 

 

17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 入院患者数 828 763 733 639 792 858 808 823 837 859 889 889

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 人1000

入院患者数

17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 気管支内視鏡検査件数 98 80 109 127 114 118 128 135 135 136

0 20 40 60 80 100 120 140 件 160

気管支内視鏡検査件数

 

                                 

 

  図 4 

  3    今後の課題と展望 

当科では、平成 28 年 10 月より約7年間九州が んセンターと愛媛がんセンターで肺癌診療の経 験を重ねた肺癌専門医北島医師を診療チームの 一員に迎えることができました。筑紫地区おける 肺癌医療の自己完結率は3割程度で、残りの7割 は福岡、筑後地区で加療されています。これは南 北にがん拠点病院を有する恵まれた地理的条件 を考えると当然のことです。しかし私たち地域の 基幹病院の役割は、かかりつけ医の先生方との病 診連携、がん拠点病院との病病連携を今以上に強 固にすることで、肺癌患者さんが住み慣れた地元 で穏やかに安心して治療を継続するという選択 肢を増やし、QOL 改善の一助に繋げることと考え

ています。これまで以上に医療連携の充実を図り、地域の肺癌診療に貢献したいと思っております。また肺癌のみな らず間質性肺炎等のびまん性肺疾患、呼吸不全、気胸その他の肺疾患についても迅速かつていねいな診療を心がけ、

安心して受診または紹介して頂けるように勤めて参ります。筑紫地区をはじめとする近隣の諸先生方ならびに大学病 院、関連医療機関の諸先生方には今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 

H25 H26 H27 H28

肺炎 348 343 390 395

肺腫瘍 178 225 258 165

喘息・COPD 72 55 51 44

間質性肺炎 26 33 46 54

気胸 31 25 17 23

全入院患者 837 858 889 889

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000

主要疾患の年次推移

 

糖尿病内科  診療統括部長  石井  英博 

  1    スタッフの構成 

石井英博、迎久美子(非常勤月曜日)、加来真理子(非常勤第 1・2 土曜日)、前野彩香(非常勤第 3・4・5 土曜 日)日本糖尿病療養指導士取得者 10 名、福岡糖尿病療養指導士取得者 15 名 

  2    活動実績 

多くのすぐれた経口血糖降下薬が利用できるようになった今日、地域の糖尿病医療における当院の役 割は、非専門医やクリニックでは対応できない重症患者や問題を抱えた患者の治療を行うことである。

糖尿病療養指導士による糖尿病教育や、腎臓内科・形成外科・血管外科・循環器内科・脳神経外科との 共診により、糖尿病発症初期から末期腎不全や足病変、動脈硬化性

病変などの高度合併症まで、様々な段階の患者に対応できるチーム 医療体制を整えている。

1.

入院診療:インスリン治療を主体とした血糖コントロールと並行し て教育パスを用いた指導を行っている。糖尿病診療は外来が中心で あり、入院診療は高血糖緊急症をはじめとする血糖コントロール不 良な患者や高度合併症を有する患者を対象としており、教育のみが 目的の入院は行っていない。

2.

外来診療:外来で継続的に管理している患者数は

2017

4

月現在 約

620

名である。重症患者に対する十分な診療時間を確保するため に、経口薬でコントロールできている患者は積極的に逆紹介してい る。

初めて糖尿病と診断された患者に対しては、3回程度のプログラ ムでティーチングナースが指導を行い、スムーズな逆紹介につない

でいる。また、希望する患者にはカーボカウントや糖質制限食も指導している。さらに、糖尿病腎症や 足病変を有する患者に対して、透析予防指導やフットケア外来を実施している。注射剤は外来での導入 が中心で、外来患者の

41%が注射剤を使用している。その内訳は、強化療法 50%、2

相性インスリン を用いた

2

回注射

9%、BOT

療法

13%、GLP-1

受容体作動薬

14%である。

糖尿病および合併症による入院患者と逆紹介患者の推移

年度 2010

2011 2012 2013 2014 2015 2016

入院患者数(うち1型糖尿病)

92

4

85

3

96

4

80

5

59 (2) 87(4) 86(6)

逆紹介患者数 119

237 146 177 138 105 100

  3    今後の課題と展望 

外来患者の増加により、重症患者や初診患者に十分な診療時間を確保することが難しくなりつつある。さらに 積極的な病診連携を行って、再来患者数を抑えることが必要である。 

(Ⅲ−1)   診  療  部 

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