第9章 火災予防計画
第3節 河川・海岸施設災害予防計画
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4 河川構造物の災害予防対策
河川管理者は、次により河川構造物の災害予防対策を講じる。
(1) 堤防等河川構造物の点検、耐震性の確保及び津波対策の推進
国が示す耐震点検要領等に基づき、河川管理施設の耐震点検を実施するとともに、被害の程 度及び市街地の浸水による二次災害の危険度を考慮した耐震補強に努める。
また、国が示す河川津波対策の指針等に基づき、想定される津波に対する既存施設等の安全 性を検証し、必要に応じて堤防嵩上げ等の整備を推進する。
さらに、橋梁、排水機場及び頭首工等の河川を占用する構造物についても、それぞれの管理 者に耐震補強を指導するとともに、内水排除用ポンプ車等の確保についても検討する。
(2) 占用施設における管理体制整備
排水機場、頭首工等の占用施設について、災害発生時に一貫した管理が確保されるよう、操 作マニュアルの作成及び関係機関との連絡体制の確立等管理体制の整備、徹底を図る。
(3) 防災体制等の整備
県は、河川、ダム情報等のテレメーターシステムを整備し、出水時における的確な情報収集と迅速 な対応ができるよう体制を整備する。また、災害発生後の復旧活動に伴う多種多様な河川区域使用の 要請に対する基本的な対応方針を定めておく。
市町村は、洪水予報等の伝達方法及び円滑な避難を確保する上で必要な事項を地域防災計画 に定めるほか、洪水・津波ハザードマップの作成・周知に努める。
5 ダム施設の災害予防対策
ダム施設の管理者は、次により災害予防対策を講じる。
(1) 施設点検、耐震性の確保
国土交通省及び県が所管するダムは、「河川管理施設等構造令」及び「河川砂防技術基準」等 により、十分な耐震構造で設計・施工されているが、これらのダム及び関連施設等については、
河川法施行令第9条及び第 29 条に基づき定められた点検要領により点検を行い、必要な対策を 講じながら耐震性を維持する。
(2) ダム管理体制の整備
県は地震に対する適正なダム管理を行うため、各ダムに地震計を設置するとともに、ダム管 理情報の整備に努める。
また、災害時に一貫した管理がとれるよう、ダム操作マニュアルの作成及び関係機関との連 絡体制の確立等管理体制の整備、徹底を図る。
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○ 県内のダム施設数 (平成 29 年 4 月 1 日現在)
所管区分 管理
施設数 概要
国土交通省 17
東北地方整備局 コンクリートダム 2 フィルダム 2 北陸地方整備局 コンクリートダム 1
県土整備部
コンクリートダム 9 フィルダム 2 コンクリートダム
+フィルダム 1
山形県 農林
水産部 7
県農林水産部 コンクリートダム 2 フィルダム 2
市町村 フィルダム 1
土地改良区等 コンクリートダム
+フィルダム
1 フィルダム 1
企業局 1 コンクリートダム 1
その他 6 東北電力 コンクリートダム 6 注:堰堤高 15m以上のダムを計上した。
6 海岸保全施設の災害予防対策
海岸管理者は、次により海岸保全施設等の災害予防対策を講じる。
(1) 施設点検、耐震性の確保及び津波対策の推進
海岸保全施設の地震に対する安全性を確保するため、点検要領等により計画的に点検を実施 するとともに、設計指針等により緊急性の高い箇所から計画的・重点的な改修を行い、耐震性確 保に努める。
また、国が示す津波対策の指針等に基づき、想定される津波に対する既存施設等の安全性を 検証し、必要に応じて堤防嵩上げや避難路等の整備を推進する。
(2) 災害危険箇所の調査、整備
ア 災害危険箇所の定期的点検を実施して危険箇所整備計画を策定し、計画的な整備に努め る。
イ 地震に起因する堤防の沈下により生じる被害を防止するため、海岸堤防等の改修を行い、
耐震性の向上を推進する。
(3) 防災体制等の整備
県は、必要に応じて海岸法に基づき、海岸保全施設の操作規則を制定し、災害発生時におけ る的確な判断と迅速な作業ができるような体制を整備する。
沿岸市町は、津波・高潮警報等の伝達方法及び円滑な避難を確保する上で必要な事項を地域 防災計画に定めるほか、必要に応じて海岸保全施設の操作規則を考慮したハザードマップの作 成・周知に努める。
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