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地震に関する調査研究計画

1 計画の概要

震災対策を効果的に推進するため、国及び県が実施する地震及び震災に関する調査研究につい て定める。

2 計画の体系

項 目 概 要

1 国の推進体制

① 地震調査研究推進本部の組織及び推進体制

② 地震調査研究推進本部の役割

③ 地震調査委員会による活断層の長期評価

2 県における調査研究

① 山形県地震対策基礎調査(平成8~9年度実施)

② 山形県活断層調査(平成9~13 年度実施)

③ 山形盆地断層帯被害想定調査(平成 14 年度実施)

④ 長井盆地西縁断層帯及び庄内平野東縁断層帯被害想定調査

(平成 17 年度実施)

3 国の推進体制

阪神・淡路大震災を契機として、地震防災対策特別措置法が施行され、従来の地震予知研究体 制について見直しが行われた。この結果、科学技術庁長官(現:文部科学大臣)を本部長として 地震調査研究推進本部が設置され、調査研究体制が一元化された。

(1) 地震調査研究推進本部の組織及び推進体制

資料:地震調査研究推進本部

- 52 - (2) 地震調査研究推進本部の役割

ア 総合的かつ基本的な施策の立案 イ 関係行政機関の予算等の事務の調整 ウ 総合的な調査観測計画の策定

エ 関係行政機関、大学等の調査結果等の収集、整理、分析及び総合的な評価 オ 評価に基づく広報

(3) 地震調査委員会による活断層の長期評価

地震調査委員会は、活断層で起きる地震について地震発生確率を含む長期評価結果を公表し ている。本県に影響する地震は下記のとおりである。

名 称

最大想定 マグニチ

ュード

位 置 長さ 30 年以内 発生確率

山形盆地 断層帯

全体 M7.8 程度 大石田町~上山市 約 60 ㎞

北部 M7.3 程度 大石田町~寒河江市 約 29 ㎞ 0.002~8%

Sランク 南部 M7.3 程度 寒河江市~上山市 約 31 ㎞ 1%

Aランク 新庄盆地

断層帯

東部 M7.1 程度 新庄市~舟形町 約 22 ㎞ 5%以下 Sランク 西部 M6.9 程度 鮭川村~大蔵村 約 17 ㎞ 0.6%

Aランク 長井盆地

西縁断層帯 M7.7 程度 朝日町~米沢市 約 51 ㎞ 0.02%以下 Zランク

庄内平野 東縁断層帯

全体 M7.5 程度 遊佐町~旧藤島町 約 38 ㎞

北部 M7.1 程度 遊佐町~庄内町 約 24 ㎞ ほぼ 0%

Zランク 南部 M6.9 程度 庄内町~旧藤島町 約 17 ㎞ ほぼ 0%~6%

Sランク

※発生確率の基準日は H29.1.1 現在(H29.3.3 公表)

※活断層における今後 30 年以内の地震発生確率が 3%以上を「S ランク」、0.1~3%を「A ランク」、

0.1%未満を「Z ランク」、不明(すぐに地震が起きることが否定できない)を「X ランク」と表 記している。

4 県における調査研究

県では、平成7年1月の阪神・淡路大震災を契機に、地震や震災に関する調査研究を継続的に 実施してきており、その成果を震災対策に活用するとともに、関係機関に提供する。

(1) 山形県地震対策基礎調査(平成8~9年度実施)

内陸型 4 ケース(村山・最上・置賜・庄内の各地域)及び海洋型1ケース(本県西方沖)を震源 域とした大規模な地震が発生した場合の、それぞれの被害想定と、防災対策上の課題を明らか にするため実施した。

(2) 山形県活断層調査事業(平成9~13 年度実施)

庄内平野東縁断層帯、新庄盆地断層帯及び山形盆地断層帯並びに長井盆地西縁断層帯を対象

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に、科学技術庁(現:文部科学省)の地震関係基礎調査交付金を活用して、活断層の分布・位 置や活動状況等について調査研究を実施した。

(3) 山形盆地断層帯被害想定調査(平成 14 年度実施)

平成 14 年に国の地震調査委員会より「山形盆地断層帯の長期評価」が公表され、村山地方に おいてマグニチュード 7.8 の地震発生の可能性があることが指摘されたことを受け、山形盆地 断層帯の被害想定調査を実施した。

(4) 長井盆地西縁断層帯及び庄内平野東縁断層帯被害想定調査(平成 17 年度実施)

平成 17 年に国の地震調査委員会より「長井盆地西縁断層帯及び庄内平野東縁断層帯の長期評 価」が公表され、置賜地方においてマグニチュード 7.7、庄内地方においてマグニチュード 7.5 の地震発生の可能性があることが指摘されたことを受け、両断層帯の被害想定調査を実施した。

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