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気 象 、災害

ドキュメント内 東海水害報告書最終版.PDF (ページ 65-132)

情 報 の 収 集 と 伝 達 の 状 況 

Q8 

H P に よ る 災 害 情 報 の 提 供 活 動と 効 用 

 

①   災 害 で H P を 立 ち 上げ た の は 初 め て で あ っ た 。 そ の 後 幾 つ か の局 で H P を 活 用 し て 災 害 情 報 を 流 し て い る。 こ れ か ら は 、 視 聴 者 の ニ ー ズ も 高 い こ と効 用 も あ る こ と か ら 引 き 続 き対 応 し て い く。 

②   出 勤 時 な ど 職 場 で 情 報 が 取 れ る 効 用 も あ る 。 

③   避 難 所 情 報 な ど は 、 H P に 載 せ る べ き 情 報 で あ っ た 。 

④   災 害 用 の H P の 構 築は 出 来 な か っ た と こ ろ も あ っ た 。 

⑤   H P 専 門 の 部 署 を 組織 し て い る 局 は 、 臨 機 応 変 な対 応 が 出 来 て い た 。 

⑥   H P の 立 ち 上 げ は 、出 来 な か っ た 。 今 後 は こ れ を 教 訓 に 放 送 設 備 の 改 修 と H P の 災 害 情 報 提供 に 向 け て 積 極 的 に 行 く 。 

 

3.4.1.1

  報道機関等 に対するヒアリング調査総括表目② 大  項 

目  内  容  回     答  備      考 

Q1 

新 川 の 決壊 や 河 川 の氾 濫 情 報 の 入 手 方 法 

 

①   多 く は取 材 対 応 で あ る 。 

②   当 時   決 壊 現 場の 近 く に 中 継 車 を 出 し て い た 放 送 局も あ っ た 。 

③   県 お よ び 市 の 災 害 対 策 本 部 に 派 遣 し て い る 記 者 経 由で 情 報 を 入 手し た 。 

④   河 川 管 理 者 や 交 通 セ ン タ ー へ 電 話 取 材 を し た。( 能 動 的に 動 い た ) 

⑤   近 辺 に高 所 カ メ ラ を常 設 し て い た。 

 

Q2 

避 難 勧 告   な ど の 行政 が 発 令 す る防 災 情 報 の 収 集 方 法 

   

①   基 本 は、 取 材 情 報 で あ っ た 。 

②   行 政 か ら の 連 絡 は 、遅 か っ た 。 

③   地 域 防 災 計 画 に記 載 さ れ て い る よ う な 連 絡 ・ 伝 達 を 受 け て い た と こ ろ も あ っ た が 、 出 来 て い な い と こ ろ も あ っ た 。 連 絡 が あ っ て も 遅 れ 気 味 で あ っ た 。 

④   災 害 対 策 本 部 の キ ャ ッ プ か ら の 情 報 入 手 。     

       

2.防 災 情 報 の 収 集 

Q3 

  交 通 機 関 の 運 行 状 況 や 電 力 ・ ガス 等 の ラ イ フ ラ イ ン 系 情 報の 収 集 

①   多 く は取 材 対 応 で あ っ た 。 

②   常 に 電 話 は 入 れ て い た 。 ま た ラ イ フ ラ イ ン か ら F A X な ど で 情 報が 入 っ て き た。 

 

 

3 .   行 政 、防 災 機 関 と の 連 携 に つ い て 

Q 1 .  行 政 、 防 災 機 関 と の 連携 に つ い て 

①   行 政 機 関 や 河 川 管 理 者 、 ラ イ フ ラ イ ン の H P と リ ン ク で き れ ば よ い 。 

②   情 報 提 供 者 ・ 情報 に よ っ て は 、 放 送 上 簡 単 に 載 せ ら れ な い こ と も あ っ て 放 送 局 側 で 加 工 が 必 要 と な る 。 

③   市 で 整 備 す る シ ス テ ム と 連 携 し 、 放 送 上 載 せ る こ と も 可 能 で あ る。 

④   情 報 発 信 源 か ら情 報 が 受 達 で き る こ と が 最 も 大 事 で あ る 。 

⑤   行 政 と リ ン ク して 防 災 情 報 を 提 供 す る こ と も 必 要 で あ る 。 

⑥   県 や 市の 防 災 会 議 な ど で 委 員 と な っ て い る 。 

⑦   行 政 が 出 さ れ る情 報 は 、 正 確 を 期 す こ と も あ っ て 多 少 送 れ て 入 る こ と も あ っ た。 

⑧   機 械 的 に 情 報 を提 供 し て 頂 け れ ば 放 送 は 可 能 で あ る。、 

仮 に 行 政 か ら の 情 報 が 不 確 か で あ っ て も 情 報 の 背 景 が 明 示 さ れ て い れ ば 、 放 送 局 と し て は 、 受 け 取 る し リ ア ル タ イ ム 性 が 重 要 で あ る。 

4 .今回 の 教 訓 を も と に し た 今 後 の 災 害 報 道 の あ り 方 。 

  Q 1 . 

防 災 機 関 と し て の報 道 の 役 割   

 

①   多 く の世 論 調 査 を 見て も 、住 民 が情 報 を 入 手 す る 媒 体は 、メ デ ィ ア で あ る 。こ の こ と か ら 報 道 は 、国 民 の 財産・生 命 を 守 る 報 道を 行 う こ と が 役 割 で あ る 。 

②   行 政 が報 道 機 関 を 活用 し て ほ し い。 

③   報 道 機 関 と し て 安 心 情 報 、災 害 情 報 を 迅 速 か つ 正 確 に流 す の が 使 命で あ る 。 

④   行政 と 市 民 の パ イ プ 役 

 

Q2. 

今 回 の 災害 を 教 訓 に し て 今 後 考 え て い る こ と   

 

①   今 回   携 帯 電 話や 一 般 電 話 が 使 え な か っ た た め 無 線 網 の 見 直 し を行 っ て い る 。 

②   災 害 の 専 門 家 は い な い が 、 ど こ か で 経 験 は し て い る 。 判 断 や意 思 決 定 は 、 間 違 い な く 対 応 で き る。( 人 材 育 成 の 恒 常 化 ) 

③   災 害 の発 生 前 に ア ラ ー ム を 出 す こ と も 重 要 。 

④   放 送 設 備 の 高 度 化 。 

⑤   報 道 体 制 の 強 化 

⑥   災 害 用 H P の 臨 機 応 変 な 構 築 体 制 の 整 備 ( 出 来 な か っ た 局 ) 

⑦   種 種 の 方 法 を 活用 し て 情 報 発 信 を す べ き で あ る。( 問 合 せの 混 乱 防 止 ) 

   

Q3。 

上 記 を 念頭 に お い た今 後 の 災 害 報 道 の あ り 方 

   

①   報 道 機 関 も 今 回の 教 訓 を 生 か し て 積 極 的 に 防 災 対 策に 参 画 す べ き で あ る 。 

⑧   交 通 機 関 な ど の情 報 も 含 め 安 心 情 報 を 流 す こ と が 必要 。 

②   国 道 、 県 道 な ど の 通 行 止 め 情 報 も 流 す き め 細 か さ も必 要 で あ る 。 

③   地 域 に 密 着 し た 報 道 機 関 と し て 努 力 し て い る 。 

 

Q 1 . 情 報 提 供 の 状況 

 

①   電 話 やイ ン タ ー ネ ッ ト 上 で 多 く あ っ た 。 

②   放 送 上  活 用 し て い る 。 

③   視 聴 者か ら の 映 像 情 報 を 流 す こ と も あ っ た 。   

5.視 聴 者 と の 情 報 連 携 

Q2 

災 害 時 の問 合 せ や 主な 内 容 

 

①   視 聴 者 は 、 近 接し た 河 川 の 状 況 な ど を 知 り た が っ て い た 。 

②   問 い 合わ せ や 苦 情 は、 相 当 あ っ た。 

③   市 民 か ら の 声 を 受 け止 め た の が 特番 で あ る 。 

④   12日 は 、特 定 の 地域 に 限 定 し た報 道 は し な い で ほ し い な ど 。 

⑤   避 難 所の 場 所 や 交 通 機 関 の 運 行 状 況 。   

 

3.4.1.1  報道機関等 に対するヒアリング調査総括表目③

大  項 

目  内  容  回     答  備      考 

Q1 

災 害 情 報 収 集 伝 達 の あ り 方 に つ い て 

 

①   シ ス テ ム 機 能を 策 定 す る 場 合 な ど に 報 道 機 関 な ど と 調 整し て 頂 き た い。 

②   情 報 の 窓 口 を一 元 化 し て 個 別 に 提 供 し て い た だ け れ ば 地 域 に 密着 し た 報 道 機 関 と し て 支 援は 可 能 で あ る。( F M 、 ケ ー ブ ル ) 

③   情 報 が ダ イ レ ク ト に 取 れ る よ う な 仕 組 み が で き な い だ ろ う か 。 

 

6 .市防 災 当 局 へ の 要 望 。     

Q2 

  県・市 へ の 要 望 事 項 な ど   

 

①   避 難 地 区 の 表 現 が、学 校 区 に な っ て い る が 視 聴 者 の こ と を考 え る と 今 後の 課 題 で あ る。 

②   勧 告 の前 に 、予 備 情 報 を 出 す こ と も 必 要 な の で は な い か 。放 送 も そ れ に対 応 で き る 。 

③   対 住 民に 対 す る 情 報 伝 達 の 検 証 を し て 、報 道 機 関 の 活 用 を ど う あ る べ き か を 検 討 す べ き 。 

④   平 時 の取 り 組 み が 重要 で あ る 。 

災 害 対 策 本 部へ ス ポ ー ク ス マ ン を 設 置 す る こ と も 必 要 か 。 

 

                       

3.4.2 報 道 機 関 聞き 取り 調査 から 得ら れた 課題 と改 善点   

3.4.2.1

気象情報の収集伝達について

1)地方気象台と のいっそうの 連携 

  今回の 災害で は、名古屋地方気象台と特に 緊密な 連携を 図っ て いたの は、指定公共 機関で あ るN H Kで あ る。ま た、民 間の気象情報サービス 会社の 専門家 を常駐 させた りして気象情報 に対す るアドバイス 体制を執 っていたのは 、N H Kも含 め、大 手の放 送局であり、CATV 局や FM局は、民間 の気象情報サービスを利用 している程度 である。  

  東海豪雨は未曾有の 降雨であったため、気 象台で 扱わ れ るほ と んどの 気象情 報が、

マスコミ を通じ て視 聴 者に伝 えられた。記録的短時間大雨情報・ 土壌雨量指数 ・警報 の切り替 えも、 伝えられている。しかし、聞 き取り 調査で 感じ た のは、 情報発信者が 思うほど 報道機関が そ の情報 の緊 急 性や重 要 性を認 識して 放送し て い な い、という事 実である。 

  特に警 報の切 り替え に つ い て、気象台の意 図としては、 警報の 切り替 え頻度 が増加 し短時間 の間に 行われ たのは 災害の 切迫性を 強調す る と い う意 味 合いが あったが、受 信する側は、ことさらこれを理 解しているわ けでもないということであった。 

  これは 、今後 もスーパー警 報な ど の導入を 考えないというのであれば 、発 表 文のな かで切 迫 性を認 識で き る仕組 みづくりがもっと必要 であるし、ま た気象官署と 報道機 関がいっそう連携 し、災害に備 える事前の取 り組みが必要 と考える。 

2)情報発表者・ 情報中継者・ 一般市民が理 解できる情報表現 

  前にも 述べ た が、記録的短時間雨量や土壌雨量指数など 発表者 で取り 扱う専門的用 語は、発表段階 で「最 大の雨 量」「 これまで 最も・ ・災害 を注意 する」 など比較的受 け手を意識した発表内容になっている。 

  そこで 、聞き 取り調 査で、 その意 味するところなどを質 問してみたが 、気 象 台の意 図を十分 理解している 機関は 、非常 に少なかった。 このことは、 情報発信者の 意図が 読みとれずに中 継することに なり、 一般市民 に対し て注意 や警戒 を喚起 することにな らない。 

災害後の 対策と し て、放 送従 事 者が必 要とする 風水害 用語ガイドブックを 作成する 機運も あ り、そ の後は 、気 象 台、河川管理者 、報道機関な どが協 力して 改善に 取り組 みつつある。 

 

3.4.2.2

災害情報の収集・ 伝達について

1)災害情報の共有化に向けて 

  報道機関は、 これまで多く の自然災害で貴 重な災害情報 を一般視聴者 に提供 してき

た。今回 も、新 川の破 堤を一般市民 に伝えたのは、 報道機関であった。 また1 1日深 夜に災害対応に あ た っ た区 役 所の防災担当者 が、最 も頼りにしたのは報道番組 からの 情報であった。 

  災害当 初は、 愛知県 や名古屋市か ら来る情 報が遅 かったようである。 公式の 情報よ りも取材体制にある記 者か ら の連絡 が早かったこともあったようである 。また 放送は その使命 上生活情報を 流す必 要も あ ることから、ライフラインな どへの 取材体制も強 化し、対 応にあたったということであった。 そのような経 験から 、今後 は、行 政の防 災情報システム の整備 と同時 に、報道機関と の災害情報の 共有化 も考えておくべきで あろう。 

近年、河川管理者が 有する河川の CCTV 映像情報 を、洪水中に放 送に乗せることも関 東地方を 中心に 実施された。 また、 放送カ メ ラが河川管理 者の防 災センターか ら河川 情報を一般視聴者向け に流すことも 行われている。 今後は 、このような 映像による災 害情報を、いっそう積極的に放送電波で発信 することも考 えていくべきである。 

2)HPを災害情報のプラットフォームに 

  今回の 災害ほ ど、放送局の HPが 有効に活 用さ れ た例は な か っ た。これは、 時代の 趨勢でもあって 、また 被災地 が都 市 部で比較的情報化が進 んだ地域性もあった と思わ れる。 

  ある民 間 放 送 局は、 今回の 災害で 災害用の HPを 初めて 立ち上 げ、翌 日の新 聞など で取り上げられた 。HPで は、視聴者の 書き込み掲示板もあり、安否確認や視聴者から の災害情報入手に 役立ったようである。ま たある局では 、

HP

へ の書き込み情 報をテレ ビやラジオ報道で 積極的に流し て行ったとのことであった 。

HP

の取り組みを 実施した 局は数局あったが 、

HP

専門の部門を 組織している 局ほど臨機応変な対応が出 来たよう である。また、このような各局 の動向に対し 、今後の取り 組みとして

HP

の 活用を積 極的に考えている 民間放送局もあった。 

  こうした

HP

の災害報道への活用 は、放送局が 最も被災情報 を知り得る体 制にある ことから 、今後 の災害情報の 提供のために最 も有用 な方策 の一つ と い え る。ま た一般 市民か ら の情報発信も 可能であれば 、防災プラットフォームとしての位 置づ け も可能 である。 また、 今後の 地上波 デジタル化の動 向と併 せると 放送局 の役割 は、よ り重要 なものになると思 われる。 

3)報道特番について

  豪雨災害の中で、東海地域の視 聴 者が知りた かったのは、身近 な災害情報であった。

しかし、 テレビ 系の民間各社 は東京 キー局の 系列に あ る た め、放 送 時 間 帯によっては 自由な放送が出来 ないという課 題を有している。 

ドキュメント内 東海水害報告書最終版.PDF (ページ 65-132)

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