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段組み印刷

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 74-77)

第4章 印刷機能

4.8 段組み印刷

段組みパーティション形式

自由パーティション形式の帳票定義体のプロパティの段組みタブで、「段組みを行う」を指定した形式を段組みパーティション形式と 呼びます。

段組みパーティション形式は、1ページ内を複数の段(ブロック)に分割し、定義した固定パーティション、または浮動パーティションを 利用者プログラムで印刷制御する帳票形式です。

なお、次の段(ブロック)への移動は、パーティション出力およびプリンタ装置の制御で行います。次の段(ブロック)へ移動することを改 ブロックといいます。

図に段組みパーティション形式の例を示します。

図4.9 段組みパーティション形式の例

・ 段組みパーティション形式は、帳票定義体の帳票形式です。

・ 段組み機能を持つパーティション形式です。

・ 利用者プログラムで印刷制御(改行、改ブロック、改ページ)を行う必要があります。印刷制御については、パーティション出力およ びプリンタ装置の制御を参照してください。

・ 自由パーティション形式に段組み機能を追加した帳票形式です。

・ 自由パーティション形式と同様で、1ページ内に複数の固定パーティション、または浮動パーティションを定義することができます。

・ 段組みの指定は、ページ全体を対象とし、部分的な段組みの指定はできません。

・ 段組みパーティション形式の出力中に行レコード出力を行うと、MEFP_RC_BLOCKLW(6A)のエラーになります。

・ 印刷しようとしたパーティションが定義体サイズを超える場合は、MEFP_RC_ENDBLOCK(65)のエラーになります。ただし、最終ブ ロックに印刷中の場合は、MEFP_RC_MALINE(62)のエラーになります。

・ 浮動パーティションを絶対行位置印刷する場合や固定パーティションを印刷する場合で、現在処理中のプリンタヘッドよりパーティ ションの印刷開始位置が上となるとき、改ブロックが発生し次のブロックに印刷されます。ただし、最終ブロックに印刷中の場合は、

改ページが発生し、次ページの1ブロック目に印刷されます。

コンパクト印刷

1ページ内に複数の帳票を出力できる機能であり、縮小印刷イメージでの印刷ができます。

以下の図に4分割形式で横方向のコンパクト印刷を示します。

プリンタ情報ファイルのCMPCTTYPE(コンパクト印刷タイプ指定)でコンパクト印刷を行う場合のタイプを指定します。指定できるタイ プには、以下の4とおりがあります。

・ 指定なし

分割しません (コンパクト印刷なし)。

・ 2分割形式

2分割形式で、定義体の印刷方向により次のようになります。

定義体の印刷方向がランドスケープの場合は、印刷用紙がポートレートで縦分割となり、ポートレートの場合は、印刷用紙がランド スケープで横分割になります。(A、B参照)

・ 4分割形式 (横方向に印刷)

4分割形式で、横方向に印刷されます(C参照)。定義体の印刷方向がポートレートの場合、印刷用紙もポートレートになります。

・ 4分割形式 (縦方向に印刷)

4分割形式で、縦方向に印刷されます(D参照)。定義体の印刷方向がポートレートの場合、印刷用紙もポートレートになります。

注意

コンパクト印刷時の注意事項

・ 用紙サイズ、印刷方向、給紙口、印刷原点および両面印刷は、1ページ目の1分割目に印刷するときの情報で決定され、2分割目 以降で切り替えることはできません。また、両面印刷の印刷面指定は無効となり、「両面指定」として印刷されます。

・ 各分割領域への印刷は、等方性を保証されません。

・ 印刷原点や綴じ代幅は、オープン直後の初回印刷時の情報が採用され、ページ全体が移動されます。したがって、各分割領域 内の移動は行われません。

・ 印刷したバーコード項目、範囲指定バーコード項目およびOCR-Bフォントの読み取り時に正しく読み取れない場合があります。

・ 同じ太さで定義した罫線が、異なる太さで印刷されることがあります。

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