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両面印刷の指定

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 58-61)

第4章 印刷機能

4.3 出力ページの制御機能

4.3.6 両面印刷の指定

両面印刷が可能なプリンタ装置を使用した場合、定義体の指定に従い両面印刷を行うことができます。

■両面印刷の指定方法

両面印刷を行うには、プリンタ情報ファイルのSIDE(両面印刷設定)で「両面印刷をする」を設定します。さらに、以下のどれかの方 法で指定します。

- 帳票定義体で作成した定義体の印刷面指定に「両面指定」、または、「表」、「裏」を指定します。

- 画面帳票定義体で作成した定義体の印刷面指定に「両面」を指定し、印刷面に「両面」、または、「表」、「裏」を指定します。

- 帳票定義体のプロパティで用紙/用紙方向指定に「プリンタ情報ファイル」を指定します。

- 画面帳票定義体で用紙サイズに「指定なし」および「自由」を指定します。

- COBOLプログラムの印刷ファイルを使用した場合のI制御レコードの印刷面指定に「両面」を指定し、印刷面に「両面」、また

は、「表」、「裏」を指定します。詳細については、COBOLの使用手引書を参照してください。実際に採用される印刷面指定に ついては、出力ページの制御情報の優先度を参照してください。

注意

以下の場合は、両面印刷の指定は無効になります。

- プリンタ装置が両面印刷機能をサポートしていない場合

■綴じ代の指定方法

- 綴じ代方向の指定方法

綴じ代方向の指定方法を以下に示します。

- プリンタ情報ファイルのBSUP(両面印刷設定の綴じ方向の設定)で「左」または「上」を指定します。

- 帳票定義体で作成した定義体の綴じ代方向に「左」、または、「上」を指定します。

- COBOLプログラムの印刷ファイルを使用した場合のI制御レコードの綴じ代方向に「左(ポートレート:LRUD、ランドスケー

プ:UDLR)」、または「上(ポートレート:UDLR、ランドスケープ:LRUD)」を指定します。詳細については、COBOLの使用手 引書を参照してください。実際に採用される綴じ代方向については、出力ページの制御情報の優先度を参照してくださ い。

- 綴じ代幅の指定方法

綴じ代幅の指定方法を以下に示します。

- 帳票定義体で作成した定義体の綴じ代の「横幅」を指定します。

- COBOLプログラムの印刷ファイルを使用した場合のI制御レコードの綴じ代幅を指定します。詳細については、COBOLの

使用手引書を参照してください。実際に採用される綴じ代幅については、出力ページの制御情報の優先度を参照してくだ さい。

■綴じ代幅と原点位置

綴じ代幅は、帳票定義体で作成した定義体により指定可能な情報です。また、原点位置は、帳票定義体で作成した定義体、プリ ンタ情報ファイルにより指定可能な情報です。綴じ代幅、および、原点位置の指定が有効となる各情報の優先順位を以下に示しま す。

パターン I制御 定義体 プリンタ情報

採用値 原点位置

原点 綴じ代幅 原点 綴じ代幅 原点

1 ○ ○ - - - I制御(原点+綴じ代幅) 帳票の左上

2 × × ○ ○ - 定義体(原点+綴じ代幅) ↑

3 × × ○ × - 定義体(原点だけ) ↑

4 × × × ○ ○ 定義体+プリンタ情報

(原点+綴じ代幅) ↑

5 × × × ○ × 定義体(綴じ代幅だけ) ↑

6 × × × × ○ プリンタ情報(原点だけ) ↑

7 × × × × × なし 印字可能域

の原点

○:指定あり×:指定なし-:指定無効

なお、表のI制御とは、COBOLプログラムの印刷ファイルを使用した場合のI制御レコードでの指定を指しています。

- 綴じ代幅と原点位置を指定した場合(パターン1、パターン2、パターン4))

(X、Y):印字可能域原点、x:原点位置横移動量、y:原点位置縦移動量、Z:上綴じ代幅とすると、表面の印字開始位置は、(x、 y+Z)、裏面の印字開始位置は綴じ代幅を考慮せず、(x、y)となります。

注意

印字可能域をはみだした部分のデータは出力されません。印字可能域をはみださないように、原点位置を指定してください。

- 綴じ代幅を指定した場合(パターン5)

(X、Y):印字可能域原点、Z:上綴じ代幅とすると、表面の印字開始位置は、(0、Z)、裏面の印字開始位置は綴じ代幅を考慮せ ず、(0、0)となります。

注意

印字可能域をはみだした部分のデータは出力されません。印字可能域をはみださないように、原点位置を指定してください。

- 原点位置指定の場合(パターン3、パターン6)

(X、Y):印字可能域原点、x:原点位置横移動量、y:原点位置縦移動量とすると、表面・裏面の印字開始位置は、(x、y)となりま す。

注意

印字可能域をはみだした部分のデータは出力されません。印字可能域をはみださないサイズの帳票定義体を作成してくださ い。

- 綴じ代幅と原点位置を指定しない場合(パターン7)

(X、Y):印字可能域原点とすると、表面・裏面の印字開始位置は、(X、Y)となります。

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