YAM:若年成人平均値(20~44歳)
骨密度がYAMの80%以上 かつ骨粗鬆化なし
骨量減少 骨粗鬆症
骨密度
#2が YAM の 70 %未満 または骨粗鬆化
#3あり
#1:脆弱性骨折:低骨量(骨密度がYAMの80%未満,あるいは脊椎エックス線像で骨粗鬆化がある場合)が原因で,軽微な外力によって 発生した非外傷性骨折,骨折部位は脊椎,大腿骨頸部,橈骨遠位端,その他。
#2:骨密度は原則として腰椎骨密度とする。ただし,高齢者において,椎体変形などのために腰椎骨密度の測定が適当でないと判断され る場合には大腿骨頸部骨密度とする。これらの測定が困難な場合は,橈骨,第二中手骨,踵骨の骨密度を用いる。
#3:脊椎エックス線像での骨粗鬆化の評価は,従来の骨萎縮度判定基準を参考にして行う
原発性骨粗鬆症の診断基準
脆弱性骨折
#1なし
骨粗鬆症の検査方法
骨粗鬆症の検査
骨密度測定
レントゲン検査
血液検査 尿検査
マーカー名 略語 測定法 骨粗鬆症診療 で算定される
保険点数
骨吸収 マーカー
血清 血清・血漿 血清・血漿
Ⅰ型コラーゲン架橋N – テロペプチド
Ⅰ型コラーゲン架橋C – テロペプチド 酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ
NTX CTX TRACP – 5b
EIA,CLEIA EIA,ECLIA
EIA
160 点 170 点 160 点
尿 尿 尿
デオキシピリジノリン
Ⅰ型コラーゲン架橋N – テロペプチド
Ⅰ型コラーゲン架橋C – テロペプチド
DPD NTX CTX
EIA,CLEIA,HPLC* EIA
EIA
200 点 160 点 170 点
骨形成 マーカー
血清 血清・血漿
骨型アルカリホスファターゼ
Ⅰ型プロコラーゲン– N – プロペプチド
BAP P1NP
CLEIA,EIA RIA,ECLIA*
170 点 170 点
骨マトリックス
関連マーカー 血清 低カルボキシル化オステオカルシン ucOC ECLIA 170 点
*:健康保険適用外
原発性骨粗鬆症診療で
健康保険が適用される骨代謝マーカー
検査の種類 検査結果 原疾患
I.血液検査
1)血算 正球性貧血 多発性骨髄腫
小球性低色素性貧血 吸収不良症候群,摂食障害など
白血球増加 クッシング症候群,ステロイド薬内服(顆粒球増加・好酸 球とリンパ球減少)
2)生化学 高Ca血症 原発性副甲状腺機能亢進症
低Ca 血症 ビタミンD欠乏症
低リン血症 骨軟化症,ビタミンD欠乏症
高ALP血症 原発性副甲状腺機能亢進症,甲状腺機能亢進症,骨軟 化症,骨パジェット病
肝機能異常 肝硬変などの重症肝疾患 低コレステロール血症 甲状腺機能亢進症
高血糖 糖尿病,ステロイド薬内服
3)血清 CRP 高値 関節リウマチおよびその他の慢性炎症性疾患
II.尿検査
1)一般尿検査 尿糖 糖尿病
尿蛋白 多発性骨髄腫(患者によっては陰性)
2)生化学 高Ca 尿症 原発性副甲状腺機能亢進症など
続発性骨粗鬆症の鑑別に必要な
血液・尿検査とその結果に対応する原因
ほかにも、SXAやQCTなど
さまざまな測定方法があります
さまざまな骨密度測定の方法
超音波法
かかとの骨に超音波を 流して測定します
MD法
手の骨をX線で 撮影します
DXA(デキサ)法 全身の骨をX線で
測定します
pQCT
専用の小型CT装置で 手首の骨を測定します
骨粗鬆症の検査
骨代謝の状態を調べる「骨代謝マーカー」
骨粗鬆症の検査
治療に適した薬を選んだり、
治療効果をチェックするために 骨代謝の状態を調べます
尿検査 血液検査 破骨細胞に由来する
骨吸収マーカー
骨芽細胞に由来する 骨形成マーカー
骨吸収マーカー(尿・血液検査)
骨粗鬆症の検査
骨吸収
の状態を 調べます尿検査
血液検査 破骨細胞に由来する
骨吸収マーカー
骨形成マーカー(血液検査)
骨粗鬆症の検査
骨形成
の状態を 調べます血液検査
骨芽細胞に由来する 骨形成マーカー
低骨量を呈する疾患
骨粗鬆症・骨折予防のために
骨粗鬆症の予防