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機能

ドキュメント内 J-TMP86CK74AFG_Customer.book (ページ 104-109)

第 5 章 入出力ポート

9.3 機能

タイマカウンタ2には、タイマ、イベントカウンタとウィンドウの3つの動作モードがあります。

またタイマモードでは、ソースクロックとしてfcまたはfsを選択すると、SLOW1モードとNORMAL2 モード間で動作モードを切り替えるとき、発振子が安定するまでのウォーミングアップ時間を生成する ことができます。

9.3.1 タイマモード

タイマモードは、内部クロックでカウントアップするモードです。アップカウンタの値とタイマ

レジスタ2 (TC2DR)の 設定値との一致でINTTC2割り込み要求が発生し、カウンタはクリアされま

す。カウンタクリア後も、カウントアップを継続します。

なお、SLOW2モードでソースクロックにfcを選択すると、TC2DRの下位11ビットは比較対象と

はならず、上位5ビットのみの一致でINTTC2割り込み要求が発生します。従ってこの場合、TC2DRH の設定は必要ですが、TC2DRLの設定は不要です。

) ソースクロックfcSLOWモード時のタイマモードでのみ使用可能です。これはSLOW1モードか

NORMAL2モードに切り替える場合のウォーミングアップ用です。

9-1 タイマカウンタ2

の内部クロックソース

(

例 : fc = 16 MHz, fs = 32.768 kHz 時

)

TC2CK

NORMAL1/2, IDLE1/2モード

SLOW1/2モード SLEEP1/2モード

DV7CK = 0 DV7CK = 1

分解能 最大設定時間 分解能 最大設定時間 分解能 最大設定

時間 分解能 最大設定 時間

000 524.29 [ms] 9.54 [h] 1 [s] 18.2 [h] 1 [s] 18.2 [h] 1 [s] 18.2 [h]

001 512.0 [µs] 33.55 [s] 0.98 [ms] 1.07 [min] 0.98 [ms] 1.07 [min] 0.98 [ms] 1.07 [min]

010 16.0 [µs] 1.05 [s] 16.0 [µs] 1.05 [s]

011 0.5 [µs] 32.77 [ms] 0.5 [µs] 32.77 [ms]

100 62.5 [ns]

101 30.52 [µs] 2 [s] 30.52 [µs] 2 [s]

( プログラム例 )ソースクロックfc/23 [Hz] で、タイマモードにセットし、25 msごとに割り込みを発生させ る。 (fc = 16 MHz 時)

LDW (TC2DR), 061AH ; TC2DRの設定 (25 ms ÷ 28/fc = 061AH)

DI ; IMF= “0”

SET (EIRH). 5 ; INTTC2割り込みを許可

EI ; IMF= “1”

LD (TC2CR), 00001000B ; ソースクロック/モード選択

LD (TC2CR), 00101000B ; タイマスタート

第 9章 16ビットタイマカウンタ2 (TC2)

9.3 機能 TMP86CK74AFG

図 9-2 タイマモードタイミングチャート

INTTC2ഀ䉍ㄟ䉂ⷐ᳞

䉸䊷䉴䉪䊨䉾䉪

䉝䉾䊒䉦䉡䊮䉺

TC2DR

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0 1 2 3 4 n1 n 0 1 2 3

9.3.2 イベントカウンタモード

イベントカウンタモードは、TC2端子の入力パルスの立ち上がりエッジでカウントアップするモー ドです。

アップカウンタの値とTC2DRの設定値が一致するとINTTC2割り込み要求が発生し、アップカウ ンタはクリアされます。アップカウンタのクリア後もTC2 端子入力の立ち上がりエッジごとにカウ ントアップを継続します。なお、一致検出は TC2 端子入力の立ち下がりエッジで行われますので、

INTTC2割り込み要求は、アップカウンタとTC2DRが同値になった後の立ち下がりエッジで発生し

ます。

TC2端子への最小入力パルス幅は、表9-2のとおりです。“H”, “L” レベルとも2マシンサイクル以 上のパルス幅が必要です。

図 9-3 イベントカウンタモードタイミングチャート

9.3.3 ウィンドウモード

ウィンドウモードは、TC2端子入力 (ウィンドウパルス) が “H” レベルの間、内部クロックでカウ ントアップするモードです。アップカウンタの値とTC2DRの設定値が一致すると、INTTC2割り込 み要求が発生し、アップカウンタはクリアされます。

( プログラム例 )イベントカウンタモードにセットし、640カウント後にINTTC2割り込み要求を発生させる。

LDW (TC2DR), 640 ; TC2DRの設定

DI ; IMF= “0”

SET (EIRH). 5 ; INTTC2割り込みを許可

EI ; IMF= “1”

LD (TC2CR), 00011100B ; TC2ソースクロック/モード選択

LD (TC2CR), 00111100B ; TC2スタート

9-2 タイマカウンタ2

の外部クロックソース

最小パルス幅

NORMAL1/2, IDLE1/2モード SLOW1/2, SLEEP1/2モード

“H” 23/fc 23/fs

“L” 23/fc 23/fs

n

INTTC2ഀ䉍ㄟ䉂ⷐ᳞

TC2┵ሶ౉ജ

䉦䉡䊮䉺

TC2DR

৻⥌ᬌ಴ 䉦䉡䊮䉺䉪䊥䉝 䉺䉟䊙䉴䉺䊷䊃

0 1 2 3 n − 1 n 0 1 2 3

第 9章 16ビットタイマカウンタ2 (TC2)

9.3 機能 TMP86CK74AFG

なお、ウィンドウパルスは、TC2CR<TC2CK>で設定した内部クロックよりも十分遅い周波数を入 力してください。

) ウィンドウモードはSLOW/SLEEPモードで動作しませんので、NORMALモードでウィンドウモードを使 用しているときは、SLOW/SLEEPモードを起動する前にTC2CR<TC2S>“0” に設定してあらかじめタイ マカウンタ2を停止してください。

図 9-4 ウィンドウモードタイミングチャート

( プログラム例 )120 ms以上の“H” レベルパルスが入力されると割り込みを発生させる。

(fc = 16 MHz, TBTCR<DV7CK> = “0” 時)

LDW (TC2DR), 00EAH ; TC2DRの設定 (120 ms ÷ 213/fc = 00EAH)

DI ; IMF= “0”

SET (EIRH). 5 ; INTTC2割り込みを許可

EI ; IMF= “1”

LD (TC2CR), 00000101B ; TC2ソースクロック/モード選択

LD (TC2CR), 00100101B ; TC2スタート

৻⥌ᬌ಴

INTTC2ഀ䉍ㄟ䉂ⷐ᳞

ౝㇱ䉪䊨䉾䉪

䉦䉡䊮䉺

TC2DR TC2┵ሶ౉ജ

䉦䉡䊮䉺䉪䊥䉝

1 2 n3 n 2 n1 n 0 1 2 3

䉺䉟䊙䉴䉺䊷䊃

第 10 章 8 ビットタイマカウンタ 3 (TC3)

10.1 構成

) I/Oポートの設定によっては、制御入力が機能しないことがありますので、詳しくはI/Oポートの章を参照してください。

図 10-1 タイマカウンタ 3 (TC3)

TC3CK

TC3S

fc/213, fs/25 fc/212, fs/24 fc/211, fs/23 fc/210, fs/22 fc/29, fs/2

fc/28 fc/27

3

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TC3S INTTC3

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H A B C D E F G S

TC3M

TC3CR

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TC3DRB TC3DRA

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ACAP

TC3S

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A Y B

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TC3SEL

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第 10章 8ビットタイマカウンタ3 (TC3)

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