第 5 章 入出力ポート
14.3 機能
STOPモードの起動はシステムレジスタ 1 (SYSCR1) にて行い、解除は STOPモード解除が許可されて
いるSTOP2 ~ STOP5端子のいずれかの端子を “L” レベルにすることにより解除できます (注1)。
キーオンウェイクアップ制御レジスタ
STOPCR 7 6 5 4 3 2 1 0
(0031H) STOP5 STOP4 STOP3 STOP2 (初期値: 0000 ****)
STOP5 STOP5端子によるSTOPモード解除 0: 禁止
1: 許可
Write only
STOP4 STOP4端子によるSTOPモード解除 0: 禁止
1: 許可
Write only
STOP3 STOP3端子によるSTOPモード解除 0: 禁止
1: 許可
Write only
STOP2 STOP2端子によるSTOPモード解除 0: 禁止
1: 許可
Write only STOPCR
INT5
STOP ("1" )
(0031H)
STOP2 STOP3 STOP4 STOP5
STOP2
STOP3
STOP4
STOP5
第 14章 キーオンウェイクアップ(KWU)
14.3 機能 TMP86CK74AFG
また、STOP2 ~ STOP5端子の状態は、兼用するI/Oポートのレジスタを読み出すことにより確認でき ますので、STOP モードを起動する前に STOPCR によって許可された端子のレベルが “H” レベルになっ ていることを確認してください (注2,3)。
注 1) STOPモードの解除をエッジ解除モード (SYSCR1<RELM> = “0”) で行う場合、キーオンウェイクアップ制御レ ジスタ (STOPCR) によってSTOP2 ~ STOP5入力をすべて禁止にするか、入力が許可されているSTOP2 ~
STOP5端子をSTOPモード中 “H”レベルに固定してください。
注 2) レベル解除の場合、STOP端子およびSTOP2 ~ STOP5端子のいずれかが解除のレベルであるとSTOPモードに 入らず、直ちに解除シーケンスに移ります。
注 3) キーオンウェイクアップ入力とポート入力は入力回路が別系統となりますので、入力電圧のしきい値がそれぞれ 異なります。従ってSTOPモード起動前にポート入力によって確認した値は、キーオンウェイクアップ入力の検 出レベルと異なる場合があります。(図14-2)
注 4) STOP 端子は、入力を禁止する機能がありませんので、
STOP2
~STOP5
入力によってSTOPモードを解除する場合も、STOP 端子をSTOPモード解除用の端子として機能します。
注 5) キーオンウェイクアップ制御レジスタ (STOPCR) によって入力が許可されているキーオンウェイクアップ端子 は、貫通電流が流れますのでアナログ電圧を印加しないでください。
注 6) STOP2 ~ STOP5入力によってSTOPモードを解除する (“L” レベル)場合は、STOPモード中STOP端子を必ず
“L”レベルに固定してください。(図14-3)
図 14-2 キーオンウェイクアップ入力とポート入力
図 14-3
STOP端子と STOP2 ~ STOP5 端子の優先順位
表
14-1 STOPモードの解除レベル
(エッジ
)端子名
解除レベル(エッジ) SYSCR1<RELM>="1"
(注2) SYSCR1<RELM>="0"
STOP "H"レベル 立ち上がりエッジ
STOP2 "L"レベル 使用禁止 (注1)
STOP3 "L"レベル 使用禁止 (注1)
STOP4 "L"レベル 使用禁止 (注1)
STOP a) STOP
STOP STOP
STOP "L"
b)
STOP STOP
STOP2 ~ STOP5の場合
STOP2端子
第 15 章 蛍光表示管 (VFT) 駆動回路
TMP86CK74AFGは、蛍光表示管を直接駆動する高耐圧出力、および表示データを自動的にポートに転
送するための表示回路を内蔵しています。また、従来製品のVFT駆動回路のように、セグメントおよび デジットと言った割り付けをしておりません。表示管の種類およびレイアウトにより指定されたタイミ ング (T0~T15) の中で、セグメントおよびデジットのレイアウトを自由に行うことが可能です。
15.1 機能
1. TMP86CK74AFGは37本の高耐圧出力を内蔵しています。
大電流出力端子16本 (V0~V15) 中電流出力端子21本 (V16~V36)
その他にVFT駆動用電源としてVKK端子があります。
2. ダイナミック点灯方式による1~16桁 (T0~T15) をプログラムにて選択できます。
3. VFTとして使用しない端子 (PDポート) は、汎用ポートとして使用できます。
VFT制御レジスタ1のVSEL (ビット4~0) によりビットごとに選択できます。
4. 表示データ (DBR内の80バイト) をVFT出力ピンへ転送する動作は自動的に行われます。
5. ディマー機能により、7段階の輝度調整ができます。
6. 表15-1に表示時間の設定を示します。
表
15-1表示時間の設定
SDT1 SDT2 tdisp 時間 16 MHz時 8 MHz時 4 MHz時 2 MHz時 1 MHz時
00
0
29/fc [s] 32 µs 64 µs 128 µs 256 µs 512 µs
01 210/fc [s] 64 µs 128 µs 256 µs 512 µs 1024 µs
10 211/fc [s] 128 µs 256 µs 512 µs 1024 µs 2048 µs
11 212/fc [s] 256 µs 512 µs 1024 µs 2048 µs 4096 µs
00
1
28/fc [s] 16 µs 32 µs 64 µs 128 µs 256 µs
01 29/fc [s] 32 µs 64 µs 128 µs 256 µs 512 µs
10 210/fc [s] 64 µs 128 µs 256 µs 512 µs 1024 µs
11 211/fc [s] 128 µs 256 µs 512 µs 1024 µs 2048 µs
第 15章 蛍光表示管 (VFT) 駆動回路
15.2 構成 TMP86CK74AFG
15.2 構成
図 15-1 蛍光表示管 (VFT) 駆動回路
VFT
VFT
VFT 3
VFT 2
VFT 1
T0 T15
V0 V1 V2 V3 V4 V5 V15 V34 V35 V36
(DBR内の80バイト)