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横断測量

ドキュメント内 環境土木実験テキスト (ページ 51-55)

横断測量は、路線に沿った縦断測量の測線に直角な方向における標高を求めて断面図 を決定するものである。測量はトータルステーションやレベルを用いて行われるのが通 常であるが、縦断測量ほど高い精度は要求されないので、小規模または災害査定などの 緊急時には、ポールや標尺、巻尺などによる測定でもよい。

1 山腹水路の被災概況図(例)

3.使用器具

ポール 必要個、スタッフ2本、デジタルカメラ1台

4.実習手順

(1)測角のための手簿作成

① 野帳に起点となる測点名(等級と名称)、断面の方向、天候、観測年月日、起点の 地盤高、記帳者氏名を書く。

※ 本実習では、起点となる測点を測点0、測点0の地盤高を仮に2.00m、断面方向を 左とする。

② 野帳記入項目を書き込む。

2 野帳記入例

測点:測点0 断面: 天候:

観測年月日: 地盤高: 記帳者:

測点 ポール間距離 高低差 水平距離 地盤高

2.00

(2)ポール横断測量

① 対象となる横断面の地形の変化点を探す。

② 地形の変化点にポールを鉛直に突き刺す。

③ 鉛直に立てたポールと直交するように水平にポールを渡し、ポールを手で固定す る。

※ ポールの鉛直・水平の確認は目測で十分であるが、すべてのポールを確認する。

3 ポール設置例

④ ポール横断測量の状況を写真に記録する。

⑤ ポールの石突が交差する測点でのポール間距離と高低差を読み、水平距離、地盤高 を計算する。

※ポールの読みは0.05m単位でよい。

※例では測点1、測点3、測点6、測点7(図5参照)

4 石突交差箇所の野帳記入例 地形の変化点

No.0(起点)

No.1 No.2

No.3 No.4 No.5

No.6 No.7

測点:測点0 断面: 天候:

観測年月日: 地盤高: 記帳者:

測点 ポール間距離 高低差 水平距離 地盤高

1.00

1.90

1.85

0.45

0.85

1.00

測点3 2.90 3.30

測点7 0.40 1.05 5.15 5.35

測点4 測点5

測点6 4.75 4.30

測点2

2.00

測点0 0.00 2.00

測点1 1.00 2.45

5 石突が交差する測点

⑥ 残りの測点について、1つ前の測点から水平距離、高低差を読み取り、水平距離、

地盤高を計算する。

※現場でのポールの持ち方は図7参照のこと。

6 野帳記入例 測点0(起点)

測点1 測点2

測点3 測点4 測点5

測点6 測点7

測点 ポール間距離 高低差 水平距離 地盤高

測点7 0.40 1.05 5.15 5.35

測点4

1.85 0.95

1.00

0.25 3.85 3.55

測点5 0.55 0.30 4.40 4.10

測点6 4.75 4.30

測点2 1.90 1.00

0.85 0.15 2.00 2.60

測点3 2.90 3.30

測点0 1.00 0.45 0.00 2.00

測点1 1.00 2.45

7 残りの測点のポール間距離、高低差

5.結果の整理と考察

① 一つ前の測点とのポール間の水平距離、高低差をそれぞれ再度表に整理する。

② 再度整理した表をもとに、横断面の概略図を描く。

③ 概略図に横断面全体の水平距離、高低差を記入し、各ポール間の法勾配を記入する。

※ 法勾配は 「1:(水平距離/高低差)」 で記入すること。

8 概略図の例 測点0(起点)

測点1 測点2

測点3 測点4 測点5

測点6 測点7

1.00m 0.15m

0.95m

0.55m 0.25m

0.30m

1:2.22

1:6.67 1:1.29

1:3.801:1.83 1:0.57

1:0.38

5.15m

3.35m

ドキュメント内 環境土木実験テキスト (ページ 51-55)

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