規格等は、別表1、2の通りとする。
3 性能
帽体については、自己消火性を有することとし試験方法等については、別表1の通りとする。
4 構造
(1)概要
防火帽は、概要図1のように銀色の帽体表面に徽章を貼り付け、左右に消防名を入れたものとし、
内側に衝撃吸収ライナー、ヘッドバンド等の着装体及び可動式の顔面保護板を取り付け、帽体下部 の外周部にしころを取り付けられるものとする。また、物体の飛来又は落下による危険及び墜落に よる危険から装着者の頭部を保護する構造及び性能を有し、頭部の動きによるぐらつきが少なく、
装着中に不快感が無いこと。
(2)形状等 ア 帽体
(ア)本体
a 概要図1及び次の通りとする。
(a)表面は、滑らかで、堅牢であること。
(b)外面(表面)の仕上げは、銀色の塗装とし、容易にはく離しないこと。
(イ)周章
帽体の周囲に準則に応じた階級線を赤色テープで表示すること。
(ウ)徽章等
帽体前面中央に強固に取り付けること。
(エ)局名表示
帽体側面に消防局が指定する文字を表示すること。
(オ)掛け金具
帽体後部中央に半月環状の掛け金具を取り付けること。
イ 着装体
(ア)ハンモック
かぶり深さを調整できる、補助ハンモック付とする。
(イ)ヘッドバンド
頭回りに応じて概ね54㎝から60㎝までの範囲で自由に調節できること。調節部について は左右2ヶ所設けること。また、頭部が接触する部分については、吸水性及び耐久性に優れた 素材を取り付けること。
(ウ)しころ取付板
a 概要図及び次の通りとすること。
(a)しころ取付用として、帽体に取り付けること。
(b)しころ取付板には、押しホック(オス)を6個取り付けること。
(e)頭頂パッド
頭頂部にクッション性、吸水性及び耐久性に優れた素材を使用した小判型、もしくは正円型 の頭頂パッドを着脱可能な方法で取り付けること。
ウ あごひも
(ア)あごひも(アゴ締め用)は、片方を押しホックで着脱できるものとし、使用中防火帽が脱落 したり、ぐらついたりしないように確実に締められるものとすること。
(イ)あごひも調節金具に、あごひもと同素材を用いたつまみを取り付けること。
a 着装体固定リベット
着装した状態で、着装体固定リベットと着装者の頭部が直接接触しないこと。
(防火ヘルメット)- 2 - b 顔面保護板
(a)前面からの注水に対し顔面を保護できる構造とし、視界の妨げとなるゆがみ等がないこ と。
(b)帽体から円滑に引き出せ、引き出した状態でぐらつきを防止するロック機構を設けるこ と。
(c)下側縁の形状は、空気呼吸器用の面体に合わせた円弧状とし、端面は塩化ビニールで保 護すること。
(d)収納した状態で、中央部の下がりは15㎜以下とし、両端は視野の障害とならないこと。
別表1
防火ヘルメットの規格等一覧
項 目 規 格 等
帽体 ガラス繊維を基材としたポリエステル樹脂による強化プラスティック製 衝撃吸収ライナー 発泡スチロール、又はこれと同等の衝撃吸収性能を有するもの。
着 装 体
ハンモック
ポリエチレン成形品、白色 補助ハンモック
しころ取付板 ヘッドバンド
補助ハンモック ポリエステル又はナイロン製、白色、長さ350㎜以上 調整ひも 両端ほつれ止め処理
着装体固定リベット 防食性を有する金属製(あごひもの固定金具を兼ねる事が出来るもの)
あごひも ナイロン重織、黒色で縁赤線入り、幅18㎜、全長550㎜
あごひも調整金具 黄銅製または同等の強度及び防食性を有する金属製
(黒色ニッケルメッキを施したもの)
顔面保護板
ポリカーボネード板(両面をハードコートしたもの)、無色透明 縦(有効長) 130㎜以上
横(周長) 230㎜以上 厚さ 1.5㎜以上
帽体の自己消火性
残炎・残じん時間:5秒以下
プロパンガス(純度95%以上)をブンゼンバーナー(口径10㎜)
を使用して、青色炎が20㎜となるように調節して燃焼させ、帽体のつば後 部中心から左右50㎜、縁から20㎜の位置を試験点とし、帽体のつばを水 平に保持し炎の先端を試験点に15秒間当てた後、炎を取り去り、帽体の残 炎・残じん時間を調べる。
試験方法等は、保護帽の規格第7条による。
別表2
防火ヘルメットの補助材料等の規格一覧
部品名 規格等
帽 体
消防本部名称 三段書きにより、上段に「鳥取県」中段に「中部消防局」下段に「TOTTORI
CHUBU FIRE DEPT.」をヘッドライトバンドで隠れない位置に表示する。
周章 赤スコッチ(階級は、別途指示する。) 前章 塩ビ3D反射前章
掛け金具 黄銅製(ニッケルメッキ)又は同等の強度及び防食性を有する金属製
(防火ヘルメット)- 3 - 概要図1
鳥 取 県
中部消防局
TOTTORI CHUBU FIRE DEPT.
(防火衣)- 1 -
特記仕様書10 「 防火衣(安全帯付) 」
1 型式
(1) 防火衣は、外衣と中衣からなる多層構造とし、特殊立体デザインの上衣とズボンとする。外衣 と中衣は着脱可能なものとする。
(2) 防火衣上衣は、単体で、防火ズボンは、当消防局夏用活動服ズボン着用で、防火衣のISO規 格であるISO11613アプローチAに準拠したものとする。また、透湿防水層は、血液・体 液を媒介とする感染症病原体から、隊員を保護する素材を用いるものとする。
2 生地・規格
素材は、メタ型アラミド及びパラ型アラミドとし、規格は、(1)外衣生地全ての項目を満たし、
紫外線劣化等を防ぐため、裏糸が表に出ない特殊二重織り構造とする。
(1)外衣生地
ア 上衣/ズボン共通
(ア)品 名 テイジン・ジーバリアⓇライト
(イ)品 番 X29720
(ウ)混 紡 率 メタ型アラミド 53%
パラ型アラミド 47%
(エ)色 相 ネイビー指定色
(オ)組 織 特殊二重織り構造 イ 上衣
(ア)品 番 X29253(グリニッシュイエロー色)
(イ)混 紡 率 メタ型アラミド 60%(±5)
パラ型アラミド 40%(±5)
(ウ)色 相 グリニッシュイエロー
(エ)組 織 表 (ツイル) 裏(平織り)の特殊二重織り構造 (オ)重 量 280±10g/㎡
(カ)加 工 撥水加工、撥油加工、帯電防止加工
(2)中衣
透湿防水層(上衣/ズボン共通)
アラミド100%基布にゴアクロステックⓇメンブレンをラミネートしたものとする。
「要求性能」
耐水圧:初期及び洗濯20回、294Kpa 以上、JIS L 1092フィルム面加圧、目皿 使用)
透湿度 :800g/㎡/h以上 JIS L 1099 B-2法
人工血液バリア性、ウィルスバリア性試験:レベル6クラス JIS T8060D及び JIS T8061D
(3)遮熱層兼裏地 ア 上着用
(ア)品 名 テイジン・テックウェーブ(TM)
(イ)品 番 X29F20 (ウ)色 相 濃紺
イ ズボン用
(ア)品 名 テイジン・エクスファイアⓇリップストップ (イ)品 番 X29F20
(ウ)色 相 濃紺(格子部はゴールド色)
(4)補助材料
ア 内袖口 アラミド100%ニット
イ 面ファスナー 幅25m/m・50m/m・38m/m ウ 反射材 スリーエム 9100シリーズ /75m/m エ ファスナー YKKファスナー
オ サスペンダー ゴム製テープ幅38㎜黒色 カ 押しホック 真鍮製♯7050Aマーク
(防火衣)- 2 - キ 縫製糸 メタ型アラミド 100% 40番
パラ型アラミド(フィラメント)30番(反射テープ部分)
ク アイスポケット ナイロン黒メッシュ
ケ 膝当て布 テイジン・エクスファイアⓇツイル CX-2725 3 縫製条件
(1)全般
ア 各部の縫い合わせは、良好であること。
イ 糸調子は、良好であること。
ウ 縫い代は、約1㎝とし表地はオーバーロックを掛け縫い始めと縫い終わりは返し針を施すこと。
エ 各部の縫製は、防水構造を用いた縫製とする。
4 縫製要領
(1)上衣 ア 身頃
(ア)前身頃のハギ脇合わせはオーバーロックを掛け地縫いして片倒し飾り縫いとする。
(イ)左前身に幅10㎝の前立付きとし前立内側に面ファスナー及びコイルファスナーを縫い付け る。
(ウ)右前身頃に面ファスナーとコイルファスナーを付ける。
(エ)前立下部に押しホックを取り付ける。
(オ)左前立側面に当局が指定する大きさのマイクハンガーを、反射テープ下に無線機吊を取り付 けること。
(カ)後身頃は、一枚仕立てとする。
(キ)前身頃胸部・後身頃背中・裾に反射テープを縫い付ける。
(ク)見返し上部にハギを入れ中衣着脱のコイルファスナーを付ける。
(ケ)ポケット上部及びベルト通し裏面に力布として透湿防水層を縫い付ける。
(コ)右前身頃見返し下部に片布を取り付ける。
(サ)後身頃背面部に、イエロー色により、上段に「鳥取県」中段に「中部消防局」下段に
「TOTTORI CHUBU FIRE DEPT.」の文字をプリントする。
(詳細については別途指示する。) イ 襟
(ア)表及び裏に共布を用いた一枚襟とし、芯地を入れ、地縫いの上飾り縫いをする。
(イ)襟巾は、後中心で約11㎝とする。
(ウ)襟の前部には、ストラップを取り付ける。
(エ)襟付けは、防水構造を用いた縫製とする。
(オ)表襟中央に襟吊りとサイズマークを付ける。
ウ 袖
(ア)袖は、特殊ハギを用いた4枚袖とする。
(イ)袖山は、2(1)イ、上衣のグリニッシュイエロー配色生地を使用すること。
(ウ)運動性を良くする為に後袖山にダーツを設ける。
(エ)左上腕部分に幅約1.5㎝、長さ約4㎝の腕章用ハンガーを取り付けること。生地は、グリ ニッシュイエロー配色生地を使用すること。
(オ)袖口にアラミド素材のジャージと浸水防止用透湿防水層を縫い付ける。
(カ)袖口には、擦れ防止用として幅約3㎝の共生地を縫い付ける。
(キ)袖口より約10㎝上に反射テープを縫い付ける。
(ク)袖口に中衣止め用押しホック付ナイロンテープを左右各2個取り付ける。
エ ポケット
(ア)腰部ポケット上部は、約5㎝の傾斜を付けた斜めポケット、形状は三方風巾ポケットを左右 に縫い付け雨蓋付きとする。
(イ)胸ポケットは、三方風巾ポケットを左右に縫い付け雨蓋付きとする。
(ウ)雨蓋は、芯地を入れ、面ファスナーを付け地縫いの上飾り縫いとする。
(エ)ポケット内側に警笛用ループを取り付ける。
(オ)ポケット底部に水抜き穴を設ける。