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第8章 建設実施計画の策定

第2節 概算運営費の算定

運営費については、プラントメーカー6 社に対してアンケート調査を実施した。アンケ ート調査結果も踏まえ設定した概算運営費を以下に示す。

なお、アンケート調査の対象としたプラントメーカーは、次期クリーンセンターの処理 方式及び施設規模を踏まえ、以下の条件を満たす 6 社を対象とした。

1)焼却方式:ストーカ方式(灰溶融施設有りの施設も含める)

2)2002 年以降の竣工実績を有するメーカー 3)2 件以上の竣工実績を有するメーカー

4)施設規模 300t/日以上の竣工実績を有するメーカー

2.1 点検整備補修費

点検整備補修費については、プラントメーカー5 社より回答を得た。基幹的設備改良 を要しないごみ焼却処理施設の使用年数として、一般的に 20 年間は使用可能と想定さ れる。よって、稼働後 20 年間における各社回答の平均より、点検補修整備費を以下の とおりに設定する。

表 8-1 点検整備補修費の設定結果

項 目 設定値(千円/20 年間)

点検補修整備費 9,254,713

8-3 2.2 用役費・処分費・有価物等売却費

ごみ焼却処理施設の用役費については 3 社から、不燃・粗大ごみ処理施設の用役費に ついては 2 社から回答を得た。ごみ焼却処理施設の処分費及び有価物等売却費について は 3 社(ただし、1 社は発生量のみ)から、不燃・粗大ごみ処理施設の処分費及び有価 物等売却費については 2 社から回答を得た。各社回答の平均より、用役費・処分費・有 価物等売却費を設定する。設定結果を以下に示す。

(1) ごみ焼却処理施設の用役費

ごみ焼却処理施設の用役費については、3 社より回答を得た。各社回答の平均より、

以下のとおりに設定する。

表 8-2 ごみ焼却処理施設の用役費の設定結果

項 目 設定値(千円/年)

用役費 電力(基本料金・使用料金等) 29,469

水道 14,487

燃料 8,528

薬品 85,627

合計 138,111

(2) 不燃・粗大ごみ処理施設の用役費

不燃・粗大ごみ処理施設の用役費については、2 社より回答を得た。各社回答の平 均より、以下のとおりに設定する。

表 8-3 不燃・粗大ごみ処理施設の用役費の設定結果

項 目 設定値(千円/年)

用役費 燃料 81

薬品 1,656

合計 1,737

(3) ごみ焼却処理施設の搬出物処分費

ごみ焼却処理施設の搬出物処分費については、3 社(ただし、1 社は発生量のみ)

より回答を得た。各社の搬出物量の回答平均に、本市の外部資源化及び最終処分の 実績単価を乗じ、以下のとおりに設定する。

8-4

表 8-4 ごみ焼却処理施設の搬出物処分費の設定結果

項 目 設定値

外部資源化 最終処分 搬出物量(t/年)※1 5,600 3,781

単価(千円/t)※2 35 31

搬出物処分費(千円/年) 196,000 117,211

※1 搬出物(焼却灰、飛灰処理物、焼却不適物)の発生量の回答平均 9,381t/年のうち、ごみ処 理基本計画に基づき、5,600t/年を外部資源化すると想定。

※2 外部資源化及び最終処分の単価は、本市実績等による。(運搬費も含む)

(4) 不燃・粗大ごみ処理施設の搬出物処分費

不燃・粗大ごみ処理施設の搬出物処分費については、2 社より回答を得た。各社の 搬出物量の回答平均に、本市の最終処分の実績単価を乗じ、以下のとおりに設定す る。

表 8-5 不燃・粗大ごみ処理施設の搬出物処分費の設定結果

項 目 設定値

搬出物量(t/年)※1 1,508

単価(千円/t)※2 28

搬出物処分費(千円/年) 42,224

※1 搬出物(不燃物)の発生量の回答平均より想定。

※2 最終処分の単価は、本市実績による。(運搬費も含む)

(5) ごみ焼却処理施設の有価物等売却費

ごみ焼却処理施設の有価物等売却費については、3 社(ただし、1 社は売電収益の み)より回答を得た。各社回答の平均及び本市の売却の実績単価より、以下のとお りに設定する。

表 8-6 ごみ焼却処理施設の有価物等売却費の設定結果 設定値 有価物等売却費 売電料金(千円/年)※1 618,397

鉄類 発生量(t/年)※1 186 売却単価(千円/t)※2 12 売却費(千円/年) 2,232 合計(千円/年) 620,629

※1 各社の回答平均より想定。

※2 売却の単価は、本市実績による。

8-5

(6) 不燃・粗大ごみ処理施設の有価物等売却費

不燃・粗大ごみ処理施設の有価物等売却費については、2 社より回答を得た。各社 回答の平均より、本市の売却の実績単価を乗じ、以下のとおりに設定する。

表 8-7 不燃・粗大ごみ処理施設の有価物等売却費の設定結果

設定値

有価物等売却費 発生量(t/年)※1 鉄類 1,120

アルミ類 144

計 1,264

売却単価(千円/t)※2 12

合計(千円/年) 15,168

※1 各社の回答平均より想定。

※2 売却の単価は、本市実績による。

2.3 運転管理費

運転人員について、4 社から回答を得た。各社回答の平均人員より運転人員を設定す る。また、設定した運転人員に、本市の人員単価を乗じ、運転管理費を設定する。設定 結果を以下に示す。

表 8-8 運転人員及び運転管理費の設定

設定値

人員(人) 日勤 23

直勤 19

合計 42

人員単価(千円/人・年) 7,382 人件費(千円/年) 310,044

※ 平均実績人員単価は、市川市の給与・定員管理の状況(平成 27 年度)より 7,382 千円/人・年と設定。

8-6 2.4 概算運営費

前項までの設定結果より、20 年間の概算運営費を表 8-9に示す。

表 8-9 概算運営費

金額(千円/20 年)

支出 点検補修整備費 9,254,713

用役費 ごみ焼却 2,762,220

不燃・粗大 34,740

搬出物処分費 ごみ焼却 6,264,220

不燃・粗大 844,480

運転管理費 6,200,880

小計 25,361,253

収入 有価物等売却費 売電料金 12,367,940

有価物(ごみ焼却) 44,640

有価物(不燃・粗大) 303,360

小計 12,715,940

合計(支出-収入) 12,645,313

8-7

第3節 財源計画の算定