サイズ 0 の VMware VVol のエクスポート
6 概念
これらのトピックは、HPE 3PAR SSMC の機能に関する主な概念を説明します。
Block Persona の概念
これらのトピックは、HPE 3PAR SSMC の Block Persona 機能に関する主な概念を説明しま す。
ストレージの仮想化の概要
HPE 3PAR オペレーティングシステムは物理ドライブを下位レベルで、論理ドライブの作成に
使用される、チャンクレットと呼ばれる割り当て単位に分割します。 チャンクレットおよび論 理ドライブは、ユーザーには見えません。
ユーザーは、RAID タイプおよび物理ドライブデバイスタイプなどのストレージプロパティを 定義する、ストレージスペースのプールである共通プロビジョニンググループ (CPG) を作成 します。 ユーザーは、共通プロビジョニンググループから仮想ボリュームを作成して、その仮 想ボリュームをホストへエクスポートします。 仮想ボリュームのエクスポートにより、その仮 想ボリュームがホスト OS およびホストアプリケーションから見えるようになります。
HPE 3PAR オペレーティングシステムは、共通プロビジョニンググループに必要な論理ドライ ブを自動的に作成します。 論理ドライブには、ホストから書き込まれたデータがストレージシ ステム上の容量のしきい値に達したときにサイズが自動的に拡張されるという、主要な機能が あります。
詳細は、 「ホスト」 (95 ページ) 、「仮想ボリュームの概要」 (98 ページ) 、「仮想ボリュー ム (VLUN) のエクスポート」 (95 ページ) 、「論理ドライブ」 (96 ページ) 、「チャンクレッ ト」 (94 ページ) 、および「物理ドライブおよびデバイスのタイプ」 (115 ページ) を参照して ください。
HPE 3PAR SSMC を使用して、Block Persona の多くのタスクを実行することができます。 詳
細は、 「[Block Persona] 画面、ビュー、およびアクションの概要」 (44 ページ) を参照してく ださい。
Autonomic Groups ( ホストセット、仮想ボリュームセット )
Autonomic Groups 機能を使用すると、ユーザーはホストセットおよび仮想ボリュームセット を作成できます。 各ホストセットおよび各仮想ボリュームセットは、1 つのリソースとして管
理できます。 ホストセットまたは仮想ボリュームセットにメンバーを追加した場合、エクス ポートアクションは、自動的に新しいメンバーに適用されます。
たとえば、仮想ボリュームセットがホストセットにエクスポートされた場合、そのボリューム セット内の各仮想ボリュームは、ホストセット内の各ホストへエクスポートされます。 その 後、ホストがそのホストセットに追加された場合、仮想ボリュームセット内の仮想ボリューム は、新しく追加されたホストに自動的にエクスポートされます。 同様に、その仮想ボリューム セットに仮想ボリュームが追加された場合、新しく追加された仮想ボリュームは、ホストセッ ト内の各ホストに自動的にエクスポートされます。
チャンクレット
チャンクレットは、ストレージシステムに物理ドライブが追加されたとき、HPE 3PAR オペ レーティングシステムによって自動的に作成されるストレージの基本単位です。 HPE 3PAR オペレーティングシステムはチャンクレットを使用して論理ドライブを作成します。各チャン クレットは、論理ドライブ 1 つのみに割り当てられます。 チャンクレットは、ユーザーには 見えません。
各チャンクレットは、物理ドライブ上の連続するスペースの単位です。 すべてのチャンクレッ トは 1GB です。
詳細は、 「ストレージの仮想化の概要」 (92 ページ) を参照してください。
クローン ( 物理コピー )
HPE 3PAR SSMC を使用すると、仮想ボリュームのポイントインタイムクローン (物理コピー) が作成されます。 クローンの作成アクションが開始されると、親仮想ボリュームのポイントイ ンタイムスナップショットがすぐに作成されます。 その後、すべてのデータが、ターゲットの 仮想ボリュームに物理的にコピーされます。 ポイントインタイムスナップショットの保持を選 択した場合、クローンとその親仮想ボリュームの関係が保持され、後でクローンを親と再同期 させることができます。
• クローン仮想ボリュームを作成する前に、クローンに必要な特性を持つ、エクスポートさ れない仮想ボリュームを作成する必要があります。 [クローンの作成] ダイアログでは、適 切な仮想ボリュームだけが、ターゲットとして選択できるようになっています。
• [クローンの作成] ダイアログのオプションにより、ポイントインタイムスナップショット
を保存することも、または保存しないこともできます。 スナップショットを保存する場 合、ターゲットの仮想ボリュームが、後で親と再同期できるクローンになります。 スナッ プショットを保存しない場合、データは親からターゲット仮想ボリュームへコピーされま すが、ターゲットはクローンにはなりません。 ターゲットは、ベース仮想ボリュームのま まとなり、親と再同期させることはできません。
• 大規模な親の仮想ボリュームからデータをコピーするには、数分から数時間かかることが あります。 コピープロセスが完了するまでは、クローン仮想ボリュームをホストにエクス ポートすることはできません。
• 必要であれば、実行中にクローン化プロセスを停止することができます。 クローン化プロ セスを停止すると、ターゲットの仮想ボリュームはベース仮想ボリュームに戻り、不完全 なデータを含むようになります。
再同期
再同期により、クローン上のデータが、親仮想ボリュームの新しいポイントインタイムデータ でアップデートされます。 HPE 3PAR OS は親の新しいスナップショットを取得し、新しいス ナップショットと古いスナップショットを使用してクローンをアップデートします。 デフォル トでは、古いスナップショットが削除され、以降の再同期のために新しいスナップショットが 保持されます。
詳細は、 「クローンの再同期化」 (50 ページ) を参照してください。
プロモート
[クローンのプロモート] アクションを使用すると、仮想ボリュームがクローンからベース仮想 ボリュームに変更されます。 プロモートにより、クローンと親仮想ボリューム間の関連が削除 されます。
クローンのスナップショット
クローン用に自動的に作成されたスナップショット (仮想ボリューム) のファイル名は、文字 vvcp で始まります。たとえば、vvcp.667.588 です。
共通プロビジョニンググループ
共通プロビジョニンググループ (CPG) は、ユーザー定義の、ストレージスペースのプールで す。 共通プロビジョニンググループの作成時に、RAID タイプおよび物理ドライブデバイスタ イプなどのプロパティを指定します。 HPE 3PAR オペレーティングシステムは、それらのプ ロパティを持つ、共通プロビジョニンググループ用の基礎となる論理ドライブを自動的に作成 します。
詳細は、 「ストレージの仮想化の概要」 (92 ページ) を参照してください。
圧縮
共通プロビジョニンググループ内の未使用スペースは、圧縮することで回収できます。 Trim オプションを使用して圧縮を行うと、空き論理ドライブのスペースを回収するトリムが実行さ れます。 フルオプションを使用して圧縮を行うと、初回のトリムが実行され、可能であれば データを移動してより多くのスペースを回収して最終のトリムが実行されます。
詳細は、 「共通プロビジョニンググループの圧縮」 (45 ページ) を参照してください。
仮想ボリューム (VLUN) のエクスポート
仮想ボリュームをエクスポートすると、ストレージシステム上の仮想ボリュームとホスト上の 論理ユニット番号 (LUN) との間の関係を作成することで、ホストがその仮想ボリュームを利用 できるようになります。 仮想 LUN (VLUN) と呼ばれる関連付けは、仮想ボリュームとホスト 間の関連付けを定義します。
仮想ボリュームのホストへのエクスポートは、ストレージシステムのホストポート、ホスト WWN、ホスト iSCSI 名、またはホスト名が異なる複数のパスで実行できます。 したがって、
仮想ボリュームは、複数 VLUN を持つことができます。
たとえば、ストレージシステムに 2 つのホストポート 0:1:2、1:1:2 があるとします。仮想ボ リュームをホスト A およびホスト B にエクスポートする場合、仮想ボリュームは 4 つの VLUN (0:1:2 経由のホスト A、1:1:2 経由のホスト A、0:1:2 経由のホスト B、1:1:2 経由のホスト B) を持つことになります。
ヒント: System Reporter には、エクスポートされた仮想ボリュームのパフォーマンスとして、
仮想ボリュームの内部 (バックエンド) パフォーマンス測定値ではなく、仮想ボリュームのホス ト向け VLUN パフォーマンス測定値が表示されます。
ホスト
HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムは、ホストを、一連のイニシエーターポート WWN または iSCSI 名として扱います。 ストレージシステムのポートに物理的に接続されているホ ストは自動的に検出されます。
ホストを物理的に接続する前に、新しい WWN または iSCSI 名をホストパスに割り当てること ができます。 これらの名前は、システムコントローラーノード上のターゲットポートに関連付 けられる必要はありません。 これにより、新しいホストの接続後に手動で再構成を行う必要が ない、プラグアンドプレイ機能を実現できます。
FCoE 接続は、HPE 3PAR StoreServ 10000 ストレージシステムおよび HPE 3PAR StoreServ
7000 ストレージシステムで、CNA アダプター経由でサポートされます。 CNA ポートは、FCoE
ポートまたは iSCSI ポートとして使用するように構成できます。