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3. 簡易計測による三次元モデルを用いた地下埋設物の二次元図面補正手法の提案

3.6. 三次元モデルの生成条件の提案

3.6.1. 検証内容

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(4) 検証結果と考察

検証実験 3 では,三次元モデルの生成で対象物が再現できない暗色系埋設物を対象 とした仮想管(2管路)を設置して検証した.検証結果から暗色系埋設物は,障害物が ない箇所(影の影響がない場所)においても三次元形状が再現されない傾向にあるこ とから,何らの対策が必要である.

今回の検証で設置した特徴のある色・形状のラベルシールなどは,三次元形状が部分 的に再現できることが確認された.ただし,今回のラベルシールの大きさは5cm 角で あり,対象管路全体ではなく狭い範囲での三次元モデルの形状が生成された.今後は,

既存の二次元図面を補正するための特徴点の設置方法や形状などの検証が必要である と考えられる.

3.6. 三次元モデルの生成条件の提案

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図 3-26 撮影環境

(2) 検証方法

三次元データを用いた二次元図面の補正フローを図 3-27に示す.図 3-27の手法を 適用して地下埋設物の三次元データの断面を抽出し,断面の形状を目視で確認した.

①から④の検証手順を以下に示す.

図 3-27 三次元データを用いた二次元図面の補正フロー

基準点(検証点)設定・測量(手動)

影(手動)

SfM処理(自動)

三次元モデル 三次元点群

断面抽出(手動)

重ね合わせ(手動)

既存の 二次元図面

二次元図面の補正(手動)

補正された 二次元図面

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(3) 標定点の設置

標定点を設置した位置を図 3-28に示す.図 3-28の標定点は,地表面の二点に標定 点(対象物の点群データの縮尺および向きを決定するための基準点)を設置した.精度 目標は,空中写真測量(UAV)を用いた出来形管理要領 土工編 82)に準じた±5cm と した.

図 3-28 標定点を設置した位置

(4) 撮影

使用した撮影機器および撮影枚数を表 3-14に示す.表 3-14は,本検証に用いた撮 影機器などを整理した撮影ケースの撮影機器,機種,撮影モード,画素数(サイズ),

撮影枚数である.画像サイズが三段階になるように,デジタルカメラ/1M,デジタルカ メラ/3Mおよびスマートフォンの3機種で撮影し,計30枚の画像を取得した.撮影方 法を図 3-29に示す.図 3-29の撮影方法は,対象物と標定点を取り囲むように撮影し た.

表 3-14 使用した撮影機器および撮影枚数

撮影機器 撮影機種 モード 画像サイズ(px) 枚数

デジタルカメラ (1M)

Olympus Tough

TG_4.5 640×480

デジタルカメラ (3M)

Olympus Tough

TG_4.5 1,920×1,440

スマートフォン iPhone6 3,264×2,448

静⽌画 30枚

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図 3-29 撮影方法