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o.

淡黄色砂岩

基底には石英斑岩や安 山岩の礫がある

リモナイト?境界面はわずかに凹凸      している

黒色砂岩

図24  是松累層中の黒色砂岩(下)と淡黄色砂岩(上)の境界

。二ア2観.『㌻親

藩争磁鷺 .・   」 .偽蟻葬ぞ

図25  是松累層中の黒色砂岩にはさまつている礫岩層

是松累層 塩町累層

上の黒色砂岩が下の青灰色 砂岩中に落ち込んでいる

未固結変形により境界が 乱れている

図26  塩町累層(青灰色砂岩(下))と     是松累層(黒色砂岩(上))の境界

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       露頭スケッチ

東     ・         th

l簿寸時t/、、、.1 、/,、、.,.,灘讐藤轍轡

      国喪霜融嬉戯撫算議鰐躍ツ

g p   o 謄 ρ o oレ

↑13ドー曲

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 鬼陸六廉吻酬艀麺舞納マ ノろ一一一一一・5岬ア1ぞメブしく頃

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@   ノ1労が散在する,♪・一・願ムケ自.弥雄     二二多

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@二1 物駈・〆μナ嬬 糊塗に凹凸しマ%55黒羽C賜暦,・う輪生5陀亜麦

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解.≒.ρ孕   辱 ;7◎、 ぺ.、9 0}「^ ・

・千一月  境釈伽幽・略網淡三徳

訊.聡・5榔輝蝿・11・雌・・琳鰍駆る

図27 三次市塩町 塩町中学校(Loc.41)の      露頭スケッチと柱状図

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V。微化石の産状と生層序

1。珪藻化石

珪藻化石は,日本のような中・高緯度地域では新第三紀から第四紀にかけての年代 決定を行う上で最も有効な微化石である,近年,珪藻化石の分類学的研究の進歩

(例えば, Akiba and Yanagisawa, 1986;Yanagisawa and Akiba, 1990;

Yanagisawa and Akiba,1998など)に伴い,珪藻化石層序の分解能が飛躍的に高く なった(図28>.本研究の目的の1つは,備北層群の堆積した年代を決めることで ある.そのために珪藻化石が有効であると考え,試料のi採取・処理を行った,

①試料の採取

珪藻化石は細粒の堆積岩の中に保存される.そのため,できるだけ細粒で新鮮な泥 岩を採取した.また,固結度の比較的弱い試料の方が保存状態のよい珪藻化石を産 出した.具体的には,ハンマーで砕かないといけないような硬い泥岩では保存状態 が悪い.手で砕ける程度の硬さで,色が淡黄色から灰白色の泥岩が保存状態のよい 珪藻化石を産出した.また,塊状よりもうすくはがれるような産婦の泥岩の方が保 存状態はよい.石灰質ノジュールから保存状態のよい珪藻化石を産出するが,今回

の高山市地域と三次地域では石灰質ジュー.一.ルは見つからなかった.

②試料の処理

珪藻化石は5〜500μm程度であり,現生のものが水道水にも存在する.年代決定 に有効なものは数十μm程度であり,使用する器具,特に処理に必要な水には注意が 必要である.今回の処理と洗浄では,すべてイオン交換水を使用した.以下は,小 泉・谷村(1978)を参考に,地質調査所渡辺真人氏による処理方法を行ったもので

ある.

1.2〜59程度の試料を200m1のビv・・…カーに入れ,約60℃で1日乾燥させる.

2.10〜20ml程度の15%過酸化水素水に浸す.固結度の高い試料では,過酸化水 素水を80〜90℃に温めておいて試料の入ったビーカー・に加え,さらに加熱して 反応を促進させる.試料が石灰質ノジュールの場合は,10%程度の塩酸を加える.

爆発的に反応する場合には,水を加えて様子を見る.

3.2の処理後,24時間程度放置する.

4.ビーカーに約200m1のイオン交i換水を加え,懸濁させる。

5.懸濁後,20秒ほど待って上澄みをピペットで約1ml取る.

6.冷たいホットプレートに置いたカバーガラス(18×18mm>にピペットから

0.5mlぐらいを静かに広げる. O、5mlの懸濁液はカバーガラスいっぱいに広がり,

表面張力で盛り上がった状態になる.

7.珪藻殻が沈下するまで10分間ほど静かに放置する.

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8.室温での風乾がよいが,35〜40℃にホットプレートを加熱し,ゆっくり乾燥さ

せてもよい.

9.完全に乾燥した後,ブルーラックス(商品名,マウントメディア)をエチルア ルコールで1.5〜2倍に薄めたものを3滴ほどたらし,カバーガラス全体に広がる

 ようにする.

10。ホットプレートを70〜80℃に加熱し,アルコールが完全に蒸発するまで3〜4 時間放置する.

11.スライドガラスを別のホットプレートで80〜100℃に加熱し,スライドガラ  スをカバーガラスの上に載せ,接着する.

12,スライドガラスを裏返して戻し,棒で押さえて気泡を抜く.

以上の処理をした後,光学顕微鏡の400倍で検鏡した.保存状態や珪藻殻の数によ り,5の懸濁液の濃度を変えながら処理を繰り返した.

③珪藻殻のカウントと珪藻帯の認定について

珪藻のカウントと同定および珪藻化石帯の認定は地質調査所渡辺真人氏にお願いし た.カウントは,プレパラート上の無作為に選んだ測線に沿って,Chaetoceros属の 休眠胞子を除く珪藻化石殻を光学顕微鏡により100個同定・算定し,その後1000個 から2000個の珪藻殻を観察して時代決定に有効な種の有無を検討した.100個カウ

ント中に見つかったChae亡ocero嘱の休眠胞子は珪藻殻とは別にカウントした.珪藻 帯の認定にあたってはYanagisawa and Akiba(1998)に従った.

④結果

高山市地域       1

高山市地域の4つのルートすべてから比較的保存状態のよい珪藻化石を産出した

(図5).この試料の中から露頭の連続性のよい溝ルートと東ル・一・・トの9試料につい てカウントし珪藻帯を認定するにいたった(表1).いずれの試料もThalassionema

ni tzschioidesが卓越し, A ctinocyel us ingens, Ca vi ta tus reの各種などを産出する.ま

た,暖流系種のCoscinodiscus lewisianusやRhaphidodiscus marylandicusも産出する.

溝ルートのMIZ(>5,東ルートのPS8−3, PS8−1およびYE−2からは, Denticulopsis pra ela utaが産出しDeflticUlopsis lautaを産出しないので,これらの層準はD.

pra elauta帯(NPD3B,16.3−15.9Ma)にあたる.これらのサンプルから産出するD,

praelautaはbasal ridgeが未発達でmarginal ribが全くなく,D. praelautaとしては原始 的な形態を持つので,これらの層準はD.pra ela吻帯(NPD3B)の下部に当たる.そ れより下位のMIZO−3,4およびYE−3は, D. praelautaを含まずA. ingensを含んでお

り,Crucidenticula kanayae帯(NPD3A,16.9−16.3Ma)にあたる. C. kanayaeは MIZO−3からわずかに産出するのみなので,これらの昏昏はC. kanayaeの急減層準よ

り上位の(). kanayae帯(NPD3A)上部にあたる(図32).これらの珪藻化石の産出

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及びその年代については,渡辺ほか(1999)に報告した.

三次地域

三次地域では9地点から珪藻化石を産出した(図33)が,保存状態の悪いものが多 い.このうち三次市東酒屋(Loc.46,図35),岩脇(Loc.125,図36;Loc.ユ26,図 37>の3地点は比較的保存良好な珪藻化石を産し,露頭条件もよいため集中的にサン プリングと処理を行った.三次市東酒屋(Loc.46,図35>では層厚約20mの露頭か

ら19試料,岩脇(Loc.125,図36)では層厚約2 mの露頭から6試料,岩脇(Loc.126,

図37)では,層厚約10mの露頭から8試料の,全て泥岩を処理した.

 この3地点の試料の中から同定可能な試料6つについてカウントし(表2>珪藻化 石帯の認定を行った.どの試料にもYanagisawa and Akiba(1998)による珪藻化石 帯を決定できる珪藻化石は産出しなかった.各試料からは,Actinocycl us ingensを産

出するものの,Denticulopsis属の各種:やCrucidenticula tsの各種を全く産出しない.

このような珪藻化石群集は,高山市地域の試料(YE−3, YE−4, PS8・2)にも見られ る.この群集は,ちょうどC. kanaya eの急減層準とD. praelautaの急増層準の間のC kanayae帯(NPD3A)上部からD. praelauta帯(NPD3B)下部にかけて見られる群集 であり(Yanagisawa and Akiba,1998),この3地点の6つの試料もこの層準にあ たる(図28).

三次市岩脇(Loc.126,図37>の126−2.6,126・3の2試料は, Coscinodiscus lewisianusを比較的多く産出し,特に126−2.6ではその割合が20%近くにおよぶ.こ のことからこの2つの試料の年代はより限定して推定することができる.柳沢(印 刷中)は北陸の金沢,入尾,珠洲の各地域におけるC. kanayae帯 (NPD3A)上部に

おいて,C.1ewisianusの多産と産出頻度の急激な減少を認め,この多産層準と急減 層準が北陸地域では有用な生層群となることを示した,北陸地域では,C. lewisianus が数%以上産出するのは,急減層準より下位の層準に限られ,そこでは連続的に同 種の多産が認められる.Loc.126の2試料に認められるC. lewisianusの多産は北陸地 域における同種の多産層準に対比され,C. kanayaeの急減層準とC. lewisianusの急 滅層準との間の短い時間に対比できる.三次地域の他の試料はC. lewisianusをまれ

にしか産出しない.それらの試料は,北陸地域で認められたC. lewisianusの急減層 準よりも上位の層準にあたると考えられる.高山市地域の試料でもC. lewisianusは まれにしか産出しない.高山市地域のC. kanayae帯 (NPD3A)にあたる試料も,す べて同様にC. lewisianusの急減層準よりも上位に対比される.

 三次市東酒屋(Loc,46,図35)の46−10と三次市岩脇(Loc.126,図37)の126−2.6,

126−3では,Paralia sulcataが多産している. P. sulca taは,汽水域を中心とした塩 分濃度の低い海域に生息する珪藻であり,これらの試料の堆積環境が沿岸域に近かっ

たことを示唆する.ただし,3試料とも珪藻化石の保存状態が悪く,殻の丈夫でな い種の珪藻化石殻の溶解により,殻の丈夫なP. sulcataの産出頻度が相対的に高くなっ たために同種の産出頻度が見かけ上高くなっている可能性がある.

4量

東ルート 溝ルrト YE

R

YE

Q

YE

S

PS

W−1

PS

W−2

PS

W−3

MIZO

@3

MIZO

@4

MIZO

@5

Acごfπoc o μ∫ 8 ∫fcμ∫Grunow

A.」η8π5f.」π8π∫(Rattray)Whitin et Schrader 1 1 1 2 A.fπ8π5 f.1απμ∫Whitin et Schrader 1 2 1 1 4 3 5 2

A.oc∫oπ4rfμ5 Ehrenber 1 1

Ac∫∫ノIo   cliμ3  ∫8η4r∫ε4∫ (Ehrenberg) Eherenberg 1 5 2 1. 1

イ4∫∫8roηr3 ん4 μ5    S  。 1

・4z 8f∫ α 8π40f(Kana a) Sims et F xe11 1 1 1 3

A.v8∫翼5 ∬f加α(pantcsek)Sims 1

Coソf∫α耀∫ 8x μ翼5 Yana isawa et Akiba 2 1 4 4 2 5 C. oμ38α朋3(Sheshukova)Williams, 6 7 6 4 1 1 5 1 C.η1foc8π cμ∫(Schrader)Akiba et Yana isaw 1 3 2 3 3

Cε∫∫oψ∫cロ∫ s . 2 1

COCCOπ8 3   S    。 1

Co∫dπ04∫∫cμ5  8w 5foπ㍑5 Greville 吻. 1

C   配4r πo」ケμ3 Eherenber 1 2 1 1 2 2

C.  rα己f α鍬∫Eherenber rI 1 3

CrμC 48π∫fcμ14たαηαンα8 yar.μC{戸C4

@      Yana isawa et Akiba

C. ∫owα7ημrα8 Yana isawa et Akiba

D8Z乃fπ8f∫ 2π∫oo8π cα(Schrader) Andrews 1 2 1

Dθπ∫∫cμ」α πorw8 σ4 Schrader     . 1

Dθη∫fcμ 05f∫ rα8」α翼∫αAkiba et Koizumi 1

Df oπ8ど3わ。〃め㍑ぶ Ehrenber

Grα〃1η匡4fo horα  s .

1ノθη哩 αμ∫μ∫    S  . 1

1ζf558.18v 8 α cαrfπ4 Sheshukova

κo zμ加εα α4αroj(Az eitia)Yana isawa

Pαrα〃4 3μ c4∫4(Eherenber) Cleve 1 1 1 1 2

Proう05cfα π∫8r o∫ ∫4 (}la OS)

Rhα ん d「04」∫cμ3 η1α  αη4jcμ∫Christian 1 1

R痂zo∫o α ゐεわ8∫4∫o.Gran 1

1〜痂zo∫o 8π」α 5∫ f or〃;f∫Bri htwe11

1〜1LjzO∫0 8πf4    S  . 1

3∫ε〃or 〃星α.〃1 αo∫rfα3(Ehrenber)Has!e et Sims 1 3 1 1 1

5∫ε  11απ0   κf3    S    . 3 2 1

Tゐα」α5∫ま0π8〃言α  π㍑Z5Cゐ∫0ご483

C (Grunow)H. et M. Pera allo 86 81 83 88 78 75 86 80 80

τ. oわ∫μ∫α (Grunow) Andrews 1 1 3 2 2

τ  8日目翼∫ (Grunow)Hasle e【F xe11

τrfcθrα∫」翼加 coη48corμ〃3 Bri htwe11

TotaI 100 100 100 100 100 100 100 100 100

Resting spore 39 48 38 29 38 43 37 26 88

表1 高山市地域の珪藻化石

同定・カウントは地質調査所渡辺真人氏による

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