教が現代のタイ社会に対して果たしうる可能性等につ いて講義を受けた
︒また僧侶養成は
小人数で行うのが 効果的であるとの示唆を受けた︒
④シンポジウム
﹁僧侶養成を考える﹂
A
、
ヱミ
場 大本山増 上寺 三縁ホ
l
ル 牧達雄研究代表の提言︑吉田昭柄(前浄土宗教学局
長 ) ︑
土屋光道(大本山増上寺布教師会会長)福西賢 兆(法儀司)︑相木正博(大正大学教務部長)各師の
コメントの後︑青年教師との質疑応答を行った︒ここ
で洗い出されたいくつかの問題点が現在作成中の報告
書の原点となった︒
ω
平成八年度﹂の年度は︑近代の浄土宗僧侶養成制度に関する資料 収集整理︑﹁新宗教研究班
L
の協力による新
宗教におけ る聖職者研究等の基礎的研究作業が中
心となった︒
①近代浄土宗僧侶養成制度の資料整理
偽教大学
図書館所蔵の
﹃浄土教報
﹄
をマイクロフィ
ルムに収め﹃大正大学五十年史
﹄ ﹃
近世における浄土宗僧侶養成の中心は檀林であるが︑
それに反発して本来の専修念仏の興隆に励み︑官位を
捨て修行生活を重視するものも各地に現れた︒これら
は捨世派・浄土律派(興律派)と呼ばれるが
そ の
流である三河貞照院において当時の生活や修行に関す
る資料調査を行った︒この資料は野村恒道嘱託研究員
により整理が進められている︒またこの調査に併せ牧
達雄研究代表から﹁輿律派における生活と修行﹂また
田中祥雄師(東海学園)から﹁捨世派における生活と
修行﹂についての講義を受けた︒
凶平成十年度
﹂の
年度
は
総本山知恩院および鹿ヶ谷法然院におけ
る僧侶養成の歴史に関する調査研究︑前年度に‑調査した
貞昭
⁝院
資料
の解
読︑
﹃浄土教報﹄の資料整理等を進めた︒
①総本山知恩院および鹿ヶ谷法然院における僧侶養成の
廃史
森田孝隆師(知恩院法務部長)梶田真章師(法然院 住職)からそれぞれの僧侶養成の歴史に関する講義を受けた︒
②貞照院資料解読
野村恒道嘱託研究員が資料目録を作成︑引き続き同
資料の解読を進めた︒
③ライフサイクルとしての僧侶教育論
牧達雄研究代表から僧侶養成を生涯教育として考え
る必要性について講義を受けた︒本論は研究報告書に
一項目を設けて論及する予定である︒
‑ 94‑
同平成十一年度
﹂の年度は︑本研究取りまとめの年度と住置付け︑年
度末までに一応の結論を得るべく︑所内研究会を中心と
した活動を行った︒また浄土宗が本年度の開催を担当し
た﹁各宗
研究機関交流会﹂のテ
l
マに﹁僧侶と僧侶養成﹂を取り上げ︑各宗派の僧侶養成の現状を把握︑同交
流会に参加できなかった宗派については︑担当研究員が
訪問調査を行い参考資料を作成した︒
①各宗研究機関交流会 既成仏教各宗派における僧侶養成に関する現状を知 ることができ︑本研究の貴重な参考資料を得た︒各宗 で抱える問題点と対応が明らかになり
いくつかの参
考とすべき対応策も得た︒この記録と参考点について
は研究報告書に収載の予定である︒
②研究成果報告案の検討 牧達雄研究代表との意見交換︑数度の所内研究会に より研究成果報告の方法について検討し
研究報告書
の原案を決定した︒
︿
H ﹀
研究報告書(案 )
の概要
研究報告書の原案は次のとおりである︒
。
緒
達 雄
研究代表
牧
︒
聖職者(宗教的指導者)としての僧侶像を考える
①仏祖に学ぶ
(釈尊に学ぶ宗教的指導者像)小津憲珠②宗祖に学ぶ
(法然上人に学ぶ宗教的指導者像)林田康順
f象
③宗教的指導者の理念(宗教的指導者としての僧侶
鷲見定信
︒
僧侶養成の歴史と現状
①浄土宗の僧侶養成の歴史と現状
口浄土宗の僧侶養成制度について
口
拾世派
・興律派における生活と修行
口
檀林教育について
(増上寺を中心に)
口
近代教育機関の変遷(資料収集H明治期)
宇 古
同 良
哲
田中祥雄
野村恒道
新井俊定
・佐藤良文熊井康雄口
現行の教師養成制度
②伝統仏教教団の僧侶養成の現状
口天台宗 口真言宗智山派
熊井康雄口高野山真言宗
口曹洞宗 口
真言宗豊山派
口
臨
口日蓮宗
済宗妙心寺派口浄土真宗大谷派
寺派
口時宗③アジア仏教圏/諸宗教における聖職者(教祖)養成 口西山浄土宗
口真宗本願口タイにおける聖職者養成について
日新宗教における聖職者(教祖)像
。
提ーこれからの僧侶養成│
①生涯教育としての僧侶養成
口教師補任後研修制度の充実
②長期的視野に立って
口僧侶(宗教指導者)
の理
A必 戸松義晴武田道生
牧 達
t
佳(研
究班
)
口師僧/寺庭婦人の意識改革
口寺院経営者としての資質の向上
③現状改善のために
口寺庭教育の問題点と対応
口宗門大学における僧侶養成教育の限界
口教師養成講座の問題点と対応
(研
究班
)
‑ 96
浄土宗義と現代
①浄土教比較論研究
法然上人の教えが︑なぜいくつもに分かれたのか︒こ れを命題として平成十年度から発足した当プロジェクト
は
A7
年度︑講師に出席いただいた会議を八回
そして
回の公開講座(シンポジウム)を中心に展開してきた︒
なお
︑
今年度から田代俊孝先生に講師として参加し ていただいた︒これは真宗の講
師
としてお二方の先生に 参加していただいていたがともに西本願寺派の先生だ ったことを鑑み︑東本願寺である大谷派の先生もプ
ロ
ジエク卜に参加していただくべきという見地からである︒
︽プ
ロ
ジェクト
研究
員︾
村 田 洋
康
川
梶村尭敏(研究副代表
・
嘱託研究員︑大正大学助教授)昇(研究代表
・
客員教授︑亜細亜大学名誉教授)鷲見定信(主任研究員) 細田芳光(専任研究員) 戸松義晴(専任研究員) 林田康順(専任研究員) 村田洋
(研
究員
)
︿講師V
︒浄土宗西山派 中西随功(西山浄土宗︑
西山短期大学図書館長)
大塚霊雲(浄土宗西山禅林寺派︑西山短期大学専任講 師
︒浄土真宗
浅井成海(本願寺派︑龍谷大学教授) 五十嵐大策(本願寺派︑東京仏教学院講師) 田代俊孝(大谷派︑同明大学教授)
︒時宗
長島尚道(時宗宗学林学頭) 岡本貞雄(広島経済大学教授)
︒浄土宗
宇高良哲(大正大学
教授
)
{会議}
(シ
ンポ
ジウ
ムの
事前会議を含む︒なお︑鷲見以
下の研究員のみの打ち合わせは除
く ︒
開催場所
は明記なきもの研究所会議室)
平成十年十二月十四日(梶村)
平成十一年二月八日
(梶村︑中西︑大塚
︑五十嵐︑岡本) 平成十一年三月十一日
梶 (
村︑
宇高
︑中西︑大塚五十嵐︑岡本)
平成十一年九月二
十日
( 梶
村 ︑
宇高︑五十嵐︑岡本)
平成十一
年十
一月三
十日
京都・禅林寺
永観
堂
にて
( 梶
村 ︑
字高︑中西︑大塚︑浅井)
平成十二年一月二十一日
(梶
村︑
川虞
︑
字高︑中西︑浅井︑岡本)
平成十二年二月二十二日
(梶
︑村
{子
高︑
中西
‑ 9 8‑
五十
嵐︑
田代︑中島)
平成十二年三月二十五日
(梶
村︑
廃川
︑{
高子
︑中西︑浅井︑田代︑長島)
︻公開講座︼
第三回公開講座
7
‑宇
﹁念
仏
の教︑えはどう展開したか││法然
の念
仏を聖光・
諸空
・親驚・一
遍門流はこう広めた﹂
日 時
平成十一年三
月十
一日
場 所
増上
寺三縁ホール
参加人数二百五十人
総合司会
村 田 洋 第
部
講 演﹁法然の念仏
﹂ 梶 村 昇 浄﹁ 土宗 の展 開﹂ {子 高良 哲
﹁浄土宗西山派の展開﹂大塚霊雲
﹁浄土真宗の展開﹂五十嵐大策
﹁時宗の展開﹂岡本貞雄
第
部
シンポジウム
﹁念仏の教えはどう展開したか﹂
パネリスト
梶
村
昇︑宇高良哲︑大塚霊雲︑大策
︑
岡本貞雄
司会戸松義晴︑林田康順
第四回公開講座 五十嵐
何か
︒
いま極楽浄土の意味を問う﹂
﹁現代人にとって極楽とは
│
│極楽浄土とは
ア
て7
日 時
平成十二年三月二十五日
場 所
増上寺三縁ホール
参加人数二百十人
総合司会村田洋