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本章では、前計画(計画期間:平成 2 1 年度から平成 2 3 年度)において推進した各施策や5 つの最重点施策の実施状況、介護保険サービスの需給状況などを示します。 

1.前計画の進捗状況

⑴  基本目標1:高齢者ひとりひとりが安心して自分らしく暮らせるためのサービス基盤整備 

(高齢者の生活ニーズに即したサービス体系の構築) 

本目標においては、介護保険をはじめとしたサービスのほか、一般高齢者施策や特定高齢者施 策を実施することにより、加齢に伴う心身機能の低下が見られる方であっても、住み慣れた地域 で自分らしく暮らせるための施策を展開してきました。 

 

表 4- 1  前期計画期間中の主な一般高齢者施策の実施状況 

  平 成 21 年度   平 成 22 年度   平 成 23 年度 (見込 )  緊 急通報 システ ムの整 備  

( 年度末 設置台 数)  

1, 143 台    1, 142 台    1, 142 台    配 食サー ビス事 業  

( 年度末 利用者 数)  

1, 172 人    1, 243 人    1, 352 人    生 活管理 指導短 期宿泊 事業  

( 利用日 数)  

85 日    96 日   101 日    寝 具乾燥 消毒サ ービス 事業  

( 利用者 数)  

42 人    35 人    28 人   

要 介護老 人介護 手当の 支給  

( 年度末 利用者 数)  

896 人    886 人    806 人   

家 族介護 用品給 付事業  

( 年度末 利用者 数)  

183 人    194 人    199 人    出所)長寿介護課資料 

表 4- 2  前期計画期間中の主な特定高齢者施策の実施状況 

  平 成 21 年度   平 成 22 年度   平 成 23 年度 (見込 )  特 定高齢 者数  

( 年度末 決定者 数)  

4, 176 人    4, 597 人    1, 240 人    運 動器の 機能向 上事業  

( 利用者 数)  

332 人    324 人    198 人    栄 養改善 事業  

( 利用者 数)  

192 人    211 人     94 人     出所)長寿介護課資料 

特に、最重点施策Ⅰ「住民参加型の介護予防施策の推進」として、「シルバーリハビリ体操」

の普及を図ることにより、介護予防に関する自主的な活動が広く実施され、高齢者が積極的にこ の活動に参加し、介護予防に向けた取組みを実施する地域社会の構築を目指してきました。 

   

表4-3  最重点施策Ⅰ「住民参加型の介護予防施策の推進」に関して実施した事業の状況

実 施事業   内 容  

体 育指導 士の養 成   イ ンス トラク ターと して の役割 を担う 常勤 職員1 名と、 その 補助業 務を担 う 非常 勤職員 1名を 採用 し、茨 城県が 実施 する「 シルバ ーリ ハビリ 体操指 導 士 3級養 成講習 会」に 派遣  

市 民ボラ ンティ アの養 成   体 操指 導士を 補助す る市 民ボラ ンティ ア6 名を本 市独自 の養 成講座 におい て 養成  

3 級 指導士 の養成   地 域活 動の実 践者と して 、介護 予防の 普及 啓発活 動に取 り組 む3級 指導士 30 名を 本市独 自の3 級指導 士養成 講座に おいて 養成  

モ デル事 業の実 施   「 いき いきデ イクラ ブ事 業」等 の既存 事業 や、地 域の自 主グ ループ の活動 の 中で 養成し た指導 士が 体操指 導を行 い、 市民へ のPR を兼 ねた試 行的な 活 動 に関し 平 成 23 年 12 月 末現在 で 計 444 回 、延 べ 6, 876 名が 参加。 また、 モ デ ル事業 として 、体 操指導 士によ るシル バーリ ハビリ 体操教 室( 全 5 コ ース ) を 実施 し、マ ニュア ル中 の体力 評価を 活用 して、 運動器 機能 の維持 ・向上 、 日 常生活 動作の 改善等 の点に ついて 、体操 の効果 等の検 証を 実施  

出所)長寿介護課資料

⑵  基本目標2:高齢者ひとりひとりが安心して自分らしく暮らせるためのまちづくり 

(地域保健・地域福祉の確立) 

本目標においては、地域包括支援センターや地区保健福祉センターの活動を通じて、地域が主 体となって課題の抽出やその解決策を検討するといった施策を展開するとともに、医療・保健 ・ 福祉・介護等の関係機関が協働し、地域におけるあらゆる社会資源を活用することにより、ます ます進行する社会の高齢化に対応可能な、地域における包括ケアシステムの構築に努めてきまし た。 

特に、最重点施策Ⅱ「地域包括支援センターの機能の充実」として、管理者会議や職場内研修 の充実や、市・県などが実施する各種研修への参加などにより専門性の向上を図ると共に、各業 務のマニュアルを作成することにより業務の平準化を図りました。また、市内各居宅介護支援事 業者に引き続き御協力をいただきながら、要支援認定者のケアプラン作成につとめ、地域包括支 援センター全体として業務の効率化を図ることで、地域の会合などに積極的に参加し、地域内高 齢者の情報の把握に努めました。さらに、地域包括支援センターそのものの役割についても、さ

表4-4  介護予防事業の実施状況

出所)長寿介護課資料 

また、最重点施策Ⅲ「地域見守りネットワークの構築」として、地域住民と保健福祉関係機関

(行政、地域包括支援センター、社会福祉協議会など)が協働した、高齢者の見守り体制の構築 を図るため、趣旨に賛同し登録していただいた「見守り協力員」による地域内での高齢者への声 かけ活動を市内各地で展開してきました。現在は4箇所のモデル地区において、地域住民による

「高齢者見守り隊」が結成され、自主的な見守り活動を行っています。 

 

表4-5  「高齢者見守り隊」に関するモデル事業一覧 活動地区 活動開始

(結団式) 隊員数 主な活動

平 

下平窪地区 

H21.9.9 73

・ 一人暮 らし等 高齢者 宅をグ ループ 単位で 訪問

・ 意見交 換会

・ 会報を 作成し 、配布 しなが ら高齢 者宅を 訪問

・ 子供た ちが書 いた絵 手紙を 高齢者 宅へ配 布

内郷  宮一区 

H21.9.17 35

・ 意見交 換会

・ 隊長 及び 包括 職員と で一 人暮 らし 等高齢 者宅 の訪 問 活 動を 実施 (火 災警報 器設 置及 び災 害時 要援護 高齢 者 登録状 況の確 認作業 )

・ 防災士 を講師 に招き 、防災 につい て研修 を実施 四倉 

新町地区 

H23.1.26 29

・ 回覧板 を利用 した地 区内へ のPR

・ 認知症 サポー ター養 成講座 受講 常磐 

釜ノ前地区 

H23..22 56

・ グルー プ編成 し、見 守り活 動を実 施

平 

中平窪地区 

H24..27 26

・ グルー プ編成 し、見 守り活 動を開 始予定

出所)長寿介護課資料 

さらに、最重点施策Ⅳ「認知症高齢者対策の推進」として、認知症に関する正しい知識を得る ことにより、認知症予防への取り組みや、早期発見・早期対応が促進されることから、老若男女 を問わず、幅広く認知症に関する知識・支援制度の普及啓発に努めてきました。また、地域の中 で認知症高齢者やその家族を支援する「認知症サポーター」や認知症予防活動を支援する「認知 症予防ファシリテーター」について、養成を行ってきました。 

区  分 平 成 21 年度   平 成 22 年度   平 成 23 年度 (見込) 

特 定高齢 者候補 者数 4,313人   3,643人    

特 定高齢 者候補 者数/ 高齢者 数 5.06%   4.31%  

特 定高齢 者数 4,176人   4,597人   1,240人  

特 定高齢 者数/ 高齢者 数 4.90%   5.44%   1.47%  

介 護予防 事業利 用実数 472人   443人   285人  

 

表4-6  最重点施策Ⅳ「認知症高齢者対策」に関して実施した事業の状況

実施事業 内容

認 知症予 防に関 する知 識の普 及啓発 を目的 とし市 民向け の講 演会を 開催   認 知症 高齢者 を支 える ために は、 地域住 民を 含め た多く の方 に認知 症に 関 する 理解を 深め ても らい、 総合 的なケ ア体 制を構 築す る必 要があ るため パ ンフレ ット配 布を実 施  

認 知症に 対する 正しい 知識の   普 及啓発  

各 地区 保健福 祉セ ンタ ーの保 健師 が実施 して いる 健康教 育・ 健康相 談の 中 で、介 護予防 普及啓 発事業 、地域 介護予 防活動 支援事 業を 実施  

本 人や 家族か らの 相談 、医療 ・保 健・福 祉関 係者 との連 携、 健診等 あら ゆ る機 会を通 じて 、認 知症の 可能 性のあ る高 齢者の 早期 発見 のしく みづく り に関す る事業 を実施  

認 知症の 早期発 見体制 の確立  

地 域包 括支援 セン ター を認知 症に 関する 相談 窓口 の中核 とし て位置 づけ て おり、 市民か らみて 分かり やすい 相談体 制の確 立を図 って いる  

高 齢者 が脳の 働き を活 性化す るプ ログラ ムを 実施 し、自 ら認 知症予 防の 活 動に取 り組む ことを 目指し 、65歳以上 の方 6〜 8 名 のグル ープで 、支援 者 (認 知症予 防フ ァシ リテー ター )より 脳の 認知機 能を 鍛え 、認知 症の発 症 遅延に 有効な プログ ラムを 週1回 実施  

ま た、 これら のグ ルー プが自 主的 に活動 を推 進し ていけ るよ う支援 する こ とを 目指し 、認 知症 予防の 取り 組みに 関わ る人材 「認 知症 予防フ ァシリ テ ーター 」の育 成・確 保を行 ってい る  

認 知症予 防事業 の実施  

地 域住 民が認 知症 につ いての 正し い知識 を学 び、 身近に いる 認知症 の人 や その家 族の良 き理解 者とな る認知 症サポ ーター を養成  

出所)長寿介護課資料   

表 4- 7  前期計画期間中の主な認知症高齢者施策の実施状況 

  平 成 21 年度   平 成 22 年度   平 成 23 年度 (見込 )  認 知症サ ポータ ー養成 講座  

( 開催回 数)  

26 回    42 回    20 回    認 知症サ ポータ ー養成 数  

( 年間養 成人数 )  

799 人    852 人    390 人    認 知症講 演会開 催数  

( 開催数 )  

1 回     1 回     0 回     出所)長寿介護課資料 

⑶  基本目標3:高齢者ひとりひとりが安心して自分らしく暮らせるためのしくみづくり 

(高齢者を社会全体で支えるしくみづくり) 

本目標においては、地域包括支援センターが中心となった高齢者の総合相談機能の充実や、成 年後見制度をはじめとした高齢者の権利擁護に関する施策を展開してきました。 

特に、最重点施策Ⅴ「高齢者権利擁護対策の推進」として、成年後見制度に関するパンフレッ トの配布を引き続き実施し、講演会や勉強会等の開催など、様々な機会を捉えて制度の普及啓発 に努めてきました。また、法律・医療・福祉・介護などの各専門機関のネットワークを構築し、

本市における成年後見制度についての現状把握と課題分析を行う機関として、「市成年後見制度 利用支援ネットワーク運営委員会」を設置・運営してきました。 

 

表4-8  最重点施策Ⅴ「高齢者権利擁護対策の推進」に関して実施した事業の状況

実施事業 内容

制 度の周 知・啓 発   講 演会、パ ンフレ ットの 作成、出 前講座 等を通 じて市 民へ の制度 のPR を推進  市 民 後見 人 の養 成及 び (仮

称 ) 市成 年 後見 セン タ ーの 設 置の検 討  

制 度利用 者の増 加に伴 い、第三者 として 後見人 を担っ てい る専門 職後見 人の不 足 が予想 される ことか ら、それ に代わ る第三 者後見 人と して、市 民後見 人の養 成 を検討  

成 年後見 市長申 立の活 用   自 ら、及び 親族が 申立を 行うこ とが困 難な方 につい て、い わき市 が成年 後見申 立 を実施  

出所)長寿介護課資料 

表 4- 9  前期計画期間中の高齢者権利擁護施策の実施状況 

  平 成 21 年度   平 成 22 年度   平 成 23 年度 (見込 )  高 齢者虐 待に関 する相 談件数     74 件    85 件    81 件   

高 齢者虐 待と認 定した 件数    44 件    47 件    44 件   

成 年後見 に関す る相談 件数    44 件    31 件    48 件   

出所)長寿介護課資料 

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