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本グループの結果

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第 5 章 結果 32

5.2 本グループの結果

ホームページに代表的な粘菌を8種類掲載し、展覧会にて興味を持った人などがいた場合はホーム ページを紹介するようにしていた。この図鑑の方はホームページに記載していたため見た人による 具体的なフィードバックを得ることが出来なかった。そのため今後は種類を増やし、冊子等にして 来場者に直接見せる等のフィードバックが得られる工夫が必要であるだろう。

(※文責:吉川直哉)

5.2.2 粘菌どーこだ?

粘菌どーこだ?”を制作し、五稜郭タワーアトリウムにて開催された展覧会、”ただならぬ力、

粘菌”展においてそれを展示した。以下はその結果である。来場者からのアンケート調査で、” 際に粘菌を探してみたいと思ったか””粘菌を探しているような感覚は充分に味わえたか”の2つの 項目においては、いずれも高い評価を受けることができた。しかし、”操作しやすかったか”とい う項目においては、充分な評価を得ることが出来なかった。この理由としては、iPadでの操作中、

矢印を押しても次のページに進むことが出来ない、クイズに答えるとき、粘菌だと思うものを強く タッチしても赤い丸が出ない、画像を拡大・または縮小しようとして指を画面上で動かしても、な かなかその通りにならない、などの操作上の不備が存在したためであると考えられる。これにおい ては、クイズの作成に使用したHTML言語とiPadの相性についても視野に入れて考慮しなけれ ばならない点である。

また、”ただならぬ力、粘菌”展において、来場した小さな子供たちが楽しんでクイズに参加して いる姿が見られ、クイズを繰り返して行っている様子が観察できた。大人の来場者も、iPadに触 れて熱心に操作をしている様子が見られ、粘菌を見つけられたときの喜びを実感しているように思 えた。この来場者の様子が、アンケート調査で”実際に粘菌を探してみたいと思ったか””粘菌を探 しているような感覚は充分に味わえたか”の2つの項目においていずれも高い評価を受けることが できたことを示している。しかし、クイズの数がたったの1問と少なく、来場者は他のクイズが無 いことに不満気であった。そのため、もっと沢山のクイズを解きたい、もっと色々な粘菌を探して みたい、という来場者の要望に答えることが出来なかった。よって、クイズの数を増やし、それに 伴うクイズの答えの表示方法などについても考えつつ、クイズの数を増加させる必要がある。

前期に大学内のミュージアムで開催されたモックアップ展においては、可搬化するということ、

写真の見えやすさ、答えのパンフレットの位置においてなどの課題が多数存在した。だが今期にお いては、展示媒体をiPadにし、コンテンツの持ち運びやすさを充分に考慮したということ、クイ ズの画像を大きな写真をつなぎ合わせたパノラマ写真にして、解像度をiPadに合わせたというこ と、クイズの答えをiPad内のクイズの一部に収め、運ばなければならないものを最低限に減らし たということなど、以上の改善点により、前期におけるコンテンツの課題はほとんど克服できてい ると考えられる。

以上が、”ただならぬ力、粘菌”展において展示されたコンテンツ”粘菌どーこだ?における結果 である。

(※文責:進藤千聖)

5.2.3 動画

展覧会のアンケートで3つの質問を5段階評価と自由記述で行った。1つ目はナレーションは 分かりやすかったか”である。この質問は前期のモックアップ展から得られた意見をもとに付属し た音声ナレーションは、本当に必要だったのかどうかの意見を聞きたかったからである。アンケー トの集計から、1と答えた人が4人、2と答えた人が5人、3と答えた人が35人、4と答えた人が 36人、5と答えた人が27人という結果だった。3から5にかけて大多数の回答を得られたことか ら、音声ナレーションを付属したことが良い結果に繋がったことが分かった。しかし34に比べ て5を回答した人が少なかったことから、まだ改良の余地があることが見受けられた。2つ目は” 動画の長さは最適だったか”である。動画の長さについてはメンバー内で検討した内容であるが、

実際に展覧会の来場者の目線から見て、短すぎて物足りなさを感じたり、長すぎて退屈さを感じる かどうかを知りたかったからである。この質問の評価方法は1がとても短いと感じた、2が短いと 感じた、3はどちらとも思わなかった、4は長いと感じた、5はとても長いと感じたである。アン ケートの集計結果は、1と答えた人が3人、2と答えた人が10人、3と答えた人が58人、4と答 えた人が22人、5と答えた人が5人だった。この結果から約6割が動画の長さについて不満を感 じなかったことがわかった。しかし3以外の回答をした人が4割いることも事実であり、更なる検 討の必要があると分かった。また自由記述から”動画は立ったまま見るのは長いと感じた”という 意見も得ることができた。3つ目は自由記述で”他にどのような粘菌の動きを見てみたいですか” いう質問を行った。その中でも多かった意見は、”迷路実験の様子を動画で見たかった”というもの だった。迷路実験のコンテンツは紙面で写真のみだったため、このような意見が出たと思われる。

また、”アメーバになる様子を見てみたい”成長過程を見てみたい”といった意見があることか ら、ライフサイクルにも同様のことが言えると分かる。他コンテンツとのつながりを持たせた見せ 方の検討が必要だった。そのほかにも、”音声はIpadとは別媒体のスピーカーを使用するといいの ではないか””始まりと終わりをもっと明確にしてほしい””倍速についての標記を、常にしてお いてほしい などの意見があった

(※文責:光谷康佑)

5.2.4 粘菌ライフサイクル

五稜郭タワーアトリウムでの展覧会で来場者にとったアンケートでは、3つの項目について質問 をした。1つ目はライフサイクルを見て、粘菌の詳しい生態について知ることができたか、という 質問だ。これはプロジェクト活動の初期に、どんなコンテンツを作るかという話し合いの時、ライ フサイクルと作る目的であった。これに対して、92名の回答者のうち、45名の人から知ることが できたと回答をいただいた。2つ目はこのコンテンツは理解しやすいデザインであったか、という 質問だ。これは文字の大きさや配置、写真などが適切であったのかを知るために設定した。これに 対して、92名中52名の人がよかったと回答していただいた。3つ目はこのコンテンツは大人向け であると思うか、という質問だ。展覧会全体としては小学2年生から大人までの広い客層を想定し ているが、ライフサイクルはその中でも大人向けに作ったコンテンツであるため、この質問を設定 した。これに対し、92名中48名の人から大人向けであったという回答をいただいた。このことか らライフサイクルを作るにあたって我々が目標としていた、大きく3つの事柄は達成できたと考 える。

(※文責:新井場有華)

5.2.5 迷路実験

展覧会の来場者へアンケートで質問した内容は、”文字の大きさは最適だったか”2内容につい てどのように感じたか”と”粘菌の実験や研究への興味がわいたか”の3つである。1つ目の”文字の 大きさは最適だったか”という質問には96人中55人が最適だったと回答した。しかし、26人が文 字が小さかったと判断し、15人が文字が大きすぎると判断した。特に文字が小さかったと判断し た人が多く、再度検討し調整すべきであると考えられる。2つ目の”内容量についてどう感じたか” という質問には、90人中60人が最適だったと回答した。しかし21人が少ないと判断したことか ら、もう少し文章量を増やすべきだったと考えられる。3つ目に”粘菌の実験や研究への興味がわ いたか”という質問には92人中87人が興味がわいたと回答した。また自由記述の中の意見にも、” このような研究についてもっと知りたくなりました。粘菌についてよく知らなかったが、面白く、

勉強になりました。また、やってほしい。””とても興味深く拝見した、また紹介してほしい。そ の時は、より高度な深い知識を知りたい。”等の意見を頂くことができた。展覧会でのこのコンテ ンツの役割としても、粘菌への興味をわかせるよいきっかけを与えることができた。しかし”もっ と高度な深い知識を知りたい”等、もっと知りたかったという意見もいくつか頂いた。これはコン テンツの内容量への意見とともに、粘菌についてもっと深く知る方法を提示できていなかったこと が分かる。インターネットサイトや本など粘菌に関わる情報を知る方法を、コンテンツ内に記載す る方法もあっただろう。

(※文責:光谷康佑)

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