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有料化制度の目的

ドキュメント内 岐阜市環境基本計画の改定について (ページ 36-40)

・ごみ減量の推進(88.9%)、住民負担の公平化(77.9%)、住民の意識向上(73.2%)を主な目的とする 市町村が多く見られる。

・事業系ごみ有料化を実施した目的は、排出者責任の徹底(85.7%)、事業者による発生抑制(71.4%) を主な目的としている。

(自然共生部調べ) 図-3 粗大ごみを除くごみ処理有料化の状況 中核市(H23 年 4 月現在)

家庭系ごみ (粗大ごみ除く)

41市

無料

33(80.5%)

有料

8(19.5%)

事業系ごみ (粗大ごみ除く)

41市

有料

40(97.6%)

無料 1(2.4%)

図-4 粗大ごみを除くごみ処理有料化の状況 県内(H23 年 4 月現在)

事業系ごみ (粗大ごみ除く)

42市町

有料

38(90.5%)

無料 4(9.5%)

(自然共生部調べ)

図-5 一般廃棄物処理の有料化目的別の市町村件数(複数回答)

(出典:環境省「一般廃棄物処理有料化の手引き」) 88.9

77.9 73.2 53.2 4.7

0 20 40 60 80 100 減量化

(%)

意識改革 負担公平化

財政負担軽減

その他 N=526

図-6 中核市の事業系ごみ有料化導入の目的(複数回答)

(出典:自然共生部「事業系一般廃棄物有料化に関する調査」H19 年) 内閣府委託調査「地方公共料金の実態及び事業効 率化への取組についての分析調査報告書」H18 年

85.7 71.4 39.3 21.4 17.9

21.4

0 20 40 60 80 100 (%) 排出者責任の徹底

事業者による発生抑制 財政負担の軽減 最終処分量の削減 焼却炉の負担の軽減

その他 N=28

42 市町村 42 市町村

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(1)排出抑制や再生利用の促進

・H10 年 10 月に粗大ごみの有料化を実施。家庭系は、実施後 82%減(114→21g/人・日)、H22 年度 73%減(114→31g/人・日)と排出抑制効果を維持。事業系は、実施後 33%減(6→4g/人・日)、H22 年度 17%(6→7g/人・日)増えている。

・中核市の場合、有料化による減量効果は見られ、その効果は維持されている。(家庭系ごみ) 図-7 岐阜市のごみ収集量の変化(集団回収量を除く)

(出典:事業概要から自然共生部が加工)

0 200 400 600 800 1000 1200

H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

(g/人・日)

事業系ごみ

家庭系ごみ

都市美化ごみ

339

798

4 6

360

695 623

290 7

レジ袋有料化

ごみ袋の透(半)明化 柳津町と合併

0 100 200 300 400 500 600 700 800

H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

(g/人・日)

家庭系ごみ内訳

粗大ごみ有料化

ペットボトル分別収集

0 100 200 300 400

H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

(g/人・日)

事業系ごみ内訳

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

(g/人・日)

都市美化ごみ内訳

大規模事業所立入指導

廃食用油・発泡スチロール・

白色トレイの分別収集 ペットボトルキャップ分別収集 634

114 50

620 21 54

46 31

546

資源ごみ 粗大ごみ 普通ごみ

資源ごみ 粗大ごみ 普通ごみ 併せ産廃 その他

資源ごみ 粗大ごみ 普通ごみ 245

7 35

291 306

6 4

20 7

2 1 0

4 2 0

0 2

5

中核市 実施年度 対象区分 手数料 減量効果指数(実施 1 年前を 100 とした) 1 年前 実施年度 1 年目 2 年目 旭川市 H19 年 8 月 可燃・不燃ごみ 2.0 円/ℓ 100 91.1 69.6 函館市 H14 年 4 月 可燃・不燃ごみ 2.0 円/ℓ 100 68.8 69.8 68.2 長野市 H21 年 10 月 可燃・不燃ごみ 1.0 円/ℓ 100 下関市 H15 年 6 月 可燃ごみ 1.0 円/ℓ 100 76.9 67.5 67.5 資源ごみ 0.6 円/ℓ 100 128.9 131.2 128.4 高松市 H16 年 10 月 可燃・不燃ごみ 1.0 円/ℓ 100 82.4 84.3 84.0 久留米市 H5 年 3 月 可燃・不燃ごみ 0.8 円/ℓ 100 86.5 93.9 94.3 熊本市 H21 年 10 月 可燃・不燃ごみ 0.8 円/ℓ 100 宮崎市 H14 年 6 月 可燃・不燃ごみ 1.0 円/ℓ 100 101.1 93.5 89.5

※下関市は不燃ごみも有料化の対象であるが、ℓ当たりの手数料が算出不可のため除く。なお、H23 年 4 月から手数料を見直 し、可燃ごみ 0.7 円/ℓ、資源ごみ 0.4 円/ℓとした。

表-1 有料化による中核市のごみ量の変化

(出典:H22 年秋田市廃棄物減量等推進審議会資料から加工)

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・事業系ごみについては、S40 年代に導入された都市が多く、その効果を示す資料は少ないもの の、減量効果が見られる。

・有料化後の減量率と有料化前のごみ総排出量から、比較してごみ総排出量が多かった都市ほど 減量率が大きく(B市、C市)、ごみ総排出量が少なかった都市は、減量率が小さい(D市、E 市)ことが見られる。

・また、有料化の実施前後に、全ての都市で紙類(拠点回収、集団回収の充実)やプラ類(その他 プラスチック製容器包装類の分別)の収集方法を見直していることから、減量率の差が表れる 要因の一つとして、生ごみの排出抑制量が挙げられる(A市、D市)。

・なお、財政負担の軽減効果は、-2.6%(減少)~5.6%(増加)となっており、大きな変化は見られ ない。しかし、ごみ焼却場や埋立など処理施設の延命による建設費の節約や、環境負荷の減少 などの効果は期待される。

表-2 事業系ごみ有料化実施前後のごみ量の推移

中核市 実施年度 対象区分 手数料 減量効果指数(実施 1 年前を 100 とした) 1 年前 実施年度 1 年目 2 年目 青森市 H15 年 7 月 可燃・不燃ごみ 100 円/10kg 100 83.4 71.2 70.9

長崎市 H14 年 2 月 可燃・不燃ごみ 60 円/10kg 100 101.2 113.6 107.8 鹿児島市 H14 年 4 月 可燃・不燃ごみ 70 円/10kg 100 90.6 86.7 90.9

※長崎市は、事業系ごみ有料化の実施 1 年前と実施 1 年後の家庭系ごみ量が極端に減少していることから(減量効果指数 87.5%)、それまで家庭ごみとして排出されていたものが事業系ごみとして排出されたと推察される。

(出典:自然共生部「事業系一般廃棄物有料化に関する調査」H19 年)

図-8 1 人 1 日当たりの総ごみ排出量と減量率

※中核市 5 市の有料化実施前(1 年前)の 1 人 1 日当たりの総 ごみ排出量と実施後(1 年後)の家庭系ごみ減量率 (出典:環境省「一般廃棄物処理実態調査結果」から加工)

図-10 中核市のごみ処理費用増減率

図-9 ごみ種類別の排出量の変化

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%

DE

ご み 排 出 量

家庭系ごみ排出量減量率 (g/人・日)

※ごみ組成調査結果から、有料化実施前(1 年前)と実施 後(1 年後)のごみ排出量(可燃ごみと不燃ごみの合計) の種類別の 1 人当たり排出量を算出

(出典:A市、D市の統計資料から加工)

※中核市 5 市の有料化実施前(1 年前)と実施後(1 年後)の 1 人当たりのごみ処理費用の減少率と家庭系ごみ減量率。

ごみ処理費用には、施設建設費を含んでいない。

(出典:環境省「一般廃棄物処理実態調査結果」から加工) 0

20 40 60 80 100 120 140 160

紙・布 生ごみ プラ・皮革

→ → → → → →

1 年 前

1 年 後 (㎏/人・年)

-20%

-10%

0%

10%

20%

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%

み 処 理 費 用 増 減 率

家庭系ごみ排出量減量率

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(2)公平性の確保

・収集運搬に比べて、焼却や選別処理に要する費用の変化が大きく(増加)なってきている。

(3)住民の意識改革

・粗大ごみ有料化後(H10 年 10 月)の不法投棄処理件数に大きな変化は見られないが、1 件当たり の回収量は小さくなっており、不法投棄が小規模化している。

・全国 735 市区を対象に H17 年 2 月に実施したアンケート調査によると、有料化により不法投棄 されるごみの量が増加しなかった(減少した場合も含む)と回答した市区は 47%、増加した市区 は 36%となっている。

図-12 岐阜市の不法投棄処理件数の変化(環境事業部処理分)

図-13 一般廃棄物処理の有料化と不法投棄及び不法投棄についての苦情等

かなり増加した     14(6%) 多少増加

した 64(30%) ほとんど

増加しな かった  100(46%) 減少した

 2(1%)

その他  36(17%)

多少増加 した 78(36%)

かなり増加した     16(7%)

ほとんど 増加しな かった  92(43%) 減少した

 1(0%) その他  27(13%)

家庭系ごみ有料化による不法投棄量の変化 家庭系ごみ有料化後の不法投棄についての苦情 や通報の変化

N=216 N=214

(出典:事業概要から自然共生部が加工)

(出典:環境省「一般廃棄物処理有料化の手引き」)

※東洋大学 山谷修作教授「第 2 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査」H17 年 2,448

1,385 1,355 1,350 1,426

1,229 1,112 1,219 1,371

1,101 1,114 823 54 55

38 41 37

46 46 41

27 29 30 26

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500

H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 0 10 20 30 40 50

(件数) (㎏/件)60

処 理 件 数

1件当たりの回収量

H10年10月に粗大ごみ有料化 0

1 2 3

H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

(万円/世帯・年)

収集運搬 焼却 埋立 普通ごみ

0 1 2 3

H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

(万円/世帯・年)

収集運搬 資源ごみ 選別

(ビン・ペット、カン)

図-11 岐阜市のごみ処理費用の変化(世帯当たり)

(出典:事業概要から自然共生部が加工)

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Ⅱ ごみ処理有料化制度のあり方

1 制度の対象とするごみの種類

・「家庭系ごみ有料化に当たっては、資源物については無料とする自治体が多いが、最近では一般 ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみ)だけでなく資源物についても、一般ごみよりも低い手数料 水準で有料とする自治体が増えてきた。」

・有料化を実施している中核市 8 市の中で、1 市が資源ごみも有料化の対象としている。(家庭系ご み)

・有料化を実施している県内市 16 市の中で、5 市が資源ごみも有料化の対象としている。(家庭系 ごみ)

ドキュメント内 岐阜市環境基本計画の改定について (ページ 36-40)

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