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40 30 20 10

00 4 8 12 16 20 24

(ng/mL)

(h)

アフィニトール錠5mg(1錠)

分散錠5mg(1錠)

アフィニトール錠とアフィニトール分散錠に違いはありますか?

臨床試験で使用している薬剤に違いはありますか?

アフィニトール錠とアフィニトール分散錠は、薬物動態が異なり、生物学的同等性は認められていません。

健康成人にアフィニトール錠5mg又はアフィニトール分散錠5mgを単回経口投与した結果、AUCの 幾何平均比の90%信頼区間は0.8~1.25の範囲内でしたが、分散錠のAUCは10%低く、Cmaxは 20%低かったと報告されています。

国内におけるアフィニトール分散錠の承認規格は2mg及び3mgです。分散錠2mg、3mgと分散錠5mgは生物学的同等性が認め られています。

EXIST-2試験及びC2485試験では、アフィニトール錠が使用されました。一方、EXSIT-1試験では 臨床試験錠1mgが使用されました。アフィニトール錠と比較して臨床試験錠のAUC

0-144h

は8%、

Cmaxは48%高く、Cmaxの幾何平均比は同等とされる0.8~1.25の範囲に入っていませんでした。

同様に、臨床試験錠1mgと比較してアフィニトール分散錠5mg(国内における承認規格は2及び3mg)

のAUC

0-144h

は14%、Cmaxは36%低く、Cmaxの幾何平均比は同等とされる0.8~1.25の範囲に

A1

A2 Q1

Q2

治 療 の 流 れ 投 与 に あ た っ て 主 な 副 作 用 と そ の 対 策

Q&A

別   添 臨 床 試 験 成 績

結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫の患者に、トラフ濃度を測定 しながら投与した際、1日1回10mgを超えて投与することは可能ですか?

トラフ濃度が15ng/mLを超えない範囲において、1日1回10mgを超えて投与することは可能です。

EXIST-1試験ではトラフ濃度を測定しながら投与量を調節した結果、エベロリムスを投与された78例 中28例で1日1回10mgを超える投与量(最大22mg/日)での投与が行われました。そのうち13例で 1日投与量が10mgを超えた期間中に副作用が認められましたが、そのほとんどがグレード2以下で あり、無処置又は薬物治療などの処置により軽快・回復しています。また、C2485試験においても トラフ濃度を測定しながら投与量を調節した結果、本剤を投与された28例中10例で1日1回10mg を超える投与量(最大17.5mg/日)での投与が行われました。そのうち8例で1日投与量が10mg を超えた期間中に副作用が認められましたが、そのほとんどがグレード2以下であり、多くの症例が

無処置又は薬物治療などの処置により軽快・回復しています。

結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫の患者に本剤を投与する場合には、トラフ濃度を 測定するとともに患者の状態を注意深く観察し、副作用が発現した場合には本剤の減量・休薬 及び症状に応じた処置を検討・実施してください。

A3 Q3

結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫の患者に、EXIST-1試験の開始 用量である4.5mg/m

2

で投与を開始してもよいですか?

結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫(SEGA)に対する承認用量は、錠剤は「通常、

エベロリムスとして3.0mg/m

2

を1日1回経口投与する。」、分散錠は「通常、エベロリムスとして 3.0mg/m

2

を1日1回、用時、水に分散して経口投与する。」です。そのため、開始用量を4.5mg/m

2

とすることは推奨できません。

SEGAに対しては、アフィニトール錠2.5mg及び5mgを用いて開始用量を4.5mg/m

2

として投与した エビデンスはなく、一方、アフィニトール錠2.5mg及び5mgを用いて開始用量を3.0mg/m

2

とした 臨床試験(C2485試験)において、一定の有効性及び安全性が確認されています。また、アフィニ トール分散錠2mg及び3mgを用いた臨床試験は行っていません。

なお、3.0mg/m

2

で開始した後、患者の状態やトラフ濃度によって、投与量を増量することは可能 です。

◎EXIST-1試験について⇒p.88-93参照

A4

Q4

治 療 の 流 れ 投 与 に あ た っ て 主 な 副 作 用 と そ の 対 策

Q&A

別   添 臨 床 試 験 成 績

結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫の患者で用量調節する場合、

どのように投与量を調節したらよいでしょうか?

結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫において、トラフ濃度はどのように 測定したらよいですか?

結節性硬化症に伴う腎血管筋脂肪腫で増悪又は効果不十分が認められた患者に 対して、1日1回10mgを超える用量に増量してもよいですか?

本剤の薬物動態は患者の個人内変動などの影響により、用量調節する際に大きく増減量すると 本剤のトラフ濃度が予想以上に変動する可能性があります。そのため、用量調節を検討する際には、

アフィニトール錠を投与している場合では2.5mg、アフィニトール分散錠を投与している場合では 最大2mgの幅で検討してください。ただし、副作用により減量を検討する場合には、患者の状態 及びトラフ濃度に応じて減量幅を検討してください。

トラフ濃度とは、薬物を反復投与したときの最低血中薬物濃度、すなわち投与直前値を指します。

また、本剤の目標トラフ濃度である5~15ng/mLは、1日1回投与したときの全血中トラフ濃度を 基に設定しています。 トラフ濃度を測定する際には、服薬のタイミングについて患者にご指導ください。

なお、EXIST-1試験においては、本剤の最終投与後24時間前後あけて採血し、液体クロマトグ ラフィー・タンデム質量分析法(LC-MS/MS法)を用いて全血中のトラフ濃度を測定していました。

結節性硬化症に伴う腎血管筋脂肪腫において1日1回10mgを超えて増量した場合の有効性及び 安全性は確立していません。そのため、1日1回10mgを超える用量では投与しないでください。

A5

A6

A7 Q5

Q6

Q7

治 療 の 流 れ 投 与 に あ た っ て 主 な 副 作 用 と そ の 対 策

Q&A

別   添 臨 床 試 験 成 績

アフィニトールは体表面積によってクリアランスに影響を受けますか?

アフィニトールは体表面積(BSA)によってクリアランスが異なることが母集団薬物動態解析から 示唆されています。

EXIST-1試験のデータを用いて母集団薬物動態解析を行ったところ、BSA≦1.542m

2 *

では BSAの増加に伴い本剤のクリアランスは増加しましたが、BSAが1.542m

2 *

を超えると本剤のクリア ランスは一定となりました。

BSA 1.542m

2

:男女別での年齢と身長及び体重の関係を考慮すると、概ね15~18歳の値に相当する

A8 Q8

1日1回投与ですが、いつ投与したらよいですか?

EXIST-2試験においては、食後すぐに投与し、有効性及び安全性を確認しました。そのため、

結節性硬化症に伴う腎血管筋脂肪腫患者に投与する場合は、食後すぐに投与することを推奨 しています。

また、C2485試験では、同一時刻、1日1回又は隔日投与のいずれかで投与し、EXIST-1試験に おいては、食後すぐに投与しました。そのため、結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性星細胞腫 患者に投与する場合は、食後すぐ又は空腹時のいずれか一定条件で投与することを推奨しています。

なお、毎日同じ決められた時間帯に投与してください。

A9 Q9

アフィニトールを1日2~3回に分けて投与してもよいですか?

1日2~3回に分けて投与した場合の有効性及び安全性は確立していません。1日2~3回に分けて の投与は推奨できません。

A10

Q10

治 療 の 流 れ 投 与 に あ た っ て 主 な 副 作 用 と そ の 対 策

Q&A

別   添 臨 床 試 験 成 績