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映像同期方法

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第 4 章 遅延時間を考慮した自律型複 数 ALM ツリー構築手法数ALMツリー構築手法

4.3. 設計

4.3.3 映像同期方法

あらかじめ配信ソース側の各サーバはそれぞれNTPで時刻を同期させておく.

次に配信ソース側のサーバはインデックスサーバに自分のIPアドレスを登録する.

ここでまず配信ソース側のサーバの処理を述べる.サーバにはひとつのカメラ がつながっている.カメラのキャプチャの直前にタイムスタンプ情報を記録する.

そしてキャプチャしたあとデータを圧縮しそこにタイムスタンプ情報を付与する.

こうしてエンコード前のタイムスタンプ情報を追加したパケットを作る.このパ ケットを自身の送信バッファに入れ,順次接続済みのクライアントにパケットを 送る.

一方視聴クライアント側の処理は次の通りである.クライアントはインデック スサーバに視聴したいストリームのソースIPアドレスを問い合わせ,そのIPア ドレスに対して接続要求処理を行う.そしてこの後述べる配信ツリーの参加方法 によって自身の参加位置が決まり,ツリーに参加する.クライアントはツリーに 参加したら親ノードから映像データとタイムスタンプが組み合わされたパケット が送られてくる.この送られてきたパケットをまずは転送バッファと再生バッファ に入れる.この時自身に子ノードがいればすぐに子ノードに転送バッファからパ ケットを転送する.そしてクライアントは再生バッファにある複数のストリーム のパケットタイムスタンプ情報を基に再生するタイミングをそろえて再生する.

再生タイミングの同期方法

図4.4に,再生タイミングを同期させる仕組みについて示す.

図 4.4 タイムスタンプとメディア間同期

まず,時間を同期させるためにNTPサーバを用意する.次に各サーバはNTP

サーバで時間を合わせる.サーバはカメラからの映像データをエンコードし,ア プリケーションの送信バッファに入れる際に,パケットにサーバの時刻情報を付 与する.クライアントも同じNTPサーバで時間を合わせる.クライアントは送 られてきた複数の映像ストリームのパケットからそれぞれ時刻情報を取り出し,

先に視聴しているストリームに合わせて再生することにより,再生のタイミング を同期させる.

図4.5にメディア間同期の際のバッファ内の動作を示す.

図 4.5 提案(メディア間同期)

再生プレイヤーでは配信サーバが付けたタイムスタンプ情報が付けられている.

視聴クライアントでは複数のサーバから映像データをまずクライアントバッファ に溜める.このクライアントバッファ内でそれぞれの映像に付加されたタイムス タンプ情報を見て,映像間のタイムスタンプの差を計算して,その差分だけ遅ら せて再生させたり,早く再生させたりして調整する.このようにしてズレなく同 時に再生される.

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