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教育研究のための人的体制

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第1節  大学・学部等における教育研究のための人的体制 1  教員組織

大学全体 現状

  平成15年度における全学の教員組織(教員組織ごとの職位別専任・兼任教員数)は、基礎資料の 表19のとおりである。

  第3章中の「開設授業科目における専・兼比率等」に示した(第3.1表)ように、平成11〜1 5年度における全教員(ただし、助手を除く。)に占める専任教員の割合は、平成11年度64%、

平成12年度59%、平成13年度54%、平成14年度55%、平成15年度59%であり、平均 は58%になっている。平成11年度の64%を除けば、ほぼ55〜60%の範囲内にあり、専任教 員が過半数をかなり上回っている。

  本学の平成15年度における全学教員組織の年齢構成は、基礎資料中の表21に示すとおりである が、これを39歳以下、40代、50代、60歳以上の4年代区分に分けてその比率をみると、39 歳以下が26%、40代が31%、50代が26%、60歳以上が18%となる。

  平成15年度における外国籍の専任教員は、韓国3名、中国2名、カナダ、チェコ、英国、米国、

ロシア各1名の計10名であり、専任教員に占める比率は6%(10/168)である。分野的には、

経済系が6名、看護系が1名、語学系(国語学を含む。)が3名、職名別では、教授6名、助教授3 名、講師1名である。

  専任教員について、平成15年度における分野別・職名別の女性教員の割合を示すと下表(第5.

1表)のとおりである。

第5.1表  本学の専任教員に占める女性教員の割合(平成15年度) 

分野 総数/女性 教授 助教授 講師 助手 合計 %女性 経済系 総数 22 12 3 0 37

女性 0 0 2 0 2 5.4 生物資源系 総数 19 11 8 8 46

女性 1 0 1 1 3 6.5 看護福祉系 総数 26 4 13 8 51

女性 11 3 12 6 32 62.7 学術教養系 総数 11 8 8 0 27

女性 0 4 3 0 7 25.7

その他 総数 3 1 1 2 7

女性 0 0 0 0 0 0.0 合計 総数 81 36 33 18 168

女性 12 7 18 7 44

%女性教員 14.8 19.4 54.5 38.9 26.2

点検・評価

  専任教員が半数を上回っていることから、本学の専任対兼任の割合は適切であると判断される。な お、第3章で述べたように、担当科目数やコマ数から見ると、専任対兼任の比率は更に開き、専任8 0%、兼任20%の比率になっていることを指摘しておきたい。

  本学の理念等と教員の年齢構成を関係づけることは困難であるが、本学がこのことに関しなんら特 殊な性格をもっている訳ではない。大学のように教育と研究を一体的に司る組織体にとっては、教育

研究者として成熟した年代と新進気鋭の年代とがバランスよく配置されていることが望ましい。また、

人事更新の面から見ても、特定の年齢層に人材が集中することは望ましくない。

  なお、本学教員の定年は65歳であるが、学部・研究科開設時における教員採用に当たって、一定 年齢以上の教員に対しては70〜71歳定年の特例措置をとった。そのため、61歳以上の層が比較 的厚い。

  しかし、39歳以下、40歳台、50歳台の割合がほぼ同一であることは、今後とも年代間に大き な偏りの生じる怖れがないことを意味しており、教育・研究体制の面からも、今後の人事に関しても 極めて適切な年齢構成になっているといえる。

  全学の専任教員に占める女性教員の割合は26%とかなり高い。しかし、これは主に、看護福祉学 部・研究科の突出した女性教員の割合に負うものである。学術教養センターは全学の平均割合にほぼ 等しいが、他のすべての部局では極めて低い。職名別にみると、女性教員の割合は教授・助教授にお けるよりも講師・助手において高い。

  このように、全部局をひっくるめると、本学では女性教員の割合は高いが、これは主に看護福祉学 部の存在に負うものであり、経済・生物資源の学部・研究科では極めて低い。

経済学部 現状 

  経済学部では、地域社会へ貢献するため、小人数教育を基本として、国際的視野をもった人材の養 成を心がけている。 

  経済学部は、学部と大学院を分離し、大学院研究科を独立させている。そのため、学部に所属する 教員は28名、研究科に所属する教員は9名である(一般教育を担当する教員は学術教養センターに 所属する。)。うち、教授が半分の14名、助教授が11名を占める。また、兼任の教員数は、8名で ある。 

  全142科目中、122科目に専任教員が配置(85.9%)されており、経済学部における主要 科目については、おおむね専任教員が配置されている。

  経済学部の専任教員数は28名で、教員組織における専任・兼任の比率は、78:22となり、お おむね適切な水準にあると考えられる。

  経済学部の教員の年齢構成は、おおむね30歳台21%、40歳台43%、50歳台26%、60 歳台以上10%となっている。 

  教員組織間の連絡調整は、主として教員懇談会を通じて行っている。その他重要な問題はすべて教 授会を通じて行っている。

 

点検・評価 

  専任教員の数は、大学設置基準で必要とされる数を大幅に上回っており、小人数教育が進められて いると考えている。 

  双方の部局では、一部の教員を「協力教員」として、双方の授業を担当する制度を設けている。し かし、この制度では、学生指導などの面で十分ではない。 

  教員組織の年齢構成は開学時の特例採用(70歳定年)により若干の偏りがみられたが、新規採用 人事を通じて、徐々に適切な水準に近づいている。新規採用人事においては、教育目標・目的に従っ て優先順位をつけて行っている。 

  経済学部では、学科長及び学科会議を設けておらず、これが学科間の壁を出来るだけ低くすること に寄与している。

 

将来の改善・改革に向けた方向性 

  両部局の協力体制は、今後、大学院の改組や地方独立行政法人化を踏まえて検討していかなければ ならないと考えている。なお、大学院の改組については、ビジネススクールの開設予定を踏まえ、現 在具体化に向けて検討が進められている。 

 

生物資源学部 現状

  生物資源学部の専任教員は、生物資源学科17名、海洋生物資源学科18名の計35名であり、大 学設置基準で必要とされる数を大幅に上回っている。

  また、内訳は、教授が15名、助教授が13名、講師が7名である。

  本学部では、授業科目及び卒業論文を担当し得る專任教員で構成し、教育目標を達成できる教育分 野毎の専門性に適した教授、助教授、講師を的確に配置するように、また実験・実習を多く必要とす ることから助手、技術職員の適切な配置に努めている。一方で、多種目で必要な授業科目については、

他大学、企業の適任者を非常勤講師として招き、実施している。

  全128科目中、110科目に専任教員が配置(85.9%)されており、生物資源学部における 主要科目については、おおむね専任教員が配置されている。

  専任教員数は、生物資源学科25名(教授12名、助教授2名、講師6名、助手5名)、海洋生物 資源学科21名(教授7名、助教授9名、講師2名、助手3名)であり、総計46名である。

  一方、兼任は、前述のように、生物資源学科7名、海洋生物資源学科9名、計16名である。

  本学部では、本学部の理念・目的・教育目標であるバイオサイエンスとバイオテクノロジーに関す る基礎学理とこれを支える実験技術の取得並びにその応用に向かって、教育・研究の推進を図ってい る。バイオサイエンス・テクノロジーの分野は、多くの関連学問に立脚した正に学際領域の学術研究 の場であり、その進歩は激しく携わる教員には、先を見据えたたゆまぬ努力とフレッシュな頭脳を持 ち続けることが要求される。 

  現在、平成16年末での学部教員組織の年齢構成を見ると、60歳以上11名、50歳台8名、4 0歳台10名、39歳以下17名であり、その比率は、24%(23%)、17%(17%)、22%(20%)、

37%(33%)である。 

  学部内調整は、化学系、生物系、物理化学系及び水産系教員間で検討、調整を計ったのち、学部カ リキュラム委員会で十分討議し、教授会の審議を経て決定し、学科会議で報告、承認を得る形で実行 しており、有効に機能している。

点検・評価

  生物資源学科で教授数が若干多い分助教授数が少なく、アンバランスの点は否めない。しかし、数 年の間に定年退職(教授5名)による異動が見込まれ、大部分を教授外教員によって補充しバランス を取ることについて既に大方の合意を得ている。これも開学時の教授が定年に近づいていることから 年齢が一時的に高くなったためと考えられる。

  一方、海洋生物資源学科では、定年退官教授の後任人事で積極的に若手教員(講師)を採用したこ とから、教授が2、3名不足し、かつ助教授層の年齢が高くなっている。業績のある助教授の教授へ の昇任が急がれる。

  なお、学部付属臨海研究センターの適切な運営を図るために、同センターへの教員の純増による配 置が強く望まれている。 

  兼任教員の比率35%は一見多いように見えるが、既に述べたように本学部の指向する学際分野の 多岐に亘る研究教育を実施し、幅広い知識と広い視野を兼ね備えた人材の育成を達成する上で、兼任 教員の員数は必要最小限でしかなく、その比率は決して高くないと理解している。

  なお、現在教員の定員が充足している段階で海洋生物資源学科の教員数が生物資源学科のそれと比 較して、専任教員数で4名少なく兼任の数で多いのは、海洋生物資源学科のみが小浜という遠隔の地 にキャンパスがあるため、開学当初から両学科の1年次生の共通科目および同実験を生物資源学科が 担当するという制度に起因している。

  これらの数値を開学時の本学の年齢構成(括弧内に示す)と比較すると、この十数年間教員の高齢 化傾向は見られない。 

  60歳以上は全て教授職が占め、その高齢化は、本学が開学以来12年目を迎え、その当時からの 教授職にあった教員が60歳台を越えるに至ったことによる。 

 

将来の改善・改革に向けた方向性 

  これらの教員のうち5名が2年以内に、6名が5年以内に定年退官を迎える。その欠員人事を行う 際には、公募によって若手で優れた業績を有する人材をもって当て、かつその約半数は教授外教員と して採用し、学部の格段の活性化を図ることで、既に学部内の大方の意見の集約を得ている。 

看護福祉学部

現状および点検・評価

  看護福祉学部の専任教員は、看護学科20名、社会福祉学科15名の計35名であり、大学設置基 準で必要とされる数を大幅に上回っている。

  うち、教授が18名、助教授が4名、講師が13名となっている。

  新設学部のため、適切なカリキュラムの実施には一部問題がある。

  全136科目中、116科目に専任教員が配置(85.3%)されており、看護福祉学部における 主要科目については、おおむね専任教員が配置されている。

  看護福祉学部の専任教員数は35名で、教員組織における専任・兼任の比率は、56:44となる が、医学分野への広がりなど、学部の特性を考慮すれば、おおむね適切な水準にあると考えられる。

  看護福祉学部の教員の年齢構成は、おおむね30歳台以下19%、40歳台33%、50歳台30%、

60歳台以上18%となっている。 

  開学時の特例採用により、若干の高齢化が見られるが、徐々に解消していくと考えている。

  長期的には若手教員の成長が強く望まれる。

  教育課程編成の目的を具体的に実現するための教員間における連絡調整の状況とその妥当性につ いては、必ずしも満足とはいえない。

将来の改善・改革に向けた方向性

  学年進行期間の終わった本年度より、カリキュラムの変更を含め、特色ある学部にするための改善 を検討する必要がある。

2  教育研究支援職員 大学全体

現状

  本学は、平成15年4月に、3学部(経済学部、生物資源学部、看護福祉学部)、1センター(学

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