蟹
ll欝1
なし 醗・
62.1%
檎響{難欝
謹璽醸一二 ぜ
ある 32.5%
図3−3 「医療的ケア」の実施経験の有無
さらに、 「医療的ケア」の実施経験を持つ234名に対して、実施し た内容を尋ねた。その結果を表3−11、及び図3−4に示す。
表341 「医療的ケア」の内容 (複数回答)
「医療的ケア」の内容 回答数 %
経管栄養(鼻腔) 115 24.7%
経管栄養(胃痩) 39 8.4%
鼻腔・口腔内吸引 129 27.7%
気管内吸引 48 10.3%
導尿 33 7.1%
薬剤吸入 41 8.8%
酸素吸入 24 5.2%
その他(*) 36 7.7%
計 465 100.0%
酸素吸入
1〆1…毫罰
7.1%\蕉
灘 雄 気管内吸引 10.3%
その他(*)
7.7%
経管栄養
(鼻腔)
24.7%
磁土灘蓼・
鼻腔・口腔内 経管栄養
(胃痩)
8.4%
吸引 27.7%
図3−4 「医療的ケア」の内容
「医療的ケア」の内容については多岐に渡っており、中でも経管栄養
(鼻腔)、鼻腔・口腔内吸引の経験者が多かったことは、学校での「医 療的ケア」の主な実施者の結果とも一致する。
尚、その他の内容については次に挙げる通りである。
内服薬・投薬…12 アンビューバッグ…4 血便…3 座薬挿入…4 生食吸入…2 エアウェー…2
気管切開によるカニューレ吸引…2 口腔ネラトン 胃痩ガス抜き及び残留物除去、確認 水分、薬剤注入 酸素ボンベの管理 人工呼吸器の脱着 排出指導 手圧強制排尿…各1
同様に「医療的ケア」実施経験者234名に対し、実施に際して「誰 からその指導を受けましたか」と尋ねた。回答は複数回答である。
表3−12 「医療的ケア」の指導者 回答数 %
主治医 104 24.0%
学校医 41 9.5%
看護婦 56 12.9%
養護教諭 45 10.4%
同僚や先輩 48 11.1%
保護者 119 27.5%
その他(*) 20 46%
計 433 100.0%
結果は表3−12のように、約半数は医師や看護婦などの医療の専門家
からの指導を挙げているが、「保護者」(27.5%)や「同僚や先輩」(11.1%)
といった専門家以外からの指導も挙げられていた。また、その他の回答 の中には「特に受けていない」も1名あった。
指導者に保護者が多いのは、日常行っているケアの手技について熟知 しているためであり、主治医については、その児童・生徒の障害や健康 状態を最も把握しているためと考えられる。それに反して、学校医を指
導者と挙げているのは9.5%と低い。本来最も学校にかかわるべきはず の校医が指導者として挙げられていないことについては、校医の学校へ のかかわり方自体を問い直す必要がある。
「医療的ケア」の指導者のその他の回答について参考資料として挙げ
ておく。
「医療的ケア」の指導者 その他 ・指導医… 6
・救急体制整備事業指導医… 1 ・子ども医療センターでの研修… 5 ・県指定の医療機関での研修… 2
・医療機関で看護婦として働いていたので… 1 ・病院勤務中… 1
・専門学校… 1
・特に受けていない… 1 ・無記入… 2
5) 「医療的ケア」実施のために整備すべき条件
学校において「医療的ケア」を実施する条件として、いま不足してい るのは何だとお考えですか、との問いに対して記述回答を求めた。
学校用調査、教員用調査のそれぞれ回答数の上位を占めたものを次に 挙げる。 (詳細については巻末資料を参照)
【学校用調査】
<肢体不自由単独校・知肢併置校>
・医療スタッフの充実(医師の常駐) (23件)
・教員の研修(14件)
・施設・設備の整備充実(13件)
・法的整備(12件)
・専門的知識・技術(7件)
・ゆとりある実施教員の教員数(5件)
・医療期間との連携(5件) など。
〈医療、福祉施設併設・隣設校〉
・医師、看護婦が巡回、常駐が必要(11件)
・研修の機会(11件)
・施設・設備の整備、充実(11件)
・専門的知識と技法(9件)
・法的措置、整備(8件) など。
【教員用調査】
・医師、看護婦などの医療スタッフの配置(126件)
・「医療的ケア」に対する専門的な知識と技術(109件)
・「医療的ケア」についての研修(94件)
・法的整備、責任の所在(37件)
・教員同士の意識の理解(36件)
・医療機関との連携(29件)
・行政のバックアップ(27件)
・システムの確立(23件)
・設備の充実(12件) など。
学校用調査、教員用調査のいずれも上位を占めた回答は、 「医師、
看護婦などの医療スタッフの配置や充実」、 「教員の研修」に関する 内容のもの及び「法的整備、責任の所在」であった。また、教員用調 査では、「教員同士の意識の理解」も上位に挙げており、学校内で「医 療的ケア」の関してはさまざまなとらえ方がある中で、何とか教職員 間のコンセンサスを形成し、学校全体のものとして取り組もうとする 教員の意識を読み取ることができる。
(2)学校外の医療機関とのかかわり
「医療的ケア」の実施状況の調査から、学校における「医療的ケア」
は地域により偏りはあるにせよ全国的に行われており、その内容も多岐 に渡っていた。また、教職員がかかわるケースも多く、特に肢体不自由 単独校や知肢併置校では、近距離に医療機関がない学校もあり、緊急時 の対応に苦慮する場合も多い。そこで、ここでは学校外の医療機関との 連携の現状を明らかにして課題を探っていきたい。
1)主治医との連携について
児童・生徒の主治医とはどのような時にどのような方法で連携を取っ ていますかという質問に対しての回答は表3−13、14のようになった。
表3−13 主治医との連携の機会
回答数 %
定期的に連絡の機i会を持つ 21 15.4%
年度当初に連絡の機会を持つ 15 11.0%
必要なときに連絡の機会を持つ 93 68.4%
ほとんど機会を持たない 3 22%
その他 1 0.7%
無回答 3 2.2%
計 136 1000%
主治医との連携の機会では、 「必要なときに連絡の機会を持つ」が 68.4%と最も多く、 「定期的に」、 「年度当初に」と続く。 「ほとんど 機会を持たない」という回答は3校(2。2%)のみであり、ほとんどの 学校は多かれ少なかれ主治医との連絡の機会を持っている。
主治医との連携の方法では、表3−14のように、 「こちらから相手の 方に出向く」が最も多く(69校、50.7%)、ついで「保護者を通して」
の43校31.6%であった。
表3−14 主治医との連携の方法
回答数 %
こちらから相手の方に出向く 69 50.7%
相手に来てもらう 0 0.0%
電話で話す 4 2.9%
保護者を通して 43 31.6%
文書でのやりとり 10 7.4%
その他 7 5.1%
無回答 3 2.2%
計 136 100.0%
知りたい情報や伝えたい情報を「保護者を通して」間接的に連携する ことは、情報の伝達に正確さを欠くことも考えられる。主治医との連携 に限ったことではないが、こういつた場合には直接の連携が望まれる。
また、 「主治医に望むことはどのようなことですか」という問いに 対しては、表3−15のように、 「障害や疾病についてわかりやすく説明
してほしい」が最も多く(18.6%)、 「学校現場を理解してほしい」
(17.6%)、 「相談できる時間をとってほしい」 (17。3%)と続いて
いる。
表3−15 主治医への希望 (複数回答)
回答数 %(*)
目談できる、嗜 とってほしい 53 17.3%
緊急時に対応してほしい 45 14.7%
障害や疾病についてわかりやすく説明してほしい 57 18.6%
医療的ケアについての研修を実施してほしい 35 11.4%
学校医と連携をとってほしい 41 13.4%
学校現場を理解してほしい 54 17.6%
その他 13 4.2%
無回答 8 2.6%
計 306 100.0%
(*) %は全回答数に対する割合
その他の記述回答には、 「特になし」 「ほぼ満足している」と現状 での主治医との連携に満足している回答もあったが、 「学校との連携 の必要性を理解してほしい」、 「治療方針を変更するときは説明がほ
しい」等のさらに深い主治医とのかかわりを求める意見もあった。
2)緊急時における近隣の医療機関との連携について
緊急時の対応について、近隣の医療機関と提携したり依頼したりし ていますかという問いに対しての回答は、表346の通りである。
全体では112校(82.5%)の学校が緊急時に備え、近隣の医療機関 と提携したり依頼したりしている。
表346 緊急時の対応についての医療機関との連携 (N=136)
はい いいえ 無回答 計 医療・福祉施設
ケ設、隣設校
45
W3.3%
7
P3.0%
2
R.7%
54
P00.0%
肢体単独・知肢 ケ置校
67
WL7%
15
P8.3%
0
O.0%
82
P00.0%
また、 「どのような医療機関と提携したり依頼したりしていますか」
という問いには表3−17の通り、医療・福祉施設併設・隣設校では約6
割を越える学校が自校の併設・隣設の医療機関と提携や依頼をしており、
肢体不自由単独・知肢併置校では9割を越える学校が学校の近隣の医 療機関となっている。
表3−17 提携・依頼の相手 (N罵112)
近隣の医療機関 併設の医療機関 その他 計 医療・福祉施設
ケ設、隣設校
l1
Q44%
29
U44%
5 PLl%
45
P00.0%
肢体単独・知肢
ケ置校
62
X2.5%
l
k5%
4
U.0%
67
P00.0%
さらに、どのような機会に連携を取っていますか、の問いに対しては、
表3−18に示すとおり、ここでも主治医との連携と同様に、 「必要なと きに連絡の機会を持つ」が第1位に挙げられ(48.2%)、次いで、 「定 期的に連絡の機会を持つ」 (29。5%)であった。
表3−18 連携の機会 (N=112)
回答数 %
定期的に連絡に機会を持つ 33 29.5%
年度当初に連絡の機会を持つ 22 19.6%
必要なときに連絡の機会を持つ 54 48.2%
その他 3 2.7%
計 112 100.0%
「学校の近隣の医療機関に望むことはどのようなことですか」という 問いに対しては、設置形態に関わらず「緊急時に対応をお願いしたい」
を第1に挙げ、 「障害児理解を深めてほしい」 「障害児教育に詳しい医 師の配置」など障害児医療に対して専門的なかかわりを求める意見も多 かった(記述回答は巻末の資料参照)。
近隣の医療機関に障害児医療の専門医が少なく、また、診察を断られ るケースも報告されていることから、何らかの行政施策が望まれる。