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教科書 特になし

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参考書

特になし

コメント

教科書,参考書は講義で指定されたものを使用することとした.

講義の回数など

講義回数 休講回数 代講を頼んだ回数(その依頼先) 補講回数 TAの有無

(回) 11 0 0 0 無

受講者数,合格者数の内訳

学部 大学院 その他

F印:対象学年 F (他学科等)

学年  1年 2年 3年 4年 M1 M2  D 総数 受講者数(人) 22 0 0 0 0 0 0 0 22 合格者数(人) 20 0 0 0 0 0 0 0 20

出席状況

皆勤13名,1 or 2回休7名.以上合格者と一致.

B: コースデザインとの比較,引継事項

○当初予定の講義の目標

「講義の理解を助けることを目的とした演習である」と最初の時間に学生に知らせた.2年生のデータを 取った結果数学に対して意欲的な人が数理学科に進学しない傾向がみとめられた為,これを覆す事を目標 にした.

○達成できた内容

講義の理解に役立ったと思う.また数理学科に進学したいという意欲的な学生が多くいた.

○達成出来なかった内容

さほど意欲的でない学生にはきつかったと思う.その辺のケアが充分ではなかった.また演習としての独 自色が出せず,結果として後期の演習登録者数を減してしまった.

2002年度講義結果報告 前期・数学演習I

○分析および自己評価

幅広い層に楽しんで頂く工夫が足りなかった.

C: 講義方法

○講義の基本的な構成,工夫した点

毎回小テストを行ないその結果を携帯ホームページに発表した.また小テスト情報を載せ過程学習を促 進させようとした.演習は毎回テーマを絞ってそれについての解説を先ず行ない,その後皆で同じ問題を考 えた.教官が教室を廻り質問に答え,ポイントとなるところは黒板を使って説明した.トリビアルな小問を その場で多く作り,出来るだけ全員が発言できるようにした.

○講義内演習の方針,目標 省略

○他の講義との関連

学生の講義ノートをよく見て参考にした.

○学生からのフィードバック

演習時間中の学生との会話で,演習後の質問で,メールで情報を得た.次の回の演習内容は学生に決めさ せた.

○学生の自己学習の支援

質問者に学習方法や本の紹介をした.オフィスアワーは前期は行なわなかったが,演習のあとの質問に答 えた.またメールでの質問も受付けた.

D: 評価方法

○評価の方針

演習は参加し手を動かして考えることが何より大切だという考えから,成績は出席を重視した.その他こ れは演習の最初の時間に学生に伝えたことだが,小テストの結果も成績に加味した.

○最終評価の方法

満点を14点とした小テストの得点から欠席日数を引いた点が5点以上を優,プラスのものを良,マイナ スのものを不可とした.可は設けなかった.

○評価方法,成績の結果に対する自己評価

演習の成績の付け方としては相対的には若干きびしいものだったと思う.

E: 学生の取り組み

○評価出来る点

大学に入って間もないのに学生同士が教え合っていたのには感心した.大変いい質問が多く出た.最近に は珍しいことだが数学の進んだ内容(フラクタル,ガロア理論等)についての質問をする学生もいた.

前期・数学基礎V 2002年度講義結果報告

A: 基本データ

科目名 数学基礎 V 担当教官 太田 啓史

サブタイトル  複素関数論入門

対象学年 2年 1.5 単位 必修

レベル  1 教科書

なし

参考書

[1]岸正倫・藤本坦孝「複素関数論」学術図書(手頃でコンパクトな本.) [2]アールフォルス「複素解析」現代数学社

(世界的にも定評のある本格的な本. 持っていて損はない.)

[3]辻正次・小松勇作「大学演習関数論」裳華房

(多くの例題と演習問題がのっている. 解答ものっているので自習用として使える.)

コメント

参考書にちょっとしたコメントを付記した.

講義の回数など

講義回数 休講回数 代講を頼んだ回数(その依頼先) 補講回数 TAの有無

(回) 13 2(*) 0 0 有,1名

(*)休講回数:2回(うち1回は台風のため全学休講)

受講者数,合格者数の内訳

学部 大学院 その他

F印:対象学年 F (他学科等)

学年  1年 2年 3年 4年 M1 M2  D 総数 受講者数(人) 0 49 2 15 0 0 0 0 66 合格者数(人) 0 47 2 11 0 0 0 4(欠席) 60

出席状況

4名(4年)は初回の確認テストからすべて未受験で,実質受講者は62名であった.出席状況は,確認 テストがある講義(2回)はほぼ全員が出席,その他の講義では,配付物の残部から推測して,ほぼ40〜

50名程度であった.

B: コースデザインとの比較,引継事項

○当初予定の講義の目標

数理学科では2年後期にも複素関数論の続論が用意されていることを前提にして, 1年間を通じて複素関 数の入門部分を確実に修得できるよう計画する. そのためこの講義では数理学科以外用の数学基礎Vと内 容が異なる. 具体的には,複素数列,級数,正則関数とベキ級数および複素積分について丁寧に講義すること

2002年度講義結果報告 前期・数学基礎V

を目指し,全学用シラバスにあるローラン展開,留数定理は後期にまわす. 1年次に(実)べき級数,級数,

線積分を詳しくやっていないことが多く,むしろこれらについては初見である考えるべきで,通常の関数論 の授業よりもその辺に時間をかけた.また,同時に行われる解析の講義(中西知)で,実数,収束,など を厳密に行うが,それを待つことはせず,論理的にはわりとおおらかに,収束などをあつかう.具体的に,

計算できることをむしろ目指す.

○達成できた内容

おおむね予定通りであった.

○達成出来なかった内容

上記内容の確認試験の類題程度の,定義からの直接的なルーチン問題等には対処できるようになったが,

少し考える問題には手がつかない,あるいはあまり興味を示さないように感じられた.

○分析および自己評価

繰返し易しい問題を与え,それを解くことにより,大多数の学生にとって最低限度の知識と計算処理能 力は,とりあえず私の分りうる学期内で,身に付いたと思われる.一方で,これに多くの時間と労力をか けたため,多少トッピック的な話もはさんだりしたが,できる学生の興味を維持し続けることができたか,

不安である.

C: 講義方法

○講義の基本的な構成,工夫した点

口で説明したことは,基本的にすべて板書する.そのため,講義中は,板書の量が増えるという苦情がな いわけではなかったが,最終的にノートを読み返したとき,わかりやすかった,という声もあった.

他の授業とは異なり,1コマの授業時間内で恒常的に演習をすることは,教える内容をさらに劇的に減ら さなければ不可能である.内容を減らしたからといって,理解が十分になるわけではない.時々,後半30 分を演習にして,巡回し答えてもらったりしたが,これでは演習としては不十分である.いろいろな意味で 他の2年次前期の講義と異質になってしまう.

確認試験およびその追試,追追試,追追追試は,演習の性格となるが,追試以下を正規の講義時間内に行 うことは不可能で,別建てに理学部の建物までわざわざ来てもらい(通常講義は共通教育室),ゲリラ的に 行わざるを得なく,日程調整とその告知にたいへん苦労した.

また,共通教育全般についていえることだが,講義終了後質問等に答えていても,次の授業が始まったり して,その場で答える時間と場所のゆとりが少ない.講義ノートのコピーもとりにくい環境であった.

○講義内演習の方針,目標

講義内での演習は,上に書いた通り.このときは,黒板に問題を書いて,自らの手で計算してもらうこと を方針とした.定義に基づき,一回自分で手を動かしてみて納得と自信をもってもらう.

○他の講義との関連

解析学序論との関連は講義中に喚起するように努める.先にこちらで出た場合は,ある程度丁寧に説明を し,(例:上限,収束半径等)解析学序論への序論とした.一年次の解析との関係も度々ふれた.(微分と偏

前期・数学基礎V 2002年度講義結果報告

微分,複素微分との関係,テーラー展開の復習など).

○学生からのフィードバック

演習(確認試験,追試験を含む)の際に話し掛ける.答案は全て添削し,返却し,返却の際に声をかける.

○学生の自己学習の支援

板書したあと,しばらく学生の顔をみながら待ち,再開する際に質問をした.office hourは特に設けな かったが,夕方部屋まで来て,講義内容とは直接関係ない数学についての質問を何度か受けた.答えたが,

その内一つは実際に他の講義で受けている内容と関係する質問であった.担当教官のところへ質問にいく のが適当かと思い尋ねたところ,何度かいったらしいが,部屋におられなかった,ということであった.大 学でなるべく自分の部屋に長時間いることは大事なことかもしれない,と思った.学生は,通常教官は大学 の自分の部屋にいるものだ,と思っているようである.

D: 評価方法

○評価の方針

学期中に2回の確認試験を行う.これは演習や講義中にやったことの確認程度の問題である.これによっ て最低限の知識を確保し,更に次の講義担当者が,ここまではほとんどの人が理解している,という線を提 示しやすい.合格しなかった人は,合格するまで,追試の連続となる.追試は一部類題となる.合否結果は 一両日中に発表し,答案は翌週の講義時間内に返却する.その数日後追試を行う,の繰返しである.1回目 の確認試験では最終的にほぼ全員が合格したが,2回目のときは,夏休みが始まり追追試ができず,追試不 合格者に対してはレポート提出と学期末試験中に追追試をまずやってもらい,それから本試験に取り組ん でもらった.

○最終評価の方法

上の考え方により,確認試験の評価基準は,追試等も含め,すべてささいなミスを除き,ほぼ満点のみ合 格.2回の確認試験合格者(追試等合格者も含む)は,自動的に可以上で,成績は本試験の内容による.本 試験の評価基準は100点満点で80以上が優,65〜79良,64以下 可.確認試験に合格しなかった もの 不可.

確認試験の結果は以下の通りであった.

合格までの回数 1回 2回 3回 合格者計 パート1 27 23 11 61 パート2 37 16 7 60    

学期末試験の結果は以下のとおりであった.(受験者総数62名,合格者60名)

優 良 可 不可 欠席 全体 29 19 12 2 4 2年生 25 14 8 2 0

ドキュメント内 main_02ko.dvi (ページ 46-103)

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