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本編 要約 第1部 第2部 第3部 第4部 第5部 資料編 第6部 第7部

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本編 要約 第1部 第2部 第3部 第4部 第5部 資料編 第6部 第7部

政策分野 対象 政策、制度等の例 内容

待機電力低減プログラム運用規定

(2008 年改正)

プリンター、コピー機、複合機を含む電気製品は、特定の待機 電力基準を満足しなければならない

リサイクル 生産者責任再活用制度(2003 年) 製品のリサイクル性の向上等が目的。2006 年には、プリンタ ー・コピー機・ファックスが追加されるなど少なくとも家電 10 品目

3.台湾におけるプリンター関連政策動向

台湾におけるプリンター関連政策動向を表-16 に示す。台湾においては、電気・電気 製品の安全性及び EMC(電磁両立性)の規制に関しては経済部標準検験局が管轄してい るが、2005 年 7 月にはその対象として新たにレーザープリンター及びその他のプリンタ ーが追加された。また、家電製品のリサイクルに関しては、プリンターは 2000 年からメ ーカーが基金を納入して運営する基金管理委員会制度の対象となり、その運用が行われ ている。

表-16 プリンター関連政策動向(台湾)

政策分野 対象 政策、制度等の例 内容

科学技術・

産業

知的財産 パリ条約には未加盟

国際貿易機関(WTO)には加盟(2002 年発 効)

パリ条約未加盟だが、WTO に加盟しているので、WTO 加盟 国(日本等)はパリ条約の主要な規定についてパリ条約加 盟国と同じように(例えば優先権の利益の享受)扱われる 環境・製品

安全性

環境規制 有害物質検査試験室特定規範(2006 年発 効)

電気電子機器の輸出国である台湾が特に RoHS 指令に国 内メーカーが十分対応できるよう検査体制を強化する 製品安全

電気製品安全性(2005 年 IT 機器品目追 加)

電気・電子製品の安全は、経済部標準検験局が管轄。

2005 年にはレーザープリンターなどが加わる 省エネ 国家省エネ・CO2 削減総行動方案(2010

年成立)

コストと効率を考慮し、国の総合的発展に最良の対策及び 措置を講じる

リサイク ル

(廃棄物清理法、資源回収再利用法に基 づく)基金管理委員会制度(1998 年~)

生産者がリサイクル費用を基金に支払い、リサイクル業者 の費用に割当て。対象となる家電製品はプリンター(2000 年から対象)を含む 10 種類

第2節 中国、韓国、台湾における特許・実用新案権侵害訴訟の関連情報

プリンター技術(関連装置、部材)に関連する案件の特許・実用新案権侵害訴訟につ いて、中国、韓国、台湾における訴訟、さらには中国、韓国、台湾の企業が関与してい るこの 3 国以外での訴訟案件の例を表-17 に示す。

表-17 プリンター関連特許・実用新案権侵害訴訟(中国、韓国、台湾関連)

関連国籍 プリンター関連特許・実用新案権侵害訴訟の概要

中国 2005 年、セイコーエプソンがインクジェットプリンター用カートリッジに関し中国の上海中材デジタル科技発展有限公 司を提訴。中国の知識産権局が、上海の企業による特許侵害を認め和解が成立。上海中材デジタルは市場に流通 しているカートリッジを自主回収・破棄し、製造設備や在庫も廃棄する。

2006 年、セイコーエプソンが米国で輸入・販売を行っている米国、韓国、ドイツ、中国の会社が特許権を侵害している として米国際貿易委員会(ITC)に提訴。セイコーエプソンが勝訴、侵害品は米国に輸入できない。

2007 年、ヒューレットパッカードがプリンター用インクカートリッジに関し中国のナインスター・イメージを提訴。米国際 貿易委員会(ITC)による裁定で、中国企業はカートリッジの販売を止め、両社は和解した。

2009 年、ヒューレットパッカードがインクカートリッジに関する特許を侵害されたとして米国際貿易委員会(ITC)に提 訴。ITC は中国 6 社(Zhuhai Gree Magneto-Electric など)、米国 4 社、香港 1 社を特定、一部は和解。2011 年 1 月、

ITC は排除命令を出した。

2010 年 6 月、キヤノンはインクカートリッジの技術で特許が侵害されているとして、それを製造する中国のナインスタ ー・イメージ・インターナショナル及び同製品の一部の販売会社に対し、特許権侵害訴訟を米国で提起した。キヤノン は、ITC に同製品の輸入差し止めの手続きを行ったほか、ニューヨーク連邦地裁に民事提訴した。

2010 年 6 月、ヒューレットパッカードは ITC に申請書を出し、生産・販売企業 7 社が、インクジェットプリンター用カート

リッジの特許 2 項目に関する権利を侵害したとして、「337 調査」を開始し、期限付き排除・停止命令を出すよう求め

た。上海、深セン、珠海などの中国企業 5 社が被告となった。ヒューレットパッカードが中国製インクジェットプリンター

用カートリッジを対象に「337 調査」の実施を求めたのはこれで 3 回目。

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関連国籍 プリンター関連特許・実用新案権侵害訴訟の概要

韓国 2006 年、レーザープリンターのリサイクルカートリッジに関するキヤノンとサムスン電子・PARK & OPC の特許権訴訟 に関し、韓国大法院(最高裁)は「サムスン電子側はキヤノンの特許権を侵害しており、損害賠償などをしなければな らない」と裁定した。

2006 年、セイコーエプソンが米国でインクカートリッジの輸入・販売を行っている米国、韓国、ドイツ、中国の会社が特 許権を侵害しているとしてセイコーエプソンが米国際貿易委員会(ITC)に提訴。セイコーエプソンが勝訴、侵害品は米 国に輸入できない。

2010 年、キヤノンは韓国の感光体(OPC)メーカー5 社をキヤノンが持つプリンター用カートリッジ及び OPC ドラムの特 許を侵害する製品であるとして、同国の貿易委員会に提訴した。2011 年、韓国の知識経済部貿易委員会はキヤノン の「レーザープリンター用の OPC ドラム」の提訴に関しては、5 社は侵害していないと判定した。

台湾 2007 年 10 月、台湾のパソコン大手のエイサーはプリンターやスキャナーを制御する特許権をヒューレットパッカードに 侵害されたと米国際貿易委員会(ITC)に提訴。その前にはヒューレットパッカードがエイサーを提訴するなどしてい た。2008 年 6 月には、両社は関連する事案について全て和解した。

中国企業に関連しては、日本又は米国の企業が米国においてインクカートリッジを取 り扱う中国企業を訴えたケースが多い。一部、中国での訴訟もある(2005 年)。その結 果は、日本の企業が実質的に勝訴しているが、中国の知識産権局が上海の企業による特 許侵害を認めた件は注目に値する。

韓国企業に関連しては、日本企業が米国及び韓国でインクカートリッジを取り扱う韓 国企業を訴えたケースである。日本企業は、米国のみならず韓国でも勝訴したことがあ る(2006 年)。

台湾企業に関連しては、米国において米国企業(電子精密機器メーカー)と台湾企業

(パソコンメーカー)がお互いを訴えたケースである(2007 年)。なお、このケースは プリンターの制御などを含む技術に関連するもので、結局 2008 年に両社は全面的に和解 した。

第3節 中国、韓国、台湾における標準化・規格

韓国と台湾では、国際標準に対応した規格と対応するものも制定されている。

一方、中国における、コピー機、プリンターに関する代表的な標準・規格は、表-18 に示すように、いずれも国際/先進国規準を参照せず、中国独自で作成した規格が制定 されている。

表-18 コピー機、プリンターに関する代表的な標準・規格(中国)

対象機器 適用標準 標準名称 国際/先進国基準との一致性

コピー機 GB/T 4591-1992 静電複写測定版 国際/先進国基準を参照せず GB/T 10992.1-1999 静電コピー機・文書コピー機 国際/先進国基準を参照せず GB/T 10992.2-1999 静電コピー機・携帯型コピー機 国際/先進国基準を参照せず GB/T 10992.3-1999 静電コピー機・工事図面コピー機 国際/先進国基準を参照せず GB/T 13334-91 コピー機調整版 A3 国際/先進国基準を参照せず

GB/T 13963-1992 コピー機述語 国際/先進国基準を参照せず

GB/T 16981-1997 IT 事務設備・コピー機規格表内に含まれるべき基本内容 国際/先進国基準を参照せず GB/T 17712-1999 高速プリンターおよび文書コピー機・図形符号 国際/先進国基準を参照せず GB/T 19734-2005 縮写撮影技術・透明縮写品読み取りコピー機の特徴 国際/先進国基準を参照せず GB 19462-2004 コピー機械の環境保護条件、静電コピー機の環境保護条

国際/先進国基準を参照せず コンピュー

タ用プリン ター設備

GB/T 9698-1995 情報プロセッサー機械式プリンター用連続フォーマット用 紙の一般技術条件

国際/先進国基準を参照せず GB/T 16685-1996 IT プリンター設備プリンター作業量の測定方法 国際/先進国基準を参照せず 注)「国際/先進国基準を参照せず」は、中国独自で作成した規格であることを意味する

出典:日本貿易振興機構(2006 年資料)、

http://www.jetro.go.jp/jfile/report/05001123/05001123_002_BUP_0.pdf5

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